リフィル・セイジ

登録日:2010/05/26 Wed 13:26:40
更新日:2024/03/04 Mon 17:14:41
所要時間:約 5 分で読めます





リフィル・セイジ
(Refill Sage)


年齢:23歳
身長:166cm
体重:49kg
好物:レモン

CV:冬馬由美


シルヴァラント出身。
ロイドコレットの担任教師で、ジーニアスの姉。
非常に博学で考古学を中心とした幅広い知識を持ち、その知識を買われてコレットの世界再生の旅に同行する。

普段は冷静沈着で、パーティの保護者的存在。
現実主義で用心深く、他人を容易に信用しない為、冷徹と言える程の言葉を言う事も多々ある。
クラトスしいなにも疑りの目を向けて警戒していた。
しかしこれは彼女の生い立ちと過去に深く関係しており、或る意味仕方ない事とも言える。*1

以下ネタバレにつき未プレイの方は注意。






実はシルヴァラントではなく、テセアラの出身。
人間の父親クロイツとエルフの母親バージニアとの間に生まれたハーフエルフで、幼い頃から優秀過ぎた為に、その頭脳を狙うテセアラの王立研究所に追われていた。
「一生奴隷として生きるよりも自由に生きて欲しい」*2と願う母バージニアの手により、生後間もないジーニアスと共に異界の扉と呼ばれる遺跡からシルヴァラントへと流れ着いた。

しかし、シルヴァラントでもハーフエルフへの風当たりは強く、幼い弟を育てながら各地を放浪し、ようやく見つけた定住先のイセリアでも種族をエルフと偽らなければならなかった。彼女とジーニアスが髪を長くして耳を隠しているのはその為である。
そのような経験故に、前述の通り仲間たちの中では最も疑い深い性格。洞察力もかなり鋭く、傭兵として世界再生の旅の護衛を申し出たクラトスに対しても、当初から不信感を抱いていた。
また自分をハーフエルフとして生み、結果として自分たち姉弟を捨てた母親に対しても、長年ずっと憤りを抱いている。


他人に心を開く事はあまりないが、その一方で弟や生徒たちに対する愛情は深い。
しかし怒ると相当怖いらしく、まず手と足が出る。生徒のロイドは当然ながら、弟のジーニアスに対しても容赦しない。
また大の遺跡マニアで、遺跡を見ると周囲がやや退くほど興奮し、性格や口調がガラリと変わる。

その様子を見たロイドは、リフィルのこの状態を「遺跡モード」と命名、以後仲間たちの間で通称になる。
遺跡や骨董品などに傷でも付けようなら、まず真っ先に蹴りが飛んでくる上に、押しもかなり強くなる事から、この状態のリフィルに勝てる者はまずいない。

また古代生物や精霊に対しても強い関心を持ち、解剖を企みかける。遺跡に対する執着心は、幼い頃にジーニアスと共に母親に捨てられた場所(異界の扉)を見つけたいという長年の思いが原因。

しかしそれを自覚した後も、遺跡モードは健在である。
まあそれまでも趣味に近かったのだから、もう彼女の人生の一部みたいな感じだろうし当然か。

恋愛に関しては昔付き合っていた人がいるらしき描写がある。詳細は不明だが。
清らかな乙女にしか会えないユニコーンに会いに行くときは、コレットとしいなに任せて自主辞退している。
理由は「大人だからよ」とのこと。
ちなみにこの「あの人」に関しては彼女に装備できる魔装備のイベントで語られる内容なのだが、リフィルの魔装備は知性の補正が彼女の装備中最強である為、何の因果か性質上アビシオンを倒す前から最強装備でだったりする。
なお、続編でのフラノールイベントでは教師と教え子のイケナイ関係が見え隠れする。

水が苦手で、この弱点はジーニアスにも隠していたが、タライで海を渡る時に水嫌いがロイドたちにバレる。
この水嫌いは、幼い頃テセアラで家族と共に逃亡していた中で、船から落ちて真冬の海で溺れかけた事が原因らしい。そのせいかお湯なら大丈夫とのこと。
上記のユニコーンと会う場所は湖の上であるため、水嫌いをごまかす言い訳に使ったとすれば、ひょっとしたら「まだ大人じゃない」かもしれない。


料理の腕前は壊滅的で、パーティ中最下位。ちなみに次にダメなのはプレセア
感覚や感情を失っていたプレセア以下の時点で察していただきたいが、凄まじい料理は以下の通り。

画期的だからと言って辛いケーキを作ろうとしたり、好物のレモンを何でもかんでも追加しようとしたりと、発想の時点で既に終わっている。なお、嫌いなものはきのこ類。
彼女の作った料理はジーニアスが「長生きしたかったら食べない方がいい」とロイドに助言したり、クラトスが食べた時は「今までに食べた事のない味」と称した挙げ句に、自分にファーストエイドをかけてしまった程の威力を誇る。
ちなみに圧倒的コーヒー派。


ジーニアスが12歳ながらにパーティ内で一番料理が上手なのは、料理が全く出来ない姉のせいで、小さい頃から自分が作らざるを得なかった為。ちなみに、その他の家事全般も出来ないらしく、そういった事は全てジーニアスがやっている模様。
ちなみにジーニアスの次に料理が出来るのはリーガル
…プレセアとリーガルの本編での関りと言い、この姉弟と妙に対比されている気がしないでもない。

空中都市エグザイアに於けるボイス付きのサブイベントにてついに母親と再会する。リフィルは溜まりに溜まっていた感情を吐き出すが…
反転でネタバレ
母親は心を病み、人形を産まれたばかりのリフィルだと思いこみ生活しており、本人を自分の娘だと認識できなくなっていた。
そうなってしまった事情は、リフィルの錯乱っぷりを見かねた街の住人が話してくれる。


【戦闘面】
典型的な僧侶タイプで、回復や補助を行う法術と、光属性の攻撃魔法を得意としている。パーティ内で多様な回復・補助を行えるのは彼女だけなので、強敵との戦いには必須である。ただ法術キャラの宿命として脆いため防御面のフォローは必須。また特技は覚えないが杖を使うため通常攻撃のリーチは意外と長い。
秘奥技は光属性の最強魔法「セイクリッドシャイン」と、回復と攻撃とを同時に行う最上位回復魔法「フェアリーサークル」。ゼロスとともにパーティーメンバー内で秘奥技を二種類使用できる。
とはいえゼロスは片方の条件が厳しすぎるうえにもう片方がはるかに使いやすいというのもあって、実質二つを使い分けれるのは彼女ぐらいだろう。
Tタイプでは『効果は低いが全体に影響する』術を中心に覚え、Sタイプでは反対に『単体にしか影響しないが効果が高い』術を覚えていく。
当然ではあるが基本的には彼女の能力上Tタイプ一択。Sタイプはバグでタイプ両立可能なGC版でしか出番はあまりないだろう。
ただし、一気に強化・解除できないのは難点ではあるがSタイプの補助術のうち、一部は戦闘終了まで『永続』する利点はある。
まあそれを差し引いてもTタイプの方が明らかに強い。これ自体は他のキャラの技にも言えることではあるのだが。

回復と補助に優れる反面、攻撃技は光属性の中級魔法『フォトン』とその上位技の2種類しか覚えない。
その『フォトン』がぶっ壊れ性能であり、Tタイプの『レイ』はかなり強力な術で複合特技も優秀なので強いのだが。
欠点は天使系に悉く無効化されてしまうこと。

ちなみに使う事はほぼないだろうがOPムービーでモンスター相手に蹴り→杖殴りのコンボを見せてくれる割に、実際の通常攻撃では杖で殴る事しかできない。

ラタトスクの騎士では手抜き仕様変更によりディバインセイバーを習得。ちなみに、ラタトスクの騎士のディバインセイバーは使いやすい。
また、マルタが単体回復術しか使えない事もあり、ラスボスにも相性面でやられにくいのでレベル制限があるSキャラでは使える方だが、周回プレイを考えればリザレクションを覚えないが魔物にポジションを奪われるかもしれない。
フォトン、レイズデッドもほとんどの魔物は覚えない。……が、一部の魔物が覚えるのでやっぱりその魔物にポストを奪われがち。

スキットではレモン詰めご飯なる怪作を披露。隠し味はガラムマサラ。
当然魔物に食べさせる料理の腕もお察し。ほぼ全てにおいて最低の評価。
ただし、魔物に食べさせる料理に関しては彼女にしか特定料理の「最も下のランクの料理」が作れない仕様。
そのため、怪我の功名的にごく一部の魔物からすればプロの料理人となりうる。

TOVS.には登場しないが、アイテムを使う事でセイクリッドシャインで援護してくれる
マイソロ1ではギルドの受付嬢。そしてコレットが出演していないためかロイドの幼なじみという謎設定である。

マイソロ2ではクラトス達に調査を依頼。

マイソロ3では本当の意味で先生として雇われた。



リフィル「ふふふ…素晴らしい!ロイド!こっちに来い!!」
ロイド「へ?…うわ…先生が遺跡モードになってる…。」
リフィル「人に変な名称をつけるな!いいからこの項目を見てみろ!」
ロイド「え?…何だよこの変な項目…ぐぁ!!」
リフィル「馬鹿者!この項目は2010年頃アニヲタWiki篭りによって建てられた項目だ!…だが見た所この項目は不完全だな…よし!追記、編集を行うぞ!コレット!変更を押せ!ロイド!いつまで寝ている、早く起きろ!」
ロイド&コレット「……はい…。」「はぁーい。」

ジーニアス「また姉さんの悪い癖が出たよ……。」

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最終更新:2024年03月04日 17:14

*1 ロイドやコレットが基本的にお人好し過ぎると言う事もあるのだが

*2 テセアラの王立研究所に入れられたハーフエルフは文字通り死ぬまで研究所から出られない