ジョーカー(スマイルプリキュア!)

登録日:2012/04/15(日) 13:27:01
更新日:2023/12/07 Thu 13:27:48
所要時間:約 9 分で読めます




「はぁ~い皆さ~ん、ごきげんよう♪」






ジョーカーとは、『スマイルプリキュア!』に登場する悪役である。
初登場は6話。バッドエンド王国の幹部では4人の中で最後に登場となった。

モデルは恐らくトランプのジョーカー。
皇帝ピエーロとは道化師モチーフという点で一致しており、何らかの接点があるかと思われる。
OPでは三幹部の前でポーズを決めており、相当な悪役かと思われたが……



「はぁ~い皆さ~ん、ごきげんよう♪」

「水臭いなぁ、私も作戦会議にぃ……混ぁぜてくださいよぉ……♪」



初登場からやたらオーバーリアクションと顔芸を連発し、圧倒的なウザキモさを発揮。どうしてこうなった


映画のパンフレットにより、何と三幹部のリーダーであることが判明。
しかし、三幹部からは「お前ごときが参加せずとも答えは出ているぜ」と言われる程に慕われていない。

が、本人はあまり気にしていない。むしろ喜んでいるようにも見える始末……
ウルフルン達がババ抜きをしていたトランプから出現したり、手からバッドエンドに染まった地球の幻像を見せるなど、奇術的な演出をすることが多い。

何やらただならぬ気迫(いろんな意味で)を醸し出しており、三幹部とは別に裏でも何か考えているような節がある。三幹部との話が終わった後にも…





「伝説の戦士、プリキュアか…ゾクゾクしてきたよぉっ…ハァッ…ハァ…!」





…お巡りさん、コイツです。


「興味深い、ゾクゾクするねぇ」

最近では何気にプリキュアを倒せないでいる三幹部にプリキュアの特徴を捉えた問題集を渡すなど、教育係みたいな新しい顔も見せた。
「ありゃぁぁああああっす!」
「ありゃぁぁああああっす!」
おいジョーカー、その問題集ちょっと見せry



前述の外見上の皇帝ピエーロとの共通点や、メルヘンランドとバッドエンド王国の動乱を描いた絵本にも、
三幹部は描かれているのに一人だけ描かれていないなど謎が深まる(ちなみに初登場回)。

更に他の幹部も知らない特殊なアカンベェを生み出す玉「アオッパナ」を所持していたり……と謎は深まるばかりである。
12話でジョーカーが「ミラクルジュエル」という謎のアイテムを探していることが発覚した。
彼の話ではどんな願いでも叶えるものらしいが、本人もまだ詳しい手掛かりが分からないようで、独自で調査中らしい。
これが恐らく彼が戦闘に出ない理由である。

ちなみに他の幹部は知らない模様。もし彼がそれを探していたとして、彼は何を望むのだろうか……?
更に同話にて『白い浄化の光と妖精』がミラクルジュエルの手掛かりになると予想した様である。
プリキュアの強化も想定の範囲内だったらしく、まるでプリキュアと三幹部の戦いを利用しているかの様な振る舞いを見せる。

21話ではアカオーニにプリキュア達を攻撃するよう頼み込み、戦闘後の彼女達の隙を突いて遂にキャンディを誘拐。
あとデコル一つで満タンになるデコルデコール諸共奪い、高笑いをしながら闇へ離脱していった。






「残念ですねぇ……!あなた達の願いは何一つ♪叶いません」

「アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハァッー!!!」


プリキュア一同「キャンディィ―――――!!」






遂にプリキュア達の前に現れ、その本性を表した。やっぱり悪役だった……。

謎が多い彼だがいずれにせよ、曲がりなりにもリーダーであることから、実力的に相当な力の持ち主だと推測できる。



きっと、三幹部もその巧みな話術で知らず知らずの内に操られる(そうするよう仕向けられる)のだろう。

更に判断力も優れているらしく、ミラクルジュエルを知らないと言うキャンディを見て、
悪役なら仮に本当に知らなかろうが何か吐かせようとする所を『嘘は突いていない』と素直に受け入れている。

プリキュアの苦戦が予想された……
別の意味でも

そして22話にて遂にプリキュア達と直接対決。最後のデコルを賭けて戦うことに。



「いいからさっさと…よこせえぇッ!!」



遂に本性を表した彼はプリキュア5人を易々と翻弄。5人全員の必殺技をトランプで吸収し、その後に放った反射技一発で5人に膝をつかせた。
そして戦意を失いかけている5人にじっくりと精神攻撃(絶望演説)をしかける。

プリキュア達が自身に怯えきっていることを利用して、
トランプで遊ぶなどおどけながら脅しをかける(急に顔を近付ける等)手法できっちり一人一人戦意を折っていき、
必死に耐えていたハッピーも最後には戦意をへし折られ、絶望。

これまで絶望を跳ね返してきたプリキュア達からバッドエナジーを吸い上げ、彼女らをテレビの前の子供達諸共、恐怖と絶望の淵に叩き落とした。
この時のプリキュア達の反応はトラウマものである。


幼女向けアニメでこの顔である…実際ちびっ子が泣いたという報告もちらほら。

そして同話にて遂に自らが持つ闇の絵本を黒く塗りつぶし、ピエーロ様に復活に必要な最後のバッドエナジーを捧げ、高らかに笑い続けるのだった……!




「ヒャーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハァッー!!!」




その後のバッドエンド王国での激戦ではキャンディ救出のために単独行動をとるハッピーの前に立ちはだかるも、
先読みされていたビューティーにより阻止されそのまま彼女と交戦。
従来の攻撃と、レイピアによる多彩な攻撃に加えビューティの髪をペロペロしたりしながら彼女を追い詰める。


しかし、ポップのナイス盾フォローに阻まれた後にビューティーブリザードを零距離で被弾。

「ピエーロ様ぁぁ~~~♪」

という叫びと共に敗北した。その後の行方は不明である…









…と思っていたら、やはり生きていた。

三幹部に黒い力を注いで復活させていたり、新しいアカンベェの鼻を次々作り出したと、やはり強大な力を隠しているようなそぶりを見せている。

しかし、ロイヤルクロックを作動させないために怠け玉でキャンディやハッピー以外のプリキュアを閉じ込めたが脱出されるなど、
次第にプリキュア達の成長に押され気味になっていく。
また、留学と友情の板挟みに悩んでいたビューティを追い詰めるも、彼女が吹っ切れたことで遂に完封負けされるまでに至った。

皮肉な話だが、彼が与えた絶望は逆に希望を信じるプリキュア達の成長を促す結果になったことは間違いないだろう。

最終決戦では三幹部を使い捨てにした後、バッドエンドプリキュアを使ってプリキュアを倒そうとするが失敗。
逆ギレした挙句、自らの体を黒い絵の具で包んで溶かしピエーロの一部となって消滅した。

その最期もピエーロの一部となれることを喜びながら黒い絵の具に呑まれていくというものであり、幼い子供にはトラウマ必至の描写であった。
三幹部がどこかコミカルな描写が多い上に改心してメルヘンランドの住人の姿を取り戻したことも、最後まで不気味な悪役を貫き通した彼の異質さを際立たせている。


《こぼれ話》
かつて自身の手下を捨て駒扱いし、視聴者に深いトラウマを植え付けた悪者にYes!プリキュア5に登場したカワリーノがいる。カワリーノとは立ち位置が似ており、悪の組織の首領に対して非常に強い忠誠心を持っているところも共通している。
ただし、末路は異なっておりカワリーノはかつて抹殺した手下の道連れにされるという因果応報な末路を迎えた。






「おや?どうしました?皆さん……?さぁ、もう絶望してもいいんですよ?」
「絶望なんかしないもん!」
「なぜ?」ずいっ
「ひぃいっ!」
「だってもう、どうにもならないじゃないですか……何せ追記すらしないアナタ達が、この項目を良項目に変えられる訳が無いでしょ?」

「そのうえ……、修正も出来ない。輝く良項目も、大量のポチ数ももうあり得ない……ならば。アナタ達に残されているのは只一つ……!」











「無限のアク禁依頼だけです……♪」

後、剣とWと怪盗、それから西○のサゲ○ストのCMを思い出した方は絶対に全員出てきなさ~い。ヒャァーハッハッハッハッハァッー!!!

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最終更新:2023年12月07日 13:27