洋館の設定

■洋館の起源
 明治維新の頃に作られたものを、戦時中に日本政府が改装。
 以後、役目を終えてからは放置されていたが、どういう経緯か伊達一族の資産となっていた。

 古く、この島は鬼が島と呼ばれていたが、無人であった。
 そこに、別荘として、当時の政府の要人が建てたのが始まり。


■洋館からペンションへ
 洋館を改装して作られたペンションだが、この出資金が、神宮寺郁子の親からむしりとった金である。
 この洋館そのものが戦時中に実験施設・研究所として使われていた歴史を持っているが、表沙汰にはなっていない。

 洋館はそもそも、伊達(管理人)の一家の所有物件だったが、伊達の祖父が秘密を抱えたまま他界したことで相続した伊達本人は何も知らなかった。ただ打ち捨てられるままになっていた洋館を、アシビが買い取り、管理人としてニートだった伊達を雇う。

 立地が不便すぎるために業者の作業も滞りがちで、改装は完全には済んでいない。館の一部分は掃除して泊まれるくらいにはなっているが、半分以上が手付かずの廃墟の状態である。
(コンセプトは、「廃墟に漂うノスタルジックな雰囲気の中でのひととき」だと伊達は主張している。改装を行なった場所も、できる限り、古臭く、また不気味な感じに設定してある。これには、伊達の廃墟好き(ほかにも、サバイバルゲーム好きなどの趣味もある)なのが影響している。)

 そして、洋館に客を迎え入れるということで、屋内を掃除していた伊達が妙な、地下に続く階段を発見してしまう。そこにあった、実験途中の謎の最近をうっかり外へ出してしまう。
 これによって、人体に多大な影響を与えるウイルスが館内に蔓延してしまうのだった。

 新種のウイルスは、一定の集団になって移動し続ける。熱ひいては日光に弱いため、窓際には近寄らない。
 有機物は分解してしまう。そのため、館内の造りが実は金属になっている。

 ウイルスは次々と被害者を出していく。エンディングに際しては、生き残るのが主人公とヒロインくらい。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年02月28日 18:44