セリス・シェール

登録日:2009/05/30(土) 10:27:23
更新日:2023/08/16 Wed 13:32:38
所要時間:約 6 分で読めます





セリス・シェール(Celes Chere)とは、ゲームFINAL FANTASY Ⅵ』の登場人物である。

■プロフィール



ルーンナイト (Rune Knight)
年齢:18歳
身長:172cm
体重:58kg
誕生日:3月10日
血液型:B型

好きなもの:アンティーク絵本
嫌いなもの:弱い男
趣味:シド博士の温室の世話、ローズトピアリー作り
宝物:シド博士から贈られた「セリス」という名のバラの株

必殺技:スピニングエッジ

CV:桑島法子(『ワールド オブ ファイナルファンタジー』『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』)


■概要



美しいロングの金髪に肩当て、マント、黄緑色のなんかエロいレオタード姿が特徴。
天野喜孝氏の絵では黄色ベスト(あるいはボレロか?)とチューブトップに黄色ズボンとこちらはスレンダー美人な印象である。

元は「常勝将軍」と謳われたガストラ帝国の将軍であり、幼い頃から英才教育を施されてきたエリート戦士。
帝国にほど近いマランダ国を滅ぼしたのもセリスである。
幻獣から取り出した力を人間に注入した「人工魔導士」であり、魔石の力が無くてもある程度の魔法を行使できる。
オープニングでもケフカやレオ将軍と並んだ位置におり、18歳という若さで帝国の主力であったことがうかがえる。
ケフカも同じ人工魔導士であるが、彼女はケフカよりも後期の「作品」であるため、彼女に施した「魔導士化」の技術はいくらか進歩しており、ケフカより魔力で劣る代わりに精神面での侵食は見られない。

しかし、侵略を進める帝国の方針に疑問を抱き、反逆するも捕えられる。
サウスフィガロの街の資産家の家にある地下牢に繋がれ、処刑寸前であったところを、たまたまリターナーの潜入任務で訪れていたロックに助けられ、仲間になる。
ロックに救出されたことで彼にだんだん惹かれていく。

だがロックが元とは言え帝国将軍であるセリスを助けたのは、実は帝国の攻撃で心がすれ違ったまま帰らぬ人となった恋人と容姿が似ていた為。
作中でセリスは複雑な片思いをする事となる。

仲間になった時点では男勝りの口調だが、ゲーム前半のとある戦闘イベントをきっかけに女らしい口調になり、その後は年頃の少女らしい面も見せるようになった。
と言うか、オペライベント前後あたりになると、もはや帝国将軍の面影はかなり薄くなる。


■戦闘面



固有アビリティ「まふうけん(魔封剣)」を持つ。
これを発動していると、避雷針のようにで魔法を無効化吸収し、自分のMPに変換することができる。
撃たれた魔法はドットだと普通にセリスに当たっているようにしか見えないので痛そう
「誰が使ったか」「誰に使ったか」を問わず魔法が使われた瞬間に強制的に無効化するため、味方に対して撃たれたあらゆる魔法を無効化可能。
従来シリーズのナイトの「かばう」の変種と言えないこともない。

全ての魔法が吸収出来る訳ではないが、魔法ではない攻撃の中にも吸収出来るものが存在する。
彼女が加入してすぐに待つ「ディッグアーマー」や「ケフカ」戦では魔法が猛威を振るうため、これを使いこなせるかで大幅に難易度が変わる。

ただし、魔封剣発動中は敵の魔法だけでなく、味方の魔法をも吸収・無効化してしまうのが難点。
本作は魔法が強く、魔石システムが解放されるゲーム中盤になると使い勝手が悪いので、前述のナルシェでのケフカ戦がピーク、以降は殆ど使われなくなりがち。
また、あくまで「剣」で吸収するので、剣以外の武器を装備していると使用不可となる。
但し縛りプレイやGBA版以降の要素である追加ダンジョン等、限定的に活躍する事は可能。

セリス本人はバランスのいい能力値をしており、騎士系や女性専用の強力な装備を扱える上、魔力も高いので十分主力になれる。
ゲーム後半からは彼女の単独行動からスタートする事と、魔封剣が防御特化性能で火力面に不安がある為、ゲーム前半での育成を怠ってると痛い目を見てしまうのが唯一の難点。

生まれ持った魔導の力を持つティナと同じく、レベルアップによって独自に魔法をいくつか覚える。
ただ、ティナと比べると全体的に覚える魔法は少し見劣りしており、最終魔法もレベル98で覚える「メテオ」止まりである。
補助魔法は勝るが、回復方面が弱めであり、ティナがファイア系の炎属性魔法を覚えるのに対し、セリスは主にブリザド系の氷属性魔法を覚える。


■その他



セリスは舞台女優のマリアにも顔がそっくりであり、オペラ劇場に来た際、セッツァーによって誘拐予告をされたマリアの身代わりとしてオペラの舞台に立つことになった。
作戦が決まった時点では、

「そ、そんな!私は元帝国将軍よ!そんなチャラチャラしたこと出来るわけないでしょ!!」

とか何とか言ってた割りには、ロックを突き飛ばして控え室に入って早速歌の練習をするなどノリノリである。
ちなみに歌詞を間違えると、

「なんか違うな?え?ゴメンちゃーい」と言ったり、間奏中に花を投げれないと「あーん。間に合わなかった、失敗失敗」

と、キャラ崩壊を起こす。
慣れない華やかな舞台で混乱しまったのかも?

ストーリー中盤の魔導研究所にて、ケフカの策略にかかり、ロックを始め仲間にスパイ疑惑を持たれてしまう。
そして油断をつかれパーティーは魔導アーマーによって倒されてしまうが、セリスの魔法(おそらくテレポ)によって窮地を救う。
それと同時にしばらくパーティーからは離脱するが、その後魔大陸浮上前に再び加入する。

世界崩壊後は孤島に流れ着き、シドに介抱され一年以上眠り続けていた。
目覚めるとシドを親しみを込めて「おじいちゃん」と呼んで二人で暮らすようになるが、シドは介護の無理がたたって病におかされてしまう。
そこでセリスはシドに栄養のあるものを食べさせようと海に出て素手で魚を捕まえに行く。
何度か小屋と海岸を行き来し魚を運ぶがシドは少しずつ弱り亡くなってしまう。

独りになってしまったセリスは、ロックや仲間達がいなくなってしまった世界に絶望し、絶壁から身投げしてしまう。

しかし気がつくとそこは何度も魚を取りに来た海岸。
身投げしたつもりが一命を取り留めてしまったのだ。
生き長らえた事に自嘲的になるセリスだが、見覚えのあるバンダナで傷の手当てをされた鳥を見つけ、生きる希望を取り戻し、シドが作ってくれていたイカダで仲間を求めて崩壊した世界に旅立ってゆく。

因みにシドに魚を運ぶミニゲームでは根気よく早く動く魚(うまい魚)だけを与え続けると病気を克服するがシビアな操作と時間が掛かること、またストーリーの流れを考慮するとオマケ的な要素と考えられる。

FF6は群像劇であり明確な主人公は決まってはいないが、作品のメインテーマやDFFへの参戦を考慮すれば物語全体の主人公はやはりティナである。
しかし前半はティナで後半の主人公はセリスという意見もある。
(EDで再度ティナにバトンタッチするが)


■余談


捕まえられている時に兵士に暴行を受けているシーンがあるが、GBA版以降のリメイク、リマスター作品では削除されている。

人工魔導士であるが故か、ティナと違い魔導アーマーの攻撃バリエーションの強化はできない。

セリスのエンディングはロックと共通である。
エンディング曲は始めにセリスのテーマが流れ、徐々にロックのテーマに切り替わる演出。
ロックを仲間にせずクリアするとロックの代わりにセッツァーが登場する。


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最終更新:2023年08月16日 13:32