チームサティスファクション

登録日:2011/01/29(土) 15:48:29
更新日:2024/03/21 Thu 20:57:51
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サテライトに伝説のデュエルギャングあり。

彼らはサテライトにあってなお満足を求め

揃いの袖の破れたジャケットを身に纏い

彼らは信じるデッキをディスクにこめ、右手を掲げて叫んだ



ヽ(`Д´)ゞヽ(`Д´)ゞ
ヽ(`Д´)ゞヽ(`Д´)ゞ
「「「「デュエッ!」」」」

●目次

チームサティスファクションとは?



チームサティスファクションとは、遊戯王5D'sに登場する伝説のチームの名前である。

彼らはサテライトでドデカイ事を行い満足する事を目的として結成された。


今は解散しており、皆それぞれの道を歩んでいる。


ちなみにサティスファクションとは“満足”という意味である
つまりチームサティスファクションを直訳すれば「満足同盟」「満足連合」といった意味となる。
何かがおかしい気もするが、遊戯王ではよくあること。


【活動内容】
ゼロリバースによってシティと分断され、無法地帯と化したサテライト
そこにはびこるデュエルギャングを満足手錠を用いて強制的にデュエルさせ、
倒してデュエルディスクを爆破するのが主な活動。

デュエルに応じない者はリアルファイトを行い直接デュエルギャングを打ち倒す。

そういったデュエルギャングを殲滅し、満足するためにサテライトを統一することがチームサティスファクションの目標である。

ぶっちゃけ他のチームからしたら迷惑極まりないんだがな!

【衣装】
メンバーは、何故か腕に巻くベルト、フィンガーレスグローブ、リーダーお手製の山賊みたいなお揃いノースリーブジャケットを着ることが義務づけられている。
タッグフォースでは、サティスファクションの刺繍入りのデュエルギャングジャケットがアイテムで手に入る。
反応は
鬼柳⇒最高に満足してくれる
遊星⇒嫌いな物に入る(辛い過去を思い出すから?)
クロウ⇒普通の反応
ジャック⇒普通な反応

【活動拠点】
サテライトの廃ビルにみんなで住んでいる。
何故か会議は机の置かれた野ざらしの最上階で行う。


メンバー


チームサティスファクションのリーダー。
濃すぎる面子を纏めあげるカリスマ性と、時代を先取りし過ぎたファッションセンスがイカす皆のリーダー。
使用するデッキは悪満族メインの【デーモン】。
ジェネラルデーモンやヘイトバスターなどを使っている。
非常に仲間想いであり、敵の罠にかかりビルの屋上から転落しそうになった遊星を決して見捨てようとしなかった。
「チームサティスファクションリーダー・鬼柳京介。満足させてくれよ?」


チームサティスファクションのメ蟹ック担当。
機械ならなんでもお任せ我らが主人公。
暗闇から現れ、相手のデュエルディスクに手錠をかけて強制的にデュエルを行うという闇のプレイヤーキラーみたいな事をしていた。
現在はクールな彼がこんな変な事をノリノリでしていたのは若かったからか、それともやはり実は天然だからか。
この頃はかなり笑ったり、叫んだり感情豊かだったりする。
使用するデッキはローレベルシンクロを決め手にするウォリアーデッキ。
まだスターダスト・ドラゴンは持ってない?

チームサティスファクションの鉄砲玉担当。
サテライトに居た子供達をアジトに連れ込んでトランプしたり、
子供相手にゲイルを使ってデュエルしてたりする自称鉄砲玉のクロウ様、ハジケリスト。
今よりも数は少ないが、既にマーカー付きである。
敵のアジトに単身乗り込みわざと負けて満足電波を発信し、仲間に敵のアジトを教えたりしている。
この当時から既にBFシリーズを使用している……のだが、後のエピソードでピアスンからBFデッキを受け継いだのは満足同盟解散後と語られるので微妙に設定矛盾してたり。

チームサティスファクションの特に役割のない人
まだただの人な頃の未キングだが、既に後のニートの素質が見え隠れしている。
基本暇な時は椅子に座ってキングごっこをしている。
サテライト統一戦において敵のボスをリアルダイレクトアタックにより決着をつけ、勝利に大きく貢献した 。
使用するデッキはパワーで押しきるパワーデッキ。
攻撃されたら守備力0を晒すマッド・デーモンを先行で出すというキングのエンターテイメント性溢れるプレイングを披露している。

タッグフォースの主人公。チームサティスファクションにいたらしい。

4でダグナーの鬼柳さんが添い寝してたりいろいろ羨ましい奴
5でポンチョ遊星のイベントでは「俺たちはレアだぜ」と巻き込まれたりもした。
また不満足さんを励ましたり慰めたり、一緒に雇われたりもした。

当然、上記の設定はゲーム中のイベントのみである。
だと思っていたが、どうやらDTのプレイヤーもコナミ君である可能性が浮上した。




なお、DSソフトの「ワールドチャンピオンシップ2010」でも、主人公が満足同盟の一員として登場する。
タッグフォースと違い女性にも出来るのでイケメン4人に囲まれ紅一点の逆ハーレムになり、全国のお姉さん方も満足ができる。


【武装】
言わずとしれた決闘をするための道具。
ATMも愛用した海馬コーポレーションの初期モデルと同デザイン。
都市機能が崩壊したサテライトでは貴重品のハズだが、デュエルギャングはこれを標準装備しており、満足同盟メンバーはこれを容赦なく爆破する。

  • 満足手錠
錠と錠の間がかなりの強度の長いヒモで繋がれた爆弾付き手錠。
おそらく先輩である闇のプレイヤーキラーから学んだことだと思われ
この錠を装備した状態でデュエルに敗北すると錠が爆発する。
これを相手に強制的に装着し、デュエルを挑んでいった。
通称「鎖付きダイナマイト決闘」。
TFにはデスマッチ用デュエルロープなるアイテムが存在するが、恐らくはこれのことだと思われる。

後にナンバーズハンターやトロン一家(というかバリアン)に受け継がれた。


満足


【チーム・サティスファクションの結成】
後にチーム・5D’sとして名を馳せることになる遊星、ジャック、クロウ。
彼らは皆サテライトの孤児院に生まれ育ち、将来に希望を見出せない中で不満足な日々を送っていた。
そこへ現れたのが鬼柳京介という男だった。彼は3人に向かって言い放つ。

「どうやったって、俺たちはサテライトから逃げることはできない。
だったら・・・ここで満足するしかねぇ!」

サテライトでデカい事をして満足する。
それだけを目的とする集団、チーム・サティスファクションの誕生だった。


満足への道】
当時のサテライトは現在以上に治安が悪く、各地でデュエルギャングと呼ばれる荒くれ者たちがチームを作って勢力を競っていた。
チーム・サティスファクションは彼らに勝負を挑み、前述の手錠やリアルファイトランニングデュエルを駆使して
デュエルギャングどもを次々と撃破していった。

チーム・サティスファクションの名はみるみるうちにサテライトに広まり、
サテライトの勢力図は次々とチーム・サティスファクションを中心に塗り変わっていったのだ…

【サテライト統一】
長い戦いの末、彼らはついにサテライト統一に成功して満足した。そう、統一に成功したその時は。
だが、満足とはいわば最高の状態、一度満足すれば以降は落ちてゆくしかない。
彼らはまだ満足の恐ろしさを知らない…


満足同盟の分裂】
満足を味わってしまったがゆえに 満足同盟は燃え尽き症候群となってしまう。

徹底した残党狩りで権力の維持を主張し、徐々に言動が過激化していく鬼柳に対し、
クロウは「デュエルってこんなにつまらないものだったのかよ!」と主張し鬼柳のもとを去る。ついでにジャックも無言で便乗していずこかへ消え去る。
一度満足した者は、さらなる満足を求めずに入られない。
鬼柳は既に満足なしには生きられぬ身体になっていたのだ…

ただ一人残った遊星を前に、鬼柳はセキュリティを潰す事を宣言する。
たった2人のチームが権力構造の上層に位置するセキュリティに歯向かう。それは極度の無謀であった。
ついに遊星も満足同盟からの脱退を宣言する。
『鬼柳一人ならまさかセキュリティを相手にする事はない』…と、そう思っての発言だった。

だが奴は…弾けた。

【鬼柳の死】
鬼柳は遊星の予想に反し、単身でKC本社によく似たセキュリティのビルに爆弾テロを仕掛けたのだ。
当然テロリストとしてセキュリティの新兵器D・ホイールによって追い詰められてしまう鬼柳。
だが、彼の前にかつてのチーム・サティスファクションの仲間たちが戻ってきた。

「これがチーム・サティスファクションのラストデュエルだァ!!」

しかし、遊星たちは鬼柳ともう同じ道を進むことはできないと告げ、それでもかつての仲間の義理として鬼柳を救いたいと申し出る。
絶望する鬼柳が何かを言いかけたと同時にセキュリティが突入してしまう。
圧倒的な戦力差でデュエルで拘束しようとするセキュリティを前に、4人は散り散りになってしまう。
そして必死の逃走を繰り広げた鬼柳は、ついにD・ホイールに乗った警官に組み付き、重症を負わせて上で撲殺しようとする。
遊星はすんでの所でそれを止め、鬼柳の身代わりにセキュリティに出頭するものの、タイミングが悪く同時に鬼柳は拿捕されてしまった。
セキュリティへの反逆は第一級罪、終身刑は免れない。
警官隊の隊長は、遊星の肩を叩きつつそう告げた。

護送車に放り込まれる寸前の鬼柳が見たのは、警官と親しげに会話している(ように見える)遊星の姿だったのだ。
徐々に芽生えつつあった仲間への不信は、この瞬間に確信へと変わる。

「遊星!俺を売ったのかァァァ!!遊星ェェェェ!!」

鬼柳は獄中で看守に徹底的な暴行を受け、更に命より大事なデッキを剥奪される。
彼は自らを裏切った遊星を呪いながら獄中死した…。

【ダークシグナー】
後に遊星とジャックはシグナーとして覚醒する。
だが、鬼柳は現世への強い未練を遺して死んだことで、ダークシグナーとして覚醒してしまう。

「復讐したい奴がいる・・・」

復讐による満足を求め、二度にわたり鬼柳と遊星は激しく激突する。
二度目のデュエルで鬼柳は敗死、遊星の腕の中で二度目の最期を迎えた。

「こんなんじゃ…満足…できないぜ…」

【同窓会】
超官の敗北による一連の事件の終結後、鬼柳はなんやかんやで2度めの蘇生を果たす。
なぜか思い出したダークシグナー時代のトラウマから不満足状態になったリーダーを満足させるべく、
遊星は彼が不満足 に生きているというクラッシュタウンを訪れた。

鬼柳「忘れちまったぜ…満足なんて言葉…」
遊星「ダークシグナーだった頃のお前はもっと輝いていたぞ!」

生きていても死んでいても同じと語る不満足さんだったが、街をロットン一派から取り戻すべく戦う中で徐々に満足を取り戻してゆく。
遅ればせながらジャックとクロウも駆けつけ、伝説のチーム・サティスファクションは復活を遂げた!
リアルファイトしたり、何故か並んだり、ゲイルを投げたり、みんなでサムズアップ b b b d したりと、同窓会を楽しんで満足した元満足同盟メンバー。
見事ロットンを打ち倒し、結果として町の名前も満足して「サティスファクションタウン」になってしまった。
(効果音)カァーン!

「やっと…満足したぜ…!」

鬼柳は今もサティスファクションタウンの町長として、街の復興と治安維持に励んでいるらしい。

「この町を復興するまではまだ満足できねえぜ」

【その他】
満足伝説は一人歩きを始めているらしく、タッグフォースにて、クロウに喧嘩を売って負けた少年達が
「カードは差し上げますからだけは勘弁してください!」
とか言われちゃうくらいに伝説の存在とされているみたいである。

解説・反響

以上のように全編でツッコミどころしかないことから視聴者間で大きな話題に。
そのくせ本編は「死んだはずの仲間が蘇って敵に回る」「死人が幾人も出ている炭鉱での利権争い」というカードゲームアニメとしてはもちろん遊戯王としてもシリアスすぎる展開だっただけに文字通りシリアスな笑いになってしまった。
とにかく鬼柳が強烈すぎるが、主人公のはずの遊星や他のサブキャラ、モブキャラに至るまで珍妙なセリフを終始真面目なトーンで話しており、どこまで狙ったのかよく分からない演出が相まって視聴者の腹筋を崩壊させるには十分すぎるエピソードとなった。
「バイクでデュエルとか終わったな」と言って序盤だけ見て視聴を辞めてた人もこの話がきっかけで帰ってきた人は多いと思われる。
ネタ方面ばかりが話題にされやすいクラッシュタウン編だが、自責の念にとらわれ自暴自棄になっていた状態からの再起に旧友たちとの再会と鬼柳京介という男の物語の完結を描き切っており、このエピソードは密度と完成度の高い7話分であったと言えよう。

なお、このようにネタにされる満足同盟だが、これまで端役ばかりであまり名の知られてなかった小野友樹が業界内外に大きく名が知られた一因はこのエピソードがあったからこそとも言える。
過去の熱血タイプで友情に厚かった鬼柳が徐々に壊れていく過程、そして現代の狂気に支配された鬼柳が同じ話の中で何度も入れ替わる・再登場時の不満足っぷりと再起……とこれらをきっちり演じ分けたのは彼の実力あってこそだろう。


余談


ジャックの初期の過激すぎる強奪方法であったり、最終回での「たとえ仲間の絆であっても乗り越えて前に進む」といった発言はこのチームサティスファクションの停滞による崩壊を経験したためではないかと言われている



ちなみにゲーム『イナズマイレブン2』の全国大会で
まさかの「マンゾクドウメイ」なるチームが出現、
決勝戦で惜しくも敗れたが、モブの女の子に作中最強クラスの技を放たせたりと
会場で見ていたみんなが満足する試合を演じてみせたとか。





「この項目を満足な項目にするまで、満足できねえ!」
「ドデカい追記・修正して満足しようぜ!」

問題:ここまでに満足という言葉は何回出てきたでしょう?

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最終更新:2024年03月21日 20:57