魔王オディオ(LIVE A LIVE)

登録日:2012/05/07 Mon 03:34:47
更新日:2024/04/20 Sat 22:36:44
所要時間:約 6 分で読めます





ようこそ‥‥


君達に わざわざ集まって
もらったのは他でもない‥‥


とても大事な事を伝えねばならぬからだ。



魔王オディオ(The Lord of Dark Odio)とはLIVE A LIVEにおける最終ボス。さらに関連するBGMの曲名でもある。
リメイク版では専用バージョンの「魔王オディオに捧げる絶望のフーガ」がテーマ曲。

中世編最終編の舞台ルクレチア王国を滅ぼし、各シナリオの主人公達を時空を超えて召喚した張本人。

最終編におけるルクレチアは完全に時空自体オディオによって支配されており、抜け出すことは不可能。
逃げようとしても、最終編開始時の次元の狭間のような多次元空間に飛ばされてしまい、
再びスタート地点に戻ることになるか、正体不明の魔神・ヘッドプラッカーに襲われて葬られる。


逃げられんよ‥‥
この‥‥私の世界からは‥‥

各主人公を呼んだ理由は、
「君達は英雄になったが、他者は何をしてくれたか?そんな人間達は守るに値しない」と諭し、
「君達は一体何の為に戦ってきたか?」と問う為。
後者に関しては時空を通して見聞きしていたらしく、後の会話の内容も全て主人公毎(心山拳継承者3人も含めて)に台詞が異なる。


お前達も この世界に住んでいた醜い人間達と同じだ‥‥
あいつらと同じ様に‥‥己の生き様を 後悔しながら‥‥

その会話の途中から、嘗て自分に降りかかった悲劇を思い出したかの様に、恨み交じりに呟き──


別れを告げさせてやろう‥‥

悩みと苦しみに満ちた その罪深き人生に‥‥!!


戦闘フィールドは無数の屍の上。中央に黒い大穴が開いている。
背景にはマントを開いた魔王オディオが見える。
リメイク版ではオディオの背後で、憎悪の炎がギラギラと輝いている…。



●前半戦(戦闘BGM:ILLUSION...)
ボスの名前は「オディオ+顔の部位」であり、顔の形状になっている。
オディオモールを除き、向きが変わると表情がSF編のOD-10同様に変化する。
リメイク版では旋牙連山拳とハリケンショットによる瞬殺対策だろうか、各パーツには精神・風属性耐性がある。
なお見た目に反して普通に移動可なので、ラスボスで福笑いができる

  • オディオアイ×2(HP800)
天使の羽にブドウの房と楽園を思わせるような不気味な装飾が施された眼球。血の涙を流しており、「激流旋回剣」等の水の技をよく使う。
ライブイレイザーでHPを吸収してくる他、まどわしのひとみでこちらを睨み眠らせてきたりする。
忍法矢車草等の強力な範囲攻撃で一気に仕留めると楽。また、攻撃の都合で横からの攻めには弱いようだ。
初期状態の半目の時は下向きで、目が見開いている時は上向き。
リメイク版では突・火・土の技が弱点。

  • オディオマウス(HP1440)
オディオアイに準ずるデザインをした口。口だけに相手を「かみ砕き」、「メルトブレス」を吐きだす。
横にいるとデスパースペースで足封じしてくる。位置の関係で喰らいやすい上にダメージも大きい。
集中攻撃で撃破するなりオディオアイ共々範囲技で巻き込むと楽。弾き飛ばし技で位置をずらすのも手。
初期状態は下向きで、上向きになると口が開く。
リメイク版では鋭・善の技が弱点。

  • オディオモール(HP992)
「繭」の名を関する翼を閉ざした何者か。
糞硬い。自分からは何もしてこないが、コーラのビンでさえ1ヒットにつき1ダメージに抑える特殊能力持ち。全床耐性持ち。
さらに攻撃すると反撃技リベンジストームで全体回復・強化を行う為、範囲攻撃に巻き込まないよう注意。
こちらが何もしない限り移動しないが、リベンジストームを使うとたまに行動異常になって(リメイク版だと「興奮」状態)、移動することもある。
ユンの空破旋風手かサモのほいこ~ろ~のみ反撃無効技の為、リベンジストームを食らわずに倒すことが可能。この場合後半戦は無くなる。(BGMは両方ともサウンドテストに追加される)
なお、リベンジストームの回復量も1にするため、多段ヒット技で毎回1以上のダメージを与え続ければ、リベンジストームの回復量を相殺してダメージを与えられる。
反撃無効技を使うにせよ何にせよ、HPが992もあるので倒すには非常に時間がかかる。やりこみ勢でない限り、素直にアイとマウスを倒して後半戦へ持っていこう。

●後半戦(戦闘BGM:PURE ODIO)

前半戦からの連戦になるが、後半戦開始時、ピュアオディオ初期位置にいた味方は画面隅にふっ飛ばされる。

  • ピュアオディオ(HP2032)
実質最終ボス。オディオモールが中央の大穴に移動し、翼を広げた形態。
その姿は、血の色をした花の上に、目をぎらつかせて生誕したような赤子の姿であった…。
オリジナル版では技での向き変えや吹き飛ばしは無効化される。リメイク版では可能。


◆その恐るべき使用技
  • ライブイレイザー
相手のHPを吸収する悪属性の技。独特な射程範囲ながら、届く距離が長い。しかも自動反撃でも使われる。
なぜか使用後にピュアオディオ自身が90度回転する。
  • デスパースペース
謎の空間が相手に襲いかかり、大ダメージを与えて足を封じる悪属性の技。さらに体を大きく下げる。
ここから立て続けにライブイレイザ―やデスパースペースを喰らうとさらに痛い目にあう。
本来ならば、さらに電撃地形を作るはずなのだが、このフィールドではダメージ地形が作れない。
リメイク版ではその制約が取っ払われたので電撃地形も貼られるようになり、「その場で動けぬまま死んで行け」と言わんばかりの強化を得た。
  • キャンセラレイ
全画面を攻撃し、吹き飛ばした挙句二重に向き変更効果を与える面倒な技。これがあるせいで、溜め技をピュアオディオに成功させるのは難しいのである。ダメージ量自体は低め。
ちなみに仮に踏みとどまったとしても反撃できない。
  • セントアリシア
憎悪の化身であるオディオらしく、何より恐ろしい攻撃
指定した場所から3×3範囲内のキャラに知依存の大ダメージを与え、さらに力依存で酔い・睡眠・石化という致命的な状態異常を引き起こす。
その上LVを大きく下げる。具体的には自然回復するものの、0にまで落とされる。囮役以外には受けさせられないよこんなモン!!
力が異様に高くて知を上げても逃れられないことが多いので、石化耐性を持つエリアルシリーズは必須。
例外的にキューブで受ける場合は、彼は睡眠以外の状態異常耐性を持つので、睡眠対策だけで良い。

このゲームにおける強い技の条件を満たした効果も厄介だが一番恐ろしいのは演出で、聖女の抱擁のようなイメージ絶叫と共に髑髏のような表情へ変化する。頑張りすぎだ、スタッフ。
ビジュアルが全体的に進化したリメイク版でも例外なく強化された。背後注意。
HPを半分以下にしたりアイテム経由の「天使のリサーチ」「ウホウホダンス」を使って行動異常(リメイク版では「興奮」状態)にすれば安定して拝めるが、攻撃役が巻き込まれる事態は避けたい。
キャンセラレイでのタメ時間キャンセルを避けるためにあえて行動異常にし、オトリに向けてセントアリシアを出してもらって、ハリケンショット等タメ時間のある強い技で攻撃という攻略方法もある。

リメイク版で強化された演出はこれを繰り出されるごとに「地獄の業火に焼かれ、オリジナル版よりも阿鼻叫喚の絶叫を上げながら骨すらも残らないくらいに焼き尽くされる」という、散々プレイヤーからヘイトを食らってきたアリシアは死してもなお無惨な末路を迎えた事になるのだろうか。

  • 攻略において
セントアリシア対策として数人は石化耐性をつけ、各々の持ち技の効果を高めるために装備品によるステータス・耐性強化をしておく。
ピュアオディオになると能力がかなり高いので、絶え間ないくらいの相手への弱化をしっかり行う事。SFC版ではLvを中心に、リメイク版ではバフ→デバフを試みたい。
キャンセラレイで無効にされると言っても溜め時間の短い技なら狙い易い。西安破裏拳クラスは諦めろ。
溜め不要かつ高威力の通打、旋牙連山拳、新・みだれ撃ち*1、ドデゲスデン辺りも有効。
それでも勝てないなら単純に育成不足。リンバースキュラやイシュタールを乱獲しよう。

ちなみにリメイク版だと、ピュアオディオの初期位置がスーファミ版より1マス上なので、スーファミ版と同じようにフィールド左上や右上が威力の低いキャンセラレイしか来ない安全地帯と思っていると、他の技もガンガン食らうこととなり痛い目に遭う。戦闘フィールドが3Dの見下ろし視点になったため、初期位置が変化していることに気づきにくいという罠でもある。

リメイク版では防具により善・悪属性への耐性を高めることで被ダメージを減らせるのでそれも行っておくと有利に戦える。
SFC版に比べれば状態異常や行動異常を狙う余地もあるので、メンバー次第では狙って溜め時間のある技で勝負をかけてもよいなど、こちら側の攻略の余地は広まっている。
ちなみに負けるとハルマゲドンEDとなる。



ピュアオディオを倒すと、魔王が正体を現す。そして止めの催促をしてくるが、断る事が可能。
ちなみに止めを刺す事を選ぶと戦闘になるが、普通にデストレイルとか使ってくることがある。
オイ、死にたいんじゃないのか。
止めを刺してしまうとNEVER ENDとなり、後味の悪い結末となる。
リメイク版ではこのバトルに専用ボイスが付いている。精神的に不安定になっていることがわかり、声優の演技力も相まって、ますます後味が悪い。*2

止めを刺さず、そのまま7大ボスの像の部屋まで戻るとED。
全キャラを一度は仲間にしてるか否か*3で真のEDに分岐する。そうでない場合は仮EDとなる。






●以下真ED・最終決戦ネタバレ


まだだ‥‥!
まだ終わらぬ!!


‥‥私を倒しても‥‥
私は永遠に生き続ける‥‥


知るが良い
『オディオ』の意味を!


石像の間で合流した英雄達の前に再び姿を現すオディオ――



それは‥‥
















それは人間が存在する限り
永遠に続く『感情』なのだ‥‥


その感情の名を‥‥


『憎しみ』あるいは‥‥
『オディオ』というッ!!


その言葉に呼応したかのように7つの石像の瞳が輝き、相対する英雄達。



あ‥‥
あ‥‥!
あいぃ~~~ッ!!

クッ‥‥
オレは帰るんだ‥‥!
みんなのトコにッ!!

拙者も己の道を行く‥‥
それを 阻むと言うならば‥‥
斬るッ!!

‥‥
私は自分の世界に‥‥
戻りたいだけだ!

お師匠様‥‥!
僕に勇気を!

いいかげんに‥‥
あまえんじゃないよ!

死ぬ前に もっと‥‥
食っとくんだったッチ~!

負けねえ‥‥!
俺は最強になるんだッ!!



そして、『オディオ』の名を連ねた敵達と2度目の対決となる。
今一度、憎しみを超えていく戦いでもある。

ぶっちゃけ各編のボスラッシュ。ただしメンバーはおらず、タイマンとなる。
特にポゴ・サンダウンは育成してない場合やや不利。アイテムを活用しよう。



な‥‥なぜ勝てぬ‥‥!?


これが我々の運命なのか!?


我々とお前達‥‥
一体何が違うというのだッ!!


またしても敗れた事に声を荒げるオディオ。


各時代の英雄達*5に諭され、慰められ、叱咤された彼は―――
自らも人間である事を諦め忘れていた事、アリシアへの未練、
何より自身の心の弱さ、過酷な事実から逃避していた事を自覚する。



私が消えれば‥‥
お前達も それぞれの世界に帰れる‥‥


だが‥‥覚えておくがいい‥‥


誰しもが魔王になりえる事を‥‥
『憎しみ』がある限り‥‥


いつの世も‥‥


塵となって消えていく、かつての勇者。

『憎しみ』に打ち勝った英雄達は各々の時代に帰還する。
オルステッドの最期の言葉を脳裏に刻みながら。


そして、プレイヤーを迎える「Live over Again」「Live for Live」へ……。


●余談
オルステッドは自分たちと英雄たち、一体何が違うのかと語るがはっきり言えば全く違う。それを何より体現しているのがオルステッド自身である。
中世編の流れ全体を通して眺めると、彼はほとんど行動の指針を自分で決めてはいない
景品が結婚と言われて婚約し、助けてと言われて助けに向かい、英雄を覚醒させようと言われて山に赴き、倒せと言われた魔王が生きていればこれを倒した。
挙句の果てに、誰も指示してくれなくなったらしがない村民や自分を捕らえようとするルクレチア兵の元に赴く。そして、姫の元に向かうように言われ、全てを見失ったらごらんの有様である。
それを示すように、決して寡黙ではないにも拘らず、中世編では最後以外彼のメッセージウィンドウが表示されない。プレイヤーの手を借りて意思表示する選択肢も持たず、強いて言うなら名前入力の場面しかない。
全ての指針を失い、問答無用に己を引きずり出されるまで、徹底的に他者に縋りついていたと言える。

憎しみとは、言い換えれば事の原因が他者にあると主張すること
生態系の頂点から引きずり降ろされるもしぶとく生き続け、代わるものを脅かしていたおーでぃーおー
静寂が維持されない理由をクルーたちの不和とみなしたOD-10
融和というお題目で生み出されるも、分かり合えることを不可能と決めつけ、倒されてなお液体人間たちが道連れを生み続けようとした尾出居
脆弱な人間であることを嫌い、かつて打ち滅ぼされた者達の亡霊を従え、憎しみを生むと言われても力による支配を欲した尾出院王
ただ一頭生き残り憎しみで変容して無法者と化し、無関係だろうと生きてることが罪とするかのように暴れるO・ディオ
他人とは裏切るもの、情とは無価値というものの証明に心山拳の弟子達を部下に襲わせたオディワン・リー
最強を目指すにあたり、再起もありうる敗者の生存を許容しなかったオディ・オブライト
己を魔王と糾弾し裏切った者達を、想起させる者たちを滅ぼし尽くそうとして、仮に滅ぼし尽くせば今度は存在意義を見失い燃焼したかのようになってしまう魔王オディオ
皆、牙を剥く理由の悉くが他人ありきなのである。
それに対する英雄は、各々の編の終わりに己の中に答えを見出し、「これから」の道をも見つけた者たち。
他人に責任を押し付けた"勝者にも敗者にもなれていないただ強いだけのハリボテ、ただ荒ぶるだけの憎しみ"が、LIVE A LIVE(無二の己を生きる)を貫いた彼らに勝てなかったのは、ある意味必然だったのだろう。*6

●小ネタ
  • オディオ
オルステッドの言う通り、オディオはラテン語で「憎しみ」の意。
全シナリオのボスは名前に「オディオ」を冠している。
功夫編とSF編はやや湾曲だが、功夫編のオディワン・リーの「ワン」は中国語で「(おう)」を意味し、SF編のOD-10は「10」を「IO」に置き換えるとODIOと読める。
小学館の攻略本によれば「オディオの時空を超えた憎しみが彼らを操っているため」(意訳)とされる。

そしてリメイク版では各シナリオのボスたちは赤黒い瘴気のようなオーラを纏って登場し、何か憎しみが影響を与えていてもおかしくないという迫力を与えている。

  • EDの変化
幕末編ラストで坂本龍馬の申し入れに応じたか、西部編でマッドを撃ったかで演出が変わる。
また、西部編でマッドを撃たなかった場合、SFC版とリメイク版では演出が異なる。

  • PURE ODIO
セントアリシアの効果音はサントラでもPURE ODIOが流れ終わった直後に流れる。
元々トラウマ技なのに面食らった人も多い。下村さん嫌がらせですか。ちなみに2012年版再販サントラでも相変わらず。
リメイク版のサントラには収録されていない。

  • 声優について
ストーリーの経緯上、リメイク版での魔王オディオの担当声優はオルステッド役の中村悠一氏なのだが、魔王と成り果てた男の狂気と悲哀の演技は圧巻の一言に尽きる。*8
中世編ラストから最終編にかけて全て見どころだが、上にもあるとおり、NEVER ENDでの戦闘でのボイスも必聴。ただし人によってはセントアリシア並のトラウマになるかも。

魔王オディオがゲスト出演(第一話ボス)。このシナリオ自体『LIVE A LIVE』のパロディ。
だが、姿や性格はストレイボウに近い。
先代アルマムーン王もオルステッドを意識したキャラになっている。
なお、条件を満たすと奥の手で主人公に助力してくれる。

余談だが、バカゲーである半熟英雄シリーズへの登場ということで、時田氏はあるゲーム誌の取材で「オディオって、関西の方言でおしりって意味のおいどをローマ字逆さ読みしたんですか?」と聞かれ、「え…いや、ラテン語で憎しみって意味で…」と説明する羽目になった。

ルクレチア王国の後の世界が舞台。魔の手との戦いに、オルステッドの面影がある男が間接的に手を貸してくれる。



お前達の勝ちだ‥‥
さ‥‥追記・修正しろよ‥‥

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最終更新:2024年04月20日 22:36

*1 リメイク版だとタメ時間が付いたので注意

*2 戦闘中に狂ったように笑いだしたり、挙げ句の果てに主人公側が倒されると、倒した側のくせに「誰か私を殺してくれー!」などと言い出す始末……

*3 仲間にする条件のみ満たしてあれば、パーティに入れる必要はないので、実は主人公一人でピュアオディオを倒し、なおかつ真EDを見ることもできる。もちろん難易度はそれなりに上がるが、SFC版・リメイク版どちらでもきちんと対策を練れば難しくはない。

*4 心山拳師範は各々で台詞の内容が異なる。順にレイ、サモ、ユン。以下同じ。

*5 リメイク版ではもちろんフルボイスの上、各主人公ごとにこのシーン専用のドット絵とモーションが用意されており、開発陣の気合の入れっぷりがうかがえる。特にキューブやポゴ主人公時の演出はSFC版より格段にパワーアップしており、涙したプレイヤーも多いのではないだろうか

*6 一応最終編オルステッドルートで英雄たちに勝利することはできる…その後の流れは兎も角、だが。

*7 戦闘中はYボタン(PS4・5は□ボタン)で味方キャラ全員のステータスを見られるようになっているが、ラストバトルでは味方キャラが増えていくタイミングで是非、ステータス画面を見て欲しい。最大8キャラのステータスが並び、彼もまた8人目の主人公であったことが示されている。

*8 中世編ラスト前との落差を出すため、あえて中世編での戦闘ボイスを「癖のないノーマルな主人公っぽく」演じているのではないかと思わせてくれる。