セッション中に出てきた用語の設定語りの様なもの。読まなくても全く支障は来さない。多分。
元はパンゲアに古くから伝わる伝承。
王の紋章の保有者が他の保有者を打倒し最後の一人となった時に世界の覇者になるというもの。
伝承の信憑性はともかくとして現在は君主たるものの証として機能しており、王を名乗るには王の紋章を保有している事が絶対条件となっている。
過去に一人だけ例外がいたが、王の紋章を持たずに王を僭称した者は大陸中の国家によって袋叩きにあい悲惨な末路を辿ってる。
その為、国家規模の勢力であっても王の紋章が無い場合単なる一自治領として自称するのが通例となっている。
パンゲアにおいて君主を名乗るために必要な物であり、肉体の一部に刻まれる刺青の様な痣。赤黒い線に縁取りされ瞳とその紋章の特性に合った物とが組み合わさったような形をしている。
現在、王の紋章は女王、大王、法王、魔王の4つが確認されている。
王の紋章には以下の特性がある。
・保有者が死亡した場合、血縁によって継承される。殺害された場合も同様である。
・保有者が他の保有者によって殺害された場合、もしくは他の保有者に屈服した場合、紋章は消滅する。
・何の前触れもなくある日突然に紋章を得る場合もある。
・保有者を騎士に任命し様々な恩恵を与えることができる。
王の紋章の保有者によって騎士に任命されたものは王の騎士となる。
騎士となったものは王によって様々な恩恵が齎され、その戦闘力が強化される。しかし王が紋章を失った場合、与えられた恩恵以上の物を失うことになる。但し他者の手による殺害以外の理由で紋章の継承が起きた場合、騎士は騎士の資格を失うのみで済む。
言わば騎士と王は一蓮托生であり、多くの場合騎士は王の腹心の部下が任命される。
任命することができる騎士の人数と恩恵の大きさは王自身の強大さに比例する。
騎士が王より先に死亡した場合、王はその枠の分だけ新たに騎士を任命できる。
共和国首都ベテルギウスの地下に存在する謎のダンジョンより発掘された由来不明の機器群の総称。
機械仕掛けの道具から用途不明の兵器まで多岐にわたり、発掘された物の一部はリバースエンジニアリングされ使い易くした模造品が作られ生活に生かされている。それ故に共和国の工業・科学技術は諸外国より圧倒的に進んでいる。
一方で機器が大量に出土されるにも関わらず、その文明の生活や機器を利用していた人々、開発された過程の痕跡などは一切確認されておらず謎に包まれている。
聖堂十字教の先鋭化した教義を継ぐ過激派テロ組織。
彼らは亜人たちをこの世界の穢れとし、その穢れ多き世界で生きなければならないという苦痛に耐え凌ぎ、あるべき清き世界の実現の目指す事こそが神の御心に適った信仰の形であるとしている。
その背後には枢機卿がいると噂され、彼らの工作員の中には僧兵院で訓練、或いは改造、強化されたものが多数所属しており噂の信憑性を高めている。
また、シリウスの事件では廃棄文明の遺産が使用され、マクガフィンの関与も疑われる。
今から19年前に聖堂十字会で起きた少数民族ファイシア族の根絶作戦。
当時、新たに襲名した若手枢機卿にフリードリッヒ・ウィルヘルム、ガブリエル・ヴァレンタイン、ヘンリー・ダッシュウッドの三名がいた。
早々に功を挙げたヴァレンタインとウィルヘルムに比べ手柄を挙げることが出来なかったダッシュウッドは功を焦り、少数民族ファイシア族の浄化作戦を実行する。
しかしファイシア族の激しい抵抗を遭い、紛争状態となった。
混乱の中ダッシュウッドは戦死してしまった。
作戦自体はウィルヘルムが引き継いだ。彼の指揮の下ヴァレンタインがファイシア族の本拠地に潜入しその場にいたファイシア族の指導者たちを鏖殺し、紛争状態が終息するとともにファイシア族は(表向き)絶滅した。
だが、枢機卿が少数部族との戦闘で死亡したことの衝撃は大きく、ダッシュウッド家はその権威を大きく損なった。
最終更新:2013年08月08日 03:37