特殊戦技教導隊

登録日:2011/03/22 (火) 21:19:58
更新日:2021/11/07 Sun 16:57:23
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特殊戦技教導隊とは、スーパーロボット大戦OGシリーズにおける地球連邦軍内の特殊部隊。

新西暦182年に結成。主な活動は当時試作段階であった人型機動兵器、通称PTの機動モーション作成、また単機及び複数機連携用の戦闘データ収集。使用されていた機体はゲシュペンストMk―ⅠタイプR、同タイプS。
構成メンバーは地球連邦軍及びコロニー統合軍から選別された六名。隊長はカーウァイ・ラウが務める。
宙間模擬戦闘におけるタイプSの機関暴走事故をきっかけに部隊は解散、隊員達はそれぞれ元の所属に戻った。

パルマー戦役(OG1)後には当時の隊員の一人であるカイ・キタムラを新たな隊長とし、新教導隊としての活動を開始。
新しい構成メンバーの半数は未成年だが、腕は立つ。……若干心配な子もいるけど。


旧教導隊構成メンバー

  • カーウァイ・ラウ
教導隊初代隊長、階級は大佐。
OG1時点で既に旧教導隊が解散している為、詳細は語られていない。が、後述する隊員達からの台詞から推測するに、人間としてかなり出来た人物だったようだ。
兵士としても非常に有能で、非常に扱いの難しいタイプSの専属パイロットを務めていた。
宙間模擬戦闘によるタイプSの事故にてMIA認定となる。

その操縦技術に目を付けたエアロゲイターにより拉致され、洗脳・改造の末、ガルイン・メハベルとしてエアロゲイターの尖兵となった。
Record of ATXではエアロゲイターによって魔改造されたタイプSと併せてゼンガー(グルンガスト零式)、エルザム(ガーリオン・トロンべ)、ギリアム(Mk-IタイプR)、カイ(量産型Mk-II)が
4人揃ってやっと互角というとんでもないバトルを繰り広げた。


  • テンペスト・ホーカー
「ジガンスクードぉぉぉ!!」
コロニー統合軍からの出向組で、階級は少佐。
ホープ事件と呼称されるテロ事件における政府の対応によって妻子を亡くしている。
解散後、ディバイン・クルセイダーズ、通称DCの一員として連邦に牙を剥く。
パイロットとして特に優れていたかどうかは明言されていないが、ラングレー近郊におけるゼンガーとの戦闘、トロイエ隊によって用いられた対零式用マニュアルの作成者である事から、指揮官としてはかなり高い能力を持っている事が窺える。
ホープ事件以後、連邦政府を常に憎み続けていたが、教導隊への出向要請には応じていた実直な人物。また娘と重なったラトゥーニへの攻撃を躊躇ったり、人としての真っ当な良識は持ち合わせていた模様。
ゲーム、アニメ共にヴァルシオン改に搭乗。アニメ版ではゲイムシステムによる感情肥大によって暴走、ジガンスクードに特攻するが撃墜、死亡した。
アニメのコミカライズ版であるRecord of ATXにおいては、亡くなった妻子への狂おしいまでの愛が細かく描かれており、死の間際まで怨嗟の声を上げ続けていたその姿はどこか悲しい。
逆にゲーム版では「家族が望んだ復讐と嘯いているが、死者の気持ちを確かめる事はできない」とラトゥーニに論破されてしまっている。


「こいつは俺の手足も同然でな!」
連邦軍極東伊豆基地所属、階級は少佐。日本人であり、漢字表記だと北村開。ネットでの通称はダンディ。
PTで背負い投げをかます近接戦闘のエキスパート。ゼンガーが剣術だとすれば、カイは柔術と例えると判りやすいかも。
バグで増殖したり、ゲシュペンストへ愛を込めすぎる36歳。
外伝ではその思いが実りMk―Ⅱ改で暴れ回ったが、恐らく次回作で修正を喰らう筆頭。
ちなみに美人な嫁と可愛い娘がいる。


「ゲシュペンストの真の力を見るがいい…!」
地球連邦軍情報部所属、階級は少佐。ぎりあむさんにじゅうななさい。
カイに並んでゲシュペンストへの思い入れが強い壁際の燻し銀。Mk―ⅠタイプRを魔改造したタイプRVで戦場を飛び回り、エネルギーを吸い尽くす吸血魔。
中断メッセージではやけに昔のソフトを推す。


「我に断てぬ物無し…!!」
地球連邦軍所属、階級は少佐。
日本を勘違いしているドイツ侍。下着は褌派。
本編では主にグルンガスト零式やダイゼンガーといった特機に搭乗しているが、勿論PT操縦技術も超一流。
「黙れ!」とか「問答無用!」とか、あまり人の話を聞く気が無い困った御仁。
スタッフからは色々と弄られており、ネタには事欠かないが、本人は至って真面目な漢。


「行くぞ、トロンベ!」
コロニー統合軍からの出向組。階級は少佐。
名門ブランシュタイン家の長男。容姿端麗で頭脳明晰な完璧超人だが、搭乗機体が何であろうとトロンベ呼ばわりする悪癖があるのが珠に傷。
パーソナルカラーは赤黒金の3色。
天才スキルの通りオールマイティに優秀だが、どちらかと言えば射撃戦を得手としているようだ。
趣味は料理で、和洋中なんでもござれ。
専用BGMの唯我独尊っぷりは有名。
後に別名を名乗るが、あまり隠す気はないらしい。



一癖も二癖もある変態、もとい変態揃いの面子だが、PTのソフト面での基礎を作り上げたという功績は、OG世界の軍事バランスを変革させたと呼ぶに相応しく、軍内部では半ば伝説の様な存在。

ただし前述の通り活動の半ばで隊は解散してしまった為、イングラム率いるPTXチームやアルベロさん率いるクライウルブスが引き継いでいる。

後に開発された試作機の一つであるビルトシュバインは教導隊のデータを基本に製造されており、よほど優れた技術を持つ者でなければ乗りこなせないピーキーに過ぎる機体となったという。
勿論、そんな乗り換えの自由度を狭める設定はゲームでは反映されず、某ディフェンスに定評のある男を乗せているプレイヤーが多かったりするとか。




新教導隊メンバー

ロリ眼鏡。

大食らいの被撃墜王。

くまさん。

スタッフのおもちゃ(言語的な意味で)。

詳細はそれぞれ個別項目でどうぞ。

また一時的なお手伝いとして、ライディース・F・ブランシュタインが所属していた時期もある。


新教導隊は新型機運用部隊としての面が強いようで、量産型ヒュッケバインMk―Ⅱやビルトファルケン、ビルトビルガー等の開発、評価に関わっている。
第2次OGでの活躍に期待!


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最終更新:2021年11月07日 16:57