アモン・ガラム

登録日:2011/01/31 Mon 00:49:56
更新日:2024/04/13 Sat 09:43:00
所要時間:約 3 分で読めます






アモン・ガラム
効果モンスター
星4/水属性/戦士族/攻1700/守1600
相手が筋肉質の男の場合のみ発動できる。
相手にリアルファイトを申し込み、上着を脱ぐ。
リアルファイトに勝ったプレイヤーがこのデュエルの勝者となる。








冗談はさておき……

アモン・ガラムとは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズGX』に登場するキャラクター。
3期から登場した4人の留学生の1人である。

CV.峯暢也(幼少期:寺井沙織)

デュエルアカデミア姉妹校イースト校チャンピオンの3年生。

初登場時、船の上でテープレコーダーに日記をつけていたり、単独行動の場面が多かったりと、ワニを抱えてルー語を話す人電波リアリスト御用達デュエルディスクを使う人と別のベクトルの怪しさ大爆発なキャラ。


どんな相手や状況にも冷静に対処できる柔軟な思考力を持ち、デュエルとは哲学的なゲームだと思っている。
その反面、三期前半の黒幕であるプロフェッサー・コブラを出し抜く為に多くの生徒を利用したり、十代達を囮に使うなど冷酷な面も持っている。






彼の正体は、ガラム財閥当主の御曹司。
しかし、元々は両親から捨てられた孤児であり、幼い頃に道端で飢えていたところをガラム家に拾われて養子となった。
孤児だった頃は悲しいという感情さえ湧かず、雲を見つめながら漠然とこのまま死ぬんだろうなと考えるような状態であったという。
ガラム家には跡取りがおらず、拾われたのは可哀そうに思われたのも無くはないだろうが、多分に打算的な部分を含んでのものであった。

だが、そのあとに両親の間に実子のシドが生まれ、アモンはガラム家の跡取としての価値を失った。
それからは荒れたり、弟を一度は殺そうとしたりするものの、弟とガラム財閥の為に一身を捧げる覚悟をした。

ガラム財閥の財力は万丈目グループよりも上である。
ただ、海馬コーポレーションの用意した豪華客船には申し分ないと満足していた。さすが社長。


そんなアモンを語る上で外せないもの…それは…




3期前半、スネーク並の装備で研究所に潜入したアモン。
この辺りからもうおかしかった。

リアルトラップを仕掛けたりしながら十代達より、早くコブラと対面し、「遂にコブラとデュエルか……」と誰もが緊張する場面の中で、話がおかしい方向に飛躍していく。

アモン「これでもう、僕たちを邪魔をする者はいない……デュエルで決着をつけよう!
と、言いたいところだが、このベルト*1同様、あんたが汚い手を使わない保証はないからな
ここは、力づくで…渡してもらおうか!

コブラ「つくづく目障りな奴だ、貴様如きに負ける私ではない
そして……


「こう見えても腕力には自信があるんですよ……」

ふふん、いい度胸だよ。腕力で私に挑むとは…いくぞ!」

と上着と装備を脱ぎ捨て、「カードゲームに必要なのか!?」と言いたくなる位に立派な筋肉を互いに見せつけた後は、ドラゴンボール並の凄まじいリアルファイトをコブラと繰り広げた。

アモン「ふん、動きが鈍い。ロートルのあんたと、現役のぼくとの差、って事ですね……






アモン・ガラム=リアルファイトとイメージ付ける程に印象深い物となった。

その後、最初に飛ばされた砂の異世界では十代達に気付かれないよう隠密行動を続け、最後のレインボードラゴンとアーミタイルの激突前にサッと姿を消し、現実世界には戻ってこなかった。

その後、覇王十代なき後の異世界である目的のもと世界の支配を目論む。
その過程で登場したアモンの幼馴染の女性エコーは髪型がどう見ても本田にしか見えないとして話題になった。少女期は普通に可愛かったのに
エクゾディアの力を手に入れてリアルファイト力が大幅に上昇し、手から衝撃波を出す能力を得たようである。だからそれはカードゲームに(ry

ここまでくるとデュエリストとしての影も薄くなりそうだが、
実際はユベルの凶悪な悪落ちが通用しない程邪念を持たず最強格のデュエリストに準ずる実力者であり運命に選ばれた人間なのだから驚きである。

だが、最終的には自ら生け贄にしたエコーの魂もろともユベルの力の糧にされ、デュエルに敗北したことで消滅してしまった。
そして永久に帰還することはなかったのである…。

なお、タッグフォース3では異世界から帰還しており、エコーを犠牲にしたことを反省、彼女を救うためにアムナエルと共に再び異世界に旅立つことを決めた。

使用デッキ

初期に使用していたデッキは、雲をモチーフとした【雲魔物(クラウディアン)】デッキ。
彼が使用した時はまるでまとまりのない連中だったが、OCG化にあたって「戦闘で破壊されないが守備表示にできない」という強烈な個性を持つカード群となった。

異世界突入後はエクゾディアによる特殊勝利を狙うデッキを使用。
通常のエクゾディアによる特殊勝利のほか「究極封印神エクゾディオス」も使用。

vsユベルでは初手からエクゾディア4枚、1ドローでエグゾ完成を揃える積み込みインチキめいた運命力を見せる。流石は王の器。
これはユベルの手札断殺でパーツを落とされ失敗に終わるが、ならばと
  • 墓地のエクゾディアパーツを利用して「究極封印神エクゾディオス」を繰り出し、エクゾディオスの効果による特殊勝利狙い
  • エクゾディオスの耐性の隙を突かれてアーミタイルに除去されれば、「霧の王(キングミスト)」と装備魔法『王家の剣』によるビートダウン+4000ダメージによるワンキル狙い
  • それも突破されると「霧の王城」で墓地のエクゾディアを手札に戻して再度エクゾディアの特殊勝利を狙う
  • 手札断殺*2で邪魔されても尚「補充要員」*3でエクゾディアパーツを回収して三度エクゾディアの特殊勝利狙い
……と次々に戦術をシフトさせ続け、実に五段構えにして徹底してエクゾディアの完成を狙う勝ち筋を用意していたが、結果としてはユベルに見事に全て潰されて敗北してしまった。


◆漫画版遊戯王GX

プロになる事に拘りを持つアメリカ・デュエルアカデミアからの留学生。
プロであるエドに対抗意識を燃やしている。
デッキは【封印獣】を使用。
永続魔法《封印の真言》が場にある事で効果が使用可能になるというコアキメイルに似たコンセプトで、
台湾の神話というアボリジニと並び珍しいモチーフを持つ。

シドという病気の弟が存在し、医療費+手術代がプロを目指す理由となっている。

切り札はプラネット・シリーズの1枚「《The despair URANUS》」





【主な発言】


「こう見えても腕力には結構自信があるんですよ」

「エクゾディア……」

「王には話かける事すら許されない」

「これは、僕が進んで選んだ道だ」





「こう見えても追記・修正には結構自信があるんですよ……」

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最終更新:2024年04月13日 09:43

*1 デスベルトのこと。コブラが生徒たちに配ったバンドで、デュエル能力測定用と称していたが実際はデュエルエナジーを吸い取り昏倒させるものであり、しかも外すことができない

*2 墓地のカードをランダムに再セットする『ナイトメア・シャッフル』で発動したものであり、ユベルにとっても運任せの対抗手段だった。

*3 実はセットした時点ではアモンの墓地にモンスターは4体しかなく、本来はどの道発動できなかったのは一部では有名な話。