まほろまてぃっく

登録日:2009/08/19(水) 13:21:04
更新日:2022/11/24 Thu 18:34:56
所要時間:約 5 分で読めます




Automatic Maiden


コミックガムにて2004年9月まで連載された、中山文十郎原作、ぢたま(某)作画による漫画作品及び、それを原作としたアニメ、ゲーム作品の事。

魅力的なキャラクターやストーリーで人気を獲得し、昨今のメイドブームの火付け役となった。

アニメ二期終盤は黒歴史


【ストーリー】
特務機関『ヴェスパー』最強の戦闘アンドロイドとして、
外宇宙の侵略者達と戦い続けてきた『まほろ』は、自身の寿命が残り僅かであることを知らされる。

「余生を穏やかに過ごしてほしい」という上官達の願いと、
『自分の願い』を照らし合わせたまほろは、残りの時間を美里家のメイドとして過ごすことを決意。
まほろが仕える事になった、もう一人の主人公である『美里優』と、彼等の友人達が繰り広げるドタバタラブコメディ…………

という、一見ただのメイド萌え作品だが、まほろさんの過去の因縁に絡んだ事件等が大きく描かれるため、
主軸の部分はとても切なく、悲しい物語である。


【登場人物】
●安藤まほろ
(CV.川澄綾子)
元ヴェスパーの汎用人型戦闘アンドロイド『V1046R-MAHORO』。
年齢(稼働時間)は一期アニメ当初9年と2ヶ月。
なんという合法ロリ。外見年齢は18〜19歳。
残り僅かな命を優のために費やすべく美里家のメイドになった、
可愛くて優しい、それでいて家事の腕も天才的と、非の打ち所のない人。
でもえっちなことは絶対に許さない。

極度の貧乳であることをコンプレックスに感じている。
一度ヴェスパー本部に豊胸改造を申し出たが、即座に却下された。
ヴェスパーは今日も絶賛正常運転中です。

さん付けで呼びたい人代表格。

「えっちなのはいけないと思います!」

実は誕生に「セイント」のある人物が関わっており、最終回ではそれが思わぬ結果を生むことになる…少なくとも原作では、それもっと早く優に教えてやればあんな様子にならなかったんじゃね?!と思わんでもないが


●美里優
(CV.瀧本富士子、神奈延年(アニメ二期最終回))
両親を事故で亡くし、広い美里家にたった独りで暮らしていた少年。
誰に対しても心優しく謙虚な少年で、意外とモテる。特に変態教師に。
勉強も運動もできて人望もあるイケメン。
また、無類の巨乳好き。えっちな本を部屋に巧みに隠しているが、大体まほろさんに没収される。
黒歴史の被害を一番受けた人。誰だお前!。
アニメと原作で周辺設定や成長後の姿は異なるが、20年後にはまほろを失ったショックで顔に傷が刻まれた復讐の戦士と化してしまう。その閉ざされた心と様子は友人たちすら「どうにもならない」と思ってしまうほどだったが…

●安藤みなわ
(CV.清水愛)
『管理者』の造り出したサイボーグ兵士だったが、まほろさんの妹という名目で美里家のメイドになる。
名前の由来は製造番号である『370』をもじったもの。
機械の体が肉体に合わず、苦しむ様子が多々見受けられる。
気弱、貧乳、妹、ロリ、メイドと萌え要素の塊。

●スラッシュ
(CV.野田圭一)
まほろさんのサポートメカを務める、言葉を話す黒豹。通称スラリン。ロデムではない。戦闘のプロでもない。

●佐倉深雪
(CV.菊地由美)
優の幼馴染でクラスメイト。四人姉妹の長女でしっかり者。

●等々力凛
(CV.水野愛日)
優の幼馴染でクラスメイト。中学生にあるまじきけしからんおっぱいを持つ。

●大江千鶴子
(CV.真田アサミ)
優の幼馴染でクラスメイト。かなりのグルメ。まほろさんの料理にありつくことが至福の喜び。
作画担当にとってはヒロインらしい。

●浜口俊也
(CV.荻原秀樹)
優の幼馴染でクラスメイト。通称はまぢ。口だけは軟派を自称する、憎めないヤツ。
みなわに惚れてからはもうニヤニヤが止まらない。

●川原清巳
(CV.私市淳)
優の幼馴染でクラスメイト。常に冷静なイケメンだが、やっぱり中学生。おっぱい大好きです。原作では最終的に深雪とくっついた。

●式条沙織
(CV.高田由美)
優達の担任教師にしてショタコン、露出狂という究極の変態。でも根はイイ人。
その豊満なおっぱいを武器に、優に対して異常なアプローチを仕掛けてくる。
まほろさんの天敵。
何十年経っても老けない、手刀で岩を砕くなどやや人外じみている。

●リューガ
(CV.子安武人)
セイントに造られた戦闘用アンドロイドでまほろさんと互角の力を持つ。
まほろさんと決着をつけるべく優たちの学校に教師として赴任し戦いを申し込む。
アニメ一期ラスボス。

●フェルドランス
(CV.坂本美里)
管理者のサイボーグ兵士の少年で製造番号は227。
精神と肉体が安定している完成度の高いサイボーグだが感情を理解できないようになったため、感情を表すに微笑を浮かべることしかできない。
管理者の指示の下、影で暗躍する。
アニメ二期ラスボスで、原作でも「最後の敵」。原作では余り強くないがカバー下ではアッー!疑惑。


【組織】
●ヴェスパー
外宇宙存在『セイント』と地球の『管理者』が友好的な関係を築けるよう、両者の掛け橋となって活動する特務機関。
だがあくまでも中立の立場を貫くため、両者からは敵として認識されている。

●セイント
外宇宙からの侵略者……と思われていたが、地球人との共存を望んでいる。地球よりも遥かに発達した技術と文明を有する。
彼等の母星は緩やかに滅びへと向かっており、種の存続を目的とした数世紀に及ぶ調査の末、地球へと辿り着いた。

●管理者(キーパー)
地球の歴史を管理・操作していると言われる、影の権力者達。





2009年の10月17・24日に「まほろまてぃっく特別編 ただいま◆おかえり」がBS-TBSにて放送された。







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最終更新:2022年11月24日 18:34