ダニー(金色のガッシュ!!)

登録日:2011/05/21 Sat 16:35:22
更新日:2024/04/14 Sun 00:49:36
所要時間:約 3 分で読めます




ダニーとは『金色のガッシュ!!』の登場人物。
魔界の王を決める戦いに参加した百人の魔物の子の一体

CV:山口勝平
人間換算年齢:15歳
好きなもの:魚、たい焼き、チョコミントアイス
趣味:格闘、ファミコン、ドライブ
パートナー:ゴルドー
魔本の色:



ツリ目で髪型が逆立っており、ケンカっ早い性格で腕っぷしに自信がある。身体能力が高い。
ゴルドーからは「ダニーボーイ」と呼ばれているが、本人は子ども扱いされていると不服げに「ボーイを付けるな」と毎回返している。


大抵はゴルドーの仕事のボディーガード等を勤めており、文句は言いつつも魚の菓子のお使いに嫌々ながら興味津々に赤面したりと子供っぽい部分もある。
まあ実際子供なんだけどね。(でも清磨よりは年上だったりする)
ゴルドーから自動車の運転も教わっており、原作では見事なハンドルさばきを見せた。
やはりというか未成年の無免許運転なのでアニメ版ではカットされている。


初対面でガッシュを魔物と見極めた。
彼曰く、“普通は”魔物は魔物と人間を見分ける事ができるらしい。
(ナレーションではガッシュは人間と魔物の区別のつかない魔物と書いてある)


重要文化財「シェミラ像」が清麿達のモチノキ町の美術館に展示されるため、そのボディーガードをしていた。
ゴルドーに頼まれた「たい焼き」を買う為*1に外出していたところを、シェミラの像を一目見ようとして来たガッシュと鉢合わせる。
ガッシュはダニーを魔物と気付いておらず、空腹からダニーが買い占めたたい焼きを分けて貰えないかと交渉。
しかしガッシュの正体に気付いていたダニーは、目の前でたい焼きを全部食べた*2上にガッシュを捕えて魂胆を吐かせようとした。
結局ガッシュが本当に像を見る為に1人で来た事、しかも公開はまだだという事も知らずに来た事を知り、あまりのマヌケさに大笑い。
真っ赤になって歯をガチガチ鳴らし涙するガッシュに最後のたい焼きを譲り、シェミラの像の警備をしている事を褒められた事で気を良くして仲良くなった。
だがガッシュと取っ組み合いをしている間にマフィアによってゴルドーの元からシェミラ像が奪われてしまう。


それを取り返すためにガッシュと共に船に乗り込む。(像の場所が不明だったが、ガッシュの鼻で追跡できた)
ダニー特有の術によりマフィア達との乱戦で圧倒的有利に立つも、ゴルドーを人質に取られてしまい動きを封じられてしまう。

この甘さがゴルドーが「ボーイ」を付ける理由である。
ゴルドーはそんな脅しに全く屈することなく、むしろ「さっさと撃て!」とマフィアを恫喝。

そこに辛くも駆け付けた清麿がザケルを唱えた事で難を逃れ、無事シェミラ像を取り返す事に成功する。
帰り道、前方のトレーラー(アニメでは泥棒が悪あがきに逃げようと使ったトレーラー)のタンクが車の上に落ちてきたのを体を張って防ぐ。
ダニーはシェミラ像を守るため、車内に自分の魔本があるにもかかわらずガッシュにタンクを破壊するよう頼んだ。
清麿は苦渋の果てにガッシュの一押しもあってザケルを唱え、彼の本を巻き添えにタンクを破壊した。


燃え行くダニーの本、自分の魔本を省みずに仕事をやりとげたダニーとゴルドーの最後の会話は…






クリア・ノート戦にて再登場。
一番に登場し、ガッシュの金色の魔本にジオルクの力を与えた。

魔界ではウォンレイ達と同じ学校に通っている。



【術一覧】

○使用術:ジオルク系

唯一無二の回復・再生の呪文が一つだけ。
攻撃自体は自身の腕っぷしを頼りに戦う。

・ジオルク

ダニーの身体の負傷を完全に再生・全回復させる呪文。
唱えている間はいかなる外傷があろうとも瞬時に再生・回復する。
他所の第1の術がモシャスとかヒャドのところにいきなりベホマとは強いのか弱いのか
腕が切断されたりした場合に発動したらどうなるのかは不明。
銃で撃たれても銃弾を体外に排出しながら回復出来るようなので、失った肉体も本体(脳とか心臓?)があれば新しく生み出せると考えられる。


いや、きっとそう。うんむしろそうじゃないはずがない。
『シン』級の術が現れた金色の魔本でシンがついていないのは、ダニーのこの術とパムーンの「ファルセーゼ・バーロン」のみ。
この術が『シン』級の力を持っていると考えてもおかしくはないであろうと…

…違うかな?



きっと最強
我らのダニー!


うぉおおおお

◆ゴルドー

(CV:家弓家正)

ダニーの本の持ち主で非常に小柄な老人。国籍はリビアでメガネを掛けている。
芸術を愛する資産家で、仕事に誇りが持てないダニーを半人前として扱い「ダニーボーイ」と呼んでいる。
本人によると、ダニーとは港で出会ったとのこと。
芸術に対しての教養があり、世界的に有名な作品の受け渡しの仕事をしていた。
同時に美術品を狙う悪党と常に渡り合っており、自身が人質になろうとも一切臆する事がない度胸を持つ。
ガッシュが興味津々だったシェミラの像を見せたが「ブリの方が良い」と言われショックを受けていた。

自身の本が燃えることになろうとも仕事を果たしたダニーを一人前と認めた。
別れ際には燃える本に手を触れ火傷をしながら「ジオルク」でダニーの体を再生し、初めて「ボーイ」を付けず呼んで見送った。

「へ… へへ… どうしたい? 若造(ボーイ)がついてねぇじゃねぇか?」

「当り前じゃ…今のお前を誰が若造(ボーイ)と呼ぶか…」

「わからねえ…わからねえな… なんで涙が止まらねんだよ…」

「王にもなれなかったのによ…なんでこんなに嬉しいんだよ…」

「…やり遂げたからじゃよ…お前が大きくなってくれて、ワシも嬉しいぞ。」

「綺麗な姿で胸を張って帰れ。お前は立派に仕事をやり遂げたんじゃ…」

「へ…そうさせてもらうぜ…じじい… ありがとな」




「フン…ありがとう か… 礼を言うのはこっちじゃわい…」


「楽しかったぞ… 我が息子(マイボーイ)よ…」


ガッシュカフェ


作中の面識はないが武闘派という共通点のある二人。やはり気が合う所があるらしく、冒頭では組み手をしていた。
ちなみに格闘技そのものの実力はウォンレイの方が上のようだが、ダニーの格闘技は試合観戦や本などで自己流で身につけたもの。
それでウォンレイと渡り合えているあたり彼のポテンシャルも相当なことがうかがえる。





へへ…どうしたよジジイ…


アニヲタが付いてないじゃねぇか

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最終更新:2024年04月14日 00:49

*1 ちなみに好物がたい焼きだがその存在を知ったのはこの時が初めて

*2 ゴルドーの分の一個だけは残して。しかしその一個は最終的にガッシュにあげた。