護廷十三隊副隊長

登録日:2010/05/16(日) 20:35:00
更新日:2024/04/20 Sat 04:13:10
所要時間:約 15 分で読めます




漫画『BLEACH』に登場する架空の役職。



概要


尸魂界(ソウル・ソサエティ)における警察・軍事・治安機関「護廷十三隊」に13ある部隊のそれぞれのNO.2。
明確な規則はないが、基本的には1名。
隊長とまとめて「隊長格」と呼ばれることもあるほど、三席以下とは比較にならない戦力として扱われる。*1
主に隊長を補佐する役割なので隊長と行動を共にしている隊が多い。

隊長との実力差は概ね相当に大きいため山本総隊長からの扱いは比較的軽いものだったが、
隊長が欠落した場合は大抵どこかの副隊長が隊長になるのもあって、円滑な組織運営という点で重要な要員。
ちなみに副隊長の中には卍解の習得者もいるのでこの様な者は特に隊長に任命されやすい。
(隊長の項目にもあるが物語開始時点では隊長は更木剣八以外全員が卍解習得済であり、卍解習得済み=戦闘力の高さは重要な要素)

護廷十三隊隊長には「副隊長任免権」が存在し、各隊の隊長によって選ばれた者が副隊長となる。
上記説明の通り、基本的には高い実力のあるものが選ばれる。
同隊の席官から繰り上がる形での就任が多いものの、他の隊の隊士を引き抜いてくることも可能。
ちなみに隊士側にも「着任拒否権」があり、副隊長になるのを拒否することも出来ないわけではない。もっともそれが行使されることは極めて稀だそうだが。


●目次


一番隊副隊長


最終話時点での副隊長は伊勢七緒と沖牙源志郎

◇─伊勢七緒

CV:生天目仁美
斬魄刀:神剣(しんけん)八鏡剣(はっきょうけん)
※「神」の力を反射する
解号:不明
7月7日生まれ
身長164cm 体重48kg

元八番隊副隊長。
メガネをかけた、優秀な秘書タイプ。
普段仕事をしない京楽に代わり、デスクワークをこなす。文句を言いつつも春水につくす大和撫子。
京楽が一番隊に異動となった際には、今後の戦いでの補佐役としては不可欠であるとして彼女も自分と一緒に異動させた。
女性死神協会副会長も勤める。
この時の彼女は割と怖いもの知らずであり、女性死神協会が破竹の勢いであれこれやっている原動力にもなっている。

鬼道の扱いに長けており、滅却師達の霊圧の痕跡を事前に調査していたおかげとはいえ、星十字騎士団最高位のユーグラム・ハッシュヴァルトですら即座には破れないほどの結界を作り出せる。
見えざる帝国との二度目の戦いでは、この対滅却師専用結界『白断結壁』で京楽を護衛しつつ、総隊長として全軍の指揮を取る彼のサポートに徹した。
戦闘面では瞬歩をちゃんと扱える等、非戦闘員ながら副隊長相応の実力はある描写は一応されているのだが、
実は上手く扱えなかった為に自身の斬魄刀を持っておらず、まともな実戦もほぼしたことがない*2ことが最終巻近くで明かされた。
そのため、「神剣・八鏡剣」は七緒の刀ではなく、伊勢家に代々伝わる斬魄刀である。
それでいながら、隊長ですら無理だった相手から大金星を挙げるという大活躍を果たした。

図書館でよく会う雛森とは読書友達で、面白い本を紹介しあったり、一冊の本について語り合う。
雛森が入院している時に足しげくかよい、本を差し入れた。


◇─沖牙源志郎

斬魄刀:不明
解号:不明

元一番隊第三席。
山本前総隊長の死後、京楽春水が総隊長の後任に就いた際、伊勢七緒と共に着任した。
副隊長は基本的に1人なのだが、京楽が職権と規則の穴を突くことで押し切り、七緒に自分の補佐を優先させるため彼女と沖牙の分業制を敷くこととなった。見えざる帝国による二度目の侵攻の際には、彼が一番隊隊士達の先導を任されたようだ。
ほぼ名前と顔見せしかしていないものの、一番隊は多忙らしいのと山じいは少しボケが入っていたらしい(※ギャグ描写ではあるが)ので内政面は恐らく優秀。
京楽も「沖牙は一番隊の業務をよく知っている」と評価しており、これが副隊長昇格の決め手となっている。


◇─ 雀部長次郎

CV:山口太郎
斬魄刀:厳霊丸(ごんりょうまる)
解号:穿(うが)て『厳霊丸』
卍解:黄煌(こうこう)厳霊(ごんりょう)離宮(りきゅう)
※天候を操り雷を落とす
11月4日生まれ
身長179cm 体重66kg

元副隊長。故人。
副隊長であるにも関わらず、何故か白っぽい羽織を着ているのは昔現世で見た英国紳士に憧れて自分で作ったマント。
目付きが鋭く、ヒゲが生えているのが特徴だがそれ以外は地味。
隊長とは料理の趣味が正反対。でも忠誠心は苛烈。

最終章に入って間も無く星十字騎士団のドリスコール・ベルチに敗れ殉職。
後に卍解も使えた事が明らかになったが、戦闘シーンはカットでほぼ出番無し。
更に卍解を奪われた事を伝えきれなかったせいで、封印させられた程度にしか伝わらなかった。

実は浮竹や京楽より前から卍解が使えた。
というよりも多少年齢差こそあれ、あの上司と2000年来の付き合いであり、その2000年前には卍解を習得していた。
2000年前は一躍有名人になっていたが、本編時点では終始影が超薄い存在だった。



二番隊副隊長


最終話時点での副隊長は大前田希千代

◇─大前田希千代(おおまえだまれちよ)

CV:樫井笙人
斬魄刀:五形頭(げげつぶり)
解号:()(つぶ)せ『五形頭』
5月5日生まれ
身長210cm 体重151kg
特技:マレチヨチョップ
正式名称:大前田日光太郎右衛門(にっこうたろうえもん)美菖蒲介(よしあやめのすけ)希千代

隠密機動第二分隊『警邏隊』隊長も務めている巨漢。
貴族、大前田家の長男で母親には千代ちゃまと呼ばれている。末妹だけ超可愛い…と同時にはっきりとした物言いも同居しているので実に末恐ろしい。
誰に対しても横柄な態度を取る(隊長である砕蜂も例外では無いが、その度に蹴られたりもしている)が、末妹に対しては明らかにツンデレ。
見た目はでっぷり(本人はふくよかと評する)しているが、隠密の隊長だけあって意外と素早い、所謂動けるデブ。
ただ、はっきり言ってネタキャラで戦闘面は一護に素手でやられていた時から終始大差ない表現だが、かませはかませなりに、戦闘以外では有能な働きを見せる事が多い。
ちなみに親父はあの砕蜂が敬意を持つぐらい有能な人物。



◇─大前田希ノ進

斬魄刀:不明
解号:不明
5月5日生まれ
身長210cm 体重151kg

110年前の副隊長。現在は引退し不動産屋を経営している。
希千代の父親。
見た目は大前田にそっくりのおっさんだが、鬼道の実力者で八十番台の鬼道を詠唱破棄した上に六回分の効果を発揮させる凄腕。
砕蜂のかつての上官であったことから立場が逆転した現在も敬意を以って接せられている数少ない人物。



三番隊副隊長


最終話時点での副隊長は吉良イヅル

◇─吉良イヅル

CV:櫻井孝宏
斬魄刀:侘助(わびすけ)
※切った物の重さを倍にする
解号:(おもて)をあげろ『侘助』
3月27日生まれ
身長173cm 体重56kg

嫌いな食べ物は干し柿。
ギンの好物が干し柿の為、おそらく旬の時期には相当苦労していた筈。
基本的にテンションは低く、やや冷めた価値観を持つ陰気な男(アニメでもよく出番が無く影がうすいことをネタにしている)。
しかし周囲への気遣いは出来る方であり、仲の良い副隊長達はほぼ全員がさつな連中なのもあって繊細な檜佐木のフォローをよくしている。
恋次や雛森とは学院時代の同期で、雛森に惚れていたらしく、彼女の身柄と引き換えに一時的に藍染側に付いた。

「破面編」ではバラガン・ルイゼンバーンの従属官一名を圧倒する実力を見せつけたが、千年血戦篇の冒頭でいきなり死亡
生存疑惑を持つ者も多いが・・・・

「何だ…」「何者だオマエ!?」

死人(しびと)

なんと涅によってゾンビとして再生。
身体に空けられた風穴はそのままながら、生前と変わらぬ戦闘をこなせる様になる。
最終話後も死んだまま生存(?)という意味不明な状態となり、そのまま副隊長職も継続している。


◇─射場 千鉄

斬魄刀:不明
解号:不明
9月14日生まれ
身長160cm  体重47kg

110年前の副隊長。現在は病床に伏せているらしい。
現七番隊隊長(最終話時点)の射場鉄左右衛門の母親。



四番隊副隊長


最終話時点での副隊長は虎徹清音

◇─虎徹 清音(こてつ きよね)

CV:西村ちなみ
斬魄刀:不明
解号:不明
9月22日生まれ
身長154cm 体重43kg

元十三番隊第三席で、四番隊隊長に昇格した虎徹勇音の妹。
死覇装の中に襟付きの洋服を着ており、両手には手袋をしている。
姉とは対照的に小柄で貧乳で強気な性格。
十三番隊の頃は副隊長代理を務めていた事もあり、その頃は回道の腕を買われて浮竹の身体の具合も診ていたため、副隊長には適任の人物であった。


◇─虎徹 勇音(こてつ いさね)

元副隊長。
卯ノ花烈の殉職に伴って隊長に就任。
詳細は護廷十三隊隊長の項目を参照。


◇─山田 清之介(やまだ せいのすけ)

CV:立花慎之介
斬魄刀:不明
解号:不明
12月13日生まれ
身長170cm  体重56kg

110年前の副隊長。
現四番隊第三席、山田花太郎の兄。
現在は真央施薬院という貴族専用病院の総代(院長)を務めている。人の形を成していない肉の塊でも、生きる上で必要な部品が揃っていれば、生命を維持させるところまで治せるというバケモノ。
副隊長を務めていた頃は、当時の卯ノ花隊長と方向性の違いから、よくもめていたそうだが、お互いに信頼はしており、本人も卯ノ花のことを尊敬していた。
現在は護廷隊を辞めているため斬魄刀は返却している。



五番隊副隊長


最終話時点での副隊長は雛森桃

◇─雛森桃

CV:佐久間紅美
斬魄刀:飛梅(とびうめ)
※刀身から爆炎を放つ。
解号:(はじ)け『飛梅』
6月3日生まれ
身長151cm 体重39kg

阿散井・吉良の同期で日番谷の幼馴染でもある。
表向き心身共にイケメン以外の何物でもなかった藍染に憧れて死神になり、更に彼の役に立ちたいと副隊長になるまで腕を磨いた。
その為、藍染の事は心から信用しており、日番谷が藍染殺害の犯人だと騙されると、苦しみながらも幼馴染の日番谷にさえ刃を向けた。
鬼道の達人で、日番谷の掛けた結界を簡単に外し気付かれずに尾行してたりもする。
その後藍染が生きていた事に喜ぶが、その直後に藍染に刺され、心身共に重傷を負う。


事件の収束後も藍染の裏切りを受け入れられずにいたものの、藍染らの空座町襲撃の際には護廷十三隊の戦力の一人として参戦する。が……
全体を通して碌な活躍が無かった。
彼女が戦場に現れた時、おそらくろくな理由では無いにせよ、ギンも訝しむほど藍染が一瞬だけだがリアクションを見せていたのがある意味唯一の救いかもしれない。
空座町の決戦後は心身共に回復してそのまま副隊長職を継続。隊長は平子真子が戻ってきた。
藍染の頃の様には依存せず、程良い関係を保っている。


◇─市丸ギン

元副隊長。
詳細は項目参照。


◇─藍染惣右介

110年前の副隊長。
詳細は項目参照。



六番隊副隊長


最終話時点での副隊長は阿散井恋次

◇─阿散井恋次

CV:伊藤健太郎
斬魄刀:蛇尾丸(ざびまる)
解号:()えろ『蛇尾丸』
卍解:狒狒王蛇尾丸(ひひおうざびまる)双王蛇尾丸(そうおうざびまる)
8月31日生まれ
身長188cm 体重78kg

ルキアの幼なじみの変眉で、無理かと言われていたが見事ゴールインしている。眉は殆どが刺青。
吉良、雛森と同期。
真央霊術院卒業後、藍染に能力の高さを見込まれ五番隊に所属、
その後その性格から藍染に不要と判断されつつも戦闘能力が買われて十一番隊へ。
その後時間は掛かったものの、更に昇格して六番隊副隊長になった。
最初期は高級なゴーグルをしていたが、現在は手拭い。額に何かしていないと落ち着かないのだろう。

初登場時はただのヤンキー的な人物でしかなかったが、尸魂界編で落ち着きを見せ始め、その後は粗暴だが根は善人なヤンキー風の存在になっている。
尸魂界編以降はアニオリでも出番が多い。
最終盤では何かとアップダウンの激しい、一護の心の清涼剤的な存在と化す。


◇─朽木蒼純

斬魄刀:不明
解号:不明
5月21日生まれ
身長177cm  体重62kg

110年前の副隊長。故人。
銀嶺の息子で白哉の父。
才能があったが体は弱く、副隊長に取り立てられるも戦死した。



七番隊副隊長


最終話時点での副隊長は伊江村八十千和。*3
その後輪堂与ウが副隊長に就任した。

◇─輪堂与ウ

斬魄刀:不明
解号:生め*4

耳が聞こえず手話を用いてコミュニケーションを取る青年。
人の口の動きが読めるため、相手が手話を使えなくてもある程度は状況を理解できるらしい。
動物好きらしく、初登場時は隊舎内の動物と戯れていた。
斬魄刀はそんな動物好きな性格が現れており、解放すると連なった式神のような形に変わり、彼の意志により任意の動物に姿を変えて攻撃を行う。
なお通常の死神であれば解放時は解号を唱えるが、話せない彼の場合「解号を刃に指で記す」事で解放を行っている。


◇─伊江村 八十千和

斬魄刀:不明
解号:不明

元四番隊第三席。
生真面目な性格で、治癒能力に長けている様だが、救護班の指揮担当なので実際に治療を行う場面は無かった。
星十字騎士団との決戦後、隊長格の欠員に伴う大幅な人事異動の際、四番隊から(射場の自主トレの怪我を治す役目も含め)引き抜かれて副隊長に昇格した。
小説によると事務能力にも長けているらしく、副隊長を七緒に兼任してもらっている矢胴丸リサが欲しがっていた。
現隊長の射場とは性格的に気が合わなさそうだったが*5、就任後何だかんだで上手い距離感を掴んでお互いいい感じにやれている模様。
だがその後自分の実力不足を感じて自ら三席へと降格*6、2021年に掲載された新作読み切りでは上述の輪堂与ウが七番隊副隊長に就任している。
その後燻っていたところを四番隊に呼び戻され、事務能力を活かしているらしい。


◇─小椿 刃右衛門

斬魄刀:不明
解号:不明
9月26日生まれ
身長175cm 体重88kg

110年前の副隊長。現在の動向は不明。
現在の十三番隊第三席・小椿仙太郎の父親。



八番隊副隊長


最終話時点では不在で、伊勢七緒が代行を務めていた。
その後を描いた読み切りで新しい副隊長が就任した。

◇─八々原(ややはら)熊如(ゆゆ)

斬魄刀:不明
解号:不明

現世のギャルに憧れる褐色女子。90年代のコギャルのような出立ちをしている。
斬魄刀は持っておらず、両手を上下に広げて熊のアゴに見立てて閉じることで相手を遠隔攻撃で噛み砕くという独特の戦術を用いる。
小説版にて隊長である矢胴丸リサが、副隊長を探す上で「仕事ができて、尚且つうるさい事を言わない子(あと顔がいい子)」という条件を付けていた為、見た目によらず仕事が出来る優等生である可能性が高い。

◇─伊勢七緒

元副隊長。
京楽春水と共に一番隊へ移籍。


◇─矢胴丸 リサ

CV:服部加奈子
110年前の副隊長。後に復帰して隊長に就任。



九番隊副隊長


最終話時点での副隊長は檜佐木修兵

◇─檜佐木修兵

CV:小西克幸
斬魄刀:風死(かぜしに)
解号:()れ『風死』
卍解:風死絞縄(ふしのこうじょう)
8月14日生まれ
身長181cm 体重67kg

精霊廷通信の発行の為に忙しい日々を過ごしている。
金遣いの荒さ等、雑な性格をしているが同時に繊細でもあるちょっと困った性格の、良くも悪くも凄く一般人っぽい。
現世のバイクやギター等にも興味を持つなど、意外に趣味嗜好は広い。

首と上腕に爆発物を巻いている。
よく乱菊のいやらしい妄想しては鼻血を出しているムッツリスケベ。
真面目だがあまり目立たない可哀相なポジションだったが、人気が出てきた為久保先生に「働け」と命令されたらしい。
とは言え、戦闘シーンが描かれているだけ射場よりはマシ。
脳筋揃いの死神連中にしては珍しく、鬼道も使いこなしている等、バランスが良い様子がうかがえる。
顔の傷は学生時代に巨大虚に襲われて出来たもの。頬の「69」は六車拳西への憧れから付けたもの。
その憧れの相手は後に復帰して上司となった。

70巻にて唐突に檜佐木主人公の外伝話『walk under two letter』(520.5話)が掲載されたが、
この巻で怪我を押して走っていた所を瞬殺されており(最終話で元気な姿を見せる)、哀愁ばかり感じさせる。
ただ、この話は「恐怖」を抱えながらも生きることが強調されており、
意外と最終話の藍染の言葉に近い実例であったり、陛下の主張と対を為すものだったりするので少し感慨深い。
一応完結記念に発売された小説『BLEACH Can't Fear Your Own World』では主人公となっており、フォローはされている。

最終話時点では副隊長でありながら卍解を習得したことが明らかにされている。前述の小説にてそれを披露した。
プライベートではしょーもないところが目立つ人物だが、職務自体は真面目にこなしており、学生時代が優等生だったことを考えると、実力相応といったところだろう。
(一護や恋次のように厳しい短期集中訓練を行わず、年月を掛けた標準的な過程により習得したと仮定した場合、副隊長としては十分に早い)

「命を刈り奪る形をしてるだろ?」は、修兵の唯一にして作中屈指の名言。
卍解の能力もこの「命を刈り奪る」部分が強化される。


◇─久南 白

CV:神田朱未
斬魄刀:不明
解号:不明
4月1日生まれ
身長153cm 体重44kg

110年前の副隊長。
仮面の軍勢(ヴァイザード)」メンバー。体術を多用する。
平子達と同様に虚化したことで現世へ。
藍染との決戦後は、九番隊へと復帰し瀞霊廷通信の特別編集記者「ウルトララジカルスクープエディター」及び「スーパー副隊長」という役職に就任している*7



十番隊副隊長


最終話時点での副隊長は松本乱菊

◇─松本乱菊

CV:松谷彼哉
斬魄刀:灰猫(はいねこ)
※刀身が灰になる。
解号:(うな)れ『灰猫』
9月29日生まれ
身長172cm 体重57kg

市丸の同期であり、幼馴染。
スタイル抜群で、妖艶さは護廷十三隊随一。後ろからびっくりさせると胸がこぼれかける。
破面討伐の為に現世にやってきて、織姫の家に寝泊りする。
日本舞踊が好きで、死覇装以外に着物をいくつも持っている。
いい性格をしていて着物に金が掛かる為、飲みに行く時は誰かを誘っておごってもらう。主な飲み仲間は京楽と修兵。
副隊長らしく戦闘力は些か微妙。

一心が隊長だった頃から副隊長で、当時の日番谷より階級は上だった。
根は善人なのだが、平時は仕事をサボりまくるのは当たり前、卍解も習得出来ていない等で昇進出来る見込みが全くなく、もしかしたら副隊長歴が最も長いかもしれない。

ファンブックでは卍解習得済みかのように記載されていたが、後に作者自身が公式Q&Aにて誤植であると否定している。


十一番隊副隊長


最終話時点での副隊長は斑目一角

◇─斑目一角

CV:檜山修之
斬魄刀:鬼灯丸(ほおずきまる)
解号:伸びろ『鬼灯丸』
卍解:龍紋鬼灯丸(りゅうもんほおずきまる)
11月9日生まれ
身長182cm 体重76kg

元第三席。スキンヘッドと目元の隈取りが特徴。
一応副隊長相当の実力はあったが他隊への移籍は好まず、更に十一番隊の副隊長ポストが空かない為に三席止まりだった。
彼が昇格したことで空席になった三席の座には弓親が収まった。
声が声だけにアニメだと非常に暑苦しい。


◇─草鹿やちる

CV:望月久代
斬魄刀:三歩剣獣(さんぽけんじゅう)
解号:出ておいで『三歩剣獣』
2月12日生まれ
身長109cm 体重15.5kg

元副隊長。女性死神協会元会長。
小さい子供で、いつも剣八の肩にいる。
剣八が昼寝をしている間は暇なので、他の所に出歩いて遊ぶ。白哉の家が広くて何でもそろっているでのお気に入り。
女性死神協会の運営費でお菓子やおもちゃを買っては、朽木廷にこっそり隠している。
護廷十三隊全隊員中最小・最軽量。
北流魂街79地区「草鹿」出身。赤ん坊の頃に剣八に拾われ、名前を与えられた。
剣八と同様、全副隊長の中で唯一入隊試験を受けずに即、副隊長となった。
好物は金平糖。大量に与えると、流し込む様に食う。
他人に徒名をつけて回るが、付けた先から忘れている事が多い。

刀は特に長い訳ではないが、腰に差さずヒモで引き摺って歩く。
その為、鞘の先端には手先が器用な一角にわがままを言って付けてもらった補助輪が付いている。
千年血戦篇で刀の名前が「三歩剣獣」と明かされたが、マトモな斬魄刀ではなさそうだと勇音が推察している。

長らく疑われていた通り、その正体は剣八の斬魄刀の霊圧が実体化したもので、剣八が斬魄刀の真の力を解放すると斬魄刀の中に回帰して姿を消した。



十二番隊副隊長


最終話時点での副隊長は阿近

◇─阿近

CV:奥田啓人
斬魄刀: 不明

技術開発局副局長兼男性死神協会理事。
眉毛が生えておらず、額に小さな角が生えているという奇抜なビジュアルの人物。
マッドサイエンティストなマユリと違って常識的な人物で、冷静で落ち着きのある性格。
上司は秘密主義が強かったり単独行動が多い為、実質技術開発局メンバーのまとめ役である。
マユリの事は尊敬している一方でよく理解もしており、
何かあった時の為に秘密の研究室に内緒で監視カメラを設置していたりと、ちょっと危ない人。
マユリと同じく技術開発局が出来る前は罪は犯していないが危険分子と判断され、脱退という名の『特別檻理』(※軟禁)されていた死神だった。

千年血戦篇後は、ネムが『眠八號』に転生した為、
彼女に代わり十二番隊副隊長に就任した。
戦闘シーンは最終回のその後を描いた読み切りで初めて描かれたが、詠唱によって発動する特殊な道具を行使して相手を攻撃しており、副隊長の貫禄を見せた。
副官章は袈裟のようにして首から下げている。


◇─涅ネム

CV:釘宮理恵
斬魄刀:不明
解号:不明
3月30日生まれ
身長167cm 体重52kg

副隊長で涅マユリの娘。
詳しくは項目参照。


◇─猿柿 ひよ里

CV:高木礼子
斬魄刀: 馘大蛇(くびきりおろち)
解号: ぶっ手切(たぎ)れ『馘大蛇』
8月1日生まれ
身長133cm 体重26kg

110年前の副隊長。
仮面の軍勢(ヴァイザード)」メンバー。
一護の虚化時の戦闘訓練を行う。平子とは喧嘩仲間。
平子達と同様に虚化した事で現世へ。
110年前は新隊長となった浦原の下に就いていたが反発していた。
彼女の性格からして研究等全く興味がなかっただろうに……何気に苦労人である。
この頃の経験が生きてか、『ポンコツひよ里ウォーカー』を製作している。

決戦後は現世に残り、浦原商店に居候している。
人も死神も嫌い(そしておそらく虚も)だが、彼女からすると裏切られた(あるいは切り捨てられた形)死神はともかくとして人が嫌いな理由は不明。
現世に逃げてから何かあったのだろうか?



十三番隊副隊長


最終話では副隊長不明だったが、その後を描いた読み切りで仙太郎が昇格している。

◇─小椿仙太郎

CV:遠近孝一
斬魄刀:不明
解号:不明

判明している限りずっと十三番隊第三席で、ルキアが副隊長に昇格する前はもう一人の三席である虎徹清音と共に副隊長代理を務めていた。
白い綱を鉢巻、襷代わりに巻いている。声が大きくがさつな性格。
最終話で相方は移籍して昇格したが何故か彼は未登場で詳細不明。
隊長となったルキアが最終話にて副隊長を任命した可能性が高いだろうから、その際に副隊長に任命されたと思われるのだが……

最終回のその後を描いた読み切りで正式に副隊長に就任している事が判明した。
副官章は腕に巻かず、特大サイズのものを背中の綱に取り付けている。


◇─朽木ルキア


CV:折笠富美子
斬魄刀:袖白雪(そでのしらゆき)
解号:()え『袖白雪』
卍解:白霞罰(はっかのとがめ)
1月14日生まれ
身長144cm 体重33kg

元副隊長。副主人公。
十三番隊副隊長は志波海燕の死後長らく空位で代わりに二人の第三席が副隊長の仕事をこなしていたが、何故かその後就任した。
とは言え元々ある程度の実力はあり、白哉がそれを阻止していただけなので、白哉が許せばある程度の昇格自体は難しくなかったことは想像に難くない。
千年血戦篇ではパワーアップして卍解まで習得。最終巻では京楽の推薦で隊長に就任していた。
戦闘描写が少ない(あっても相性の悪い敵か、遥かに格下の敵とあたることが多い)ため本当の実力が分かりにくいが、副隊長経験があり、卍解もあれば最低限の実力を付けたと考えて良いだろう。
詳しくは項目を参照。


◇─志波海燕

CV: 関俊彦
斬魄刀: 捩花(ねじばな)
※水を操る
解号: 水天(すいてん)逆巻(さかま)け『捩花』
10月27日生まれ
身長183cm  体重68kg 

元副隊長。故人。
志波家の長男で、空鶴と岩鷲の兄。ルキアの元指導役。
非常に才能があり、隊士からの人望も厚かったとの事。
虚・メタスタシアに斬魄刀を封じられながらも、徒手空拳を駆使して勝っていたものの、相手の最終手段である肉体支配を受けた後にルキアに止めを刺してもらう形で戦死。
この出来事はルキアや十三番隊に暗い影を落とす事となり、彼の死亡からずっと副隊長が置かれる事は無かった。




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最終更新:2024年04月20日 04:13

*1 ただし「隊長格」の定義は曖昧で、どちらかと言えば隊長のみを指す場合が多い

*2 特に斬り合いの経験は皆無で、少し傷を負わされただけで怯える程

*3 ノベライズより判明

*4 後述の斬魄刀解放時において、彼が刃に記した文字

*5 実際に男性死神協会では彼に一喝されたりしている

*6 ファンクラブの公式Q&Aにて

*7 これは白を黙らせる為に拳西が適当に与えた役職で実際は単なる平隊士