エルフェンリート(原作版)

登録日:2009/12/29 Tue 01:25:42
更新日:2024/04/28 Sun 16:54:52
所要時間:約 7 分で読めます




週刊ヤングジャンプにて2002年~2005年まで連載されていた漫画。
作者は岡本倫。単行本は全12巻。


あらすじ

ディクロニウスのオリジナルであるルーシーは、孤島の研究所で拘束されていたが、他の施設への移送中、拘束を破り逃走。海へ飛び込む寸前ライフルで狙撃されるが幸い軽傷ですみ、なんとか脱出に成功する。

一方、大学へ通うため親戚を頼って鎌倉にやってきた青年・コウタはいとこのユカと由比ヶ浜を訪れた際、偶然そこに流れ着いたルーシーに出会ってしまう。彼女は逃げ出す際頭部に受けた衝撃で記憶を失った上、人格が分裂して全く別の人格に入れ替わってしまっていた。「にゅうにゅう」としかしゃべることの出来ない彼女をコウタはにゅうと名付け、一緒に生活し始めた―――


粗筋はアニメ版と一緒だが、マリコの死に様など少しだけ違う。

グロテスクな表現(頭や手足が切断等)が多い作品だと思う。

そこ、寄生獣のパクリとか言うな



用語解説

  • ディクロニウス
人間の突然変異体であり、現人類を滅ぼすことが出来るとされる新人類。全て女。頭の側面に一対の角があり、ベクターと呼ばれる能力がある。
生殖能力を持つディクロニウスはルーシーのみ

  • ベクター
ディクロニウスが持つ無数の見えない腕。人や物の切断、銃弾を反らす、物を持ち上げる、等できかなり便利。
個体によって腕の射程と力が違う。
また、ベクターウィルスを人間に感染させるのにも使う

  • ベクターウィルス
男にしか感染しない。感染した男と女の間にはディクロニウスの子が生まれる。
ベクターで触れられるだけで感染する。
生まれてきたディクロニウスはジルペリットとも呼ばれる。
ジルペリットは生殖能力を持たない。



登場人物

今作のメインヒロインにして主人公。
唯一生殖能力をもったオリジナルのディクロニウス。
研究所から逃走する際に頭に受けた衝撃のせいで人格が分裂した。ベクターを出している時の人格がルーシー、にゅうにゅう言っている時の人格がにゅう、人類を滅ぼそうという思想の持ち主が本能。
ベクターの射程は作中最低の2mだが、力は最も強い。また、まだ加速度的に成長しており、ルーシー捕獲作戦の際には5mまで伸びた。
今作最強の生物。

  • コウタ
モテモテ大学生。
基本ダラダラしているが、やるときはやる子。
8年前の記憶が無い。
ルーシー捕獲作戦の際、撃たれる。

  • ユカ
今作のヒロインその2。
超絶ハイスペック幼なじみ
にゅうに乳を揉まれるエロ担当。
感じやすい体質ですぐにパンツをぐちょぐちょに濡らしてダメにする。

  • マユ
楓荘の住人。中学生。非処女
どす黒い。

研究所で7番として過酷な実験を受けていたディクロニウス(ジルペリット)。蔵馬のことをパパと呼んで慕う。序盤で達磨にされた後、読者からの強い要望により復活。
以後ギャグキャラに。
構想段階では存在しなかったキャラ。7話目最後の引きが弱く、「なら囚われのディクロニウスでも描けばいいんじゃね?」という理由のみで生まれたキャラ。
が、上記にもあるように人気がかなり出て、なんだかんだいって話によく絡むように。

  • わん太
不死身の犬型生命体。
生き物として考えられないくらい頑丈。

  • ノゾミ
アニメ版には登場しなかった。
音大生を目指している。
緊張したりするとすぐお漏らしをしてしまうため、オムツを穿いている。
にゅうにElfen Lied(ヴォルフ作曲)の歌を教えた

ナナより先にルーシーにブチブチにされたSAT(特殊急襲部隊)隊員。
キチガイかと思いきや良い人だった。
復活後はツンデレ化。
わん太に次ぐ生命力の持ち主。

  • 蔵間
マリコの父。
身内以外には冷酷な人。
ルーシーに恨まれている。
マリコの死後、廃人化していた。

  • マリコ
蔵間の娘でディクロニウス。35番としてずっと幽閉されていた。
目に付く者を手当たり次第に惨殺してしまうほど凶暴な性格。
ベクターの射程は作中最長の11m。最強のディクロニウスと言われている。
7巻にてルーシーを倒そうとし、爆死。

  • 荒川
角沢教授の助手で、ベクターウィルスのワクチン開発をしている。教授の死後は角沢長官の下で長官の計画の手助けをする。
イロイロやらされているが、処女。

  • アリシア、バーバラ、シンシア、ダイアナ
マリコのクローンでマトモな形になったディクロニウス。
ヘリコプターを支えながら死んだのがアリシア、能宗を殺したのがバーバラ、角を折ったのがシンシア、自分の心臓を刺したのがダイアナ。

  • 能宗
クローン四人組を作った科学者。
チョコレートが食事。

  • 黒帽子の男
ロリコンのサディスト。
並に殺したくなる。
ルーシーに首を千切られた。

  • サングラスの女
能宗の護衛として雇われる。
態度が素っ気ない。

  • 角沢長官
全ての黒幕。頭に角がある一族に生まれ、一族を蔑んできた人類に復讐しようとしている。
ハゲ。

  • 角沢教授
角沢長官の息子。コウタ達が通っている大学でベクターウィルスのワクチン開発をしている。
序盤でルーシーに殺される。
ハゲ。

  • アンナ
角沢長官の娘。
元々は頭の弱い少女だったが予知能力を得るために父に改造された事で、AKIRAや2001年宇宙への旅などに出て来る巨大な赤ん坊の様な姿になっている。
ルーシーに惨殺されるがラストでズタズタになった赤ん坊の肉片の中から元の少女の姿に戻って出てくる。しかし、元の姿に戻ったと同時に予知能力を失い元のお馬鹿な頭に戻っていた。

  • 如月
キャラが立っていたにも関わらず1話目にて首チョンパされる。
が、11巻のページ埋めなどで再登場。

  • 3号
蔵間にベクターウィルスを感染させたディクロニウス。
「3号を産んだ母親がまたディクロニウスを産んだ――これで7人目か――」という発言があるので、3号はナナの姉だと思われる。
角沢教授(当時は室長)に撃ち殺された

  • カナエ
コウタの妹。8年前、鎌倉から帰る途中の電車の中で父と共にコウタの目の前で何者かに殺された。
コウタはそのことを忘れ、妹は病死、父は交通事故で死んだと思い込んでいる。

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最終更新:2024年04月28日 16:54