極・魔導物語 @ ウィキ

中山仁

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中山仁は『極・魔導物語』の登場人物。


概要

感田大学の考古学教授として田中たちに名が知れているほどの有名な教授で、遺跡の調査をしていたところ、同じ遺跡に転移した田中一郎たちと遭遇する。田中たちの境遇を聞いた中山は彼らを無事に出口まで送り届けようとするが、様々な妨害により死者が出るたびに怒り狂う田中から八つ当たりされ、挙句の果てにはついに彼自身も遺跡のモンスター(ケンタウロスもどき、もしくはトカゲ人間)に殺されることとなる。部下の倉山恭子が合流していればそれよりかは威厳を保てるが、それも中盤までのことで、アルルの遺体を前にして倉山に裏切られ射殺される。

基本的には最初の時空転移イベントが発生するところから次のマップに立っており、そこで合流できる。しかし、増田太郎が殺害されるイベントを回避した場合はなぜか最後まで一切登場しない。中山を合流させたければ必ず増田を死なせなければならないので、増田と中山は決して同時に居合わせることがないということになる。

特殊技能として拳銃を扱うことができ、発砲することで敵に通常より大きなダメージを与えることができる。

人物

感田大学では考古学の実績だけでなく、袋を開けるだけで食べれる非常食用のドライカレーを開発した実績があるという。なお、彼の回想シーンで登場する写真の大学は「北京師範大学」という中国の大学。

怪しい人間性

人間性を疑うような言動をとることがある。例えば、過去の世界で田中から野宿を提案され受け入れたかと思えばあっさり考えを変えたり、西村の言葉に乗せられて田中を「汚物色」呼ばわりしたり、田中に花札を渋いと言われてマジギレしたりする。また、天井の崩落で死んでしまった自身の部下たちに対しては「自分が調査に呼ばなければこんなことにはならなかった」などと悔やみ、田中たちを見放して一人残ろうとするほど動揺していたが、その一方で木田順子に対してウィッチの遺体を調査するよう指示した際には、動き出した遺体に捕まって木田が転落死しても、冷静に彼女の死を断言してしまう。その他、抜けてる面も多く、確証はないのに田中の仲間たちを「絶対に守る」と断言したり、白地癌時の恋愛感情についてあまりにもきっぱりと仲間たちにバラしてしまったり、または白地の様子が明らかにおかしくても気付かなかったりしている。しかも、最終的に白地は中山のために見せしめとして倉山に射殺されており、彼のせいでさらに不遇な目に遭っているように思われる。

そのためか、部下からの信頼が全くと言っていいほど感じられない。例として部下の川越と山本に「有給7ヶ月」というトンデモな条件を出してやっと探索の仕事を引き受けさせたり、部下である倉山に裏切られて射殺されたり、部下である名崎に「無事だったら良いな」とついには大して心配もされず(一緒にいた藤原だけは心配するのが当然と言ったが)、発掘者としては有名でも人間としては全く尊敬されていなかったのではないかと思われる。

また、発掘して手に入れたお金を死んでしまった仲間達の親に慰謝料として払う事を考えていたらしい。しかし、成果を挙げてからのこれで慰謝料が払えると言わんばかりの余裕の無い言動は、死んだ仲間たちの命を金で量っているかのように見えてしまう。彼は倉山と同じく一体、人の命を何だと思っているのだろうか。こうしたことから作中ではサタンと同じくらいの無能ではないかとするプレイヤーもいる。

作中での言動

  • 部下である探索員の川越と山本が壁の下敷きになって潰れていたのを見た彼はその状況を受け入れられず、一人その場に留まろうとしたが、西村一人だけが強制的に連れて行こうとしたので置いてけぼりにならずに済んだ。
  • 調査員がトカゲ人間(ケンタウロスもどき)に捕食されて死んでいるのを見た時、彼は「男の血液を吸収して栄養を満たしている」と推測したが、彼もそうなってしまう事は予期していなかっただろう。
  • 揚羽が死ぬイベントで、幻覚を見ながら穴に向かって歩いていく彼女に対しては率先して動こうとはせず、田中達がようやく揚羽を止めようとしたところで彼女は死んでしまう。
    • しかも、このとき中山は「私はうそつきだ。約束も守れないクズだ」と発言する。誰も彼の事をクズとは言っていない。それを自分から言い出すのだから、臨機応変に物事を対処できない彼は目の前で起きた現実に対して「投げやり」になっている可能性がある。よって、彼は表面上では田中達に謝りはしても、心の底では自分の保身に走っているだけである。「何が嘘付きだァ?お前が(友達を)救えよ!」並に一転攻勢を狙ったのだろうか。仮にも田中達を「救護」する立場であるならば、彼だけは開き直らないで頂きたい。
    • さらに、偽物の揚羽に西村までも殺された田中はますます中山に怒りをぶつけようとするが、それまで謝るだけの一辺倒だった中山はなぜか突然逆ギレし始め、「ああ、私はうそつきだ!!人を守れんただの人間だ!!」という台詞を放つ。
    • 納まりがつかなくなった激昂した田中はついに彼を殴ろうとするが、尻高事朗に止められる。短時間の間に友達を四人(増田を含めて)も目の前で失った田中に中山がかけた言葉は「少しは落ち着いたか」程度であった。
  • ウィッチたちに花札を教えていた際、「花札なんて渋いものやってんなよ」と発言する田中に対して、「なにをう!!花札を馬鹿にすんじゃねえ、花札は列記としたコンスピィレイションゲーム(意味不明)だ!!ジジババがやるゲームじゃねえんだよ!!」とマジギレしている。
  • モンハンに没頭する田中を見て自分の息子と重ね合わせるような発言をしているため、彼の息子もゲーム好きであると推測される。
  • 考古学に精通している割には、サタンやアルルなど過去の時代の人物たちとの会話にあまり積極的に加わってこない。そのため、アルルたちに真実を伝えるときに彼だけはその場所に居るかも分からず、何処で何をしているのかも分からない。彼の「考古学教授」の名が既に廃れてしまっている。
  • 金目当ての倉山に裏切られると、「ふざけるな!!!何がお金だ!君のせいで罪のない子供たちが次々と死んでいった…」と言って怒りを露わにするが、最初から最後まで倉山の野望に気付かず、彼にも責任があるはずなのに、「君のせい」だと田中の仲間達が死んだ責任を彼は倉山に丸投げしている。こんな事を言われてしまっては、倉山もさすがに彼を射殺するしかなかっただろう。(なお、これは極・魔導物語物語の彼の台詞であり、完全版の彼の台詞とは「ま、多少は」違いがある。)
  • 新たに出口を探すため王の間から出るとハーピーに足を捕まれ、そこでようやくこの遺跡では「何が起こってもおかしくない」と言い始める。「あんたは今の今まで何を見てきたんだ」と突っ込みたくなる。その後まもなくシェゾミイラの襲撃により尻高を失うが、今度は大して悲しむ場面すらない。その後トカゲ人間(ケンタウロスもどき)に捕食され、その生涯を終える事になる。
  • 尻高がモンスターに捕食された際、激しく動揺する白地を倉山に一任して以降、白地は落ち着きを取り戻したにもかかわらず様子がおかしくなっているが、彼はそれに気づかなかった。
  • 完全版ではウィッチやドラコに花札を教えたりしていたが、その後にルルーと寝たがる西村を「羨ましい」と言う事から、「えろじじい」である事も分かる。

データベース

基本ステータス

原作版から完全版にかけてはパーティキャラクターたちの能力値が全員同じであったため、能力値における特徴などはなかったが、物語物語では多くのキャラクターたちの能力値に個性が付いた中、中山はMPや防御力以外の能力値が高く、特に精神力が高いため、MPを1しか消費しないピストルを有効に活用できる。ストーリー中では無能な彼だが、戦闘に関しては有能である。
基本情報 原作〜完全版 物語物語
名前 中山仁
肩書き 発掘者
キャラ画像
顔画像

基本装備 原作〜完全版 物語物語
武器 (なし)
(なし)
(なし)
(なし)
装飾品 (なし)

能力ステータス 原作〜完全版 物語物語
初期レベル~最高レベル 1~50
必殺確率 1/30
最大HP変動域 40~600 37~518
最大MP変動域 3 3~200
基本攻撃力変動域 15~150 16~182
基本防御力変動域 15~150 12~120
基本精神力変動域 20~300 24~356
基本敏捷性変動域 20~300 17~206

覚える特殊技能

レベル 原作〜完全版 物語物語
1 ピストル

名前 消費 説明 備考
ピストル 1 相手を撃つ武器 基本ダメージ25(精神依存)

関連項目

+ タグ編集
  • タグ:
  • 登場人物
  • 男性キャラクター
  • 極・魔導物語

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