斑目一角

登録日:2011/08/20(土) 00:42:01
更新日:2019/06/14 Fri 01:37:30
所要時間:約 12 分で読めます






俺は護廷十三隊一 ツイてる男だ!




斑目 一角  
まだらめ いっかく




漫画『BLEACH』の登場人物。


 目次

 プロフィール

[職業]死神
[肩書]護廷十三隊十一番隊第三席→護廷十三隊十一番隊副隊長

 [身長/体重]182cm/76kg
 [誕生日]11月9日
 [斬魄刀]鬼灯丸(ほおずきまる)
  〔解号〕延びろ「鬼灯丸」
 [卍解]龍紋鬼灯丸(りゅうもんほおずきまる)
 [CV]檜山修之



 人物



護廷十三隊十一番隊第三席。
スキンヘッドに朱の隈取りをした男。

粗野かつ好戦的な性格。剣術は刀と鞘をそれぞれの手で持つ独特の型をしており、剣での戦いだけなら副隊長にも匹敵する。
反面、鬼道はからっきしで、四楓院夜一の放った”瞬閧“を雷と勘違いしていた。

『ツイている』ことに拘りを持っており、任務をサボったおかげで偶然一護と出会った際には「ツキツキの舞」なる奇妙な踊りを見せた。

隊の中では綾瀬川弓親と仲がよい。
隊長である更木剣八には後述の理由から絶対の忠誠を誓っており、剣八の部下として戦うことに誇りを持っている。
その為、阿散井恋次による隊長への推薦もあっさりと断った。

死神になる以前、同じく死神になる前の剣八と戦ったことがあり、敗れている。その時にとどめを刺せと告げるも見逃される。
この時のことから、自身の『運』に拘るようになる。


 ポエム


23巻で表紙になった際に書かれたもの。
何となく意味が分かるポエムが多い中、かなり高難易度な部類のポエムである。
戦闘狂(月光についても月光→ルナ→狂気)みたいな雰囲気は伝わるのだが…細かいニュアンスが読み取り辛い。

俺たちは滝の前の(うお)
俺たちは籠の中の虫

俺たちは波濤(はとう)の残骸
髑髏の錫杖
力の奔流 それを呑む鯨

俺たちは五本角の雄牛
俺たちは火を吹く怪物
泣き叫ぶ子供

ああ 俺たちは
月光に毒されている



 各編での活躍



◇─ ルキア救出編

一護と交戦、互角の勝負を繰り広げるも、刀を折られ敗北した。
辛くも生き延び、療養所に運ばれ3日後に復活。
この時生きながらえた事を恥だと思っていたり謝っていたり、後に剣八のために戦って死にたいなどと言っているのだが、
尊敬する剣八自身が(殺すことに躊躇いはないが)『死ぬと戦えなくなるのでつまらない』ので命を賭けることや止めをさすことに美徳意識はなかったりする。
別に同じである必要はないのだが、主義主張があまり噛み合っていない。

一護達に加勢すべく奔走した剣八らと行動を共にし、七番隊副隊長・射場鉄左衛門と交戦。

一護と戦闘時の名乗りの際に、名乗った一護にたいして「名前に一の字がつくやつは才能あふれる男前と相場がきまっている」
といってから自分の名前を明かすという、人の名前をほめているように見せかけて自画自賛、というオサレ自己紹介を披露している。

◇─ 破面

破面に対する現世への先遣隊として派遣される。
一護の学校に制服姿でやってきたりコンビニのおにぎりにカルチャーギャップを受けたりしていたが、グリムジョー一派が現世を襲撃。
従属官エドラド・リオネスと交戦することになる。
当初は互角に立ち回っていたが、破面の斬魄刀開放にまったく歯が立たず、瀕死にまで追い込まれる。しかし……


あ~あ

こんなとこで使う気なんか無かったのによォ!
…よく見とけよ、そんで誰にも言うんじゃねえぞ



「卍   解」



なんと最大奥義、卍解を使えることが判明。これにはなん…だと……?となった読者も多かったことだろう。
ただ、この時、上記セリフ時の一角はかっこいい、めちゃくちゃかっこいい。卍解のデザインもかっこいい。

満身創痍の身を押して開放状態のエドラドと相討ちになるも、辛くも生還。
この対決直後のアニメ第119話「更木隊秘話!ツイてる男達」では、引き伸ばしもかねてとはいえ一角と剣八の出会いが掘り下げて描かれていた。
誕生日の11/9の話数で行われたのがすごいところである。


その後、長らく出番がなかったが、空座町での決戦で登場。卍解を出し惜しんだ為にバラガン従属官、チーノン・ポウに敗北。
しかもただの敗北ではなく、全力を出さずに負け、死守すべきである柱(※壊されると世界滅亡の危機)を破壊されるという醜態付き。
その場はなんとか狛村と射場の助けで最悪の事態は免れたが、任務を後回しにして力を出し惜しんだことを射場に責められた。

卍解を出し惜しんだ理由は上記の通り剣八の部下として戦うことに誇りを持っているため。
卍解を知られる→欠番になっている隊長ポジションに就任させられてしまう可能性が高い→剣八の下で戦うことができなくなるがゆえに、
たとえ命を落としても卍解が使えることを衆目に晒したくないという生き様を貫いているためである。

…という心意気は良いが、隊の命令や世界の危機よりも生き様を優先したとあっては、そりゃ責められようというものである(その為、一角も理解はした様子)。
しかしいつ一角の卍解のことを知ってたんだ?射場さん…。
なお、その意を汲んだ射場(と、たまたま聞いてしまったが聞かなかったことにした狛村)のおかげで、この段階ではその「秘密」をほかに知られることはなかった。


◇─ 死神代行消失篇

XCUTIONとの決戦に隊長・副隊長以外で唯一参戦。
『運』を操作する獅子河原と戦いでは、早速自分の鬼灯丸を折られたり骨を外されたり苦戦するも、自身の『運』をもって、殴り合いの末にそのハゲ頭で殴り倒した。


戦いの後、月島さんに対して妄信的な獅子河原に対して『命を賭けること』について説教している。


馬鹿野郎!!!

男の命に上下は無ぇ!!
命賭けるなら対等に賭けろ!!

兄貴だろうが舎弟だろうが
自分の為に死んでくれる奴の為だけに死ね!

手前えの命を安く捨てるのは男気でも何でも無ぇ!
餓鬼の粋がりだ!
解ったか糞餓鬼!!


ちなみにこの章から右肩に『龍』の字が刻まれた鎧をつけている。
理由は「カッコイイから」。


◇─ 千年血戦編

『見えざる帝国』第1次侵攻では相手は不明だが戦いで負傷。
四番隊隊舎で治療を受ける際、この侵攻での更木隊長の敗北を受け入れられず大騒ぎしていた。

第2次侵攻ではマスキュリンの不意打ちを喰らいつつも一護の戦線復帰まで生き残る。
ジゼル・ジュエルと交戦するも、ゾンビ化したバンビエッタの攻撃により負傷。
さらに同じくゾンビ化した日番谷との戦いに敗れ戦闘不能になる。


その後はちょいちょい登場していたが大して見せ場もなく終了。
最終決戦から10年後には、やちるがいなくなったこともあり、副隊長へと昇格していた。



 斬魄刀



始解前の浅打の柄の中には血止め薬が入っており、柄頭を外して使うことで応急処置程度なら完璧にこなせてしまう…。
が、これは能力ではなく一角の創意工夫(補充しているもの)だと思われる。

◇─ 始解『鬼灯丸(ほおずきまる)
解号は「延びろ」
解放することで刀と鞘が一体化し、片刃の刃が付いた槍になる。さらにこの形態から柄を分割し、三節棍へと形を変えることが可能。
分割する際は「裂けろ鬼灯丸」と叫ぶ。
予測不能な動きで敵を翻弄しつつ闘うスタイルだが、この斬魄刀はまだ始解しか出来なかった一護が掴んで破壊出来る程度には脆い


……で?と言いたくなるほど単純で何のひねりもない斬魄刀。
まぁ、「斬魄刀は直接攻撃系のみ」という暗黙の了解が敷かれている十一番隊の第三席という立場上、恋次や市丸よりすごい能力にするわけにもいかなかったからだとは思うが。



◇─ 卍解『龍紋鬼灯丸(りゅうもんほおずきまる)
鎖で繋がれた巨大な三つの刃が出現。
卍解の力の全てを攻撃力に注ぎこんでおり、解放状態の破面の鋼皮をたやすく切り裂くほどの破壊力を誇る。
ただし、破壊力に特化した影響か耐久性は無きに等しく、敵からの攻撃を受けるどころかこちらの攻撃を払われただけで刀身が破壊されるほど脆い。

繋がれた三つの刃の中心に位置する斧刃には龍の紋が彫られており、攻撃したり攻撃を受けたりして鬼灯丸に衝撃が伝わるごとに、端から徐々に赤く染まっていく。
赤く染まっていくごとに龍紋鬼灯丸の霊圧は高まっていき、同時に破壊力も上昇する。
そうして斬り、斬られを繰り返して完全に龍紋が赤く染まった時、ようやく龍紋鬼灯丸の霊圧が完全解放され、本来の凄まじい攻撃力を発揮するのである。


つまりは、卍解してすぐには最大威力を発揮できず、脆い上に特殊能力は(異常な攻撃力とリミッターを除いて)ないという、スロースターターかつ非常にピーキーな卍解。
龍紋が溜まっていない状態でも、グリムジョーの配下の中では一番硬いというエドラドの鋼皮を容易く切り裂けるくらいには攻撃力が高いようだが、
龍紋が溜まらないと撃破できないような強敵と戦うのであればどのみち斬り合いを続けるしかなく、使用者の継戦能力や戦闘技術が問われるという、
『戦いを愉しむ』一角にぴったりな卍解であり、キャラクターに合った特性やビジュアルから、登場当初は人気のある卍解の一つであった。

……が、後の『千年血戦編』において、『一度壊れた卍解は元には戻らない』という設定が明らかになったことで評価は一転。
脆いのに斬り合いが前提という特性ならば再生する能力が付いていてもおかしくないが、そんなフォローは一切なく
エドラド戦で破壊された部分は阿近に形だけ修復させているものの、本来の出力は出せなくなっており、卍解としては欠陥品もいいところだったことが判明。
この設定の追加により、龍紋鬼灯丸は本気を出せば出すほど出力が低下していくことになり、『最弱の卍解』とファンから呼ばれるようになってしまった。

よく壊れる斬月とか言う刀もあるが、一応頑丈設定であることと主人公の武器らしくどうとでも復活するため、
結果的に龍紋鬼灯丸は後付け設定最大の被害者と言える不遇の卍解となってしまった。


 その他

活躍の場は多いものの、作中描写だとその戦闘力に疑問を持たれることが多い。


  • 卍解使用者であるものの、それでようやく従属官のギリアンであるエドラド相手に相討ちという戦績。その際、刀は折れている。
    ちなみに一角は三席なので、副隊長以上が現世に派遣する際に課される霊力が5分の1に抑える限定霊印は押されていなかった。つまりほぼ万全の状態だったのである。
    弓親やほかの副隊長格は始解でシャルロッテ・クールホーン従属官を倒しているのに…

  • 破面篇空座町決戦では、従属官チーノン・ポウに戦闘シーンカットの上で敗北。
    卍解が使えることを知られるのが嫌で使わなかったことが一因だが、その姿勢を射場鉄左右衛門に批判され、狛村左陣の卍解との格の差を言及された。

  • 死神代行消失篇では、隊長・副隊長格が強化されたXCUTIONの面々に圧勝する中(月島秀九郎除く)、獅子河原萌笑との戦いでは斬魄刀を折られ殴り合いでの泥仕合で勝利。
    一応フォローしておくと、獅子河原の能力は銀城が危険視するほどのものではある。








もし、俺が追記、修正出来るってことが知れたら

てめえ以外の奴も俺に隊長をやれと言ってくるだろうが




この項目が面白かったなら……\ポチッと/