グラム

登録日:2009/06/17 Wed 14:47:54
更新日:2020/12/20 Sun 20:51:32
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1.
国際単位系の質量の単位。
メートル法によって新しい質量の単位として定められた。
元々はグラムが質量の基本単位で、「最大密度にある蒸留水1ミリリットルの質量」と定義された。

余談だが、日本語(漢字)で表すと「瓦」
他にも、
「瓱」(ミリグラム)
「甅」(センチグラム)
「瓰」(デシグラム)
「瓧」(デカグラム)
「瓸」(ヘクトグラム)
「瓩」(キログラム)
「瓲」(トン)


2.
音楽のロックのジャンルの一つ、グラムロック(Glam rock)を省略した表現。


3.
ハンス・クリスチャン・ヨアヒム・グラム(Hans Christian Joachim Gram)
デンマークの細菌学者。

1884年にベルリンで細菌を2つに大別する分類手法を発明した。
この手法はグラム染色と呼ばれ、現在でも医科細菌学において標準的に用いられている。
尚、この方法で紫色に染まるものをグラム陽性菌、赤色に染まるものをグラム陰性菌とよぶ。


4.
グラム (2666 Gramme)
メインベルトの小惑星。

軌道長半径:3.185
近日点距離:2.491 AU
遠日点距離:3.878 AU
離心率:0.218
公転周期:5.68年
軌道傾斜角:13.39度
近日点引数:207.22度
昇交点黄経:200.67度
平均近点角:335.50度

1951年10月8日にベルギーの天文学者、シルヴァン・アランがベルギー王立天文台で発見した。

実用的な発電機を開発したベルギー生まれの電気技術者、ゼノブ・グラム (Zenobe Theophile Gramme) に因んで名付けられた。


5.
グラム (Gram) は、北欧神話に登場する武器。 その名は古ノルド語で怒りを意味する。

『ニーベルンゲンの歌』のバルムンク、『ニーベルングの指環』のノートゥングのモデルとされる。

長さ2mの長剣で、シグムンドやその息子であるシグルズが扱った魔剣とされる。
オーディンが作り、シグムンドに託された物だが、またオーディン自身が槍(グングニル)の一撃で砕いた。
これは、シグムンドを勇者と認め、その魂をエインヘリャルとしてヴァルハラに迎える為であった。

その後、グラムはシグルズと共に鍛冶屋のレギンのもとに渡った。
レギンはこれを修理し、竜の姿をした魔人ファフニール(実はレギンの兄)を倒す為にシグルズに与えるが、自分自身もシグルズに倒される事になる。


6.
太陽剣グラム

Fateシリーズにて登場する宝具の一つ。

竜殺しの性質を持っているので竜属性を持つセイバーには天敵といえる宝具。


7.
終わりのクロニクルに登場する概念兵器
1stーGの概念核の半分を内蔵している。
ファーフナーやファブニール改率いる1st-Gとの全竜交渉で佐山たちが手に入れる。

一時、TOPーGに奪われるも奪還する。


全長2mを超す巨大な剣だが、重さは約3kgと軽い。
というのも、内部がはほぼ空洞だから。
しかし、内部構造は文字設定で約七千倍まで面積を拡張でき、そのほとんどが硬化・封印用の文字が書き込まれている。


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最終更新:2020年12月20日 20:51