ユウナ(FF10)

登録日:2011/08/16 Tue 22:13:15
更新日:2024/03/07 Thu 22:48:28
所要時間:約5 分で読めます





わたし、『シン』を倒します

必ず倒します


◆プロフィール
年齢:17歳(FF10)→19歳(FF10-2)
身長:161cm
出身:ベベル→ビサイド
CV:青木麻由子(現…青木まゆこ)

FINAL FANTASY Ⅹ』のヒロインであり、続編『Ⅹ-2』の主人公。

10年前にシンを倒して世界を救った大召喚士ブラスカの娘で、自身も数年修行を積んだ召喚士。
『Ⅹ』では最終的には永遠のナギ節をもたらした大召喚士、英雄となる。
『Ⅹ-2』ではその知名度から、カモメ団の世間的リーダーとなっている。
母親はユウナが四歳頃にシンの襲撃で亡くなったアルベド族であるシドの妹で、
オッドアイがそれを証明している(人間の青、アルベド族特有の碧)。

『Ⅹ』ではFFシリーズではかなり珍しい和装姿であったが、『Ⅹ-2』では露出度が高めの活発な服装をしている。


◆性格
真面目な優しい性格で、困った人を見ると放っておけないお人好し。ただし意地でも自分の意志を曲げない頑固者でもある。
ティーダの前では女らしい、弱気な面を見せる事もあった。
子供の頃はシパーフに乗りたいとワガママを言ったりするぐらいにはヤンチャだったらしいが、自身に課せられた使命やらなんやらで作中のような「召喚士様」としての振る舞いを取るに至る。
そのため自分を元気付けてくれるティーダに触発されてだんだん元の元気娘の地が出てくる面も。
自己犠牲の精神がとても強かったが、ティーダとの向き合いによって次第に時分なりに生きることを望むようになる。
『Ⅹ』の物語を締めたのも彼女。

『Ⅹ−2』でも根は変わっていないものの、努めて明るく振る舞おうとしていた為に少し弾け気味。リュックの口調を真似る事も。
上記の服装も合わせ、『X』で見せた大人し目の清楚なユウナのファンから賛否を呼んだ。
ただティーダを失って喪失感は常に抱いていたようで、イベントのそこかしこでその様子が窺える。
上述の言動の変化はその喪失感を乗り越えようとしたため。(その心中は『X-インターナショナル版』の特典ムービーでも窺える)
とはいえ、Xでは「シンを倒す」という召喚士としての使命感と責任感があったから真面目に振る舞っていただけで、ティーダと話している時の様子も踏まえると、案外こっちの方が地なのかもしれない。
実はこの性格も世界が変わっていくのに停滞している自分を変えたい思いから無理に明るく振舞っていただけで、ルールーなどには「素は変わってない」と一目で見抜かれている。
『Ⅹ-2』のテーマの一つには「過去とどう向き合っていくか」というものがあり、彼女がどのような結論に至るかがゲームの主軸の一つとなる。
一部エンディングやインター版の「LAST MISSION」では更に落ち着いて柔和な性格に。
多くの旅を経て、最も彼女らしい姿になったと言えるだろう。


◆人間関係
見ず知らずの自分のために掟を破ってまで助けに来てくれた事もあって最初から好意を抱いており(早い段階でガードじゃなくても良いから側にいてほしいと言うほど。)、旅を続けるにつれて彼の影響を受けていく。
本作のアルティマニアでは、ビサイド島にて掟を破ってまで奥へやって来たティーダにユウナが一目惚れしたのが始まりと解説されている。
また、初恋の相手でもあったようで「こんな素敵な気持ちなんだって思った。」と語り、旅をする中でお互い想いを通じ合わせて行くが、『シン』を倒した際に彼は消えてしまい、ユウナの心に大きな穴が空く事になってしまう。
その存在の大きさは『Ⅹ−2』まで続く程で、彼から教わった指笛は非常に重要な役割を持つ。

幼い頃から過ごした家族同然の関係であり、召喚士とガードという立場を越えた絆で結ばれている。
時にユウナを励まし、時にユウナが励ます関係は兄妹姉妹と言って過言では無い。

こっそりと血縁関係(いとこ)にあるが、それを抜きにして『Ⅹ−2』では固定パーティーの1人としてずっと旅をする仲。
さり気なく、ティーダの次に影響を受けているかも知れない。親友ポジション。

見守る者としてユウナとの関わりは案外薄かったが(『Ⅹ』はティーダが主人公なので仕方ないのだが)、
彼の願いによってユウナはビサイドに移り住んだ事を考えると、人格形成の面では物語前に非常に大きな役割を担ったと言える。

物語の関係上非常に因縁深く、彼の立ち居振る舞いに散々翻弄され、また導かれて『Ⅹ』の旅は進んでいる。
恋愛面でもティーダより先にユウナの唇を(儀礼的ながら)奪っていたりする。
許すまじ。


◆戦闘、ステータス面
『Ⅹ』ではスフィア盤の初期位置から素直に進むと従来の白魔道師のような魔法、技を覚えていく。
使用武器はロッドだが、力は頼りないので主に回復や補助、後述の召喚を使う事になり、
雑魚戦では決まった目的が無い限りは1ターンだけ出ての待機組となりやすい。
実は自分のルートだけを進めてもルールーに匹敵するレベルで魔力が高くなるのでルールーがガ系魔法を習得したら黒魔法スフィアを使うと良い。黒魔法スフィアはストーリー攻略上ではあまり取得できないが今作の魔法は最終的に使われなくなるので気にせずに遠慮なく使おう。
回復、補助もこなせて素早い魔法アタッカーになれる。
とは言えスフィア盤の性質上、最終的にはロッドの一撃でカンストダメージも可能になり、

ユウナ 「えいっ!」 ポカッ

99999

なんてのもザラ。

専用装備である七曜の武器『ニルヴァーナ』が入手・強化がメンバー中一番楽なのも利点。
さらにAP2倍が付いているため育てやすくなり、ラスボス戦まで十分戦える。

ただしユウナを育てすぎるとラストの召喚獣バトルがものすごーくめんどくさくなる(召喚獣のステータスはユウナのステータスに比例して上昇し、ラストバトルでは味方時の性能のまま戦う事になるので)事や召喚獣のステータスを上げにくくなるのでやり込みプレイヤーからは育成が後回しにされがち。
やりこんでくるとやや物足りなくなってくるが召喚獣が肉壁として防げない攻撃の盾となる上、訓練場で戦うジャンボプリンはアニマの力を借りないとかなりマゾい戦いを強いられるので最終的には1.5軍くらいのポジションとなる。
「ニルヴァーナ」がMPに比例してダメージが増加するという仕様上、常にMP0で戦わなければならないデア・リヒター戦では役に立たないので残念ながら控えメンバーになってしまう。

『Ⅹ-2』では初期ドレスはガンナー→イベントで歌姫ではあるが、ドレスの性質上パーティー内で好きな役割を任せる事が可能。
余談だが戦士にするとフラタニティを使用する上に、ティーダと同じモーションになる。
なお、レベル99に到達するEXP数は3人の中で一番多い。


◆召喚
『Ⅹ』でのユウナの戦闘面をかなり担っていると言ってもいいコマンド。
コマンドを選択すると各地の寺院で取得した召喚獣を召喚でき、代わりに戦わせる事が出来る。
ユウナとはステータスがオーバードライブ含めて別個扱いなので、戦闘不能になっても続けて召喚したり、ユウナ自身が戦ったりは可能。
その性質を利用して、雑魚戦で召喚獣のオーバードライブゲージを溜め込み、ボス戦で順番に召喚してオーバードライブをぶっ放す戦法、通称「召喚ボンバー」がかなーり強い。
が、そればっかりに頼ってると終盤のボス(シーモア終異体以降くらい)は「一撃で倒される」、「吸収を連打してくる」など特殊ルーチンをとって対策をしてくるため、泣きをみることになる。

OD技はマスター召喚で、召喚獣のODゲージを最大にしたうえで召喚できる。
弱くはないが代わりがきくため、やりこんでくると彼女は力不足になってくるのはこのせい。

歴代ヒロインの中でも、清楚で毒のない人気のあるキャラクター。
余談だが、ムービーとそれ以外のシーンの顔の描写に相当の差があり、発売前は一部では「馬面」とまで言われていた。
ただし、その分ムービー部分は大分力が入っている。

2020年2月29日に放送された「全FF大投票」のキャラクター部門では堂々の2位に輝いた。(ちなみに1位はあのチョコボ頭)
その際に、声優を務めた青木まゆこから寄せられたメッセージをティーダ役の森田成一が読み上げたのだが、バックには「ザナルカンドにて」(こちらはBGM部門1位)が流れており、当時まだ新人であった2人の奮闘がティーダとユウナに重なる部分もあったりでオタ号泣必至の名場面となった。森田氏もプルプルしながらどうにか最後まで読み切った。

■DDFFでのユウナ
12回目の戦いにおいてコスモス側の戦士として参戦。
  • シナリオ面
他のコスモス側の戦士と違い、長く生きているらしく記憶も取り戻していてティーダのことも思い出している。
次の戦いのために奮戦し、エンディングでは原作とは逆にティーダを助けるために消滅の道を選ぶ。

  • 戦闘面
イフリート、シヴァと言った召喚獣を呼び出し戦うサモンマスター。
初見では扱い辛いように見えるが非常にオーソドックスな性能を持つ。
ブレイブ、HP攻撃ともに使い勝手が良く近、中距離での戦闘を得意とする。特にシヴァでの攻撃は発生が非常に早い。
ただし、派生攻撃はなく、遠距離は苦手。
また、仕様なのかEXリベンジを使って攻撃するとセフィロス同様吹っ飛んでしまい追撃しにくい。


■超余談
大人な同人誌ではゼシカほど高くはないが結構的にされる。しかもXではなく大半がX-2。
Xの方はレ○や純愛なものもいくつかあるが、X-2の方は純愛なものは皆無でしかも相手は大概複数。

けものフレンズ』のエンディングテーマで一躍有名になったアーティスト・みゆはんの2ndアルバムに収録されている楽曲「ユウナ」は
読んで字のごとく、こちらのユウナをイメージして製作されたものとのこと。



追記・修正したwiki篭もりたちのこと、

時々でいいから…

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最終更新:2024年03月07日 22:48