登録日：2010/08/20(金) 20:27:20
更新日：2023/12/02 Sat 17:43:08
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週刊少年ジャンプ2007年3号〰14号まで連載されていた作品。単行本全一巻。
少年ジャンプには珍しいメカもの。
シャーマンキングの機械天使などメカデザインに定評のある武井宏之の新作ともあり、ロボヲタなどを中心に期待が高かったが、
暗い絵柄や美形キャラの少なさがメインの読者層にウケなかったのか、打ち切られてしまった。
≪あらすじ≫
大災害によって壊滅的な被害を受けた世界・ワールド・ザンド。世界は新たなる復興へ向け大工事時代を迎えていた。
ＷＯＲＬＤ ＸＡＮＤ 3002年、ドヴォーク重機士団隊長のバル・クロウは、辺境の町バーラックで隊員と共にトンネル工事を着工しようとするも、突如ゲンバー帝国のゲンバー大王の襲撃を受け、隊は壊滅し自らも命を落とした。
しかし５年後、目覚めた彼が目にしたのは、鏡に映る重機人間ユンボル・バルとして復活した自身の体だった。
≪キャラクター≫
◆ユンボル・バル
本名はバル・クロウ。
ドヴォーク重機士団バル・クロウ組の隊長だった。５年前にゲンバー大王の襲撃を受けて死亡したが、Dr.ドカルトによって重機人間ユンボル・バルとして復活した。
見た目はちっさいガキンチョ。
◆ニッパー・トーラス
通称「ニッパ」。
元ドヴォーク重機士団バル・クロウ組員の生き残り。ドヴォーク滅亡後はまともに働かず、バーで酒びたりのニート生活を送っていたが、復活したバルと出会い、一緒に行動するようになる。ヘタレ。
◆リベッタ・グンテ・ヘルメート・ドヴォーク
ドヴォーク王国の姫。
ゲンバー帝国の侵略で王国が滅んだ後は行方不明とされていたが、実際はDr.ドカルトの助手として身を潜めていた。
バルが目覚めた後、ドヴォーク王国の再建のためにバルとニッパを連れ旅にでる。Ｓ。
◆マスター
ニッパが入り浸ってた酒場のマスター。
深みのあるセリフはファンに人気で、いち早くAAが作られた。
◆ゲンバー・ダイオード
ゲンバー帝国の支配者。通称「ゲンバー大王」。
主君自らがドリルを振るい常に一番ＨＯＴな現場へ急行する事をモットーとする現場主義。
頭部は仮面で覆われ体格は筋骨隆々と人間離れしている。
◆ロッド・ボリング
ドヴォーク重機士団バル・クロウ組員としてバルの元で働いていたが、バル達を裏切りゲンバー帝国に寝返った。
その後はゲンバー帝国・バーラック地区監督官として圧政を敷いていたが、ユンボルとして目覚めたバルによって倒され、ユンボル・ドリルにより抹殺された。
◆ユンボル・ドリル
ボリングを突如攻撃したユンボル。ドリル状のテツグンテを持つ。
必殺技はユンボル工法アースオーガトルネード ユンボル工法アースオーガトルネード。
◆ロード・ドカルト
世界中に研究所と弟子を持つ世界一の大天才にして博士番長。巨大なリーゼント状の頭部と長い顎髭が特徴。
《専門用語》
◆重機人間(ユンボル)
Dr.ドカルトの手によって作られた働く改造人間。
頭部にユンボルホーンというボルトのような部品が装着されており、「JUMBOR XXＤ」というシリアルナンバーが刻印されており、XXには製造された順に番号が当てられる。
腕や脚など体の一部が形状気力合金による装備品になっており、それを自在に操り工事する。
◆アースムーバー
この世界の重機の総称。略称はEM。
工事戦士達が乗り込んで工事を行うロボット。操縦するには特殊な免許が必要である。
デザインが永野っぽいのはいつものこと。
◆工法（クンポー）
博士番長ロード・ドカルトが編み出したユンボルが装備品を上手く操り工事を効率良く行うための拳法。
ユンボルの基本中の基本だが、SUPER工法基礎工事編第①巻は幻と言われるほど希少品。
打ち切りから2年後、
ウルトラジャンプ2009年11月号にて「
ユンボル -JUMBOR-」とタイトルを一新して読み切りが掲載。
その後再びウルトラジャンプ2010年3月号に読み切りが掲載され、同年8月号でついに『真』連載として復活した。
こちらは一部の登場人物や設定、ストーリーが若干異なり、独自の展開になる様子である。読み切りはその本編の約300年後が描かれているらしい。
「女子供に用はない。…だがあの項目作成者の中身はあのwiki籠り、そうとわかれば放っておく訳にはゆかんだろうな」
「なっ！しっ！しかしっ！我々は現在ユンボル項目を完成させるための追記修正真っ最中！今現場を離れられては!!!」
「バカめ、ゲンバー大王は現場主義。いついかなる時もその時最もＨＯＴな項目へ直行するのだ」
「そっ！総員進路変更ーッ!!!」
最終更新：2023年12月02日 17:43
