バックベアード様

登録日:2009/09/04 Fri 10:27:30
更新日:2023/11/30 Thu 21:12:19
所要時間:約 4 分で読めます




私の眼力にはいかなる力もかなわぬのだ。

    z Y レ ソ  ッ
  ~\>┴┴┴<__メ
~弋/:::::::::::::::::::::::::\/
廴/:::::/三三\::::::::::Y~
=-|:::<<(●)> >:::::;::レ-
ン-|::::::\三三/:::::::::;:|___
__人:::::::::::::::::::::::::::::::::/ヽ
  /\::::::::::::::::::::::::/\
イ />┬┬┬イ\__
  ~ /ト ノ 个∧ ヽ

CV/富田耕生(アニメ第1期)
  柴田秀勝(アニメ第3期、第5期)
  佐藤正治(アニメ第4期)
  田中秀幸(アニメ第6期)
  小林清志(PS版)

ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪。
アメリカの妖怪であり「光化学スモッグ」と「悪意」の集合体と見られている。
真っ暗で丸くて一つ目だがダークマターではない。

黒く無数の触手状の物体が突き出た球体にひときわ目立つ単眼が特徴。
主な攻撃は電撃と触手催眠術
作品によってビームを出したり等多芸な目玉。

初登場エピソードは「妖怪大戦争」。
「ドラキュラ」「フランケン」「狼男」「魔女」「吸血鬼」などの西洋妖怪を従える親玉として登場し、幾度となく鬼太郎たちとバトルを繰り広げた。
特に原作とアニメ一期の「妖怪大戦争」では砂掛け婆・子泣き爺・ぬりかべ・一反木綿がことごとく戦死するほどの被害を与え、
自身もねずみ男のみならず鬼太郎さえも完全に制圧した。

曰く「妖怪大統領」。
実際に選挙を経たのか、単なる小規模団体の長なのにそう自称しているのか否かは謎だった
(原作および一期の「妖怪大統領」ではベアードの出番・言及こそないものの、「アメリカの妖怪大統領選に敗れた」という「こうもり猫」なる妖怪が登場している)が、
アニメ第3期第5期ではマジで西洋妖怪全てにとっての大統領に就任し、大陸規模の親玉となった。
劇場版「ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」では、世界中の悪玉妖怪たちのサミットで司会を務めてもいたが、
円卓の真上にでかい図体で浮かんでる様はなかなかシュール。


ちなみに、原作やアニメ第1期では戦死したにもかかわらず何事もなかったかのように生き返って「妖怪ラリー」に再登場。
原作ではまだ「同族の別人」と見ることも出来たが、アニメ一期だと「油断はできんぞ今まで鬼太郎にはだいぶしてやられているからな」などと言いだして、前回と同一人物と確定した。
まあ砂かけたちも戦死して生き返っていたから、ベアードが生き返っても不思議はないかもしれんが……
しかしせっかく生き返ったのに、一期の続編の第2期では全く登場せず。

第3期では劇場版2作品目のボスキャラとして初登場。ハレー彗星と何か関係があったらしいが、詳細は不明。
その後はテレビシリーズ46話でアメリカの妖怪大統領に就任。
51話で妖怪ラリーに参加、かつての部下だったフランケンや狼男や魔女を妨害して恨みを買う。最後はラリー敗北を認めずに鬼太郎に襲いかかろうとするも、ラリーで鬼太郎に助けられていた魔女の魔法石化されるという情けない最期を迎えた。

第4期では事実上、出番が「妖怪ラリー」と「妖怪王編(全四話)」の二回しかなかった。

第5期では18話で初登場。やはり西洋妖怪のトップに君臨している。
軍団の全貌が明らかになる前に打ち切りになってしまったため詳細は不明だがその規模はシリーズ中でも屈指のものであり、登場しただけでも吸血鬼、狼男、フランケン以外にも、魔女や双頭ミイラ、ヨナルデパストーリ、ゴーレムなどのそうそうたる妖怪たちを配下に治めている。

第6期でも西洋妖怪のトップであり、西洋妖怪を裏切った魔女アニエスを巡って鬼太郎たちと戦った。
そしてまさかの戦闘形態として人型へと変貌を遂げた一つ目タイタンではない
一度は鬼太郎に倒されたが、94話で西洋妖怪達とぬらりひょんの手によって復活、ぬらりひょんと妖怪大同盟を結び、日本に現れて人間に宣戦布告、第二次妖怪大戦争を引き起こす。
だがぬらりひょんの策略で、日本妖怪には無害だが西洋妖怪には有害な聖なる物「レックス・ネモレンシスの血」を混ぜたワイン「「ルゲシ・ド・ズミーキ1922年物」を飲まされ、暴走して手下達を手にかけ、天に飛ばされてしまう。
そのまま死亡するかと思われたが、ベアードは聖なる物をも抑え込んで抵抗、目玉が増殖して肥大化し、抑え込まれた妖力が圧縮され限界点を突破、地球さえ破壊しかねない巨大爆弾と化してしまうのであった…

唯一の弱点である目玉の中は宇宙のようになっており、吸い込まれたら出られない。
その他、作品毎になんか得体の知れない物体で出来ており、基本的に弱点を除くと無敵とされる。

単眼の化け物であるバグベアーが名前の由来。キャラデザイン自体は、とあるコラージュ作品からヒントを得たとか。
若干邪神じみてる。


ふたば☆ちゃんねるではロリ画像が張られるとバックベアード様が「このロリコンどもめ!」と
ロリコンを叱責するコラ画像が張られるのが通例となっており、
幼女をヒギらせる鬼畜どもは悪」
「幼女を苦しめる輩は悪」
「幼女は愛でる存在」
「幼女を庇護するのは父親の務め」
の精神で幼女庇護に務めている。

しかし「たまにはロリもいいよね!」と言うこともある。
また鬼太郎に対する態度からショタコン疑惑もある。
もちろん水木おじいちゃんとは全く関係ない。


またふたばでは二次設定で彼の娘の「ベア子」が作られ、黒髪ツインテールに前髪で片目を隠したデザインとなっている。
同人誌では「このロリコンどもめ!」と言いながらヤラれてしまう強気娘として書かれることが多い。
もちろん水木翁とは全然関係ない。

ちなみにTRPGソードワールドRPG』では彼がモデルになったと思しき『バグベアード』なるモンスターが登場。
デザインの似ている『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の「ビホルダー」の特徴が混ざった結果、多彩な光線と体当たりでキャラを苦しめる強敵と化した。


そして2016年1月、デュエル・マスターズの拡張パック「超ブラック・ボックス・パック」にて遂にカード化された

バックベアード P 闇文明 (8)
クリーチャー:ダークロード 8000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、他のアンタップされているクリーチャーをすべて破壊する。

ベアード様以外の起き上がっているクリーチャーを全て破壊する。
その性質上「ブロッカーを大量展開して攻撃をしのぎ、場を制圧してから一斉攻撃する」系統のデッキに対しては非常によく刺さる。

特に《知識の精霊ロードリエス》*1を用いた「ロードリエスコントロール」、通称『ロリコン』に効果絶大なのは、ベアード様の力がなせる業であろうか。
ちなみに、このコラボ作品のベアード様は水木しげる先生直筆なのだが、発売の2ヶ月ほど前に亡くなられた。つまりベアード様がまさかの遺作ということになる。



私の眼力にはいかなる追記・修正もかなわぬのだ。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • アニヲタ妖怪シリーズ
  • 妖怪
  • ゲゲゲの鬼太郎
  • 妖怪大統領
  • 大統領
  • バグベアー
  • このロリコンどもめ!
  • たまにはロリもいいよね!
  • 実の娘が最高のロリ属性なのを知らない←きっと娘を守りたいんだよ
  • 水木先生ごめんなさい
  • 亜愚根巣とはきっと仲良くなれる
  • 来いよアグネス←同志的な意味で
  • 娘の項目には大変憤慨している模様です
  • バックベアード
  • アクマイザー3
  • 富田耕生
  • 柴田秀勝
  • 佐藤正治
  • 田中秀幸
  • ダークロード
  • デュエル・マスターズ
  • DM
  • アメリカ
  • 悪意
  • 光化学スモッグ
  • 催眠術
  • 小林清志
  • 単眼

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年11月30日 21:12

*1 ブロッカーを場に出した時カードを一枚引く効果を持つ