akios @ ウィキ内検索 / 「3.10.6. エスケープシーケンス」で検索した結果

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  • 3.10.6. 文字・文字列リテラル用のエスケープシーケンス
    .... 文字列リテラル 3.10.6. 文字・文字列リテラル用のエスケープシーケンス 文字・文字列用のエスケープシーケンス(escape sequence)は文字リテラルや文字列リテラルの中で1重引用符や2重引用符、バックスラッシュ文字といくかの非図形文字を表すことを可能にします。 EscapeSequence   \ b  /* \u0008 backspace BS */   \ t  /* \u0009 horizontal tab HT */   \ n  /* \u000a linefeed LF */   \ f  /* \u000c form feed FF */   \ r  /* \u000d carriage return CR */   \ "  /* \u0022 double quote " */   ...
  • 3.10.4. 文字リテラル
    ...プシーケンスの定義は3.10.6.を参照してください。 文字リテラルはUTF-16コード単位のみを表します。つまり、その値は\u0000から\uffffの間の値に限られます。補助文字はchar列のサロゲートペアか取扱い可能なAPIで使える整数値で表す必要があります。 文字リテラルは常にchar型です。 SingleCharacterやEscapeSequenceの後に続く文字が でなければコンパイルエラーとなります。 始まりの の後、終わりの の前に行終端子が入るとコンパイルエラーとなります。 3.4.で明記した通り、文字CRとLFは決してInputCharacterとはなりません。それらはLineTerminatorを構成するものとして認識されます。 以下は文字リテラルの例です。 a % \t \\ \ ...
  • 3.10.5. 文字列リテラル
    ...ンスの定義については3.10.6.を参照してください。 文字列リテラルは常にString型です。 始まりの"の後、終わりの対になる"の間に行終端子が入るとコンパイルエラーとなります。 3.4.で明記した通り、文字CRとLFは決してInputCharacterとはなりません。それらは LineTerminator を構成するものとして認識されます。 長い文字列リテラルを短い部分文字列に分解して文字列連結演算子+を使用した(おそらく括弧で括られた)式として書くことができます。 以下は文字列リテラルの例です。 ""          // 空文字列 "\""         // "のみの文字列 "This is a string"  // ...
  • 3.10.7. ヌルリテラル
    .... 文字列リテラル 3.10.6. 文字・文字列リテラル用のエスケープシーケンス 3.10.7. ヌルリテラル ヌル型はただ一つの値、ヌル参照を持ち、ヌルリテラル(null literal)nullで表します。全てASCII文字です。 NullLiteral   null ヌルリテラルは常にヌル型です。 3.11. 分離子 3.12. 演算子
  • 3.10.3. ブールリテラル
    .... 文字列リテラル 3.10.6. 文字・文字列リテラル用のエスケープシーケンス 3.10.7. ヌルリテラル 3.11. 分離子 3.12. 演算子
  • 3.10. リテラル
    .... 文字列リテラル 3.10.6. 文字・文字列リテラル用のエスケープシーケンス 3.10.7. ヌルリテラル 3.11. 分離子 3.12. 演算子
  • 3.3. Unicodeエスケープ
    3. 字句構造 3.1. Unicode 3.2. 字句変換 3.3. Unicodeエスケープ Javaプログラミング言語のコンパイラー(以下、Javaコンパイラー)は最初に入力中のUnicodeエスケープ(unicode escape)を認識し、\uで始まり4桁の16進数が続くASCII文字列をその16進数に対応するUTF-16符号化コード単位(3.1.)に変換します。これ以外の文字は一切変更しません。補助文字についてはサロゲートペアで表す必要があります。この変換ステップの結果、Unicode入力文字の列となります。 UnicodeInputCharacter   UnicodeEscape   RawInputCharacter UnicodeEscape   \ UnicodeMarker HexDigit HexDigit HexDigit He...
  • 3.10.2. 浮動小数点リテラル
    .... 文字列リテラル 3.10.6. 文字・文字列リテラル用のエスケープシーケンス 3.10.7. ヌルリテラル 3.11. 分離子 3.12. 演算子
  • 3.10.1. 整数リテラル
    .... 文字列リテラル 3.10.6. 文字・文字列リテラル用のエスケープシーケンス 3.10.7. ヌルリテラル 3.11. 分離子 3.12. 演算子
  • 3.11. 分離子
    3. 字句構造 3.1. Unicode 3.2. 字句変換 3.3. Unicodeエスケープ 3.4. 行終端子 3.5. 入力要素とトークン 3.6. 空白 3.7. コメント 3.8. 識別子 3.9. キーワード 3.10. リテラル 3.11. 分離子 9つのASCII文字は分離子(separator)(句読点)です。 Separator one of   ( ) { } [ ] ; , . 3.12. 演算子
  • 3. 字句構造
    3. 字句構造 本章では、Javaプログラミング言語の字句構造について記述します。 プログラムはUnicodeで記述しますが、字句変換によって提供されているASCII文字のみを使って任意のUnicode文字を表すUnicodeエスケープも使用することができます。行終端子は既存ホストシステムでの慣例が異なっていることに対処するとともに一貫性のある行番号を維持するよう定義されています。 字句変換されたUnicode文字群は空白やコメントやトークンといった入力要素の列に分解されます。トークンとは構文文法の識別子やキーワード、リテラル、分離子、演算子です。 3.1. Unicode 3.2. 字句変換 3.3. Unicodeエスケープ 3.4. 行終端子 3.5. 入力要素とトークン 3.6. 空白 3.7. コメント 3.8. 識別子 3.9. キーワード 3.10. ...
  • 3.12. 演算子
    3. 字句構造 3.1. Unicode 3.2. 字句変換 3.3. Unicodeエスケープ 3.4. 行終端子 3.5. 入力要素とトークン 3.6. 空白 3.7. コメント 3.8. 識別子 3.9. キーワード 3.10. リテラル 3.11. 分離子 3.12. 演算子 ASCII文字による37個のトークンは演算子(operator)です。 Operator one of   =      !  ~  ?     ==  =  = !=   || ++ --   +  -  *  /    |  ^  %         += -= *= /=  = |= ^= %=  =  =  =
  • Java言語仕様 Java SE 7版 日本語訳
    ...リテラル     3.10.6. 文字・文字列リテラル用のエスケープシーケンス     3.10.7. ヌルリテラル   3.11. 分離子   3.12. 演算子 4. 型と値と変数   4.1. 型と変数の種類   4.2. プリミティブ型と値     4.2.1. 整数型と値     4.2.2. 整数演算     4.2.3. 浮動小数点型と書式と値     4.2.4. 浮動小数点演算     4.2.5. ブール型とブール値   4.3. 参照型と値     4.3.1. オブジェクト     4.3.2. Objectクラス     4.3.3. Stringクラス     4.3.4. 参照型が同じである条件   4.4. 型変数   4.5. 引数付き型     4.5.1. 型実引数とワイルドカード     4.5.2. ...
  • 3.2. 字句変換
    3. 字句構造 3.1. Unicode 3.2. 字句変換 Unicode文字の未加工ストリームは以下の3ステップで行われる字句変換(lexical translations)によってトークンと呼ばれるものの列に変換されます。順に説明すると Unicode文字の未加工ストリーム内のUnicodeエスケープを対応するUnicode文字へ変換します。Unicodeエスケープは\uxxxxで記述され、ここでxxxxは16進数、符号化された値がxxxxであるUTF-16コード単位を表します。この変換ステップがあることによってあらゆるプログラムをASCII文字のみによって記述することが可能です。 ステップ1の結果を、入力文字と行終端子の列に変換します。 ステップ2の結果から、空白とコメントを取り除き、構文文法で使用する終端記号であるトークンで構成される入力要素の列へと変換します。 個...
  • 3.5. 入力要素とトークン
    3. 字句構造 3.1. Unicode 3.2. 字句変換 3.3. Unicodeエスケープ 3.4. 行終端子 3.5. 入力要素とトークン エスケープ処理され入力行認識された入力文字と行終端子を入力要素(input element)の列に分解します。 Input   InputElementsopt Subopt InputElements   InputElement   InputElements InputElement InputElement   WhiteSpace   Comment   Token Token   Identifier   Keyword   Literal   Separator   Operator Sub   the ASCII SUB character, also...
  • 3.6. 空白
    3. 字句構造 3.1. Unicode 3.2. 字句変換 3.3. Unicodeエスケープ 3.4. 行終端子 3.5. 入力要素とトークン 3.6. 空白 空白(white space)はASCII空白文字、水平タブ文字、フォームフィード文字および行終端子です。 WhiteSpace   the ASCII SP character, also known as "space"   the ASCII HT character, also known as "horizontal tab"   the ASCII FF character, also known as "form feed"   LineTerminator 3.7. コメント 3.8. 識別子 3.9. キーワード 3.10...
  • 3.4. 行終端子
    3. 字句構造 3.1. Unicode 3.2. 字句変換 3.3. Unicodeエスケープ 3.4. 行終端子 Javaコンパイラーは次にUnicode入力文字の列を行識別子(line terminator)を認識することで行に変換します。 LineTerminator   the ASCII LF character, also known as "newline"   the ASCII CR character, also known as "return"   the ASCII CR character followed by the ASCII LF character InputCharacter   UnicodeInputCharacter but not CR or LF 行はASC...
  • 3.9. キーワード
    3. 字句構造 3.1. Unicode 3.2. 字句変換 3.3. Unicodeエスケープ 3.4. 行終端子 3.5. 入力要素とトークン 3.6. 空白 3.7. コメント 3.8. 識別子 3.9. キーワード ASCII文字で記述された50の文字列がキーワード(keyword)として使用するために予約されており、識別子には使用できません。 Keyword one of   abstract  continue  for     new     switch   assert   default  if      package   synchronized   boolean  do     goto     private   this   break   double   implements  protected  throw   byte   ...
  • 3.7. コメント
    3. 字句構造 3.1. Unicode 3.2. 字句変換 3.3. Unicodeエスケープ 3.4. 行終端子 3.5. 入力要素とトークン 3.6. 空白 3.7. コメント 2種類のコメント(comment)があります。 /* text */  伝統的コメント ASCII文字/*とASCII文字*/の間の全てのテキストは無視されます(CやC++と同じ)。 // text  行末コメント ASCII文字//から行の終わりまでの全てのテキストは無視されます(C++と同じ)。 Comment   TraditionalComment   EndOfLineComment TraditionalComment   / * CommentTail EndOfLineComment   / / CharactersInLineop...
  • 3.1. Unicode
    3. 字句構造 3.1. Unicode プログラムはUnicode文字集合(character set)にて記述します。この文字集合とそれと関連する文字符号化(encoding)についてはhttp //www.unicode.org/を参照してください。 Java SEプラットフォームをUnicodeの仕様の更新を追っています。リリース毎の正確なUnicodeのバージョンはCharacterクラスのドキュメントに明記されています。 Javaプログラミング言語の1.1より前のバージョンはUnicodeバージョン1.1.5を使用しています。Unicode規格の新規バージョンへのアップグレードはJDK 1.1の時にUnicode 2.0へ、JDK1.1.7の時にUnicode 2.1へ、Java SE 1.4の時にUnicode 3.0へ、Java SE 5.0の時にUn...
  • 3.8. 識別子
    3. 字句構造 3.1. Unicode 3.2. 字句変換 3.3. Unicodeエスケープ 3.4. 行終端子 3.5. 入力要素とトークン 3.6. 空白 3.7. コメント 3.8. 識別子 識別子(identifier)とはJava文字で始まりJava文字や数字が続く長さに制限のない列です。 Identifier   IdentifierChars but not a Keyword or BooleanLiteral or NullLiteral IdentifierChars   JavaLetter   IdentifierChars JavaLetterOrDigit JavaLetter   any Unicode character that is a Java letter (see below) JavaLett...
  • 4.3.3. Stringクラス
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.3.1. オブジェクト 4.3.2. Objectクラス 4.3.3. Stringクラス StringクラスのインスタンスはUnicodeコードポイントの列を表します。 Stringオブジェクトは定数(変更不可)値です。 文字列リテラルはStringクラスのインスタンスへの参照です。 文字列結合演算子+は結果がコンパイル時に定数式でなければ暗黙的に新しいStringオブジェクトを作成します。 4.3.4. 参照型が同じである条件 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.6. 型の抹消 4.7. 具象可能型 4.8. 未加工型 4.9. 交差型 4.10. サブタイプ化 4.11. 型の使用箇所 4.12. 変数
  • 4.12.3. 変数の種類
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.6. 型の抹消 4.7. 具象可能型 4.8. 未加工型 4.9. 交差型 4.10. サブタイプ化 4.11. 型の使用箇所 4.12. 変数 4.12.1. プリミティブ型の変数 4.12.2. 参照型の変数 4.12.3. 変数の種類 変数には7つの種類があります。 クラス変数(class variable)はクラス宣言内でキーワードstaticを使用して宣言されたフィールド(8.3.1.1.)、もしくはインタフェース宣言内でキーワードstaticを使用してまたは使用せず宣言されたフィールド(9.3.)です。   クラス変数はそのクラスやインタフェースが準備されデフォルト値に初期化される時に作成されます。クラス変数はその変数やインタ...
  • 4.12.5. 変数の初期値
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.6. 型の抹消 4.7. 具象可能型 4.8. 未加工型 4.9. 交差型 4.10. サブタイプ化 4.11. 型の使用箇所 4.12. 変数 4.12.1. プリミティブ型の変数 4.12.2. 参照型の変数 4.12.3. 変数の種類 4.12.4. final変数 4.12.5. 変数の初期値 プログラム内のどの変数もその値が使用される前に値を持たなくてはなりません。 クラス変数やインスタンス変数や配列要素は作成された時(15.9.、15.10.)にデフォルト値(default value)で初期化されます。byte型のデフォルト値はゼロ、つまり(byte)0の値です。 short型のデフォルト値はゼロ、つまり(short)0の値です...
  • 4.12.4. final変数
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.6. 型の抹消 4.7. 具象可能型 4.8. 未加工型 4.9. 交差型 4.10. サブタイプ化 4.11. 型の使用箇所 4.12. 変数 4.12.1. プリミティブ型の変数 4.12.2. 参照型の変数 4.12.3. 変数の種類 4.12.4. final変数 変数はfinalと宣言できます。final変数は一度しか代入できません。final変数の宣言はその値に変更はないということを明示しプログラミングエラーを避けやすくする有益なドキュメントとなることができます。 代入以前に確実に代入されていない場合を除いて、final変数が代入される時にはコンパイルエラーが出力されます。 空(blank)finalとは初期化子が宣言に...
  • 4.4. 型変数
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 型変数(type variable)とはクラスやインタフェース、メソッド、コンストラクターの本体内で型として使われる限定されていない識別子です。 型変数はジェネリッククラス宣言やジェネリックインタフェース宣言、ジェネリックメソッド宣言、ジェネリックコンストラクター宣言の型引数(type parameter)として宣言されます。 TypeParameter   TypeVariable TypeBoundopt TypeBound   extends TypeVariable   extends ClassOrInterfaceType AdditionalBoundListopt AdditionalBoundList   A...
  • 4.3. 参照型と値
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 参照型(reference type)には、クラス型、インタフェース型、型変数そして配列型の4種類があります。 ReferenceType   ClassOrInterfaceType   TypeVariable   ArrayType ClassOrInterfaceType   ClassType   InterfaceType ClassType   TypeDeclSpecifier TypeArgumentsopt InterfaceType   TypeDeclSpecifier TypeArgumentsopt TypeDeclSpecifier   TypeName   ClassOrInterface...
  • 4.5.2. 引数付き型のメソッドとコンストラクター
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.5.1. 型実引数とワイルドカード 4.5.2. 引数付き型のメソッドとコンストラクター 型引数A1,...,Anを伴うジェネリッククラスやインタフェース宣言をCとします。C T1,...,Tn はCの呼び出しであるとし、1≦i≦nに対しTiは(むしろワイルドカードではない)型だとします。すると mをC内のメンバーもしくはコンストラクター宣言(8.2.、8.8.6.)とし、その宣言された型をTとすると、   C T1,...,Tn 内のmの型はT[A1 =T1,...,An =Tn]です。 mをD内のメンバーもしくはコンストラクター宣言とします。ここで、DはCを拡張した型もしくはCを実装したインタフェースです。D U1,...,Uk を...
  • 4.6. 型の抹消
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.6. 型の抹消 型の抹消(type erasure)とは型(引数付き型と型変数を含んでもよい)から型(引数付き型や型変数を含まない)へのマッピングです。型Tの抹消を|T|と記します。抹消マッピングを以下に定義します。 引数付き型G T1,...,Tn の抹消とは|G|です。 入れ子にされた型T.Cの抹消とは|T|.Cです。 配列型T[]の抹消とは|T|[]です。 型変数の抹消とはその最も左の制限の抹消です。 他の全ての型の抹消とはその型そのものです。 型の抹消はコンストラクターやメソッドのシグネチャーを引数付き型や型変数を持たないシグネチャーにマップすることも指します。コンストラクターやメソッドのシグネチャーsの抹消とはsと同じ名前を残し...
  • 4. 型と値と変数
    4. 型と値と変数 Javaプログラミング言語は静的に型付けされた(statically typed)言語です。これはコンパイル時にどの変数の型もどの式の型も分かっているということを意味します。 Javaプログラミング言語は強く型付けされた(strongly typed)言語でもあります。型はその変数が持つことが可能な値を制限し、それらの値を用いた演算を制限し演算の意味を決定します。強く静的な型付けはコンパイル時にエラーを発見するのに役立ちます。 Javaプログラミング言語の型は2つのカテゴリー、プリミティブ型と参照型に分けられます。プリミティブ型にはboolean型と数値型があります。数値型には整数型であるbyte、short、int、long、char型と、浮動小数点型であるfloat、double型があります。参照型にはクラス型、インタフェース型、配列型があります。...
  • 4.9. 交差型
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.6. 型の抹消 4.7. 具象可能型 4.8. 未加工型 4.9. 交差型 交差型(intersection type)はT1 ... Tn(n 0)の形式をとります。ここでTi (1 ≦ i ≦ n)は型式です。 交差型は捕捉変換や型推論の処理中に生じます。プログラムの一部として交差型を直接書くことはできません。これに対する文法はありません。 交差型の値は1≦i≦nに対する全ての型Tiの値であるオブジェクトです。 交差型T1 ... Tnは以下の通り決定されます。 各Ti(1≦i≦n)に対し、Ti Ciである最も特殊なクラスもしくは配列をCiとします。その時、任意のi(1≦i≦n)に対しCk...
  • 4.12.6. 型とクラスとインタフェース
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.6. 型の抹消 4.7. 具象可能型 4.8. 未加工型 4.9. 交差型 4.10. サブタイプ化 4.11. 型の使用箇所 4.12. 変数 4.12.1. プリミティブ型の変数 4.12.2. 参照型の変数 4.12.3. 変数の種類 4.12.4. final変数 4.12.5. 変数の初期値 4.12.6. 型とクラスとインタフェース Javaプログラミング言語では、全ての変数や全ての式はコンパイル時に決定可能な型を持っています。型はプリミティブ型か参照型です。参照型にはクラス型やインタフェース型も含みます。参照型はクラス宣言やインタフェース宣言を含む型宣言によって導入されます。型という言葉をクラスやインタフェースを参照するのに用いること...
  • 4.3.1. オブジェクト
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.3.1. オブジェクト オブジェクト(object)はクラスインスタンス(class instance)または配列です。 参照値(単に参照(reference))はオブジェクトへのポインターです。どのオブジェクトも参照しない特別なヌル参照もあります。 クラスインスタンスはクラスインスタンス作成式で明示的に作成されます。 配列は配列作成式で明示的に作成されます。 文字列連結演算子+を非定数式の中で使用すると新たなクラスインスタンスが暗黙的に作成され、String型の新たなオブジェクトとなります。 配列初期化式が評価された時に新たな配列オブジェクトが暗黙的に作成されます。これはクラスやインタフェースが初期化される場合や、クラスの新たなインスタンスが作成...
  • 4.12.2. 参照型の変数
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.6. 型の抹消 4.7. 具象可能型 4.8. 未加工型 4.9. 交差型 4.10. サブタイプ化 4.11. 型の使用箇所 4.12. 変数 4.12.1. プリミティブ型の変数 4.12.2. 参照型の変数 クラス型Tの変数はヌル参照またはクラスTかTの任意のサブクラスのインスタンスへの参照を保持することができます。 インタフェース型の変数はヌル参照またはそのインタフェースを実装する任意のクラスのインスタンスへの参照を保持することができます。 変数は常にその宣言された型のサブタイプを参照できるとは保障されていません。保障されているのはその宣言された型のサブクラスやサブインタフェースのみです。これは以下に記述するヒープ汚染の可能...
  • 4.5. 引数付き型
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 1つ以上の型引数A1,...,Anと対応する制限B1,...,Bnを伴ったジェネリッククラス宣言やジェネリックインタフェース宣言Cは引数付き型(parameterized type)の集合を定義します。呼び出し時に指定可能な型実引数の組み合わせ毎に1つの要素となります。 この集合内の個々の引数付き型を書式C T1,...,Tn で表します。ここで、各型実引数Tiは対応する制限内に書かれている全ての型のサブタイプをカバーします。つまり、Bi中の各制限型Siに対し、TiはSi[F1 =T1,...,Fn =Tn]のサブタイプです。 1つの引数付き型は少なくとも1つの型宣言指定子と続く型実引数リスト T1,...,Tn で構成されるClass...
  • 4.2.4. 浮動小数点演算
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.2.1. 整数型と値 4.2.2. 整数演算 4.2.3. 浮動小数点型と書式と値 4.2.4. 浮動小数点演算 Javaプログラミング言語は浮動小数点値に対する演算として以下を提供しています。 比較演算子はboolean型の値を返します。 数値比較演算子 と =と と = 数値等価演算子==と!= 数値演算子はfloat型もしくはdouble型を返します。単項プラス演算子+、単項マイナス演算子- 乗法演算子*と/と% 加法演算子+と- インクリメント演算子、前置と後置の両方をサポート デクリメント演算子、前置と後置の両方をサポート 条件演算子? キャスト演算子、浮動小数点値を指定された数値型の値に変換します 文字列結合演算子+、Stringオペランドと浮動小数点オペランドを与えると浮動小数点オペラ...
  • 4.11. 型の使用箇所
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.6. 型の抹消 4.7. 具象可能型 4.8. 未加工型 4.9. 交差型 4.10. サブタイプ化 4.11. 型の使用箇所 宣言や特定の式内において型は使用されます。 例4.11-1. 型の使用 import java.util.Random; import java.util.Collection; import java.util.ArrayList; class MiscMath T extends Number { int divisor; MiscMath(int divisor) { this.divisor = divisor; } float ratio(long l) { ...
  • 4.2.2. 整数演算
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.2.1. 整数型と値 4.2.2. 整数演算 Javaプログラミング言語は整数値に対する演算として以下を提供しています。 比較演算子はboolean型の値を返します。 数値比較演算子 と =と と = 数値等価演算子==と!= 数値演算子はint型もしくはlong型を返します。単項プラス演算子+、単項マイナス演算子- 乗法演算子*と/と% 加法演算子+と- インクリメント演算子、前置と後置の両方をサポート デクリメント演算子、前置と後置の両方をサポート 符号付きまたは符号なしシフト演算子 と と ビット単位補数演算子~ 整数ビット単位演算子 と^と| 条件演算子? キャスト演算子、整数値を指定された数値型の値に変換します 文字列結合演算子+、Stringオペランドと整数オペランドを与えると...
  • 5.1.3. 縮幅プリミティブ変換
    5. 変換と昇格 5.1. 変換の種類 5.1.1. 恒等変換 5.1.2. 拡幅プリミティブ変換 5.1.3. 縮幅プリミティブ変換 プリミティブ型に対する22の特定の変換が縮幅プリミティブ変換(narrowing primitive conversion)と呼ばれます。 shortをbyteやcharへ変換 charをbyteやshortへ変換 intをbyteやshort、charへ変換 longをbyteやshort、char、intへ変換 floatをbyteやshort、char、int、longへ変換 doubleをbyteやshort、char、int、long、floatへ変換 縮幅プリミティブ変換は数値の全体的な大きさという情報を失うかもしれません。また、精度や範囲についても失うかもしれません。 doubleからfloatへの縮幅プリミティブ変換は...
  • 4.8. 未加工型
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.6. 型の抹消 4.7. 具象可能型 4.8. 未加工型 非ジェネリックのレガシーコードとのインタフェースを容易にするため、引数付き型の抹消や構成要素の引数付き型を抹消した配列型を型として利用できます。このような型を未加工型(raw type)と呼びます。 もう少し正確には、未加工型とは次の1つとして定義されます。 型実引数リストを持たないジェネリック型宣言の名前という形式の参照型 構成要素の型が未加工型である配列型 未加工型Rの非静的メンバー型、Rのスーパークラスやスーパーインタフェースから継承されていないこと 非ジェネリッククラス型やインタフェース型は未加工型ではありません。 未加工型の非静的型メンバーがなぜ未加工と...
  • 4.2.3. 浮動小数点型と書式と値
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.2.1. 整数型と値 4.2.2. 整数演算 4.2.3. 浮動小数点型と書式と値 浮動小数点型(floating-point type)にはfloat、doubleがあり、それぞれが2進浮動小数点計算のためのIEEE規格、ANSI/IEEE規格754-2008(IEEE, New York)、で規定する単精度32ビット、倍精度64ビット形式のIEEE754値および演算に概念的に関連づいています。 IEEE754規格には符号と数の大きさからなる正と負の数だけでなく正と負のゼロ、正と負の無限大、特別な非数値(Not-a-Number、以降NaN)も含まれています。NaN値はゼロ割るゼロ等の無効な演算の結果を表すのに利用されます。NaNはFloat.NaNやDouble.NaNとしてfloat型にもdou...
  • 進捗情報
    Java言語仕様日本語訳の進捗情報です。 全体進捗ページ84/606=約13.9% 索引 章構成の索引は完了。 例の索引は未完了。 序文 第1版 訳の予定なし。 序文 第2版 訳の予定なし。 序文 第3版 訳の予定なし。 序文 Java SE 7版 訳の予定なし。 1. はじめに 完了。 2. 文法 完了。 3. 字句構造 完了。 4. 型と値と変数 完了。 例4.2.4-1のプログラム内のバックスラッシュnの表示ができていない。 }をプラグイン終了の意味を持たずにただの文字とするやり方が分からない。 4.4~4.6、4.8は意味が分からないまま訳している部分が多い。 5. 変換と昇格 未着手。 6. 名前 未着手。 7. パッケージ 未着手。 8. クラス 未着手。 9. インタフェース 未着...
  • 4.5.1. 型実引数とワイルドカード
    4. 型と値と変数 4.1. 型と変数の種類 4.2. プリミティブ型と値 4.3. 参照型と値 4.4. 型変数 4.5. 引数付き型 4.5.1. 型実引数とワイルドカード 型実引数(type argument)は参照型かワイルドカード(wildcard)のいずれかです。ワイルドカードは型引数に関する知識が部分的にしかない場合に有効です。 TypeArguments    TypeArgumentList TypeArgumentList   TypeArgument   TypeArgumentList , TypeArgument TypeArgument   ReferenceType   Wildcard Wildcard   ? WildcardBoundsopt WildcardBounds   ex...
  • 5. 変換と昇格
    5. 変換と昇格 Javaプログラミング言語で書かれた全ての式は、式の構造やその式の中に記述されたリテラルや変数やメソッドの型から推論できる型を持ちます。しかし、式の型が適切ではない文脈で式を書くこともできます。ある場合には、これはコンパイル時にエラーを引き起こします。他のケースでは、その式の型に関連する型を受理することができる文脈もあります。便宜上、プログラマーは明示的に型変換を要求する代わりに、Javaプログラミング言語は式の型をその周囲の文脈に合わせて受理することが可能な型に暗黙的に変換(conversion)を行います。 型Sから型Tへの特定の変換は型Sの式をあたかも型Tであるかのようにコンパイル時に扱えるようにします。変換の正当性を検査するために、または実行時の式の値を新たな型Tに対する適切な形式に変換するために、これは実行時に対応するアクションが必要になることがありま...
  • 1. はじめに
    1. はじめに Java™プログラミング言語は汎用の、並行処理が可能で、クラスに基づく、オブジェクト指向な言語です。多くのプログラマーがこの言語を習熟できるように十分に単純に設計されています。Javaプログラミング言語はCやC++と関係がありますが、CやC++のいくつかの特徴を省きその他の言語の特徴を導入するなど、やや異なった構成となっています。Javaは製作のための言語であることを意図されており、研究目的の言語ではありません。そのため、言語デザインに関するC. A. R. Hoareの昔の論文で提案されている通り、新しく未検証な機能の導入はしない設計です。 Javaプログラミング言語は強く静的に型付けられています。本仕様では、コンパイル時に検出が可能であり検出すべきコンパイル時エラーと、実行時に発生するエラーを明確に区別しています。コンパイルとは通常、プログラムをマシン非依存バ...
  • 1.1. 仕様の構成
    1. はじめに 1.1. 仕様の構成 2章では、言語の字句と構文文法を表す文法と表記法について記述します。 3章では、CやC++に基づいたJavaプログラミング言語の字句構造について記述します。言語はUnicode文字セットで記述します。言語はASCIIのみをサポートするシステム上でもUnicode文字をサポートします。 4章では、型や値や変数について記述します。型はプリミティブ型と参照型に分けられます。 プリミティブ型は全てのマシンと全ての実装で同一なものが定義されており、多様なサイズの2の補数の整数や、単精度・倍精度IEEE754規格浮動小数点数、boolean型、Unicode文字char型が定義されています。プリミティブ型はステートを共有しません。 参照型はクラス型やインタフェース型や配列型です。参照型はクラスのインスタンスか配列のいずれかの動的作成オブジェク...
  • 1.3. 記法
    1. はじめに 1.1. 仕様の構成 1.2. プログラム例 1.3. 記法 本仕様を通してJava SEプラットフォームAPIからクラスとインタフェースを参照します。本仕様書では、例の中で定義されず単一の識別子Nで参照されるクラスやインタフェースはパッケージjava.lang内のNという名前のクラスやインタフェースを参照します。java.lang以外のパッケージからのクラスやインタフェースに対しては正規名を用います。 議論や仕様外の情報は小さ目のイタリック体で記述します。 これは議論です。仕様の内容ではありません。 1.4. 組込みクラスやインタフェースとの関係 1.5. 参考文献
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【カウンターサイド】リセマラ当たりランキング - カウサイ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 終末のアーカーシャ(終アカ)攻略wiki - ...
  • 1.4. 組込みクラスやインタフェースとの関係
    1. はじめに 1.1. 仕様の構成 1.2. プログラム例 1.3. 記法 1.4. 組込みクラスやインタフェースとの関係 上に記述したように、本仕様はJava SEプラットフォームAPIのクラスを頻繁に参照します。特に、Javaプログラミング言語と特別な関係にあるクラスがいくつか存在します。例ではObject、Class、ClassLoader、String、Threadやパッケージjava.lang.reflectのクラスやインタフェースをその他のクラスと同様に使用しています。本仕様ではそのようなクラスとインタフェースの振る舞いに縛られていますが、その振る舞いについての完全な記述はしていません。読者はJava SEプラットフォームAPIドキュメントを参照してください。 結果として、本仕様はリフレクションについて一切記述していません。多くの言語構成物はリフレクションAPIに類...
  • 1.2. プログラム例
    1. はじめに 1.1. 仕様の構成 1.2. プログラム例 プログラム例の大部分は実行可能な以下のような形式のテキストで記述します。 class Test { public static void main(String[] args) { for (int i = 0; i args.length; i++) System.out.print(i == 0 ? args[i] " " + args[i]); System.out.println(); } } Javaプログラミング言語のコンパイラーのリファレンス実装がインストールされているマシン上でファイル名をTest.javaとして保存し、以下のコマンドによってコンパイルして実行できます。 javac Test.java...
  • @wiki全体から「3.10.6. エスケープシーケンス」で調べる

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