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ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア-

登録日：2010/04/01(木) 21:28:05
更新日：2021/07/25 Sun 10:12:25
所要時間：約 4 分で読めます




人として、神として。
生きるための物語――。




時はレナスの物語より数百年前の昔。人が住まう世界、ミッドガルに異変が生じていた。
人間界に存在しえないヴァルキリーが二人存在していたのだ。一人は時代のヴァルキリーであるアーリィ。
もう一人はオーディンによって人間に転生させられたはずの反逆者シルメリアだった。
しかし、シルメリアは一人の少女の中で目覚めてしまった。それはヴァルキリーが二人同時に存在してはならないという禁忌に接触することに他ならない。
神の制裁の手はすぐ近くに迫っていた。

一人と一柱の、数奇な運命の歯車が回り始める…


以下、ネタバレ注意！






○アリーシャ（ＣＶ：矢島晶子）
シルメリアと肉体を共用するディパン公国第一王女。太ももムチムチ、絶対領域少女。
成長と共にシルメリアが表層に出てきたため、回りに電波扱い二重人格扱いされ遠方の古城に軟禁された。


○シルメリア・ヴァルキュリア（ＣＶ：川澄綾子）
オーディンの強引なやり方に反対したため人間に転生させられたヴァルキリー。
アリーシャの中で目覚めるが…アリーシャの中で突っ込だりするので、アリーシャが一人漫才をしている電波にしか見えない。
面倒見のいいお姉さん。


○アーリィ・ヴァルキュリア（ＣＶ：田中敦子）
戦乙女三姉妹の長女。黒髪黒鎧に槍がトレードマーク。
この時代のヴァルキリーで、オーディンの命でシルメリアを連れ戻すべくアリーシャを狙う。
前作では血も涙もない敵役だったが、今作では優しい姉の一面も。でもやっぱりおっかないお姉さん。


○ルーファス（ＣＶ：中村悠一）
口の悪い若者だが実は寂しがり屋でヘタレ。要するにヘタレツンデレ。
アリーシャの最初の仲間である。アリーシャ大好き。
座り方が何故か毎度体育座り。

実は人間ではなくヘタレ半分妖精…違ったハーフ・エルフでありオーディンの予備の肉体である。


○ディラン（ＣＶ：乃村健次）
元ディパン兵士のエインフェリア。魂の劣化具合が軽かったので、常時実体化してアリーシャの護衛になる。
死してなおディパンのために尽くす忠義の人。
だが中の人(文字通りの意味で)は……


○レオーネ（ＣＶ：田中敦子）
旅の女戦士。アリューゼを雇いトレジャーハントに励む。
気さくで面倒見のいい姐御。こっちの中の人は……


○アリューゼ（ＣＶ：東地宏樹）
傭兵。自分が納得しないことはやらない主義。
この話でヴァルキリー達と関わってしまったため、来世もヴァルキリーにこき使われることになる。


○レザード・ヴァレス（ＣＶ：子安武人）
ディパンに従事する若い魔術師…












だが実はヴァルキリー・プロファイル1のラグナロク後、タイム・マシンを使って過去にやってきたド変態錬金術師兼魔術師である。
過去を改竄して、オーディンの力を奪った後、新世界の神となってレナス・ヴァルキュリアとラブラブになる予定である。
話の前半は猫を被っているが後半に本性を表す。戦闘不能ボイスで化けの皮が剥がれかけているものもあるが。


○ブラムス（ＣＶ：乃村健次）
前作にも登場した不死者王。
シルメリアに助けられた借りを返すべく奮闘する。前作の出番の少なさを挽回するぐらいやたらとカッコイイ。


○レナス・ヴァルキュリア（ＣＶ：冬馬由美）
創造神になった前作主人公。
悪事を働く変態ストーカーをとっちめるべくタイムトラベルしてくる。
クールビューティーなお姉さん。




【よく指摘される矛盾点、不満点】
  • ラウリィ、ロウファ、メルティーナが登場しない（前作でVP2の時間軸に飛んだ際に同一人物か前世と思われるキャラがいた）。
  • エインフェリアは遺物を調べると数行の文章で加入する形式なのでさっぱり感情移入できず、しかも確率でキャラが変わる選択式のためどうやっても全員を仲間にできないうえに、強キャラと弱キャラの差は激しい。
  • エインフェリアを開放するとステータスアップアイテムが手に入るが、やらなくてもあまり問題はない。そもそも、終盤はストーリー加入のメインキャラで固定面子になりがちである。
  • エインフェリアの声優が使い回しである上、エインフェリア固有のイベントが殆ど無い。戦闘突入時にちょっとした掛け合いがある程度。総じて、前作の魅力であったエインフェリアの扱いがあまりに雑といわざるをえない。
  • ストーリーも終盤はめちゃくちゃで、終わり方も微妙。特に某不死者の王の最後には多くのファンがポカーンになった。
  • ダレス、ガインの名前が異なる。
  • 魔術師の極端な弱体化。特に大魔法は固定のものか、装備依存で変化するものしかない。
  • 前作のAエンドでレザードは賢者の石を失っている(Aエンド後のモノローグで、賢者の石を開放することでラグナロクを乗り切ったと発言している)。
  • セラゲ後本編レザードに会いに行くと、Lv99女神4人＋α＝新女神Lv50が生まれる、レベルとはなんなのか…
  • なぜか改造コードに対する対策が凄まじく、コードを使用すると改造フラグがたつようで、そのまま進めるとフリーズするようになっている。そんなもんよりストーリーなんとかしろ
  • 戦闘面は進化しているのは確かだが、めんどくさくなっただけという意見も決して少なくない。前作の時点で戦闘システムが完成していたことの証拠ともいえるが。
  • 部位破壊で一定確率で得られるアイテムを複数使わないと買えない装備が多数ある。正直めんどくさい。


【良い点】
  • 太もも
  • ラスボス戦前のレザードの子安節
  • 犬小屋。むしろこれが本編
  • 部位破壊システム



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最終更新：2021年07月25日 10:12