ロシア
~社会主義の名残りでパッと見、制度的には労働者に優しそうに見えるが、その実情はけっこう厳しいと思われる~
①モデルコース
初等一般教育(3~4年)→基本一般教育(5年)(ここまでが義務)→中等一般教育(2年)→中等専門教育→大学など
在学中に学校の仲介によって就活するが、就学中に入社しそのままその企業に在籍しつづける。大学幹部のコネに依存した就職も多い。学費を就職先の企業がまかなうケースも。ネットや民間の斡旋企業を介した就職も一定数ある。
②正規/非正規
正規雇用/非正規雇用の区別はある。非正規雇用率は15%程度。この数値の低さは、つい20年前まで社会主義国家であったことと関係があるのではと思われる。
③非正規雇用のありかた
失業対策のため、失業者を雇用し非正規雇用が増やされる傾向にある。ちなみに、ロシアでは不景気即失業の増大とはならない。なぜかといえば「賃金未払い」がなかば制度化されており、不景気のしわ寄せはまずここに行くからである。どちらにしても労働者にとってはいい迷惑。
④貧しい家庭への奨学制度
冬将軍のため不明
⑤教育への政府補助
国立普通学校は無料。社会主義ばんざい\(^o^)/
国立大学には有料コースと無料コースがあり、入学者のうち約6割が有料コースに進む。(学費は年に$1000~6000)
⑥生涯平均転職回数
KGBに調査を阻まれ不明。
最終更新:2012年09月08日 01:59