男たちの夏

登録日:2012/06/09 Sat 12:57:04
更新日:2024/01/07 Sun 23:17:25
所要時間:約 3 分で読めます




※WARNING※
この項目はホモエロネタです。
すまないが耐性のない方、18歳未満の方、ノンケは今すぐブラウザバックしてくれないか!





山川純一のホモ漫画。単行本『ワクワクBOY』の描き下ろし作品。
後に復刻された『ウホッ!! いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト』および『ウホッ!! ヤマジュン・セレクション やらないか』にも収録されている。
本作が収録されている単行本『ワクワクBOY』のサブタイトルでもある。


■あらすじ

山岳会に所属する大学生・工藤雄二は、夏休みを利用して豊かな自然が広がる南アルプスに友人・重森辰夫と共に登山に行く。
しかしその帰りにひどいスコールに見舞われ、崖から落ちて気を失ってしまった。

気が付くと、工藤は重森と共にどこかの山小屋に助けられていた。
外に出てみると、降り続ける雨の中、逞しい男が背中を向けて自然のシャワーを浴びていた。もちろん全裸である。

男は銀行員・堤圭介と名乗った。彼もまた夏の度にこの山小屋に遊びに来ており、たまたま見つけた工藤と重森を助けてくれたのだった。

工藤はお礼を言いながらも初めて見る年上の男性の逞しさに魅了されてしまう。
堤を正面から見たいと思った工藤が足を進めようとすると、堤は鋭い口調で、

「すまない。こっちに来ないでくれないか!」

と拒絶する。もちろん全裸である。
驚く工藤だったが、堤はすぐに声を上げてしまった事を謝罪し工藤に向き直る。そこには雨に濡れそぼつ逞しい男根が息づいているのだった。
実は工藤は堤にとってタイプの男であり、その下着姿を見てつい興奮して勃起してしまったのを、全裸で雨に打たれる事で冷ましていたのである。

自分は変態だと自嘲する堤をこれ以上惨めな気分にさせるのが忍びなくなった工藤は自ら全裸になり、自分もまた堤の姿に興奮してしまった事を告白する。

自分たちの勇姿を確認し合った2人は雨が降りしきる中、全裸でホモ・セックスを行う。

翌日、工藤はねんざが治っていないと嘘をついて重森だけを下山させる。
そして、この夏の間、アルプスの大自然に囲まれて大好きな兄貴のような堤と思い切り愛を育みあい、最高の夏を過ごすのだった。


■登場人物

  • 工藤雄二(くどう ゆうじ)
山岳会に所属する大学生。
下山の途中で事故に遭うが堤に助けられ、彼に魅了される。
ノンケではないようだが、実はこれが初めてのホモセックス体験である。

【名セリフ】
「見てください。僕もあなたを見てこうなったんですから…」
「僕…初めてなんです…」

  • 堤圭介(つつみ けいすけ)
登山が趣味の銀行マン。逞しい肉体を持ついい男だが、決して阿部さんではない。
沢へ薪を取りに行った時に転落した工藤を見つけ助ける。
しかし、好みの男である工藤に興奮してしまったので全裸で雨に打たれて頭とイチモツを冷やしていた。

彼のセリフは「すまない、ホモ以外は帰ってくれないか」というAAの元ネタであり、
主としてスレがホモ展開になりそうな流れになった時にホモネタが苦手なノンケへ警告するために使われている。略してスマホ。
百合バージョンなどの改変もある。

【名セリフ】
「恥ずかしいところをみられちゃったけど、ここには風呂がないから雨は格好のシャワーなんだ」
「すまない。こっちに来ないでくれないか!」
「君みたいな子が俺の理想なんだよ。変態だよ、俺は……」
「優しくするよ」

  • 重森辰夫(しげもり たつお)
工藤の友人。特筆する出番がない空気。あまりイケメンではない。
工藤を残して下山した。


追記・修正は全裸で雨に打たれつつお願いします。

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最終更新:2024年01月07日 23:17