赤谷 良平(あかたに りょうへい)は、以下の人物である。
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活字俳優
主な出演作と役名
- 帝王星物語シリーズ - 赤谷良平(下節)
- 十三国世界邂逅記 - ウェーリ=レグニス・ミ・ベディア
- 南洋艦隊物語 - 奥村良平
帝王星物語シリーズの登場人物
登場作品
- 平成三銃士 - 主人公として登場
- LIMIT ―新帝王戦記― - 前半の主人公
- La Epoko Finala - 死後、彼の思考回路をベースとして構築された生体コンピュータとして登場
人物
名前
旭語名である赤谷良平の他、ヴヮル語名のTonaago Weeli(トナーゴ・ウェーリ)を名乗る事もある。
従弟の徳山銀次郎、駒澤太郎兵衛らからは良というあだ名で呼ばれている。
外見
やや茶髪掛かった黒の直毛を七三に分けた髪。眼は幼少期に両眼とも眼病で摘出した為、強化プラスチック製の義眼を填めており、カモフラージュも兼ねて眼鏡を掛けている。
背は高く、痩せ形。
又、多指症で生まれつき右手の指が六本ある(後に兄の優作から同じく指が六本ある左手も移植されている)。
来歴
大歴2000年12月31日、金芝県若葉市にて双子の弟として生まれる。
小学生時代に開言術に興味を抱いて以来魔法研究にのめり込み、2014年には僅か中学二年にして被精神作用性無形粒子物質(魔法物質、魔素)を発見、後にこれを扱う超物理学的学問である魔法科学の第一人者となる。だが同年、モノレール事故に遭遇して半身を損傷し、同時に兄である優作を亡くす。現在はその半身を優作から移植されている。
2015年、白砂原発事故(実際は人為的なメルトダウン)に巻き込まれて生命活動を停止するものの、2021年に蘇生。以降は国立魔法科学研究所所長として魔法科学の原理究明と技術応用の研究に関する第一人者となる。
性格
才能
科学的思考に優れ、魔法の解析に科学的手法を用いるという研究方法を確立する。
尚、自身も開言術の才を有し、又眼を用いずに物を観る特殊能力も持っている。
人間関係
血縁
父は医者の赤谷洋介。兄弟は双子の兄である優作、妹の文江、弟の与三郎。
それ以外にも従弟には徳山真由美・金壱・銀次郎・平三郎の兄弟や駒澤太郎兵衛がいる。
Limit ―新帝王戦記―の時点では一男一女を儲けている。また、La Epoko Finala主人公のアルジェント・フィウスは彼の子孫である。
友人
好意・恋愛
中学時代に転校生の千歳悠希奈と一時期付き合っていたが、悠希奈の転校により疎遠に。しかし後に原発事故の時に再開し、蘇生後に結婚する。
業績
魔法科学創設者として金芝大学名誉教授に任命されている。
死後
生前から生体コンピュータの計画を進めていたが、死後に息子の秀一の手によって自らが生体コンピュータのベースとして利用される事となる。
後にLa Epoko Finalaにおいてアルジェント・フィウスが務める事になった監視所(旧魔法科学研究所本館)の研究・防犯総合システムに用いられ、その姿のまま娘の赤谷理奈(本編中ではリナ・ルージャ名)と対面している。