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バラジャラ(SC41年~SC110年)

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バラジャラ(SC41年~SC110年)
所属勢力:アスラン→アブター→アグデッパ→ララウィン→ブラウン→プロベット

ナレッソの平民出身でアブターの側近。
友人の少なかったバッカスの最側近であると同時に盟友であり
「私の最大の味方であり、志を共有する同志であり、最も信頼する友である」と言わしめた。
そして、アブターの血族及び第2の故郷である地球に殉じた漢である。

幼少期から秀才と言われ、成績は絶えずトップであった。
義務教育終了後、士官学校に入学したが、レベルの低さに幻滅し中退しサイモンの私塾に入学。
成績は必ずトップ10に入るほどの好成績でサイモンやアモスからの評価も高かった。
卒業後、その才能を買った地元ナレッソの太守アブターに見出されアスラン軍に仕官。
アブター艦隊の参謀としてその手腕を発揮した。
だが、アグデッパ派が牛耳っていたアスラン王朝ではその才能が正当に評価されているとは言い難く
分7位と能力の割に低い階級であった。

SC70年アスランが死に多くの王族が離反すると主君アブターも離反。
バラジャラもこれに従う形で故郷ナレッソで挙兵した。
イーズ恒星系とソース恒星系を結ぶ重要拠点である惑星ナレッソは
早くからアグデッパ軍、ツウガイ軍の挟撃を受け厳しい状況であった。
そこでバラジャラは、隣国バニモで独立したアソッドと同盟を組む事を進言。
アソッドと同盟を組むと狭い回廊を利用した奇策でアグデッパ軍の第1次ナレッソ攻略部隊を撃退。
この功績により分2位へと昇格した。

だが、圧倒的な国力差にアブター軍は徐々に追い詰められ、第2次・第3次と波状攻撃を行うアグデッパ軍に苦戦
第6次ナレッソ攻防戦で敗退し、遂に惑星ナレッソの制宙圏を失ってしまう。
バラジャラは王妃アムや王子アルビオンを逃すべく殿となりアグデッパ艦隊と激突、
旗艦動力炉を損傷しながらも白兵戦を展開し必死の抵抗を見せるも捕らえられた。
そして、捕らえられたバラジャラに告げられたのが、アブターの死と王妃アムとブラウンの婚儀だった。
自らが囮になったにも拘らず、ブラウンと結婚したアムにバラジャラは幻滅
「命惜しさに寝返った」と罵った。
そして、そんな彼を「貴様は何も解っていない。だから三流なのだ」と鼻で笑ったのが悪名高い謀略家バッカスであった。

後に盟友と言われる両者だが、当時は険悪な中であり
バラジャラはバッカスの事を「頭でっかち」と激しく嫌っていた。
アムの事を罵っていたバラジャラに対しバッカスは
「死ぬのは卑怯者のする事であって、生きる事は臆病の者のする事だ。
 生物は元来臆病な動物であり恥じる事は無い。だが卑怯なのは人間だけがする行為であり恥ずべき行為である。
 もし、アムがブラウンの要求を拒否し死ねば、自分は死ぬだけだが貴様を含む多くの領民に害が及ぶだろう。
 死ぬ事で責任を逃れ、残された者に始末を押し付ける卑怯者のする行動だ。
 だが、ブラウンに媚びを売り生き長らえれば、自らは辱めを受け貴様の様な三流の凡人に臆病者と罵倒されるだろう。
 しかし、結果的に貴様は生き長らえ領民への被害は最小限に食い止められた。
 こんな単純な事も解らないから、私は貴様を笑ったのだ」と述べた
これを聞いたバラジャラは自らの考えの至らなさを恥、アグデッパ軍への恭順を決めたのであった。

アグデッパに恭順したバラジャラは、脱退者が相次ぎお世辞にも評判が良いとは言えないバッカス派に敢えて入派
彼の側近として働いた。
そして彼が思いついたのは「外側からが無理なら、内側から地球を変えてやろう」と言う事であった。
そこで、アムを新たな主として立てアムにブラウンの子を出産するように進言をした。
バッカスの命で未だ抵抗の激しいナレッソの平定を命じられ、
恭順の意思を見せた者、兵を供出した家に賄金を出し、軍関係の仕事に着いた学生の学費を免除するなど
寛大な対応を見せたが、抵抗の意思を見せた者には、重機や武装警官、時には軍を導入して土地を強制徴用を行うなど
地球の腐敗役人もドン引きするほどの苛烈な制裁を加えた。
結果的にアグデッパ、ブラウンの覇業を助ける事となり、両者の信用を勝ち取ることとなったが、
自身はあくまでもアムとその子プロベットの為に働いていた。時には苛烈な行動を取るのは無駄な争いを長引かせるより
苛烈と言えども短期的に解決した方が将来的に良いと言う考えによるものであり、
非道を好んで働くそこら辺の役人とは訳が違った。

アムがプロベットを出産すると「遂に我が真の君が産まれた」と我が事の様に喜び
新聞に『バッカス卿の側近がブラウン殿下子息誕生に狂喜』と素っ破抜かれた程であった。
アグデッパが死ぬとバラジャラは「馬鹿と鋏は使いよう」としてバッカス共々ララウィンではなくブラウン側に付いた。
ブラウンも自分の為に働く(と思っている)バラジャラを評価していたが、
やがて、自分に抵抗的な態度を取るようになったバラジャラを嫌うようになる。
ブラウン自信としては殺しても良かったのだが、妻アムと忠臣(面をしていた)バッカスが反対していた事と
彼の才能を潰すより使い倒したほうが得策と踏んだため、バラジャラはブラウンに嫌われていたが
重用されると言う不思議な状態であった。

ブラウンがララウィンを殺害し王位を簒奪した際には「この国も先が見えたな」と溢し、
ブラウンのセントラル侵攻政策には反対だったものの、どうせ進言しても聞き入れられないとして
アモスから「陛下を説得してくれまいか?」と頼まれるが「貴方の意見を聞かないのだから、私が進言しても無駄」と
完全に諦めていた。
アモスから「以前の貴様なら例えどのような君であろうと、正しい事は進言した貴様も諦めが先に来るか」と言われると
「死んで花は咲きませんからね」と笑っていたという。
そして、バッカスがブラウンと仲違いすると、これを擁護した事でブラウンの怒りを買い
役職から解任され謹慎を命じられる。

謹慎中にブラウンが海賊マカーフィの手に掛かって死亡。
これにより、バッカスの手によって謹慎は解かれ、プロベットに出仕
「遂に仕える主君が現れた」とバラジャラは大喜びしたと言う
なお、マカーフィの正体がアルビオンである事はアム及びバッカスが隠していた為、最後まで知る事は無かった。
バッカスが旧ブラウン派の粛清を始めると、バラジャラもチャクラらと共にこれを協力。
内側から地球を変えるべく行動を開始した。
これにより旧ブラウン派は一掃され、地球の規律は一新された。
プロベット軍がラーと対峙するとアモスと共に同盟を進言。
一説では無きアモスの代わりに同盟の使者を務めたとも言われている。
しかし、ラーはテンオウと組む道を選び、同盟交渉は決裂。
ラーとの決戦に唱え内需拡大に奔走、プロベットの為に汗水流して働いた。
火星の農地開拓と、ガニメデの資源開発を進め一時はイーズへの再進出も可能と言われるほど国力を高めた。
だが、イーズ再進出を目前に惑星ザクソン、ナレッソ間の新航路が開拓されると事態は一変。
ラー軍ばかりかテンオウ軍の相手までする破目になり、苦しい状況に追い込まれていく。
それでも、残された地球の民の為に尽力し続けたが、
資源惑星である木星府首都ガニメデが陥落すると深刻な物資・燃料不足になり
プロベット軍はテンオウ軍への反攻すら困難になる。

そしてSC110年、プロベットがテンオウ軍への降伏を決めると、
チョーと共にこれに反対し徹底抗戦か敗走を進言する。
バラジャラにとってプロベットが死ぬと言う事は自らが死ぬ事に等しかった。
聞き入れなかったプロベットががバッカスの機転で気絶させられると
脱出艇に乗せられ、地球から脱出した。
そして、地球に残ったバッカスらも地下に潜るが、
バラジャラは「残された人々を見過ごすわけにはいかない」と敢えてテンオウ軍に投降した。
投降理由を問われた際、「地球の人々の見捨てる訳には行かず投降した。
 地球の民衆へは寛大な処置を求む」と返答した。
当初こそ、その心意気に感銘を受けたテンオウだったが
プロベットが既に地球に居ない事を知ると掌を返し、バラジャラに苛烈な拷問を加えた。
「プロベットの居場所は何処か?」
爪を剥がされ、指をへし折られてもバラジャラは答えなかった。
「テンオウが貴様らの希望であるように、プロベット陛下は我々の希望だ。
 例え、肉体を切り裂かれようと、一寸刻みにされようと誰が吐くものか!!」
遂には自白剤を投与されるがそれでも吐く事は無く
致死量の限界を打たれ発狂寸前になっても驚異的な精神力でもって耐え吐かなかった。
そして、度重なる自白剤の投与が致命傷となり、取調官に「私の勝ちだ」と吐き捨てると吐血し息絶えた
享年69歳。主君の為に拷問死すると言う壮絶な最期を遂げた。
その遺体は「ア族に組した佞臣」として広場に晒された後、無縁墓地に捨てられた。

盟友と言われたバッカスはバラジャラが死んでも友であり続け、その友情を貫いた。
その後、バラジャラの願い通りプロベットが火星で再起。
「再起に伴い亡くなった者達の国葬を執り行いたい」
とプロベットが言うと、バッカスは
「陛下がこの火星で人生を終える心算なら良いでしょう。
 ですが、陛下が地球を奪還し宇宙に覇を唱える心算ならば止めるべきです。
 バラジャラを始めとする多くの家臣・同胞は地球で亡くなったのです」と反対し
地球が奪還するとバッカスは裁判所や火葬場を駆け回り、ある無縁墓地で彼の遺体を発見すると丁重に葬った。
そして、バッカスがナレッソ視察中に襲撃を受け致命傷を負った際、
「死ぬほど痛いとはこの様な事を言うのだろうな。だがお前はもっと痛かったのだろう」と述べ、
助けようとする部下を「友が呼んでいる。どうやらアモスだけでは話し相手が足りぬそうだ」制止し亡くなったと言う。






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