片手剣(モンスターハンター)

登録日:2009/05/29 Fri 12:43:13
更新日:2024/04/04 Thu 18:00:19
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片手剣とは、『モンスターハンター』シリーズに登場する武器種の一つ。


概要

盾と剣を備えたオーソドックスな剣士スタイルの武器。
右手に盾、左手に剣を持つのが特徴だが、これはハンターが左利きだからというわけではなく、生存率を高めるために右手に盾を持つスタイルが採られているため。

多くの作品で最初の1本として持たされる武器で、最初期の作品だと初期装備が防具無しの片手剣1本のみだけなんて時代もあった。
MHWorldでは武器無しの状態から始まり、Riseでは世界観の都合もあってか初期武器のポジションを太刀に譲ったものの、Nowでは再び初期武器に返り咲いている。
ただし、メディアミックスや外部出演におけるモンスターハンターの顔役武器としては大剣にそのポジションを譲ることも多い。

特徴

MHWより前の作品では固有の斬れ味補正がかかっており、ほんの少しだが攻撃力が上昇し、弾かれにくいという特徴を有していた。
それどころか最初に付与されたMHPでは1.5倍という斬れ味紫もびっくりの数値だったが、徐々に下げられていったという経緯がある。
また手数が多いため、状態異常や属性攻撃が近接武器では双剣に次いで威力を発揮しやすい。

盾のガード性能は低く、大抵大きく後退してしまう。
しかし元来の機動力の軽さで回避がやりやすいためガードに頼ることはあまりない。後述の通り、近年の作品では盾より鈍器としての役割が多くなってきている。

MH3からは盾を使った攻撃方法が追加され、シリーズを経るごとに徐々に増加。MHWorldではハードバッシュが追加され、盾で三連続で殴るコンボが可能になった。
盾攻撃は属性が乗らないという欠点こそあるが、剣攻撃よりモーション値が高く、斬れ味消費が一切ないという特徴があるため、盾を中心にした戦い方も有効。ただし盾攻撃は全て打撃扱い故に、剣とは少し扱いが変わってくるので注意。
MHRiseでは旋刈り連携と滅・昇竜撃の追加もあり、斬れ味関連のスキル環境が貧弱だった当初は盾で殴りまくるという戦法が主流になってしまった。
このせいで「今の片手剣はもはや『片手』」だなんて言われてしまうこともしばしば。

ただのバランス武器に見られがちな片手剣だが、唯一抜刀中でもアイテムを使用できる、という特長もある。
当然アイテムの使用に関しては全武器中最も早くなるため、ギリギリのタイミングで戦いを助けるアイテムを使ったり、戦闘状態を維持しながら早く回復を行ったりと、動作の早さ以上に時間の有効活用につながる。
この要素はソロプレイは勿論のこと、パーティープレイでは特に有効であるため、面子に一人いるとありがたいかもしれない。

MHFでは根本的な火力の低さが災いし、属性重視武器でないと火力貢献ができない不遇な武器種だった。
しかし、穿龍棍実装を機に実施された各武器種の見直しの一環で、片手剣はなんと全てのモーション値が上方修正。
一転して物理も十分イケるようになった。
更に現在では斬れ味に応じて属性攻撃にも威力補正がかかるようになり、昔以上に属性が活きている。
また、無属性片手シジルを付ける事で、無属性片手剣が属性片手剣に匹敵する火力を出せるなど、かつてのサポーターとしての立場から一転して、メイン火力を張る事も十分に可能となった。
天廊武器で超属性特化片手剣を作れるのも追い風となっている。

MHXシリーズでは専用アイテムとして「刃薬」が登場。
会心、心眼、重撃、減気の4種類存在し、使用した刃薬に応じた効果を120秒だけ付けることができる。
例えば会心の刃薬は会心率が30%も上昇し、減気の刃薬は攻撃の一つ一つにスタン・減気の属性値が追加され、チャアクと共にハンマーの立場を奪った。

ただ、いちいち塗るのが面倒*1だからか、もしくは結局塗らない選択肢がほぼ存在しないからか、後続作品ではアイテムとしての刃薬は登場していない。

初心者から熟練者まで使えるシンプルな武器のように見えて、単純なボタン連打だと出てしまう明確に弱いアクションが存在する(最初期から存在する盾と剣のコンボや、MHWにおけるショート盾攻撃が顕著)。
そのため、管理する要素が少ないとっつきやすさこそあれ、極めるにはその場に応じた正確な操作が求められる「初心者または上級者向け」といった立ち位置。


攻撃一覧

以下ではPSにおけるボタン入力(△○×□)を基準として解説する。
  • ジャンプ斬り、突進斬り
△+○ボタンで出る、片手剣の攻撃の起点ともいえる重要な攻撃。一気に懐に潜り込める上にスーパーアーマーがつき、ジャンプ斬りからのコンボは2秒間の間、回避行動を取るまで全てスーパーアーマーがつく。水中では突進斬りに変化。

乗りシステムが追加されたためか、MH4以降は段差から飛び出すと乗り蓄積を行える「突進斬り」に差し替えられた。
MHWではただ△を押すと威力の低いショート盾攻撃に連携してしまうため、他作品にも増して上級者向けと語られる一因となっている。

  • 斬り上げ→斬り下ろし→横切り
△ボタンによる基本的な連携。
普通の抜刀状態では斬り下ろしから開始だが、回避やジャンプ斬りとMHW以外の突進切り、ガードからは斬り上げから開始する。
ボタン連打だと盾コンに派生してしまうため、しっかり○ボタンの回転斬り(MH3以降は水平斬りになり、△+○で回転切りが出る)に繋げたい。

  • 盾と剣のコンボ(剣盾コンボ)
通称盾コン。盾での攻撃と剣での攻撃で2回セット。攻撃時間が長い上前進し、硬直も長いので使いづらい。時間辺りの火力も低いので封印推奨。
パーティでは仲間に剣攻撃が当たると仲間がスーパーアーマー状態でも仲間を吹っ飛ばすのでなおさら控えること。もし、やってしまうと地雷認定をされやすい。
だが、△ボタン3回押しで出るうえ、ゲーム内のコンボ紹介でも載っているため、出してしまう初心者が多数出現している。あまりの悲惨な性能と出しやすさからコマンド失敗、暴発とまで言われることもしばしば
そのため、出さないことが片手剣初心者脱却の第一歩である。
MH3では盾攻撃は打撃扱いになる、属性効果はMH3では乗らなかったがMH4以降は乗る(斬れ味補正は乗らない)。
後述のシールドバッシュと混同しているプレイヤーは結構多い。
MHFではシーズン10から吹っ飛ばし効果は無くなり、メインシリーズでもMHWorldで削除。とはいえ、他の問題が解決していないのでやはり封印推奨。
MHRiseでは超大型拡張コンテンツ『サンブレイク』(MHR:S)で入れ替え技に完全上位互換の技(後述)が登場したので即刻お役御免になってしまった。
因みに入れ替え技選択での剣盾コンボの説明文は「剣と盾で行う連続攻撃。盾で払い、斬り下ろす伝統的なコンボ。」という、使いどころや長所すら書かれてない簡素なものになっている。公式で使えない技認定されている可能性

  • 剣二連コンボ
MHR:Sで追加。悪名高き剣盾コンボとの入れ替えで使用できる。
回転斬りから突きというコンボで盾のスタンが失われる代わりに威力が剣盾コンボの1.3倍以上高い。
性能がそこまで高いわけでもないのだが「剣盾コンボがあまりに使えない」という消極的な理由で入れ替え技はこれ一択となっている。

  • 回転斬り
反転して斬りつける。威力は片手で一番高いが硬直が少し長く、コンボの締めに使われる。抜刀攻撃以外なら△+○ですぐ出せる。
MHF-Gでは真空回転斬シジルを付けると、追加攻撃として真空刃が出る。

  • ガード斬り
ガードしながら○ボタンで斬る。一瞬ガードは解除される。爆弾の起爆などに使われるが、威力は最低。

MHRiseでは出だしにカウンター判定が追加された。成功でバックナックルを放ち、飛び込み斬りorジャストラッシュに派生する。ただしガード性能の低さ故に使い所は限られる。

  • 水平斬り→斬り返し
MH3で追加された○ボタンによる連携で、回転斬りに繋がる。切り返しは水中では使用不可。

  • 盾攻撃→バックナックル
MH3で追加された、Lスティックを倒しながら○ボタンで出る連携。別名シールドバッシュ。
相手のスタミナを奪える打撃攻撃だが、属性が発動しない。水中では2段目が上昇する攻撃に変化。
バックナックルは味方を吹き飛ばすため出す状況に注意が必要。

  • バックステップ
MH4から追加。攻撃や回避、ガードから派生し後ろに飛び退く技。ステップ後は突進斬りに自動派生し、その他斬り上げや溜め斬りに派生可能。回避距離UPスキルの対象となっているため、不用意に付けるとその後の攻撃が届かなくなるので注意。
MHRiseでは回避スキルの対象外になった。回避性能で無敵時間を伸ばすこともできなくなったが、素で非常に長い無敵時間を獲得した。

  • 溜め斬り
MH4から追加。バックステップし溜めて盾と斬撃の2段攻撃を繰り出す。コンボでしか出せない。
MH4G以降からは斬撃に属性ダメージが2倍になる効果が付いた。
なお、大剣とは異なり集中スキルは効果がない。
MHWorld以降はヒットで駆け上がり斬りに派生するようになった。飛び上がった後はジャンプ斬りかフォールバッシュに繋がる。

  • ハードバッシュ
MHWorldで追加。バックナックルからのみ派生できる盾攻撃最終段技。モーション値が高く、定点攻撃が楽なので使い勝手がいい。スタン値も高いのでハンマー並にスタンを狙える。

  • フォールバッシュ
MHWorldで追加。略称FB。溜め斬りからの駆け上がり斬りで飛び上がった時に使用可能。体重を乗せて盾を叩きつける大技。

  • 旋回斬り
MHWorldで追加。コンボ中に正面以外に方向転換しつつ斬りつける技。モーション値が高めで、これを利用してコンボを繋げる定点攻撃「旋回ループ」が強力。

MHRiseでは回転斬りと旋回斬りが統合され、全方位に方向転換可能になった。

  • 飛び込み斬り
MHWorldの超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』(MHW:I)で追加。飛びかかりつつ横になぎ払う。強化撃ちかバックステップから派生できる。

  • ジャストラッシュ
MHW:Iで追加。飛び込み斬りから派生する剣と盾による強力な連続攻撃。タイミング良くコンボ入力することでモーション値&属性補正が大きく上昇する。

アップデートによりモーション値が爆上がりしたため、チャンス時でなくても無理矢理ジャストラッシュを放つ戦法が流行。軽快な立ち回りがウリである片手剣本来の動きとはかけ離れたものであったためか、MHRiseでは威力が大幅に下方修正された。

  • 穿ち斬り
MHRiseで追加。ハードバッシュとの入れ替えで使用できる。
剣で真正面に突き刺し、横になぎ払う。3ヒットするので属性ダメージを稼ぎやすいが斬れ味消費も大きい。

  • 旋刈り
MHRiseで追加。
ハードバッシュや穿ち斬りなどの3段コンボから△+○で派生可能で、回転斬りと似た動きで攻撃する。
モーション値が55と、なんと大剣の縦斬り並に高い。

専用狩技(MHX/MHXX)

  • ラウンドフォース
派手になった回転斬りのような技で、発動直後から無敵になるためカウンターのように使えるのが特徴。
レベルが上がるほど範囲、威力、無敵時間が強化されるが、問題はⅢ。なんと気流によって味方をかち上げる効果を得てしまう。
そのためマルチプレイではレベルⅡを付けることが推奨される。ソロではオトモに犠牲になってもらうことになる

  • 昇竜撃
突進斬りから盾によるアッパーを放つ。Ⅲになるとさらに落下しての追撃を行う。
頭に当てることで気絶を狙える強力な狩技だが、突進が入るため間合いに注意。

  • ブレイドダンス
目の前に連撃を放つ、言うなれば片手剣版乱舞。かち上げるモーションが無く、狙う隙が増えやすいためマルチプレイ向きの技。
レベルが上がると攻撃回数が増えるがモーションも長くなるため、一概にⅢ一択というわけではない。

  • 混沌の刃薬
MHXXで追加された、会心・重撃・減気・心眼の4種の刃薬の効果を同時に得る狩技。
Ⅱ以下ではそれぞれの効果が半分程度となり、アイテムとしての刃薬を使っても本来の効果が発揮されるだけ。
しかしⅢになるとアイテムの刃薬と同じ効果となり、さらにアイテムの刃薬との重ね掛けが可能になる。
ただしⅢを修得するにはG級の獰猛化した火竜の同時狩猟クエスト『金と銀がもたらす悲哀』をクリアしなければならない。ソロプレイヤー涙目。
心眼効果はⅡ以下でも据え置きのため、Ⅲを習得する以前に使う場合はそちらを目当てにしたい。

鉄蟲糸技(MHRise/MHR:S)

MHRiseでの新要素「翔蟲」を使用しての新技。
  • 飛影
ゲージを1つ消費して跳躍しながら斬りかかる。
モンスターに当たると大きく飛びあがり、そこから斬り下ろし・殴りつけ・下突きの3種へ派生させられる。
接近から離脱まで、様々な状況に対応可能な便利技。
リキャストも早いので積極的に使っても問題ないのも利点。ただしちゃんと合わせないと明後日の方向へ飛んでいくが……。

  • 風車
ゲージ2つ消費して、糸でつないだ盾と剣を全方位に振り回す。
攻撃中は完全無敵で、判定も長い間連続で発生する。
雑魚敵散らしや緊急時の回避手段など、Xでいうラウンドフォースのように使えるが、その分リキャストは長く、斬れ味消費も激しいので連続での使用は厳しい。
MHR:Sでは斬れ味消費が大きく減り、属性補正も強化を受けた。カウンター技としての強みはそのままのため、こちらも十分有力な選択肢となっている。

  • 滅・昇竜撃
ゲージ2つ消費して、跳び上がりながら強烈なアッパー攻撃を繰り出す。風車との入れ替え技。跳んだ後もFBなどで追加攻撃可能。
また攻撃に入る一瞬、カウンター判定が発生しこの間に攻撃を受けると、回転しながら跳躍、更なるダメージを与える。
カウンター時の攻撃力、気絶値は非常に高く、開幕咆哮に合わせて頭に当てれば大抵の敵は1度スタンするほど。
一方でリキャスト時間は風車以上に長く、カウンター判定も短くかつ前方向にしか無い点は注意。
なお見てわかると思うが、まんまストリートファイターシリーズの「昇龍拳」を元にした技。同じカプコンの作品だからなのだろうが…。
ちなみにMHRiseでは豪鬼の重ね着装備があり、武器が片手剣の場合は装備中は完全に原作技になる。また風車は竜巻旋風脚になる。

  • シールドバンプ
MHR:Sで追加された技。盾を構えつつ前方に高速突進する。飛影との入れ替え技。
この手の突進技としては発生速度・移動速度・移動距離いずれも優れており、更にガード判定付きで敵と接触時はダメージとスタンと減気値付きで後隙も少なめと至れり尽くせり。
飛影と比べると攻撃性能は高いが3次元的な機動が出来なくなることとリキャストが遅い点で劣る。方向をミスると明後日の方向にぶっ飛んでいくのは同じだがリキャストの遅さからリカバリに問題が出やすい。

  • 重撃の刃薬
MHR:Sで追加。翔蟲を利用しつつ刃薬を塗り、怯み、転倒、部位破壊を起こしやすくする。風車、滅・昇竜撃との入れ替え技。
ぶっちゃけMHXの重撃の刃薬そのまんまであり、性能も大して高くなく、入れ替え元2種がどちらも使いどころがあるといったことから、「疾替え」があったところで結局は“空気of空気”である。
まぁ変に強力な自己バフを持たされて儀式化するぐらいならこれぐらいで良いという意見もそれなりにある。
アップデートにより切れ味が20回復する効果が追加。片手剣の手数を考えると明らかに足りないが、達人芸や業物スキルを加味すれば、使い所はあるかもしれない。

MHFの追加モーション

  • シールドアタック
盾を使って大きくなぎはらう。スキが大きい。
現在では「殴る→前進」のシールドバッシュに差し替えられたので見られない。

  • スライディング斬り
スライディングをしながら敵を斬りつける。
武器出し攻撃のタイミングで行う。

  • 無限連斬
その場から動かずに縦斬り→突き→横斬りのコンボをコマンド入力する限り永遠に続けられる。
意外と威力が高くバカにできない。

  • ステップ
天の型、嵐の型を選ぶと使用可能。
ランスのように前後左右にステップで回避が出来る。
ただし、攻撃後の回転回避が置き換えられるだけで、普通に回避ボタンを押すだけでは前転が出る。

  • ジャンプ切り上げ→切り下ろし
同じく天の型、嵐の型で使用可能
回転斬りと置き換わる形で使用可能。やや隙が大きい二段攻撃。

  • 突き斬り
嵐の型を選ぶと使用可能。
片手剣の基本コンボと置き換わるため、大きく操作感が変わる。
この攻撃は属性値が1.4倍になるため、属性特化武器で使えば大きなダメージを出せる。
そのかわりに、物理威力は低め。


~オススメスキル~

斬れ味補助

  • 業物
斬れ味の消費を約半分に抑える。
双剣ほどではないが手数武器ゆえ発動させておきたい。

  • 砥石使用高速化
手数は多い分、すぐに斬れ味が落ちやすい。砥石を使う機会が多いため、隙を少なくできるのは助かる。
スキルそのものも比較的付けやすい

  • 剛刃研磨
砥石使用後に一定時間斬れ味が落ちなくなる。
最小限の匠で一段階上の斬れ味を出すスタイルと相性が良く、砥石使用高速化と併用すればほぼ斬れ味が落ちない状況を疑似的に作り出せる。

火力強化

  • 属性攻撃強化/状態異常攻撃強化
片手剣は基本的に属性が火力となるため、決定打の強化になる。
MHP3以降は属性攻撃が各属性ずつに分かれてしまったが、発動自体は手軽になった。

  • 超会心
会心攻撃の倍率を1.25倍から1.4倍(World以降はLv1につき倍率+0.05で、Lv3で従来に並ぶ)に増加させる。
MHXの場合会心の刃薬と混沌の刃薬Ⅲだけで会心率は60%となるので他スキルに見切りや連撃の心得を付け足さなくても十二分に機能する。
MHWorldでは刃薬関連はリストラされたが、達人芸と合わせることで火力と斬れ味サポートを両立できる。

  • 会心撃【属性】
会心攻撃時に属性値に1.35倍の補正をかける。
言ってしまえば超会心の属性版で、片手剣なら前述の通り会心率の底上げが容易なので場合によっては属性攻撃強化を上回る効果を出す。
ちなみに状態異常の属性値を上げる会心撃【特殊】も存在するが、会心と状態異常の同時発生が必要なため発動率は察して欲しい。

  • 冰気錬成
MHW:I、MHR:SBにのみ存在するラヴィーナ装備のスキル。MHW:Iでは4部位必須のシリーズスキルだが、MHR:SBでは最大3のレベル制となり傀異錬成や護石でも付与可能。
納刀中に溜まる専用のゲージを消費して攻撃の威力が最大1.3倍になるスキル。納刀が速い片手剣とは相性良い。特に、抜刀ジャストラッシュで大ダメージを狙う戦術が上級者の間で流行する。

立ち回り強化

  • 回避性能
回避主体の片手剣では、付けると張り付ける時間を稼ぐことができる。咆哮もガードするより避けられれば攻撃チャンス。
回避距離UPは張り付きにくくなるというデメリットが存在するが、超大型モンスターのように単純に距離が欲しい場合もあるため一長一短。Riseではフレーム回避の無敵時間が短縮されたため相対的に有力なスキルとなった。

  • ガード強化
通常はガードできない攻撃がガード可能になる。
MHW以降のシステムでは装飾品1個あればガード可能になるため、大技への保険となる。

アイテム補助

  • 早食い/罠師
武器を出しながらアイテムを使える利点を伸ばす事ができる。

  • ボマー
爆弾の調合成功率が100%になり爆弾の威力が全て1.5倍になる。攻撃力を爆弾で補いたい時や睡眠爆殺時に効果を発揮する。状態異常強化も併用して睡眠武器でいけばどんな相手でも倒せる。このスキルも簡単に発動できる。
ただし体力や全体防御率が高くなってくると爆殺はあまり有効ではなくなってくる。
MH3G以降は爆破属性の属性値アップがあるので爆破させやすくなる。

  • 広域化
アイテムの即時使用ができるため、咄嗟の場合でもパーティを補佐できる。粉塵でいいとか言わない
それでも「+1」(World以降はLv1)があれば毒、属性やられ、防御力ダウンを治療できるので、状況によっては補助面で大きく貢献できる。「+2」(World以降はLv3以上)を付ける場合は怪力の種などによるバフも交えたい。
ただこればかりやると言うまでもなく攻撃に参加できないので「サポートだけやってりゃ仕事できる」なんて考えずにメリハリは付けよう。

  • アイテム使用強化
時間制限のアイテムの効果時間を1.5倍に伸ばす。刃薬も効果対象なので片手剣とはとりわけ相性がいい。
罠師と同じく5スロスキルなのでスロットが空いていたらどちらかは優先して発動したいところ。
MHWorldでは砥石を使うためか剛刃研磨の適用時間がこのスキルで伸びるが、Riseではあちら単体で90秒まで伸びるようになりこちらは適用されなくなった。


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最終更新:2024年04月04日 18:00

*1 モーションも飲食系や砥石といった他のアイテムに比べて長く、刃薬を塗ってから盾に打ち付けて着火するまで待たないとゲーム上でも効果が発揮されない仕様。設定的にもこの「着火」が刃薬の効果を発揮するのに欠かせないらしい。