ライダーガシャット(仮面ライダーエグゼイド)

登録日:2017/03/22 Wed 15:53:38
更新日:2024/04/09 Tue 10:31:55
所要時間:約 68 分で読めます




現在この項目は 【提案所】肥大化項目記述独立・簡約化等議論所 において、
記述の独立・簡約化の議論対象となっています。本項目に詳しい方のアイディアを募っています。



【注意】この項目はTV本編、および劇場映画などの重大なネタバレを含みます。


ガシャット!

レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?

アイム ア カメンライダー!!



ライダーガシャットとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーエグゼイド』に登場するキーアイテムの総称で、単に『ガシャット』と略されることもある。
CVは一部を除いて影山ヒロノブが担当。流石に指輪にはならない。
本項では主にガシャットそのものの要素を扱うため、各ライダーのスペックについては解説しない。




■概要

ゲーム会社「幻夢コーポレーション」が衛生省の依頼で人類を脅かすコンピューターウイルス「バグスター」に対抗するために、
変身ベルト「ゲーマドライバー」と共に開発したゲームカセット状のユニットのことを指す。
薄いカード状のテレビゲーム用カセットに、手で握るためのグリップがついている。

その多くが幻夢コーポレーションでごく普通のゲームとして開発され、市販されているゲームソフトと同じタイトルを持つ。
なので具体的な名称は「ゲーム名+ガシャット」となっているが、劇中では一部を除きゲーム名で呼ばれている。

表面にゲームタイトルや登場キャラクター、幻夢コーポレーションのロゴ等が描かれたシール「ガシャットラベル」が貼られている。
さまざまなジャンルのゲームがあり、起動スイッチ「プレイングスターター」を押すことで、
それぞれのガシャットに対応する絵柄が描かれた基板「RGサーキットボード」が発光し、周囲に特殊空間「ゲームエリア」が広がる。
一度誕生したゲームエリアで別のライダーが変身してもゲームエリアはそのままである。

劇中では実際のゲームとして順次市販されているが、
いずれも市販向けのものには変身機能が搭載されておらず、また変身用のものはそれぞれ世界に(一部を除けば)一つしか存在しない。

なお、適合者以外の人間が起動しようとしてもエラーが起こって起動できず、
それどころか潜伏しているバグスターウイルスを活性化させてしまう危険性がある。
「ライダー」の名を冠してはいるが、一部のバグスターもガシャットを使って変身・パワーアップすることができる。

劇中に登場するほとんどのガシャットは幻夢の社長である檀黎斗が制作したものだが、「ガシャット用のデータ」「そのデータをガシャットに書きこむ装置」「ガシャット本体」さえあれば誰でも作れる。
劇中では社員の小星作が先の3つを借りてジュージューバーガーガシャットを製作している。

もっとも、作自身も優秀な開発者であるため、先の3つがあっても技術と才能がなければ実際の制作は困難であると思われる。
また永夢も自身の手でガシャットを生み出しているが、厳密には「自らのバグスターウイルスでデータを書き換えた」というもの。
なので原型となるガシャットがなければ、一から誕生させることはできない。
当初は10個*1集めるとどんなバグスターでも倒せるほどの強大な力を得られるとされてきたが、
その後のTVシリーズや劇場版、『【裏技】シリーズ』、Vシネマ『アナザー・エンディング』などで新たにガシャットが製作されている事と、
第11話における黎斗の弁からライダー達を誘導するための方便である可能性がある*2

というよりもバグスターが衛生省に認知されるきっかけとなった「ゼロデイ」自体黎斗が引き起こしたもので、
劇中における「CR(+α)vsバグスター」という構図も彼が目標としている究極のゲーム『仮面ライダークロニクル』完成のためのテストプレイという意味合いが強い。


◆ガシャットロフィー

『仮面ライダークロニクル』内において、ボスとして設定されている13体のバグスターを撃破した証としてライドプレイヤーに与えられるアイテム。
バグスターそれぞれのゲームに対応したガシャットと同じ形状だが、あくまで撃破の証明&記念品であるために変身などの機能は搭載されておらず、それを証明するかのようにRGサーキットボードの部分が短くなっている。


■ライダーガシャット一覧

各ライダーが基本形態や強化形態に変身する際に使用するものと、「ゲーマ」と呼ばれるサポートユニットを召喚するものに分類される。

レベル1の音声は2本挿し仕様の強化形態系列*3やハイパームテキ、ドラゴナイトハンターZ及びプロトドラゴナイトハンターZ、
仮面ライダークロニクル、マイティクリエイターVRX、レッツゴー1号!も含めたレジェンドライダー、ガンバライジング、仮面ライダービルドを除けば全ガシャット共通。
レベル2の音声はゲーマ召喚用にもあり、逆にレベル3の音声は変身用にもある他、必殺技発動後のランダム音声は一部を除けば基本的に「会心の一発!!」で統一されている。

各ガシャット冒頭の音声で、劇中未使用の分は隣に「(未)」を記す。
コラボスバグスターも用いたガシャットについては、ガシャット名の隣に「☆」を記す(TVシリーズ以外の作品に出た場合にはその名も記載する)。
()内はガシャット本体に内蔵、或いはガシャット側面に記載されているゲーム名の英語表記。


ちなみに現実の玩具版ではDX版系列と食玩・ガシャポン系列に分かれており、
DX版の廉価版でもある食玩・ガシャポン版のガシャットは発光ギミックや一部音声(ゲーマドライバー抜き差し時の共通音声等)が排除されている。
また食玩版は見た目はほぼDX版と同等だがガシャポン版はカプセル内に収めるため分割式となっており、
QRコードやスピーカーの位置が異なるため若干形状が異なる(グリップ付近の背面にスピーカーがあるためそこが膨らんでいる)。

出典:仮面ライダーおもちゃウェブ ライダーガシャットを楽しく遊んで頂くために http://rider.b-boys.jp/ 2017/07/25
裏面から見た違いは主にこのような感じとなる。


▼10大ライダーガシャット

前述の通り、幻夢コーポレーションが当初開発していたプロトガシャットをベースとした正規版。


◇基本形態用

ここで言う基本形態とは主にレベル2のことを指す。



◇ゲーマ召喚用

単体で召喚してライダーをサポートしたり、ゲーマドライバーに挿入してライダーをレベルアップさせる。



プロトガシャット

文字通り、プロトタイプのライダーガシャット。
ゲンムの使用する「プロトマイティアクションX」を除き、全てに共通して本体が黒、ラベルがモノクロである点が特徴となっている(『プロトマイティアクションX』のみ紫)。
正規版と比べるとパワーがある反面、使い続けると身を滅ぼす危険性がある。
詳細は項目参照。


▼追加で開発されたガシャット

10大ライダーガシャットから得たデータなどを元に新たに開発されたライダーガシャット。
完成に黎斗が関与していないものも多い。
ここではTVシリーズに登場したものを解説する。



ガシャットギア デュアル

2種類のゲームを内蔵した大型のガシャット。
パラドが変身用として使う青色のノーマル版と、飛彩と大我が使用する赤紫色のゲーマ召喚用のβ版、
Vシネマに登場する黒いアナザー版の3種類がある。
他のガシャットと違い、単独で使用する際のシステムボイスがしっかり英語発音になっている。
ただし、ゲーマドライバーやガシャコンキースラッシャー、ガシャコンパラブレイガンに装填するとシステムボイスが通常のガシャットと同様のものに変化する。
詳細は項目参照。



▼派生作品に登場するガシャット

劇場版やネットムービー、Vシネマ、小説版に登場したガシャット。


ナイトオブサファリガシャット(NIGHT OF SAFARI)

ゲーマドライバースロット1音声(未):
「ガオ!忍び寄る~ガ・ガオ・ガオ・ガオ!ナイトサファリ~!!」

ゲーマドライバースロット2音声:
「(Ah~!)ライオン・シマウマ・キリン!真夜中のジャングル!(Hey!)ナイトオブサファリ!!」


ネットムービー『仮面ライダーブレイブ~Surviveせよ! 復活のビーストライダー・スクワッド!~』に登場。
ゲーマ召喚用で、ブレイブの特殊形態(レベル4)。
ベースカラーはベージュで、モチーフのゲームジャンルは狩るか狩られるかの狩猟ゲーム。

何者かが幻夢コーポレーションから盗み出し、永夢のポケットに忍ばせた。
その後飛彩が浅倉威との戦闘で気絶した永夢から入手したが、
ビーストライダー・スクワッドとの戦闘が終わった後、秘密裏に財団Xの研究員に回収された。


バンバンタンクガシャット(BANG BANG TANK)

ゲーマドライバースロット1音声(未):
「食らえキャノン砲!バンバンタンク!!」

ゲーマドライバースロット2音声(未):
「ドッカーン!バッカーン!トドメの一撃!ズッカーン!キャノンでバンバン!バンバーンタンクー!!」


『仮面ライダーエグゼイド』Blu-ray COLLECTION(全4巻)収録の『【裏技】仮面ライダースナイプ エピソードZERO』、及びVシネマ『ゲンムVSレーザー』に登場。
ベースカラーは青緑色で、モチーフのゲームジャンルは「世界中にはびこるゾンビを戦車でぶっ飛ばすゲーム」。
『ボーズ・オブ・テラ』の反省点を元にニコが株主特権で幻夢コーポレーションに開発を依頼したもので、不死身のゲンム・レベルXを倒すことが可能。

2作品においてゲンム・レベルXを相手にしたスナイプが、ガシャコンマグナムに装填して必殺技を発動。
ゲーマドライバー挿入時のスロット音声は小学館出版の『仮面ライダーエグゼイド ライダーガシャット&レベルアップずかん』において明かされたが、どちらのスロット挿入時の音声なのかは不明であった。

TV本編放送時及び『ゲンムVSレーザー』公開・発売当時は玩具化されず、ガシャポン『仮面ライダーエグゼイド ライトアップガシャットスイングSP』のラインナップの一つとして立体化されるに留まっていたが、
『ゲンムVSレーザー』発売から4年の歳月を経てプレミアムバンダイにて後述するマイティノベルXガシャット共々「DX未商品化アイテム商品化プロジェクト」の第5弾としてようやくDX玩具化が決定。
タンクシューティングゲーマー レベル4の設定画が公開されると同時に既に判明していた変身音声はゲーマドライバーのスロット2に挿入した時のレベルアップ音声だと判明した。



ゲーマドライバースロット1音声:
「マキマキ!竜巻!ハリケーンニンジャ!!」

ゲーマドライバースロット2音声(未):
「ニンニン忍者!ハリケーンニンジャ参上!!」


映画『トゥルー・エンディング』に登場。
変身用で、風魔の基本形態。
ベースカラーは紺と白で、モチーフのゲームジャンルは忍者ゲーム。

なおDX玩具版ではレベル1音声は存在するが、挿入後すぐにレバー操作を行ったため劇中未登場。
詳しくは項目を参照。



マイティクリエイターVRXガシャット(MIGHTY CREATOR VRX)

ゲーマドライバースロット1音声:
「天地創造の力!ゲットメイク!未来のゲーマー!マイティクリエイターVRX!!」

ゲーマドライバースロット2音声(未):
「フューチャー!バーチャル!マイティ!ハチャメチャ!クリエイター!VRX!!」


映画『トゥルー・エンディング』に登場。
変身用で、エグゼイドの特殊形態。
ベースカラーはパールホワイト*11と水色で、このガシャットのみ基板のカラーリングもクリアーブルーになっている。
黎斗神が幻夢VRと共に開発したガシャットで、モチーフのゲームジャンルは曰く「ゲームそのものを作るゲーム」。
変身用ガシャットであると同時に武器でもあり、このガシャットをペンの様に振るって空間に形を描く事で、あらゆるモノを生み出すことが出来る。

音声は仮面ライダークロニクルガシャット同様に諏訪部順一が担当しており、レベル1の変身音声がオミットされて待機音になっている他、
それぞれキメワザスロットホルダー及びガシャコンウェポンシリーズ装填時の音声が「カミワザ!」、必殺技発動後のランダム音声が「神撃の一発!!」に変更されている。



ノックアウトファイター2ガシャット(KNOCK OUT FIGHTER 2)

変身待機音(ゲーマドライバー使用)(未):
「The strongest fist! "Round 2" Rock & Fire!」

レベル39変身音:
「俺と僕の拳!(Aaou!)友情の証!超キョウリョクプレイ!ノックアウトファイター2!!」


てれびくん超バトルDVD『【裏技】仮面ライダーパラドクス』に登場。
変身用で、エグゼイド及びパラドクスの特殊形態(レベル39)。
ベースカラーはピンクとオレンジで、名称からしてゲーム内容は恐らくガシャットギア デュアルに内蔵されている『ノックアウトファイター』の改良版 or 続編だと考えられ、
ラベルとゲーム画面にはパンチポーズを取るマイティの姿が見える。
作中では謎解きアドベンチャーゲーム『ナゾトキラビリンス』内にて、永夢とパラドが互いに感謝の意を伝えた後、
恐らく第41話のハイパームテキガシャット再開発&セーブ機能追加時に、新黎斗が作ったと思われるマイティブラザーズXXガシャットと同型の黒いブランクガシャットが合体し、
本ガシャットへ姿を変えることとなった。

玩具版はDX版が2017年12月20発売の『仮面ライダーエグゼイド超全集 特別版 ハイパームテキBOX』の特典として付属。
特徴としてダークキバアーマードライダーよろしく、レバー開閉で発動するキメワザがなんと3種類も存在する。
そのため、ゲーマドライバーに表示される部分の発光パターンも多彩。

1つ目は『【裏技】仮面ライダーパラドクス』本編でも披露した「ノックアウトクリティカルナックル」

2つ目は「ノックアウトクリティカルキック」
キックということでゲーマドライバーに表示される発光パターンはパンチの部分が映らないもの。

そして3つ目は「ノックアウトクリティカル波」
音声も影山ボイスで「ク~リ~ティ~カ~ル!波ァァァァァァ!!」と、どう考えてもコレである。
いずれの必殺技も発動後にガシャットギア デュアルのノックアウトファイター(ゲーマドライバー使用時)同様、
「K.O.!!」のランダム音声が流れる。



ゴッドマキシマムマイティXガシャット(GOD MAXIMUM MIGHTY X)

変身待機音:
「最上級の神の才能!クロトダーン!クロトダーン!」

レベルビリオン変身音:
「ゴッドマキシマーム!エーックス!!」

ハイパームテキガシャット接続時(未):
「ララララ~♪ラララララ~ラ~ラ~♪ラララ~ラララ~ラララ~ラ~♪絶対不滅ゥ~檀黎斗ォ~!!(神だァ……!)」


Vシネマ『ゲンムVSレーザー』に登場。
ゲーマ召喚用で、ベースカラーは紫と赤。
大型の「ゴッドマキシマムゲーマ」を召喚し、ゲンムをレベルビリオン(最強形態)にレベルアップさせる。
モチーフのゲームジャンルは「世界のあらゆる概念を変え、どんなゲームも自在に生み出すことが出来るゲーム」。
…もはやゲームと言っていいのかどうか微妙だが、『3dsMax』や『Maya』のようなゲーム開発ソフトをゲームの形に落とし込んだ感じだろうか。

アナザーパラドをバグヴァイザーIIから直飲み吸収して手に入れた天才ゲーマーの力により、
かつて永夢がマキシマムマイティXガシャットを生み出した時と同じ要領でブランクガシャットを変化させて生み出した。
なお、その時の姿は「崖の上に全裸で仁王立ち(しかも謎の光入り)」という腹筋崩壊ものの絵面である
この時使われたブランクガシャットは恐らく本編第41話においてハイパームテキガシャット再開発&セーブ機能追加の際、
テーブルの上に置かれていたマキシマムマイティXガシャットと同型のものだと思われる。

レベル「ビリオン」は「10億」を意味する「billion」と「完全な粒子構造で感染能力を持つ、細胞外におけるウイルスの状態」を意味する「virion」のダブルミーニングだと思われる。
変身音声のリズムはマキシマムマイティXガシャットがベースとなっている。某インクレディブル・リョーマ以上に変身音声の自己主張っぷりが激し過ぎる

なお、レベルがビリオンなこともあるのか、マキシマムマイティXガシャットでは「レベルマーックス!」だった部分の音声が、
ハイパームテキガシャットを意識した不ー滅ー!(フーメーツー!)となっている他、
必殺技発動時の音声が「カミワザ!」、発動後のランダム音声が「神の一撃!!」に変更されている。

玩具版はDX版が初回限定生産『パラドクスwithポッピー』のゴッドマキシマムマイティXガシャット版、
及び初回限定生産『アナザー・エンディング』コンプリートBOX+ゴッドマキシマムマイティXガシャットの特典として付属。
なお、音声は幸か不幸か残念ながら黎斗神役の岩永徹也ではなく、これまでのガシャットに引き続き影山ヒロノブが担当しているが、
単体で起動ボタンを押すと、Vシネマ『アナザー・エンディング』本編での黎斗神の台詞が24種類流れるようになっている他、
アーマライドスイッチ射出時の効果音に黎斗神の「フゥッ!」という掛け声が追加されている。

それ以外にもマキシマムマイティXガシャット同様にハイパームテキガシャットとの連動音声が存在するが、
それが岩永徹也氏によるハイパームテキガシャット音声前半部分のスキャットと、
後半のメロディに合わせて「絶対不滅ゥ~檀黎斗ォ~!!(神だァ……!)」というもの。
…もうどっから突っ込めばいいのか分からないが、とりあえず「悪ノリが過ぎるにも程がある」と言えるのは確かである。



マイティノベルXガシャット(MIGHTY NOVEL X)

ゲーマドライバースロット1音声:
「マイティノベル!俺の言う通り!マイティノベル!俺のストーリー!X!!」

ゲーマドライバースロット2音声:
「マイティ・マイティ・マイティー!マイティ・マイティ・ノベルー!!」


小説『マイティノベルX』に登場。
ベースカラーは白。
ゴッドマキシマムマイティXガシャットの力で生み出したゲームで、モチーフのゲームジャンルは「ノベルゲーム」。
ラベルには左手に本、右手に筆を携えたマイティの姿が映っている。
ゲーマドライバーやバグルドライバーIIなどの変身ベルトに装填し、現実世界の各地に設定されたスポットに向かうことで永夢の人生を追体験するイベントが発生し、選択肢が表示されるが、
選択肢をミスすると即ゲームオーバーとなり、ガシャット内に幽閉されてしまう仕様となっている。

永夢との対決用に純粋にゲームとして作られており、本来戦闘用の機能は一切プログラミングされていなかったが、天才ゲーマーMの力でエグゼイドをレベルXに変身させる機能が付加された。
変身音声のフレーズはマイティブラザーズXXのレベルX音声がベースだが、メロディーラインは独自色が強いものになっている他、必殺技発動後のランダム音声が「運命の一撃!!」に変更されている。

こちらもバンバンタンクガシャット同様、小説版発売直後は玩具化されておらず、限定版特典として「マイティノベルX」を模したガシャットカラビナが付属するに留まっていた。
小説付属の栞や限定版表紙にはプロップが映っていたため、中々立体化されない事にやきもきするファンも多かったが、小説版発売の4年後にようやくバンバンタンクガシャット共々「DX未商品化アイテム商品化プロジェクト」の第5弾としてプレミアムバンダイにてDX玩具化が決定。
同時にノベルゲーマー レベルXの設定画も公開され、プレバンラボZにて変身音声も公開された。


幻夢無双ガシャット(GENM MUSOU)

無双ゲーマー変身音:
「掴み取れ栄光のエンディング!漆黒の天才プレジデント!グ・レ・ー・ド無双ー!ゲンムゥゥゥー!!」


東映特撮ファンクラブにて配信された『仮面ライダーゼロワン』とのクロスオーバー作品『仮面ライダーゲンムズ スマートブレインと1000%のクライシス』に登場。
変身用で、ゲンムの新たな最強形態。
ベースカラーは紫とガンメタルで、ヒューマギアとして復活した黎斗がガシャコンバグヴァイザーで仮面ライダーサウザンドアークから吸い取ったアークの知能と悪意のデータをラーニングして生み出した。
形状としてはギア デュアルタイプに近いが「無双ガシャット」という新しいタイプのガシャットであり、ゲームジャンルは恐らく多数の敵を相手に暴れ回る無双系*12
ラベルには「稲妻を背にして佇む、日本刀を持った銀の長髪の男」が描かれており、この絵柄と外見から「デザインモチーフは『FINAL FANTASY VII』のセフィロスではないか」という声も。

ガシャットギア デュアルとは異なり「幻夢無双」の文字を象ったアクチュエーションダイヤルはゲーム選択機能が撤廃され、変身機能の起動と変身後のポーズ/リスタートの選択スイッチとして機能する。
また、ゲーマドライバーのレバー開閉によって表示される絵柄が変化するなど、マイティブラザーズXXガシャットの影響と思しき要素も見られる。
変身音声はハイパームテキガシャットをベースとしたフレーズだが、BGMに合わせてリズムが大きく変更されている他、変身音声にゲンムの名前と黎斗が変身時に用いる「グレード」というフレーズが含まれており、制作経緯と合わせて完全に黎斗専用に作られている事が伺える。

アークの概念によって生み出されたものであるため、『エグゼイド』に属するアイテムでありながらいわゆる「アークライダー」の系譜でもあるという、作品を跨いだ異色のガシャットとなっている。
そのため、変身者はアークの概念=悪意に強く影響される事になるが、黎斗自身のその強烈極まる自我と精神力により、ガシャットに記録された悪意を完全に支配している。

DX玩具版はプレミアムバンダイにてサウザンドアークプログライズキー及び檀黎斗プログライズキーとセットになった「DX幻夢無双ガシャット+サウザンドアーク&檀黎斗プログライズキー」として受注販売が行われ、『スマートブレインと1000%のクライシス』における黎斗の台詞も収録されている。
また、YouTubeにて配信された「プレバンラボ」で開発担当が語ったところによれば「ギア デュアルとダブルガシャットを魔改造的に合体させたギミックにした(意訳)」とのこと。


レジェンドライダーガシャット


ガシャット!

レッツライド!メッチャライド!ムッチャライド!ワッチャライド!?

アイム ア レジェンドライダー!!


ネットムービー『【裏技】仮面ライダーゲンム』PART.I「レジェンドライダー・ステージ」に登場。
黎斗が生み出した、歴代仮面ライダーのデータを内蔵したガシャットで変身用に分類される。
詳細は項目参照。


レジェンドゲームガシャット/ナムコ系ガシャット

『【裏技】仮面ライダーゲンム』PART.II「レジェンドゲーマー・ステージ」及びPART.III「ファイナルレジェンド・ステージ」に登場。
実在するゲームを模したガシャットで、Dr.パックマンに扮するパラドがレジェンドゲームガシャットのデータを収集するべく、
PART.IIにてパックマン~ゼビウスのガシャットをエグゼイド達に、PART.IIIにて太鼓の達人ガシャットをエグゼイドに与えた。
詳細は項目参照。


▼その他のライダーガシャット

イベントやプレミアムバンダイなどで発売された上記以外のオリジナルガシャット。







会心の追記・修正!!

編集 CLEAR!!



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最終更新:2024年04月09日 10:31

*1 『マイティアクションX』、『タドルクエスト』、『バンバンシューティング』、『爆走バイク』、『ゲキトツロボッツ』、『ドレミファビート』、『ジェットコンバット』、『ギリギリチャンバラ』、『シャカリキスポーツ』、『ドラゴナイトハンターZ』の10個を指す。

*2 ただ、本来黎斗が想定していた『仮面ライダークロニクル』のゲムデウス降臨条件が『上記10本に加え、「ギア デュアル内蔵ゲーム」と『ときめきクライシス』の13本のガシャットロフィーが必要なこと』、『ゲムデウスを理論上攻略可能な手段がクロノスであること』、『ポーズ機能でバグスターを完全に消滅出来ること』等から、完全な嘘ではないと思われる。

*3 「マイティブラザーズXX」、「マキシマムマイティX」、「ドクターマイティXX」、「ガシャットギア デュアル」、「ガシャットギア デュアルβ」、「ノックアウトファイター2」、「ガシャットギア デュアル アナザー」、「ゴッドマキシマムマイティX」を指す。

*4 『平成ジェネレーションズFINAL』では瞳のないレーザーにエグゼイドが乗っている一方、別のシーンでは貴利矢がレーザーターボに変身して戦う場面がある。

*5 不発に終わり、その後の音声が流れない。

*6 この特徴的な仕様を玩具版では成形色で再現した結果、同じ模様が一つたりとも存在しない特別なガシャットになっている。

*7 代わりにスロット1の場合はレバーを開いた直後に、スロット2の場合は「アガッチャ!」の後に10秒間如何にも無敵モードといった音楽が流れ、10秒経過すると「タイムアップ!」の音声が流れる。

*8 CSM開発者ブログでは「いや、やかましいわ神」と表記している。

*9 『仮面ライダーエグゼイド公式完全読本』に掲載の画稿では白と赤のツートンカラーだった。

*10 ガシャットのデータを取り込み自身を変質させるという意味では、嘗てグラファイトがプロトドラゴナイトハンターZガシャットでダークグラファイトバグスターへパワーアップしたものと同じ事だと思われる。

*11 DX玩具版ではクリアーホワイト成型。

*12 なお、ハイパームテキの方は「主人公最強の無双ゲーム」であるため、そちらをある程度オマージュしたと思われる。あちらが無敵状態で暴れ回るという意味での無双であれば、こちらは大軍を単騎で蹴散らすタイプの無双と思われる。

*13 後者はレベル4変身時にのみ流れる。

*14 前者は良性モード時に、後者は悪性モード時に流れる。

*15 初代ライダーを題材にした3D格闘ゲームで、後に『V3』と『クウガ』~『カブト』まで発売された単独ライダー格ゲーの始祖。『クライマックスヒーローズ』のご先祖様と言えるか。本郷・一文字の両ライダーやショッカーの名だたる怪人たちはもちろん、立花のおやっさんやルリ子さんも戦うぞ!

*16 1号、2号、BLACK、アギトで戦える3Dアクションゲーム。4人全員がオリジナルキャスト新録、特にアギト以外は当時久々のライダー役となり話題となった。こちらは『バトライド・ウォー』のご先祖様と言うべきか。

*17 ただし「GAME START.」と「GAME CLEAR. / GAME OVER...」の音声はオミットされている。

*18 CSM開発者ブログによると「DXバグルドライバーIIとセットのものをマスター版、ライドプレイヤーver.を市販品と捉えて頂ければ」とのこと。

*19 ただし「ゲーム」ではなく「玩具」としての発売のため、「CERO:A」表記のみ削除されている。

*20 ガシャポン版や食玩版も発売されたが、ライドプレイヤーの変身音声がオミットされている。

*21 それぞれ「名人、乗れ!」はレベル2、「ようやく人型になれたぜ!」はレベル3、「ノリノリで行っちゃうぜぇ!」はレベル5、及びレベル0時に流れる。

*22 前者はレベル1~3時に、後者の台詞はレベル0以降に流れる。なお、後者に関してレベル0とレベルX-0では台詞の強弱が異なる。

*23 『マイティアクションX』、『タドルクエスト』、『バンバンシューティング』、『爆走バイク』、『ドレミファビート』、『パーフェクトノックアウト』、『ドラゴナイトハンターZ』、『ときめきクライシス』、『ハイパームテキ』の10種。