リグル・ナイトバグ

登録日:2009/06/30 Tue 00:11:29
更新日:2023/11/30 Thu 18:47:51
所要時間:約 4 分で読めます




Wriggle Nightbug

東方Projectの登場キャラクター。

東方永夜抄1面中ボス・1面ボス

種族:妖蟲

能力:蟲を操る程度の能力

二つ名
闇に蠢く光の蟲(永夜抄)
光る蟲の大群(文花帖)


テーマ曲
幻視の夜 ~Ghostly Eyes(道中)
蠢々秋月 ~Mooned Insect(1面)


名前のWriggleは「蠢く」Nightbugは夜の虫、つまり蛍を表わしている。
そう、この娘は蛍の妖怪であり、決して黒いアイツなどでは無い。
でもなぜかお尻は光らない。

特徴は触角と羽のようなマント。←だからコックローチじゃ無くてファイアフライって言ってんだろ!

緑色のショートヘアにブラウス、短パンというボーイッシュな服装である。
“ボーイッシュ”なだけで、決して“男の子”などでは無い。
一人称も「私」。

彼女の「蟲を操る程度の能力」では、雀蜂や恙虫などの毒虫や、蜘蛛、竈馬、●キブリなどの不気味な虫をも操れるので、たかが虫と舐めてかかると結構危険な妖怪のようである。


そして、この子の最も恐るべき技が通称「リグルキック」。

永夜抄1面道中、リグルの登場直前に妖精と毛玉がワラワラと出てくる。
倒すと大量のPアイテムが出るので、当然回収のため画面上部に移動する。

そこに狙いすましたかのようにリグルが降ってくるのである。
キックの位置とタイミングを覚えていなければかなりの確率で蹴られる。

初プレイで何が起きたのか分からないままPアイテムと刻符をぶちまけた人も多いと思われる。

蛍であることには誇りを持っているようだが、自機達からはそっけない対応をされてしまう。

また、自機に紅魔組を選んだ時の会話で、リグルはなぜか人間の咲夜ではなくレミリアお嬢様を渡せと言った。

何故だろうか?そうだ、リグルはただお嬢様と遊びたかっただけなんだよ!
という説もあるが真相は謎。
文花帖では、その能力を使い「蟲の知らせサービス」という商売を始めたことが紹介されている。
予め予定を伝えておくと、その時間に大量の虫を派遣して教えてくれるというもの。

ただ、みすちーの屋台ネタに比べるとあまりネタにされない。

求聞史紀では、のっけから「気持ち悪い妖怪」(正気か!?)という紹介がなされたり、全く関係ない虫の目撃談までリグルのせいにされ気持ち悪いだの呪いたいだのと言われたい放題。

ひどい話である。

こんなに可愛いのに…
先日行われた第8回人気投票では、前回からさらに6位ダウン、秋サンドどころか茨木華扇にも敗れ63位という結果だった。

しかし、一押し数÷得票数のイチ押し率でソートすると…
なんと32.1%と霖之助に次いで2位になる。


ちなみに、よく見るとゲーム中でスペルを撃破されるたびに羽が落ちていたりする。
大丈夫なんだろうか・・・・・?

それとスペルプラクティス攻略時の神主コメントに「少々頭が弱い」「チルノと遊んでいるくらいが丁度いい」と書かれている。*1

二次設定


カップリングは幽香、バカルテット、慧音大妖精など。

レミリアとの絡みもありそうに感じるが実はほとんど無かったりする。
永夜抄での会話以外の接点が無さすぎるのが原因だろう。

エロネタでは幽香に弄られる役が多い。
髪の色が同じだからだろうか。
チルノルーミア、ミスティア、リグルの4人をまとめて「バカルテット」と呼ばれる。
バカルテット内ではツッコミ役&常識派のポジションのようで、チルノ達に振り回される様子が見られる。
バカルテット皆で慧音の寺子屋に通っていることもしばしば。

また、派生キャラ(みたいなもの)に「姫リグル」が存在する。

もともとは某所お絵かき板にて、「たまには女の子らしさを強調して」というコンセプトのもと描かれた単なる一枚絵だったがリグルファンからの評判が高く、
上述した「蟲姫ジェラート」にてデザイン改良を施されて初めて同人誌に登場。

その後、様々なサークルによって世に送り出されていき、最終的には全く別デザインの姫リグルやロングヘアの姫リグルの絵なども出回った。


作品ごとに微妙に設定に違いがあり、ただの可愛い服を着たリグルや蟲たちが姿を変えて造り上げた服を着たリグルなどが存在。

その一方で、前述の少年のような容姿や東方は男性キャラがかなり少ない都合上、リグルを敢えて男性として扱うケースも少なからず存在し、
その場合、大抵はバカルテットの同士の誰かや幽香と、たまに虫仲間の黒谷 ヤマメや蝶を繰り出せる(つまり蟲を操れる)西行寺 幽々子などとの
NLカップリングを描かれることが多い。
というか男の子としてのリグルは(二次設定であるにも拘わらず)設定が完全に独り歩き状態で、
公式で彼(?)が女の子である事実が浸透してるであろう現代においても、もはやその設定は独立した一人のキャラクターとして確立してしまっている。
ただし言うまでもなく男子設定を本気で嫌う人もいるので用法用量は慎重に。



この項目を書いた人は夜間に攻撃されました。


余談

日本の都市伝説の集大成ともいえる書籍『日本現代怪異事典』(朝里樹著、笠間書院)には長野県軽井沢の「ホタル使い」なる現代妖怪が掲載されているが、
これが「ホタルの名所に性別が解らないほど綺麗な人がいて、手の動きで蛍に指示を与えているが、それが見える人は限られる」と要素を流し読みするとリグルを思わせる。実際神主は長野の伝承をよく作品に取り入れるので可能性は高いようにも思えるが、
出典とされている『本当にいる日本の「現代妖怪」図鑑』(山口敏太郎著、 笠倉出版社)が2007年出版(『東方永夜抄』は2004年)で、
体験談も確認できる限り「語り手の友人が別の友人たちと軽井沢へ行った時、ホタルの乱舞の中に蛍のプロの裏方が見える、と友人の友人は主張するが、友人にはその人が見えなかった」という一例のみのためリグルの元ネタとかではないようだ。



ちょっとちょっとちょっと!

私の項目を無視するなんて良い度胸だわ!


追記、修正する覚悟は出来てるんでしょうね!

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最終更新:2023年11月30日 18:47

*1 一応虫たちの名誉のためにも言っておくが蛍ではないもののミツバチの一種であるマルハナバチは、他のハチから学習し、得た知識を次の世代へ受け継いでいくことが確認されており、アリは触覚で餌のありかを伝えたり、キノコ栽培をしたりと割と賢い種類が存在する。