登録日:2011/04/25 Mon 10:57:32
更新日:2022/08/31 Wed 16:14:11
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周囲からは「ウッキー」、
葵・喜美からは「拙僧半竜」と呼ばれる。
一人称は「拙僧」
元ネタは「内藤清成」
種族は航空系半竜で、高重力惑星・領域で活動出来るように身体を改造させたため、高重力に耐性があり、また、通常時においても高い耐久性を持つ。
更に、巨躯ながらも翼と外殻内部の竜砲から圧縮した空気を噴出することで高速飛行も可能。
実家は
三征西班牙異端審問の家系で、地元では老舗だったが、乱獲により立ちゆかなくなり、先々代の宗教改革の歴史再現で店を畳み武蔵に来た。
現在は青梅の地下三階で
一部の人から「拘束がキツくていい」と評判の寝具を生産販売している。
ウッキー本人も祖先の技術を伝えたいと思い旧派系異端審問の授業を受けている。
但しそのせいで「旧派の異端」なら審問具込みの全力を出せるが「異教(未来の信者候補)」には素殴りのみしか出来ず、「普通の旧派信者」を攻撃出来ないという縛りも抱えている。
現在までに登場した異端具
ペンチ
対魔神族道具
堅い外殻を砕く審問具
人間には直ぐに音をあげるから勿体無いらしい
異端審問セットその百八十二
対精霊異端捕縛具「声無し腕輪(エスポツサス・デムド)」
異端審問セットその三百十一「聖母の踵」
長さ約一メートル、先端が聖母の踵蹴りの真鍮ハンマー
異端審問セット其の六三七
捕縛鎖第十一「旋回聖母(タラトロ・マリア)」
両の先端にドリルキックをかます聖母の偶像がついた分銅のある鎖
股裂拷問十七式
「電気按摩(エルクサダードアンマ)」
『Ⅰ~Ⅲ』では活躍シーンが少ない上に、巻を追う毎に外道化する周囲とは相対的に段々ツッコミポジションになりつつあり影が薄くなる。
審問官の修行と外道達との隙を見せたら終わりな付き合いと規制をくぐり抜けながらする姉エロゲがあるが武蔵の中では常識人に分類される。
だが『Ⅳ』では今までの鬱憤をぶちまけるが如く大暴れ。
ただただ吹き荒れるだけの暴風すら“空”とし、一直線に駆け抜ける竜の力を全開にして伊達教導院の副長とサシで渡り合ったり、“処刑場”として空間を鎮める審問官の術式を使い崩壊しかかった足場を修復、四聖武神“青龍”の暴走を食い止めるのに協力したりと、主役級の活躍を見せた。
Ⅳ〈下〉では姉好きの理由が語られる。
キヨナリは自身の種族である半竜こそ最強の種族だと自負しており、心も正義すぎるので自分より弱い女に対しては愛情を抱くよりも先に「守ってやらねば」と思ってしまう。つまり、愛情を抱ける強い女性=「姉」が好きなのである。
つまり半竜は強い。そして拙僧は正義の人だ。弱いものをどうとも出来ぬ。
ここで明かされたキヨナリの思想は
終わりのクロニクルに登場した
アレックスそのものであり、同様に終わりのクロニクルで死別してしまった想い人である長田・竜美に酷似している
伊達・成実と巡りあい、心を通じ合わせたことに涙腺を刺激されたシリーズ既読者は多いはず。
Ⅳは全体を通して『約束』が一つのテーマとなっており、終わりのクロニクルで結ばれたアレックスと長田・竜美の「常に共にいる」という『約束』は、形を変え長い時間を経てなお果たされたのであった。
ちなみに人間形態があることも判明し、その姿は金色の竜眼と白い髪を持った細マッチョ。やっぱウッキーもげろ。
台詞抜粋
「貴様ァー!拙僧は姉キャラ担当と決まっておろうが!」
「待て、待て待て、…その箇条書き、トーリにしては肝心なことが抜けておるぞ」
「拙僧が見る限り、…トーリの好意には不可解があるな」
「――このオッパイ県民が、何故か胸への言及が無いだろう」
「――男がポエム読むな」
「熱烈歓迎異端奏者ぁー!」
「ニコラス・ベーコン!貴様には二つの罪がある!」
「一つ……!貴様に姉がいないこと!」
「重ねて一つ!……貴様が姉のいる弟ではないことだ!」
「貴様、拙僧を姉のいない世界に送るつもりか! それは嫌だ……!」
「貴様がもし、今の自分にとって、都合の良い運命を今までずっと生きてきたとしよう。幸せ一杯夢一杯。そういう脳のイカレた運命だ」
「Jud.、それで?」
「Jud.、──その場合であっても、貴様は今、そこにいるだろう。拙僧が必ず連れてきた」
追記・修正をお願いします。
- 強いんだけど宗教上の理由でほとんど出番が無いのが悲しい -- 名無しさん (2014-06-13 22:50:38)
- 異端審問セットやらで対異族とかが強化されてる節もあるから痛み分けかなー。制限なしのズドンと似たようなもんだし。もどかしい。 -- 名無しさん (2014-10-02 08:23:49)
最終更新:2022年08月31日 16:14