モバゲータウン

登録日:2011/10/20(木) 08:21:21
更新日:2023/03/12 Sun 23:59:08
所要時間:約 5 分で読めます





モバゲーのマキです。




モバゲータウンとはDeNAが運営する大手SNSの一つ「mobage」の旧称。

mobageよりモバゲータウンの方が通りが良い。

PC用のYahoo!mobageもある。ヤバゲーと言う名を広めようとしたが、結局広まらなかった。。

名前の変更履歴
モバゲーTown

モバゲー

mobage


2006年2月7日にサービスを開始した。
10代から20代の間で流行り、会員数は1年で400万人を突破した。

サークルや質問広場、小説等を作成出来るクリエイター機能等、様々な機能がある。
機能は増減を繰り返し続け、現在の機能を全て把握している人は多分いない。

当初はケータイからのアクセスのみが可能であり、主な利用者が若年層であることと複合してネットマナーに慣れていない人が比較的多く、その辺りに気をつけなくてはいけない。
時おり厨二病にエンカウントする事もある。

また、モバゲーを通して直接出会って殺人事件が発生したのは有名(青森県八戸市ホテル殺人事件。発生日は2007年11月15日。)
以前にもモバゲーを通した事件はあったものの、大きく表面化されなかったことから具体的対策はなされないままであった。が、この事件を重く見た2008年4月に新潟市CSセンターを設立。24時間体制での監視システムが構成されると同時に、書き込みに対する規約や抵触判定が厳しくなった。


◆ゲーム
初期はオリジナルのFlashゲームの開発やアバターで盛り上げていた。
デップギャル男ラニーちゃんfishing ミミの4人はFlashゲー全盛期を象徴するキャラクター。

裏技も多く高得点を取るには慣れや運といった様々な要素が必要でかなりの人気だった。
が、2010年5月以降Flashゲームは一部例外を除き作成されておらず、現在はミニゲームコーナーに縮小と過去の賑わいが嘘のようになっている。
また、当時の携帯では快適にプレイ出来たが、現在の性能が良くなったケータイ及びスマートフォンでは処理が早すぎてまともにプレイする事が難しいゲームも多い。

※現在はYahoo!ゲームの「かんたんゲーム」コーナーにて当時配信されていたFlashゲームの数々をプレイすることが可能(提供:株式会社Sync)


アバターはかつてはドット画像によるモーションなしのものであった。が、2009年5月頃に導入されたモーションアバターが時を経て主流となり、移行も完了していると言ってよい。
フィーチャーフォン時代は旧式アバターとモーションアバターのどちらをメインに表示するか切り替え機能があったが、スマートフォン版モバゲーのインターフェースが完成されたときには、旧式アバターの表示機能や切り替え昨日は既に撤廃された。
よって、現在では旧式アバターを表示させる手段は存在しない。

2009年頃からエルアーク等の外部企業と提携したゲーム「DXゲーム」を配信開始。
この頃から課金制がアバターのみだったのがゲームにも導入。この頃の課金制度はまだ良心的。
釣りゲータウンなどは今でもプレイヤー数はそれなりにいるが、下記のソーシャルゲームが登場した影響で影が薄くなってしまった。

2009年半ばからオープン化により怪盗ロワイヤルこいけん!戦国コレクション等の多くのソーシャルゲームの配信を開始した。


モバゲーはこの辺りからおかしくなった。

現在CMでやっているゲームは100%これに分類される。
DXゲームよりも更に課金を前面に押し出しており、リサやじいやといったゲーム公式キャラクターの日記は常に阿鼻叫喚の図となっている。

当初は怪盗ロワイヤルのようなシステムが多かったが、最近は戦国コレクションみたいなカードコレクション形式を組み合わせたものが主流である。

最近はガンダムキャプテン翼まどマギテイルズ・FF・アイマス等、アニメやテレビゲームを題材としたゲームも多い。

また、ゲーム数が非常に多い分、現れては消えるゲームの数も少なくはない。

モバゲーに限らずネトゲーにあまり入れ込みすぎると終了した時のダメージが半端ではない為、そこそこにしておく方が良いのは言うまでもない。



◆主な用語


  • モバG

モバゴールド。基本的にアバターの購入に使う。
こちらは主にDeNAの自社コンテンツのみに使用



  • モバコイン

こちらはゲームに使う通貨。基本的に入手手段は課金のみ。
たまに来るメールをクリックすると2枚くらいくれる。
こちらはゲームや版権アバなどの他社コンテンツで使用。


  • ペナルティ

2006年10月に施行された制度。書き込み関係やメッセージの送信等が不可となり、完全に閲覧のみとなる。
ペナルティは規約違反のユーザーに対して行われる。具体的には電話番号やアドレスの掲載、他SNS等のアカウント情報の交換、出会いを求める書き込みや誹謗中傷、公序良俗に反する画像や動画等の掲載、著作権違反などが規約に抵触する。
ユーザー間ではペナン島と呼ばれ、荒らしなどを中心に「ペナン島送り(対象の相手をペナルティにすること)」「ペナン島行き(ペナルティ処置を受けてしまった場合)」などと表される。

過去には卑猥なアバターでも送られるとの都市伝説が流行ったこともあった。


  • 去勢

強制退会処置を課せられること。

度重なる違反行為でペナルティを繰り返す等の行き着く先がこうなるが、悪質な場合は一発強制退会というケースもある。
設立当初からほとんど仕様変更を行っていないらしく、強制退会を受けたアカウントの各種データ(所属サークルや友達リスト、アバター等)は抹消されない。
このため、2019年現在も保持されたままである。
ただし日記に関してはIDの古いユーザーのみ削除が実施されている。

2008年頃までは、ミニメールを送ろうとすると初めて「このユーザーは退会しています」という表示がされるものであった。それ以外には変化点がなく、退会したユーザーに対する伝言板や日記へのコメントも可能であるという粗が見受けられた。
2009年頃より伝言板や日記などにコメントをしようとすると退会済表示がされるようになる。
2010年頃になると、退会したユーザーのページにサークルや書き込みの痕跡等を利用してアクセスしようとすると、その時点で退会済表示が行われるようになった。しかし依然としてアカウントのデータ自体は残っており、URLのIDをアバターコーデや日記一覧等に組み込むことによって一定のデータ閲覧が可能。

なお『自主退会・強制退会いずれも行われていないが、長期間に渡ってログインや利用された形跡のないユーザー』には、2010年頃に自動的に退会処理が施されている。


  • 転生

アカウントを新たに作り直すことを指す。

DoCoMoユーザーであれば破損や水没などを理由に、キャリアショップでの手続きを行ってSIMカードを新しくする。
auユーザーであればEZweb契約サービス(EZ WIN)をサービスセンターへの電話申請で一旦契約解除し、その後同様の手順でEZWeb再契約を行う。

…などの方法を取ることによって、個体の識別番号が変更され、新規会員登録が可能であった。
リスクとしては、他有料サイトの登録やダウンロードしたコンテンツ等を中心に再契約の必要性や使用不可等といった点である。
いずれの手段も低コスト(特にauは必要となる要素がEZ WIN契約料の月額315円のみであり、必要手順は電話のみで完結するため)であり、その気になれば1時間もしないうちに新しくアカウントを作り直すことが容易であったため、何度も転生を行ったユーザーは非常に多く見かけられた。

このため、アカウントの持つデータや課金額等への関心が薄いユーザーにとっては、ペナルティや強制退会処置などは取るに足らない存在であり、禁止事項である電話番号やメールアドレスなどの交換、荒らしなどの行為を何ら気にすることなく行うことができた。
ネガティブイメージのつきまとう転生であったが、当時で言う「機種変と同時にキャリアも移行」が理由による正当な転生も存在した点に留意されたい。

2010年頃より、自主退会したアカウントのみに対し、1ヶ月経過すれば新規アカウントの作成ができるようになった。
(仕様変更以前の自主退会は「退会しました。」の一文と「再開する」のみが表示されるだけで、「再開する」を選ぶと自主退会以前のアカウントのマイページに復帰させられる。自主退会の前後で変更が起きる事項は何もない。)
この場合新規登録時のモバGは付与されない。また、「去勢」の項で述べたように、先に自主退会したアカウントのデータ自体は残留する。

現在は各種サービスが旧世代のものとなったことにより転生行為は縮小傾向にある。主流となったスマートフォンのSIMカードを何らかの手段で変更する等を行えば一応転生可能である。


  • ガチャ

テーマ毎に16種類(たまに変わる)からランダムでアバターが手に入る。
課金しない人には初回無料以外縁が無い。


  • 合成マシーン

利用費とアバターを2つ消費をして新たなアバターを手に入れる。
帽子×アクセ等、特定の組み合わせで合成でしか手に入らないアバターが手に入るかもしれない。正しい組み合わせでも普通にショップにあるアバターが出る事もそれなりにある。
合成マシーンは旧式アバターの時の名であり、現在はモーション合成。
こちらは初回無料が無いので無課金だと更に縁がない。

ガチャと合成マシーンは一定期間で入れ替わる為、アバターマニアはそれらの入手に苦心する。


  • 初期アバ

登録した時のアバターの事。基本的に髪や顔(初期顔)の事を指す傾向がある。

アバター収集家からはアバター収集に熱を入れている自分を、否定するような姿勢で見られているような為、否定されがち。
また、殆どのゲームでは本腰を入れてないプレイヤーと勝手に思われ敬遠される(怪盗など歴史が古いゲームではアバそっちのけでやりこんでる廃人と思われることもある)


  • 照れ顔

アバターに設定できる表情のひとつ。
どんなにアバターに手間暇かけていても、初期アバよりも敬遠され、それだけで荒らし扱いされる。
それだけ残念率が高い。
実際マイページを見てみるとすごい残念な場合が凄く多い。


  • モバゲーのマキ

メルマガのキャラクター、ユーザー間ではモバゲーの支配者としてキャラ付けされている。
スコット
ャラクター
だからマキ。


  • 基本無料

こう唱っているが、殆どのゲームでは無理。
課金して手に入るアイテムの方が強く、無課金は課金に蹂躙されるのが常な為。
また不定期に開催されるゲームイベントでは、回復アイテムを大量に持ってないとクリアできないことも多い。
萌えcanちぇんじ!等のように自分が我慢できるなら無課金でも問題ないゲームもある。


  • サークル

所謂掲示板。サークル内にトピック(所謂スレッド)を立て、トピック内で書き込む。
配信ゲームの公式サークルから、個人が作る趣味嗜好サークルまで様々。

トピックを単語検索する機能はあるが、トピック内の書き込みには単語検索することができないので2ちゃんねる/5ちゃんねるに比べると使いにくい。
スレッドフロート式ではないが「スレ」と呼ばれることもある。

「>>」入力によるレスアンカー(安価)は可能。設立当初は存在していなかったが、2007年頃可能になった。しかし、削除されたレス投稿の番号に対しレスアンカーを向けることで、削除されたはずの文章を読むことができる…という小技が存在した。これはプログラム上の仕様ミスで、半年もしないうちに修正された。
削除されたレスにアンカーを向けることは「掘る」と呼ばれていた。

当時はサークル間で『戦争』などと名乗り、互いに荒らしあったりしていることが散見された。
(サイトが設立から10年以上経過した現在はほぼ沈静化している)
地域系サークルや年齢別サークル等は、新潟市CSセンターの設立までの当初は特に出会いの場の温床となっており問題視されていた。


  • 黒猫ミニメ

ゲーム招待用


  • 実況掲示板

永遠にβ版


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最終更新:2023年03月12日 23:59