エンポリオ・イワンコフ

登録日:2010/01/26 Tue 21:00:14
更新日:2024/04/24 Wed 00:30:37
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53歳 ONE PIECE ONE PIECE登場人物項目 いまむらのりお まばたき厳禁 アフロ イワさん イワちゃん イワ様 ウインク エンポリオ・イワンコフ オカマ カナヅチ カマバッカ王国 カマバッカ王国女王 キーパーソン ジェンダーレス トランスジェンダー ニューカマー ニューカマーランド女王 ニューカマー拳法 ホルホルの実 ホルモン ホルモン自在人間 ボンテージ ワンピース ヴァターシ 世界政府の被害者 元奴隷 全世界人気投票79位 初登場がアマゾン・リリー編~超新星編終了まで 加害者にして被害者 加害者にして被害者←自覚あり 厚化粧 回復役 壮絶な過去持ち 奇跡の人 女王 岩田光央 巨顔 復讐者 性転換 悪魔の実 懸賞金不明 激動の人生 濃すぎるキャラクター性 現実主義者 能力者 超人系 革命軍




奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!!!!



"奇跡" ナメんじゃないよォ!!!!



漫画『ONE PIECE』の登場人物の1人。


〇目次


【プロフィール】

本名:エンポリオ・イワンコフ
異名:オカマ王:奇跡の人
懸賞金:不明
年齢:51歳→53歳
身長:449cm
誕生日:1月10日
星座:山羊座
血液型:XF型(現実だとAB型)
肩書:カマバッカ王国女王(永久欠番)・ニューカマーランド前女王
所属:革命軍幹部・(グランドライン軍軍隊長)
悪魔の実:ホルホルの実(超人系(パラミシア  ))
覇気:不明
初登場:単行本55巻・第537話・『地獄に仏(オカマ)』
出身地:偉大なる航路・楽園・モモイロ島・カマバッカ王国
主な上司:モンキー・D・ドラゴン
主な部下:イナズマ
好物:ホルモン焼き
CV:いまむらのりお→岩田光央


【概要】


大監獄インペルダウンの地下に密かに設立された囚人たちの楽園「ニューカマーランド」の女王。
その力で、数々の人や国を救った「奇跡の人」として知られている。
顔が岩みたいだからか他者からは「イワ」と略されることが多く、ニューカマーたちは「様」、ボンちゃんは「さん」、ルフィやくまは「ちゃん」を付け、サンジは呼び捨てにしている。

容姿は紫色の天然パーマと厚化粧が特徴の怪人物。
服装は露出度高めで、胸元の大きく開いたレオタードを身に着け、ガーターベルトとハイヒールを履いている。

男性の時も女性の時もあるが、
男性の時は常人の3倍はある巨漢…いや、ニューカマー。
頭がやたらデカく、このせいで大体三頭身しかない。
だが、筋肉は超ムッキムキかつ無駄がない。
ちなみに女性から変身する時には乳首がしっかり露出する。

女性の時は妙に目立つ顎が小さくなり通常範囲の顔の大きさになるが体全体はやっぱり巨体。
だがボディスタイルはサンジもオカマ(…なのか?)だと知らなければ惚れ込む程抜群。
ちなみに男性から変身する時は乳首がしっかり隠れるので子供がいても安心。

どちらにしてもマンガチックな表現を除けば日頃から鍛錬を怠っていない、無駄のないスマートな筋肉質の体をしている。
さすがは両性の女王。

一人称が「ヴァターシ」、二人称が「ヴァナタ」、個人名で呼ぶときは「○○ボーイ」*1、語尾には「〜ブル」*2
と非常に癖の強い独特なしゃべり方をする。
ちなみに38年前は一人称は「ヴォレ」、二人称は「お前」だった。
特に一人称が他に類を見ない唯一無二のものなのだが、これを差し置いてSBSに一応女性であるビッグ・マムが「おれ」を使っているのはどうしてなのか、という質問が届き、作者をして不思議がった。


【人物】

その独特のしゃべり方とファンキーな外見からトリッキーな性格と思われていたが、作中では度々ルフィの無謀な行動を諫めるなど、実際はかなり理性的な人物。
人の様々な栄枯盛衰を見たからか知識・経験はかなり豊富。
後述する件で古い文献を所持していたり、それに関する憶測をたてていたりしていた。
ドラゴンの何気無い仕草から出身地を予想し、言い当てる等観察眼もかなりのもの。
その正体は革命軍の幹部で、インペルダウンLEVEL5に収容されたまま行方不明となっていたが、
実は密かにレベル5.5番地(※原文ママ)「ニューカマーランド」を作り上げ、同志を増やしつつ決起の時を伺っていた。
だが、マゼランに敗れて死ぬ寸前のルフィを救助し、彼がドラゴンの息子と判明したことでルフィの護衛を買って出ることとなり、同志と共に脱獄を決意した。


通称“奇跡の人”と呼ばれオカマ界の憧れになってはいるが、イワンコフが何もかも失った人の“生きる気力”に問いかけた結果であって、彼自身は「何もしていない」と言う。
「他人にすがりついてるだけのバカを救えたことはない」と語り、むしろ自身の置かれている状況から脱獄者を全員を助ける余裕はないと考える等、
奇怪なビジュアルやテンション、異名からは考えられないようなシビアな考えも持つ。
異名を始めとする過度な期待の懸念からか「奇跡ナメんじゃないわよ!」というセリフを発することからもわかる通り、ルフィやベンサムが持つような楽観的な考えとは全く縁のないリアリストである。

とはいえルフィやサンジの援助の件や、脱獄囚という不自由な身分ながら同志であるニューカマー達が楽しめるショーや宴をできる環境を整えて開催する等、
革命軍幹部だけあり義理人情はかなり厚く、いざという決断力の高さもあって決意も硬い。

エンターテイナーとしての性格からか、しょっちゅう一人ノリ突っ込みも披露する。
が、いかんせん同じボケでも「命を懸けた天然ボケ」をぶちかますルフィやサンジとの絡みが多いためやや空気が薄い…。
どちらかというと本人が至って冷静なため突っ込んでいる印象の方が濃い。


【戦闘能力】

外見はアレだが戦闘力は馬鹿に出来ないものがあり、王下七武海バーソロミュー・くまとも渡り合える実力の持ち主。
マリンフォード頂上戦争の後、バーソロミュー・くまにカマバッカ王国に飛ばされたサンジからカマバッカ王国から脱出するための船を賭けての一騎打ちを挑まれるも、
ほとんどダメージを負った描写もなくサンジをボコボコにして完勝した。
覇気については不明だが、事実上の弟子であるサンジが新世界編では2種の基本的な覇気を会得していることや、他の革命軍軍隊長も会得していることから、
彼(?)も基本的な覇気はマスターしている可能性が高い。

ただのまばたき『DEATHWINK』はインペルダウンのレベル1の囚人(バギークラスの実力)では歯がたたないブルゴリを一撃でのしてしまう。
砲弾も弾き返すまばたきって…
因みに覇気ではなく、単なるまばたきの物凄い風圧らしい。

まばたきがヒットしたときの擬音は『バチョーン』…と言いたいが実は『ハ'''チョーン』と濁点が3つ並ぶ。
作者曰く『ただの「バ」ではあのまばたきの破壊的な音は表現しきれぬ』とのこと。読み方は『唾を3粒以上飛ばすほど強く“バ”を発音する』そうな。
因みに、あの極太まつげは付け睫では無く、地まつげである。

他にも、カマバッカ王国の伝統武術である『ニューカマー拳法』なるものも修得している。


悪魔の実

超人(パラミシア)悪魔の実『ホルホルの実』を食べたホルモン自在人間。
性別、体温、色素、テンション、成長…等のホルモンを操ることが出来、指先を注射針の様に変化させて自他に様々なホルモンを注入して影響を及ぼす。
曰く「人間を内部から改造できる人体のエンジニア」

単純な攻撃力アップにこそつながらないものの、その真骨頂は多種多様なホルモンによる自分&味方のサポート能力が最大の武器といっても過言ではない。
緊急時の応急的な戦線復帰、応急的な治療を施すことで死亡のリスクを減らす等を促すことができる点は人材が貴重な革命軍にとって大きな強み。
もちろん強制的な人体改造を促す都合上、無暗に使うことはできないが、その人々を引き付けるカリスマと合わさることで、
人々を立ち上がらせることを目的とする革命軍にとってこの上ない人材の一人になっている。

ただし多くの技が被対象者に激痛などの後遺症を引き起こすことが多いため、チユチユの実やニキュニキュの実*3のようなお手軽な治療能力とまではいかないのがネック。


【技】

  • DEATH WINK(デスウィンク)
ただのウインクらしいが、そのウインクから発する風圧によって砲弾すらも弾き飛ばす
勿論常人が食らえば力士のぶちかましを食らったが如くぼんぼんぶっ飛んで行く。ただのまばたきなのに
なぜ自分の眼球は無事なのかって? 知らん。
威力調整も自在で、軽い衝撃程度に抑えることも可能。
技名はアルファベット表記の場合もあればカタカナ表記の場合もある。
ホルモン操作とは一切関係ないため、悪魔の実の力や覇気の類ではなくイワンコフの自前の技である。
ワンピースパーティー』ではゾロがこれで女人島の牢獄をぶち破った

  • エンポリオ・女ホルモン
ホルホルの実を駆使した状態で、相手(男)の体に指を突き刺し、女性ホルモンを注入することによって、その者を女の体(顔)に変化させてしまう。
描写はないが、その逆パターンで女を男に変化させることもできる。

  • エンポリオ・顔面成長ホルモン
ホルホルの実の能力を駆使して、自分自身の顔面を普通の人間の数十倍のサイズに変化させる。
なんで成長ホルモンを打っているのに元に戻れるのかどうかは不明。「エンポリオ・顔面収縮ホルモン」とかがあるのかもしれない。(女体verの時は小顔美人なわけだし)

  • エンポリオ・テンションホルモン
相手の体に指を刺しこみ、アドレナリンを注入することによって そのものに1日だけ疲労を忘れさせて行動させることが出来る。
ただし使用後は酷い後遺症が現れる。

  • エンポリオ・治癒ホルモン
患者の体に指先を突き刺し、治癒ホルモンを注入することによって、その者の傷を癒すことが出来る。
ただしその者の寿命を削ってしまうというリスクもあり、おまけに治療中は想像を絶する激痛が走るため対象の気力が足りないと激痛でショック死する危険を孕む。

  • GANMEN(ガンメン)残像(スペクトラム)
巨大な顔面を周囲に残像のように無数に発生させる。

  • 銀河・WINK(ギャラクシーンヌウィンク)
「GANMEN・残像」によって大量に発生させた顔面の残像からデス・ウインクを乱射する。

  • 脂肪吸引拳
オカマ拳法44のエステ奥義の1つで、キリモミ回転しながら顔面から突っ込んで攻撃をする。

  • 地獄のWINK(ヘルウィンク)
「顔面成長ホルモン」によって巨大化した顔から 繰り出すデス・ウインク。
威力はブルゴリの集団を一撃で倒すほど。
発音は「ヘ~ルン~ヌウィ~~ンク」となっている。

  • 夢打撃処理拳(ムダゲショリけん)
ニューカマー拳法44のエステ奥義で、両腕から繰り出される連続の打撃。

  • レーザー治療拳
オカマ拳法44のエステ奥義の1つで、爪を鋭く伸ばして攻撃をする。
まるでレーザーが発射してるかのよう伸ばすことも可能。

  • ローリング・エステ
横に回転しながら移動することで、 相手の攻撃などを回避する。


【カマバッカ王国】

偉大なる航路の一角に位置する「モモイロ島」にある、イワンコフが治める国家。
「第二の女ヶ島」と呼ばれる程の華やかで美しい島国とされているが、実際暮らしているのは人はおろか動物までもかな〜り濃いオカマだらけという凄まじいインパクトぶり。
ニューカマー拳法の総本山という側面も持ち、オカマちゃん達一人一人が最低でも2年前当時のジャブラ以上、下手をすれば四皇幹部クラスの強さを誇るという、偉大なる航路に存在する島国の中でも屈指の武闘派国家
2年前のサンジでさえ悪魔風脚を用いた一撃ですら、その辺のモブのオカマにさえ六式も覇気も何も用いていない、純粋なフィジカルさでノーダメージで済まされてしまったと言われれば、どれ程のものか分かるだろうか。
故にサンジはこの島での2年間の暮らしを「地獄」と呼んだ。

他にもオカマ達が美容と健康に並々ならぬ拘りを持つことからそれらの文化や技術も非常に発達しており、特に料理に至ってはサンジも料理人として強く興味を引かれ教えを請うた程。

後に革命軍の仮拠点に選ばれたのもこうした点が背景にあると思われる。


【来歴】

過去

元々は天竜人奴隷で、38年前のゴッドバレーで逃げ出そうとして他の奴隷に捕まってしまい連行されるくまの前に
同じく奴隷の少女・ジニーと共に現れた。

天竜人達による人間狩りが始まると、自分と同じ奴隷達を集めて人間狩りの実態を話し、ゴッドバレーから脱出する事を画策する。
そこでジニーが盗聴により人間狩りの景品になっている幻獣“青龍”になる悪魔の実とニキュニキュの実の情報を手に入れ、
この2つの悪魔の実を使ってゴッドバレーから脱出する事を決め、くまと共に悪魔の実を手に入れる為に行動する。

また、ジニーが盗聴と同時に島の外部に情報を流していた為、この情報を手に入れたロックス海賊団ロジャー海賊団がゴッドバレーに襲来。
その混乱の最中2人は悪魔の実を手にするが、突如その場を急襲したシャーロット・リンリンにより、食べようとしていたウオウオの実を奪われてしまう。もし食ってたらすごい顔面の龍が誕生しただろう*4
だが、くまをその場から遠ざけニキュニキュの実を食べさせることに成功した。
その後は紆余曲折があったと思われるがくまとジニー達と共にゴッドバレーの脱出に成功。くまの出身国のソルベ王国に辿り着く。
そして、自由を謳歌する為に2人に別れを告げて海へ旅に出た。

海へ旅に出て16年後、*5ソルベ王国で敷かれている圧政を止めるためドラゴン共にベコリ王を撃退。
ルフィの父親モンキー・D・ドラゴン率いる“革命軍”の幹部で、エッグヘッド編でドラゴンとくまと共に創設した最古参メンバーと判明。
この時、捕虜になっていたくまとジニーを救い出し、2人を革命軍に誘った。

理由は不明だが海軍に捕まり、イナズマと共にインペルダウン『レベル5』に収容された…が、そこから脱走。

その昔“穴掘り”の能力を持つ囚人が作ったと言われるレベル5とレベル6の間の空間を利用した、
レベル5.5番地“ニューカマーランド”(当時の呼称は“囚人の楽園”、イワンコフがニューカマーランドに改名したと思われる)に辿り着き、責任者になった。

脱走してきた他の囚人達を受け入れ外のドラゴン引きいる革命家達と共に自分達が決起する時を窺っていた。


インペルダウン編

ポートガス・D・エースを救う為ルフィがインペルダウンを訪れる。
ルフィがMr.2ボン・クレー等仲間を増やしながら進撃する一部始終を見て皆で楽しんでいたらしい。

レベル5にて、ボン・クレー&ルフィが死にかけてるのをイナズマが拾ってくる。

本来、イワンコフ達は『囚人』であり、助ける義理もないルフィ達を治療する気は無かった。
が、死にかけてるにも関わらず自身の治療よりボン・クレーの治療を要求するルフィに心打たれ治療を行う。

その後、偶然か運命かルフィがドラゴンの息子と知りルフィの護衛を買って出てエース救出を手伝うことになると同時に、急遽、インペルダウンの脱獄計画の始動を決意。

エースの救出を試みたのちに同士と共に各フロアの囚人を解放しながらインペルダウン脱出を敢行。

途中サディちゃんと交戦するが、彼女を一蹴し鞭で縛り上げて無力化。その後追いついてきたマゼランの足止めを試みるも失敗。
毒で重症を負うがルフィと違って喰らった毒は一種類だったため、治癒ホルモン+テンションホルモンで吹き飛ばし不完全ながら復活。

そして、“HELL ウィンク”で豪快にインペルダウンの床をぶち抜き皆と合流。脱獄に成功した。

当初はルフィとエースは兄弟→ルフィの父親はドラゴン→エースの父親はドラゴンと当時の読者一同共々自分から勝手に勘違いしていたが、脱獄後の船上にてルフィに正される。
・・・当然ながら想像の斜め上を越える事実にはぶったまげていた。

頂上戦争編

脱獄後はルフィに協力する形で白ひげ海賊団VS海軍のマリンフォード頂上戦争で白ひげ側に参加。

かつて革命軍の仲間であったくまと対峙し、ドンキホーテ・ドフラミンゴからくまの現状を聞きキレていた。
戦争終了までルフィのサポートに徹し、エースの死に精神崩壊で気絶していたルフィを始末する赤犬に僅かながらも時間稼ぎとして交戦したりと戦争終了まで生き延びた。

戦争終結後は、元囚人のニューカマーたちと共にボア・ハンコックの占領した海軍の軍艦に密航し脱出。
ルフィの事はローとハンコックに任せて、そのまま軍艦を貰ってカマバッカ王国へと帰還。

頂上戦争終了後の世界情勢〜前半の海終了まで

そしてサンジに会うも、手配書が似てないので政府の手先である可能性を捨てきれず、ルフィの情報を教えなかった。
ルフィとの合流を目指すサンジに、シャボンディへ向かうための船を賭けたタイマン勝負を挑まれるも一蹴。
アニメではタイマンの様子が描かれ、サンジの悪魔風脚のラッシュを平然と受け止めてデス・ウインクからの派生技のラッシュでサンジをズタボロにさせて完勝という圧倒的な強さをみせつける。

が、ルフィから合流を二年後に延期することを紙面で知らされたサンジの様子を見てなにか感じるものがあったのか、王宮に招いて食事を振る舞う。
そしてサンジが食事の秘密を見抜いた事に興味をみせ、彼を強くなるために「この料理のレシピを所持しているニューカマー拳法の師範代100名を撃退したらシャボンディ行きの船を出す」という特訓を課すのであった。

2年後の海(新世界)編

二年後も健在であり、再結集した麦わらの一味の復活を紙面で確認していた。

世界会議編

黒ひげ海賊団の襲撃でバルディゴから新たな拠点としてカマバッカ王国に移したドラゴンたちを迎え入れる。
新聞でサンジが悪名高いジェルマ王国の子息と知ったときには「なぜヴァターシ達には教えなかった」と憤慨。
そしてサボと軍隊長たちが天竜人に宣戦布告とくま奪還にマリージョアに赴いたが連絡がなく、
世界新聞でのある一面では「サボがそんなことをするわけがない! あの大ウソつきの鳥野郎!」と大きく動揺とサボの身を案じていた。

ワノ国終幕後

軍隊長は無事にくまを奪還して帰還するもサボは連絡がとれずに、紆余曲折を経てようやくサボはルルシア王国の国民を連れて帰還。
明かされた作戦は「くまの奪還」、「天竜人の象徴“天翔ける竜の蹄”像の破壊による宣戦布告」、「天竜人に捕まっていた奴隷の解放」、「食糧庫の破壊」
結果的にサボら革命軍の上記の事は世界中に報じられ、それに感化して7カ国は革命に成功して世界政府への天上金と資源の輸出を拒否し、別部隊が政府の輸送船を襲撃して物資を止めていると革命軍側の動向をサボに語り

”兵糧攻め“には耐えられまいィ!
思い知れ金も食糧もない暮らし!!!

と天竜人に対して憎悪混じりの発言をした。
該当エピソードは107巻に収録されたが、その後に掲載された本誌で明かされた上記の凄惨な過去(後に108巻に収録)を目の当たりにして
改めて107巻を読み返した読者はその発言に大きく頷いたことであろう。


サボから聞かされたマリージョアで見てしまった五老星すら頭を下げる世界政府の頂点にたつ謎の人物「イム」についてイワンコフは古い文献をサボ達に見せては
「800年前にネロナという王家がおり、その家長がイム聖という人物」
「不老になれる能力が記載されているが、”誰かが証明したってことになる。この世の中に永く生きている者が実在する”ってことではないのか!!」と語り、サボが目撃したルルシア王国上空をおおう黒い影は古来から伝わる兵器の類ではないのかと彼なりの仮説をたてる…。


【余談】

  • クロコダイルの弱み
実はサー・クロコダイルとは知り合い。
クロコダイルのルーキー時代の弱みを握っており、よっぽどな内容なのかあの超がつくほどエゴイストなクロコダイルが素直に従っている。
クロコダイルの黒歴史…今後明かされることに期待したい。

  • ホルホルの実
他には、やはりイワンコフの食べた悪魔の実であろう。上に大まかな詳細を書いたがやはりアニヲタ的には
ふたなりor男の娘かは激しく気になるところ。
因みに、作中で能力を用いて『男→女』にされた人物は、男の時は顎髭を蓄えていてゴツく、お世辞にもカッコいいとは言えなかったが、女になった途端かなり可愛くなった。ついでに性格も女性的になった。
これを鑑みると、アニヲタ民のようなブサメンでもイワンコフの能力を使ったらそれなりに可愛く女体化出来るかもしれない。まぁ、惨事はしょせん惨事かも知れないが…

また、単行本SBSにて作者が“真面目に”作中のキャラが性転換したものを描いている*6
ある意味『公式』性転換キャラなので、これから同人誌が増えるであろう。

  • モデル
彼(?)のモデルは、映画『ロッキーホラーショー』に登場するフランクフルター博士とルフィ役の田中真弓氏の劇団の芝居で出ていたいまむらのりお氏である。
作者はその演技のパワフルさに惚れ、その顔立ちがあまりに岩みたいだったので「いわむら」と誤解しており、イワさんと名付けてしまったらしい。
その後、イワさん誕生のエピソードを聞いたいまむら氏はイワさんの声のオーディションを受けて、そのまま受かってしまった。
因みに本物のオカマらしい…が、自分のブログで全身に入れた刺青を披露する目的で服を脱いだ全身画像(背面)を掲載したが、「モノ」が一部映り込んでいたためにわいせつ図画陳列罪で逮捕されリアルインペルダウン行きになってしまった。

ヒーハー!!!

その為、同じく変態声優でアソコに焼けた跡があるという岩田光央氏が後任を務める事になった*7
こちらの名前は正真正銘の「イワさん」である。

また、明言はされていないが、『ジョジョの奇妙な冒険』、第6部 ストーンオーシャンに登場するエンポリオ・アルニーニョとは名前だけでなく「刑務所内の看守の知らない場所に潜み続ける主人公の協力者」という設定が似通っておりモデルになっている可能性はある(もっとも、似ているのは名前と設定だけで人物像はまるで別物だが)。








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最終更新:2024年04月24日 00:30

*1 同胞のドラゴン、イナズマ、くまは普通に呼ぶ。

*2 おそらくは英語の「〜ible」、「〜able」 。「〜できる」「〜しうる」の意の形容詞語尾のもじり。

*3 弾き出した痛みは誰かが肩代わりしないと元に戻ってしまうが…。

*4 単行本108巻のSBSではもしもイワンコフがウオウオの実を食べていたらのIFイラストが描かれたが、案の定顔面のデカい龍になっていた。

*5 ちなみにこの時にはすでにニューカマーになっている

*6 現在の犠牲者は麦わらの一味、七武海等

*7 そのため、逮捕の時点でいまむら氏が声を当てた回のストックが残っていた遅れネットの地域やのちの再放送・配信・映像ソフトも全部録り直された岩田氏の声に差し替えられた。