カメックス

登録日:2010/08/01 Sun 01:42:32
更新日:2024/03/20 Wed 23:46:09
所要時間:約 7 分で読めます


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7 8 9 PWT あめうけざら げきりゅう みず カウンター カメックス カメバズーカ カメール カントー カントー御三家 キョダイマックス サトシ シゲル ショウタ ズミ ゼニガメ ハイドロカノン ハイドロポンプ ハイドロポンプ ←ポケスタバトレボで専用モーション ハルカ ポケモン ポケモン最終進化形 ポケモン解説項目 ポッ拳 ミラーコート メガシンカ メガランチャー ランチャー レッド ロケット ロマン砲 中途半端 初代 初代御三家最強 ←対戦では不遇 器用貧乏 地味 大砲 始まりの御三家 小西克幸 巨砲 御三家 愛河里花子 最上嗣生 最強のテラレイドバトル 波動 甲羅 砲台 第一世代 耐久型 誓いパ 赤緑


相手に狙いを定めると消防車のホースより強い勢いで水を出す。



出典:ポケットモンスター、68話『ゴウにライバル!?ミュウへの道!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon



カメックスとはポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン


■データ


全国図鑑No.0009
分類:こうらポケモン
英語名:Blastoise
高さ:1.6m
重さ:85.5kg
タマゴグループ:怪獣/水中1
性別比率:♂87.5♀12.5

タイプ:みず

特性:げきりゅう(HPが1/3以下になるとみずタイプ技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:あめうけざら(天候が雨の時、毎ターンHPが1/16回復する)

HP:79
攻撃:83
防御:100
特攻:85
特防:105(初代のみ85)
素早さ:78
合計:530

努力値:特防+3

初代(カントー地方)御三家ポケモンの一匹ゼニガメの最終進化形。
ゼニガメがレベル16でカメールに、カメールがレベル36でカメックスに進化する。


■概要


青くて耳や歯がある巨大な亀のような姿をしたポケモンで、両肩の甲羅が展開し二つのロマン溢れるロケット砲が現れる。

このロケット砲から凄い勢いで水を噴射して敵を圧倒する。
その威力は消防車の放水などとは比較にもならず、分厚い鉄板すら撃ち貫く。
命中精度や射程も高く、50m離れた場所にある空き缶も正確に撃ち抜ける。
また、甲羅には両肩のロケット砲以外にも噴射口があり、噴射した水流の勢いを利用して突っ込んでくることもある。

その噴射する水流の反動に負けないようにするため、身体はとても重く、更に大地をしっかり踏みしめる脚力も持つ。
水の噴射だけでなく、その巨大な身体や体重も武器となり、のしかかりによって相手を気絶させる事も出来る。
しかしそんな攻撃的な設定を持つ一方で、ピンチに陥ると殻に引きこもるというチキンな側面も持つ。

アニメのゼニガメのハイドロポンプはガメラへのオマージュで有名だが、カメックスはハイドロキャノンから水を噴き出して空を飛ぶ描写がある作品もある。


同じ御三家のリザードンフシギバナはそれぞれ初代赤・緑バージョンのパッケージを飾ったのに、彼だけはパッケージに描かれなかったためしばらく不遇だと言われていた。
が、後に出た青バージョンで念願のパッケージを飾ったポケモン。

しかし、リメイク版は赤と緑だけしか出ておらず再びハブられてしまった…
一方アニメ(「ジ・オリジン」含む)ではシゲルグリーンのパートナーとしてライバルに抜粋される辺り、こちらでは若干優遇されている。
こっちで割を食うのはフシギバナ。一方どちらでも主人公の切り札となるリザードンは流石と言うべきか。

図鑑では重さが強調されているが、実はカントー御三家の中では最も軽い。


■ゲームでのカメックス


御三家なので初代開始直後に入手出来る。
お月見山のコイキングをスルーしイーブイシャワーズにしなかった場合、しばらくは唯一のみずタイプとなる。

安定感が抜群なみずタイプなだけあり、苦手なジムリーダーも少なく序盤から終盤まで安定した活躍が可能。
苦手なでんきタイプやくさタイプを使うマチスエリカわざマシン前提だが「あなをほる」や「れいとうビーム」で対応出来る。ただ、前者はディグダ、後者はポッポなどを捕まえて育てておけばより対応しやすくなる。

特に終盤は、ほのおタイプじめんタイプカツラサカキに対して一匹で無双出来るほど。

その対応力からストーリー中においては初代御三家最強と名高い。パッケージの不遇さとは完全に真逆である。
強そうなイメージに騙されて「いあいぎり」を覚えさせられるリスクがないのも初見プレイではメリットだろう*1
また最初にヒトカゲを選んだ場合はライバルの切り札となり、タイプ的な相性の悪さや目立った弱点がないことから強敵となる。
更にチャンピオン戦においては一致技「ハイドロポンプ」のみならず鬼畜技「ふぶき」まで使い多くのトレーナーを絶望させた(リメイクでは「ふぶき」が弱体化したため、「れいとうビーム」に変更されている)。
ナッシーウインディの技構成が未だにネタにされるほど酷いのも、カメックスの強さを考慮してのバランス調整かもしれない。

ピカチュウ版ではマチス撃破後にジュンサーさんに話しかけるとゼニガメが貰える

初代RTA界隈ではかつて主力攻略要員として猛威を振るったが、状況再現を利用したニドキングチャートが確立するとタケシ戦攻略と「なみのり」「かいりき」程度しかアテにされなくなった。

金銀HGSSでは裏ボスのレッドが使用。
金銀のレベルは77で、HGSSのレベルは84。
両者共に「ふぶき」をぶっ放してくる。
特に後者は、あられの中での戦いのため、必ず命中する。
HGSSではレッド撃破後にオーキド博士からカントー御三家のどれか1匹が貰える。

FRLGでは、最高まで懐かせた状態で2の島の「きわのみさき」に住んでいるお婆さんに話しかけるとハイドロカノンを習得できる。
DPt以降は他の水御三家も覚えられるように。

XYではプラターヌ博士から貰え、同時に「カメックスナイト」を受け取る。
また、プラターヌ博士もゼニガメとカメックスを使用する。


■対戦でのカメックス


高めの防御力を持つが、全体としては平均的な能力を持つバランス型の水御三家。
更に金銀からは特殊系の能力の仕様変更により特防が20上昇しより耐久型の能力となった。

みず単タイプとしては特殊技を中心にサブウェポンの選択肢は豊富。
その他にも反射技と先制技が2種類ずつ、変化技も耐久型の物を中心に取り揃えているなど芸達者。
そのタイプの安定性と戦術の幅広さから活躍が見込まれる。

…と思いきや、数が多くポケモン激戦区であるみずタイプに生まれたのが運の尽き。
初代からしてスターミーラプラスパルシェンらをはじめ他に強力なみずポケモンが数多く存在し、マイナーリーグ相当の99カップでもカメックスは特に実績がない。
ちなみに同期の御三家であるフシギバナは97カップで決勝トーナメントに進出した上で現在のVC環境でも少なくともマイナー気味でこそあるが十分使えるポケモンであり、リザードンも99カップで実績を残すなどしているのでそういう意味でも格差を付けられている悲しい一面がある。
「ふぶき」に加えて当時のみずタイプには珍しくでんきタイプに有効な「じしん」を覚えるが、攻撃も特殊も低いので火力が出ず、かといって他に有効な使い方があるわけでもなかった。
その後の世代では新技習得等で戦術の幅が広くなるが、ゲッコウガラグラージスイクンミロカロスギャラドス等どの分野でもほぼ上位互換のポケモンが存在する事態に。
また甲羅を背負っているポケモンにもかかわらず、強力な積み技である「からをやぶる」は覚えない。

種族値自体も防御と特防は高めなもののHPは平均程度しかないため、実は耐久力はさほど高くない
「固い・強い・速い」のガブリアスとの差は言うに及ばず、実はトゲキッスとも大差ない数値である。
攻撃と特攻がほぼ同等なのも柔軟性があり両刀型にも向くと言えるが、このためにどちらかに特化しても決定力に欠ける。
見た目と分類の割には素早いが、素で先制が期待できるほどではなく、「こだわりスカーフ」型では最速130族まで抜けるものの、やはり火力不足が痛い。
PWTのレッドがやったように残りHPが多いほど強くなる「しおふき」はスカーフと相性が良いが、最高でもダイケンキの「ハイドロポンプ」程度の威力。
(カメックス=メガシンカや耐久型というイメージの裏をかいた奇襲として使えるが)
まさに器用貧乏を絵に描いたような不遇ポケモンであり、御三家の中でも中堅~マイナー寄りの存在。

しかし逆に言えば、型が読みにくく、初見で何をしてくるか、さっぱり読めないという点が強み。

腐っても御三家であり、劣化になりやすいながらも、そのスペックは決して軽視は出来ない。

特に上述の通り技は豊富で
  • タイプ一致の「ハイドロポンプ」「なみのり」「ねっとう」「みずのはどう」「しおふき」「アクアジェット」「だくりゅう」「たきのぼり」「アクアテール
  • 特殊サブウェポンに「れいとうビーム」「こごえるかぜ」「ふぶき」「きあいだま」「はどうだん」「あくのはどう」「りゅうのはどう」「ラスターカノン」「めざめるパワー
  • 物理サブウェポンに「ゆきなだれ」「れいとうパンチ」「じしん」「いわなだれ」「がんせきふうじ」「かわらわり」「きあいパンチ」「ドラゴンテール」「アイアンテール」「ジャイロボール」「しぜんのめぐみ」「なげつける」等
  • 反射技の「カウンター」「ミラーコート
  • 撒き技除去、拘束技脱出が可能な「こうそくスピン」
  • 汎用性の高い睡眠技「あくび」
  • 優秀な積み技の「てっぺき」
  • 様子見や時間稼ぎ、「きあいのタスキ」潰しに使える「ねこだまし」
  • 回復力を上げる「アクアリング
  • 自分の状態異常を治す「リフレッシュ」
  • 積み技対策の「くろいきり
  • 第五世代で配布された個体はダブルで仲間を攻撃から守れる「このゆびとまれ」

などなど、読みにくさを差別化点にできるだけのバリエーションを持つ。

余談だが亀の割に意外と素早く、みずタイプ御三家の中ではゲッコウガが出るまではオーダイルと共に最速だった。
特にPWTでレッドが使用するスカーフ型は「しおふき」や「ふぶき」を使うため、トリプルだとかなり手強い難敵と化す。


剣盾では長年習得が望まれていた強力な積み技「からをやぶる」を遂に習得。
しかし連続攻撃技を全く覚えないと言う点が悩ましく、タスキや「がんじょう」や「ばけのかわ」と言った行動保障に引っ掛かると涙目になりやすい。
しかもあろう事か第8世代のトップメタもなので…。


…だったのだが、「鎧の孤島」で正式にヨロイ島図鑑に載り、ついでにキョダイマックスも入手。
専用キョダイマックス技「キョダイホウゲキ」は言わばみず版「キョダイゴクエン」で、愚直な攻撃技しかないカメックスとしては待望の行動保障潰し。
今度は先制でくさ技をぶち込んでくるゴリラが大躍進してしまい肩身は狭めだが、みずタイプとしては相応の個性を得たと言っていいだろう。

実際、シリーズ9ではみず単タイプでそこそこの耐久がある点から使用率で健闘しており、おもに相方となる化身ボルトロスのこわいかおやかいでんぱでサポートされる。

禁止級伝説を2体使えるシリーズ12辺りから需要が拡大。ダブルの主流構築の1つである中速トリパに適した素早さ種族値、「ねこだまし」「あくび」「てだすけ」などでサポーターとして使える点、いざと言う時に「ハイドロカノン」を「ダイストリーム」化することで自らアタッカーとしてそこそこ使える点などがその理由。シーズン27、28で共に使用率28位にランクイン。シーズン29には26位まで使用率を伸ばした。


■メガシンカ



甲羅の 大砲は 戦車並みの 威力。 発射の 衝撃を 強靭な 足腰で 踏ん張る。

高さ:1.6m
重さ:101.1kg

タイプ:みず

特性:メガランチャー(「はどう」と名の付いた技の威力が1.5倍になる)

  • 種族値
HP:79
攻撃:103
防御:120
特攻:135
特防:115
素早さ:78
合計:630


XYにてメガシンカが可能。姿は甲羅にあった2つの砲台が頭の後ろ1つになり大きくなって、更に両手にも小さな砲が付いた。
能力は特攻が50とかなり上昇。その他は攻撃、防御が20、特防が10上がった。
特性の追加に伴い、この時タイプ一致「みずのはどう」に加えて「はどうだん」「りゅうのはどう」「あくのはどう」が追加された。

これにより攻撃範囲は広がったが、肝心の「みずのはどう」の威力は変わらなかった。
このため、命中率は劣るもののメインウェポンは相変わらず「ハイドロポンプ」を採用する人が少なくない。
(そのドロポンも今作にて威力110に弱体化してしまったが)
りゅうのはどう」も使用率の高いドラゴンがこおり4倍なので「れいとうビーム」の方が優先されやすいのが悲しい。
きあいだま」と同威力の必中技「はどうだん」、ヤドランブルンゲルに有効な「あくのはどう」は決して無駄ではないが…。

安定感は増したが、「あついしぼう」の習得と大幅な防御・特防の上昇によって強力な耐久力を得た要塞フシギバナと、
初見でXとYのどちらにメガシンカして来るか分からない攻めのリザードンに挟まれる形であるため、見劣りするのは否めない(というかくさにもほのおにも不利になってしまっている)。
またここでも同じ特性と波動技を備えるブロスターの存在が気になり、「いのちのたま」があると攻撃力でも超えられてしまう。
技や耐久、素早さの差を上手く活かせなければ劣化になってしまう。

ただし、決して弱くはない。型が増えたため読みにくさは更に上がってはいる。
しかし、貴重なメガシンカの枠を潰してまで採用したいかというと、やはり微妙な所なのが現状。
第六世代では波動技特有の対象制限なしのお陰でトリプルでは活躍の芽があったが、第七世代でルールごと没収される始末……。

また、依然同じみずタイプに有効なサブウェポンに乏しく、特にマリルリウォッシュロトム等の複合タイプに苦労することも。
場合によっては波動技を減らしてでも、「めざめるパワー(or電気)」を搭載しておくのもありかもしれない。


メガシンカ枠をカメックスのみに絞る場合、通常特性は「あめうけざら」を選択した方が状況次第で相手の雨効果を利用できる分役立つ可能性がある。
しかしメガシンカ枠を2つ以上確保する場合は既に他のポケモンがメガシンカした後に通常形態で戦う可能性もあるため「げきりゅう」型の方が使いやすい。


■カメール



ふさふさの毛で覆われた大きな尻尾は長生きするほど深い色合いに変わる。甲羅のキズは強者の証。


全国図鑑No.0008
分類:かめポケモン
英語名:Wartortle
高さ:1.0m
重さ:22.5kg

タイプ:みず

特性:げきりゅう(HPが1/3になるとみずタイプ技の威力1.5倍)
隠れ特性:あめうけざら(天候が雨の時、HPが1/16回復する)

  • 種族値
HP:59
攻撃:63
防御:80
特攻:65
特防:80(初代のみ65)
素早さ:58
合計:405

努力値:防御+1、特防+1


ゼニガメより多少目つきが鋭いが、まだ表情にはあどけなさが残る。
進化前と進化後にはない特徴として、耳と尾にはふさふさの毛が生えている。水中を泳ぐ時にバランスを保つためのものだが、長生きのシンボルともされている。
寿命は一万年を超えると言われており、中でも甲羅に苔が付いている個体はかなり長生きしている。

元ネタは甲羅に緑藻が生えて蓑を着たように見える蓑亀との説がある。


進化前としては高めの防御と特防を誇り、「しんかのきせき」型で使われることがある。
上述の通り「ねっとう」「こうそくスピン」や反射技2種を覚え、変化技も耐久型向きのものが多い。
第三世代の教え技限定だが、定数ダメージ技の「ちきゅうなげ」も覚える。

特に防御と特防への努力値配分を上手く調整することで、反射技2種を最大限に活かすことが可能。
ラグラージやトリトドンに比べると、こちらはくさ技のダメージが少ないのがメリット。
くさポケモンは勿論、ほのお・でんきポケモンの「くさむすび」「めざめるパワー」等にも対処しやすい。
しかし、読まれやすいので、反射技や受ける対象を絞って他の変化技等を優先した方が良いことも。

難点として、カメックスが覚える「ドラゴンテール」「ほえる」をカメールは習得できない。
さらに、タマゴ技と教え技の関係で「カウンター」と「アクアジェット」の両立も不可能である。
強制交代は積み技防止、「カウンター」→「アクアジェット」は「きあいのタスキ」持ち物理アタッカーに有効なため、残念な所。
相手に交代を迫る「どくどく」や、素早さダウンで後続に負担を掛ける「こごえるかぜ」「がんせきふうじ」等で上手く補いたい。


■ゼニガメ


全国図鑑No.0007
分類:かめのこポケモン
英語名:Squirtle
高さ:0.5m
重さ:9.0kg

タイプ:みず


更に進化前。分類通り小さい亀の子供の姿をしている。
生まれた直後に出来た甲羅は柔らかいが、指で突くと弾き返されるほどの弾力性を持つ。
危機的状況に陥ると首と手足を甲羅の中に引っ込めて身を守りつつ、隙を付いて口から水鉄砲や泡を噴き出して攻撃する。
甲羅の表面の溝や丸い形は水の抵抗を減らす働きを持つので、水中を速く泳ぐことができる。


■外伝でのカメックス


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは、初代およびDXで、モンスターボールから出現。
前方にハイドロポンプを何度も放ち、相手を押し流す。さらにカメックス本体には吹っ飛び判定がある。

ただし撃ってるうちに反動でどんどん下がっていくので、崖際で出すと速攻で奈落の底へ…なんてことも。
逆に地形次第では後退を防いだ上で、ひたすら身動きをとれなくさせることもある。
また撃つのは前方だけなので、後ろに回り込めば後退するのさえ気をつければそれでも回避される。

以降のシリーズではステージの背景で登場している。

ちなみに、Xではゼニガメが、ポケモントレーナーの手持ちとして参戦。
身軽で機動力は高いが、耐久はあまりない。まぁ進化前だし。
次作では不参戦だったがSPで10年振りに復活。
スマッシュ攻撃など全体的にパワーが上方修正された。



ポケモンサンデーの「有名人ポケモンだいすきクラブ」内にてプロレスラーの三沢光晴氏が大好きなポケモンはカメ系(カメックス)であることが判明した。
氏は山本隊員とシェイミを賭け、ポケモン勝負をし、カメックスを駆使し圧勝。
見事、シェイミをプレゼントされることとなったが、氏が交換に出したポケモンは、なんと一番可愛がっているカメックスであった。漢だぜ三沢先輩!!
おいっ、交換にちっちゃい鳥みたいなのを出してるヤツちょっと来い。


漫画でのカメックス

ポケットモンスターSPECIALでは主人公の一人、ブルーパートナーとして登場。ニックネームはカメちゃん。
なんとハイドロポンプを地面に当て、その反動で「そらをとぶ」という荒技をやってのけた。
ただ、水の量は制限があるらしく外部の水をタンクに給水する仕組みらしい。
(水が空でタンクをしまった際にもあわを使っているため、自力精製出来ないわけではなく、大量の水を必要とする場合に補給するのだろう)
ちなみに、ブルーがわざわざカメックスに飛行能力を仕込んだのは、彼女が鳥にトラウマがあるためである。

第3章ではシロガネ山に向かうレッドに貸し出され、タンクに給水しておいた「シロガネ山の秘湯」をエンテイが残した火種に向けて発射し、炎の勢いを強めて氷をとかす芸当を見せた*2

第5章で、水の究極技「ハイドロカノン」を習得。両肩の砲と口から同時に水流を放つ。
キワメおばあさん曰く、習得するまでの時間、威力が全てミラクルとのこと。

第13章ではホウエン地方の戦いで、レッドのフッシーと共にメガシンカを披露する。

また、穴久保版漫画ポケットモンスターでも、ロケットを取り付けて飛行している模写があった。


ポケモンカードゲームでのカメックス

金銀発売前から「あまごい」や「ハイドロカノン」を使っていた。
特に「あまごい」は通常1ターンに1枚しか出せないエネルギーカードを水限定ながら何枚でも出せるというもので、
ドローソースが豊富な代わりに場が整うのに時間がかかる、というポケモンカードゲームのバランスを根底から揺るがすほど強力極まりないものだった。
カメックスを利用した速攻デッキが猛威を振るったのは言うまでもないだろう。




追記・修正はロケット砲をぶっ放しながらお願いします。

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最終更新:2024年03月20日 23:46

*1 「かいりき」を覚えさせたプレイヤーも多いが、こちらは「いあいぎり」と違ってそれなりに威力が高く、当時のカメックスが覚える物理技としては「じしん」「のしかかり」に次ぐ程度には使い勝手が良い。

*2 劇中、シロガネ山の秘湯は「発火性の高いガスを含み、炎を近づけると燃え上がる」ことから『炎(ファイヤー)温泉』と呼ばれている。