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今敏

登録日：2011/08/24(水) 23:59:15
更新日：2023/04/09 Sun 23:23:45
所要時間：約 3 分で読めます

今敏は日本のアニメ監督、漫画家。1963年10月12日に北海道釧路市生まれであり、兄はギタリストの今剛。

国内外で高い評価を受けているアニメ監督であり、代表作は

■PERFECT BLUE(1997)
監督デビュー作となる、竹内義和の小説を原作とした映画でアイドルを巡るサスペンスを描いた物語。
今監督は本作で

を受賞している。

■千年女優(2002)
絶頂期に突然不可解な引退を告げた大女優についての話である本作は、監督が長年のファンであった平沢進と初めてコンビを組んだ作品でもある。
本作で今監督は

第8回アニメーション神戸作品賞･劇場部門
を受賞している。

■東京ゴッドファーザーズ(2003)
3人のホームレスがクリスマスイブの東京で捨てられていた赤ん坊を発見し、親を探す…という、
ホームレスや捨て子といった社会的なテーマをコメディタッチで描いた作品である。
本作は

を受賞している。

■パプリカ(2006)
今監督が以前から熱烈なファンであった筒井康隆原作の『パプリカ』を映画化した作品であり、
患者を治療するために患者の夢を分析するサイコ･セラピストの話である。
この作品も

第8回ニューポート･ビーチ･フィルム･フェスティバルFeature Film Award受賞

と国内外で非常に高い評価を受けている。

ちなみに同作で平沢進は東京アニメアワードで個人部門音楽賞を受賞している。

他にもアニメ作品では、非常に難解かつ気味が悪いことで有名な妄想代理人や、
押井守や新海誠とともにNHK製作の｢アニクリ15｣に携わり、『オハヨウ』を発表している。

『オハヨウ』の発表後､次回作として『夢みる機械』の制作に着手していたが…

2010年8月24日に膵臓ガンのため逝去。
この悲報は2010年8月25日に突然今監督のブログで妻により公表され、ファンや関係者を非常に驚かせた。

またそのブログには今敏監督の遺書（さようなら）もあり、今敏監督の作品を一度でも見たことある人はぜひ読んでみてもらいたい。

なお『夢みる機械』は同年11月にキャラクターデザイン･作画監督を担当し数々の今敏作品を共に作った板津覧が監督を代行して製作を続行する事が発表された。
しかし、2016年に制作中止が発表。

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最終更新：2023年04月09日 23:23

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