木田順子(きだ じゅんこ)は『極・魔導物語』の登場人物。主人公の田中一郎と行動を共にする仲間であり、オカルト関連の知識に精通しているため、どんな超常的な現象が起きても冷静にそれを分析する。口癖なのか発言の語尾が伸びることがある。
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概要
「極・魔導物語」序盤にて、主人公の田中含む6人の友人たちと共に謎の遺跡へ転移される。科学では説明できない超常的な事象を信じており、アルルたちの生活する世界と遺跡との間にある因果関係が時間的なものであることを初めて指摘する。
しかし、遺跡でその推理のカギともなったウィッチのミイラを調査しようとした際、突然動き出したウィッチのミイラに捕まれ、さらに尻高事朗も乱入して揉み合いになったことからバランスを崩してすぐ傍の崖下に転落してしまう。その場に居合わせた中山仁によるとその高度からして彼女の転落死は確実で、なおかつ死体の描写もなされていた。
なお、仲間の一人である増田太郎の死亡イベントを回避している場合は同様の場面で彼女ではなく白地癌時が死ぬ展開となる。この分岐に限り木田は終盤まで生き残るが、やがて人ならざる倉山恭子に不意を突かれて殺害されてしまう。
「ANGEL DEAD」では不思議ちゃんのようなキャラクターが取り払われ、白地的な立場として登場している。
人物
マイペースな発言が多いが、倉山や田中に自分のオカルト知識を否定された際には激昂していた。ミイラ博物館で死体の臭いを嗅いだりするなど、常人離れした嗜好の持ち主である。そのため、ウィッチのミイラとの戦いで巻き添えを食らって死んでしまったり、人ならざる倉山に首をはねられて殺されるなど、まともな死に方をしていない。なぜか座薬を所有している。
人ならざる倉山に殺された際、残りの生存者であった増田にその死を強く嘆かれたことから、彼とは仲が良かったのかもしれない。また、別の分岐にてウィッチと共に崖下に転落していった際も、田中に「もういじめたりしないから」と強く悲しまれる場面がある。実は人望が厚かったのかもしれない。
しかし、教会のイベントで彼女の名前が「木戸」となっていて神父に「悪魔」呼ばわりされている事から、「木戸」という「悪魔」のような存在が彼女の中に潜んでいるのかもしれない。そう仮定すれば、倉山に対して
「木戸君この女許さない、殴って」という台詞
を吐いたのもおかしくないものと思われる。
ステータスの特徴
原作版から極・魔導物語(完全版)にかけてはパーティキャラクターたちの能力値が全員同じであったため、能力値における特徴などはなかったが、極・魔導物語物語ではMPと精神力に長けた魔法使いタイプの能力値となった。当初魔法は使えず、使用する特殊技能は「コンパス」の一つのみだったが、後のバージョンや極・魔導物語(仮)では様々な属性の呪術攻撃が使えるようになった。
また、そのアイデアを生かしてか、その次に公開された作品・ANGEL DEAD 〜極・魔導物語〜では最初から魔法が使えるキャラクターとなった。
基本ステータス
基本情報 | 原作〜完全版 | 物語物語 |
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名前 | 木田順子 | |
肩書き | オカルト | オカルト系 |
キャラ画像 | ||
顔画像 |
基本装備 | 原作〜完全版 | 物語物語 |
武器 | (なし) | |
盾 | (なし) | |
鎧 | (なし) | |
兜 | (なし) | |
装飾品 | (なし) |
能力ステータス | 原作〜完全版 | 物語物語 |
初期レベル~最高レベル | 1~50 | |
必殺確率 | 1/30 | |
最大HP変動域 | 40~600 | 32~583 |
最大MP変動域 | 40~600 | 49~703 |
基本攻撃力変動域 | 15~150 | 13~117 |
基本防御力変動域 | 15~150 | 14~108 |
基本精神力変動域 | 20~300 | 21~341 |
基本敏捷性変動域 | 20~300 | 20~364 |
覚える特殊技能
レベル | 原作〜完全版 | 物語物語 |
1 | コンパス |
名前 | 消費 | 説明 | 備考 |
コンパス | 20 | コンパスで敵を刺す |
ギャラリー
- 飛び降りて死んだ木田 (※流血表現あり) - 『極・魔導物語』のセーブデータに最初から記録されている「ギャラリー」をロードすると見られる一枚絵。ファイル名は「飛び降り.png」。