姫海棠 はたて

登録日:2010/04/01 Thu 13:40:20
更新日:2024/01/27 Sat 18:13:32
所要時間:約 4 分で読めます




東方Projectの登場キャラクター。


姫海棠(ひめかいどう) はたて

種族:鴉天狗
能力:念写をする程度の能力
通称「今時の念者記者」
テーマ曲:無し(某二次ゲームでは「あなたの町の怪事件」が使われている)

妖怪の山に住む鴉天狗で、射命丸 文と同じく新聞を発行している。新聞の名前は花果子念報(かかしねんぽう)という。
写真を撮るのでカメラを持っているが、そのカメラはどう見ても二つ折りのガラパゴス携帯(らしきもの)。
彼女は新聞記者であるが能力の関係であまり出歩かないため、同じ妖怪の山に住む者同士でも(に比べて)顔が狭い。


■能力:念写をする程度の能力

念写と言っても自由自在に遠隔地の写真を写し出す事が出来る能力ではなく、持っているカメラ(携帯のようなもの)に探すキーワードを入れると、
キーワードに関連した写真が自動的に見つかるというもの。
写真を「撮る」のではなく「見つける」能力なので、誰も見たことが無い未知の物の写真を取る事は出来ず、
いわば誰かが撮った事がある写真の中から検索するような能力だと思われる。


■初登場は東方Project第12.5弾「ダブルスポイラー ~ 東方文花帖」

またダブルスポイラーのジャケット絵のシルエットは彼女である。

ダブルスポイラーでは、最初は前作のように文で進めて行くが、最後の難易度を全てクリアするとシーン選択画面ではたてにキャラチェンジが出来るようになる。

東方作品にしては珍しい初登場にして自機のキャラ。

各シーンのクリアフラグは文とはたてで別々であり、写真に対するコメントも違うものが用意されている。


■設定

同じく天狗で文々。新聞を発行している射命丸文とは、天狗の新聞大会で発行部数を競い合うライバル関係である。
はたては文の新聞を最低の記事と評し、片や文ははたての新聞を妄想新聞、弱小新聞と揶揄するなど仲はあまり良くない。

文は知っての通りあちこちを自分の足(羽)で飛び回って写真を撮り、記事を書いている。
文の主観が多分に混じるため、出鱈目ばかり(はたて談)ではあるものの、記事の速さ・オリジナリティは特筆すべきものがあり、
はたて自身も「不思議な魅力がある」と感じている。

一方で彼女自身の新聞、花果子念報はあまり人気がある新聞ではなかった。
彼女の能力で念写した写真は既にどこかで見たようなものが多く、殆どの場合他の新聞とネタ被りをする上に情報が遅かった。
加えて、彼女はこの能力を活用して家からあまり外に出ずに写真だけで新聞を作っているため、記事に新鮮味が生まれない。
はたては文々。新聞の人気の秘密を探るために文の後をつけるのだった。

引きこもりの割に性格は明るくオシャレであるが、その事に対して神主は「そういう人程他人からの目が気になるかも」とコメントしている。


■性格

良くも悪くも素直
引きこもりの癖にプライドは高いが、気に入ったものや感心したものには非常に素直な賞賛を送り、また見習うべきはしっかりと受け入れる。
しかし自分が嫌いなものには「キモーい」などと嫌悪したりする。がその嫌いなものが余り多くはない、典型的な若い少女
基本保守的な天狗にしては珍しく、近年の外の世界の技術や人間の流入を警戒はしつつも肯定している。
人懐っこく表裏がない性格の為さとり妖怪も嫌悪していない反面、無礼講とはいえ上司である大天狗の頭を叩いたり礼儀はなってない

しかし長生きしている天狗である為か、生死や他人に対しては驚くほどドライ。
それどころか殺人事件を「燃える」と言うなど不謹慎を厭わない面もある。
とはいえ全く人情が無いわけではなく、同じ天狗のとは仲良し。
互いに新聞に対しては酷評を繰り返しているものの、本人たち同士は意外と気が合うらしい。
ただし魔理沙と絡んでいるのを見て「拐わないのか」と疑問に思うなど、天狗以外の族にはどこか冷たい一面も持ち合わせている。

■はたてのカメラ

はたての仕事道具のカメラだが、どう見てもガラパゴス携帯
ダブルスポイラーの性能だけで見ると文の使うカメラに比べて連射が効く代わりに取れる範囲が狭い。
明暗の違う黄色でハート型のデコシールが貼られており、筆のようなストラップがつけられている。
河童製で完全防水、パノラマ機能まである高性能携帯で現在でも愛用している。
なおはたてはあくまでこれを「カメラ」と認識している。そのためかまだ完全に使いこなせてはいないようである。

発売当時の2010年はまだスマートフォンがまだ普及しきっておらず「(当時の)今どきの女子高生」と言えばデコったガラケーという時代であった。
だがスマートフォンの普及によりガラケーは淘汰され、少なくとも今どきの少女は誰も使っていないと言う状況。
東方の歴史が長くなるにつれ「今時の念者記者なのにちょっと古い」という難儀な状態となっている。
とはいえ幻想郷基準では最先端の技術を扱っているのも事実であり、智霊奇伝ではアジトにてデスクトップパソコンとプリンターを扱っている描写も見られる。電源どうしているのかは不明。


■花果子念報

はたての出している新聞。
早苗は「攻撃的な記事」と言っていたが、「東方求聞口授」にて実際に読めるそれは意外にも誠実
フォーマットこそ大きな写真に横書きというWebニュース風であるが、文章は硬く、最後は教訓で〆るというもの。
読者に対して説教を投げかけるのは確かに攻撃的と言えるだろう。どちらかというと早苗さんの言葉に棘があるが。
文々。新聞のように煽り立てたり、未知の技術に懐疑的な記事を載せて不安にさせて投げっぱなしにするようなそれとは旗色が違う。
正直な話教育的には文々。新聞よりこちらを読ませたほうが確実に良い。
尤も本人の破天荒さに比べて面白みがなく説教じみている為、マイペースかつ娯楽に飢えている幻想郷の住民には受けにくいのもまた事実であろう。




■以下二次設定

カップリングは天狗関係でなど。
また携帯電話関係で霖之助や蓮子との関係も注目すべきである。
他にも最先端ファッション同士ヘカーティア・ラピスラズリとも関わることが多い。
引きこもりながらも「海を知っている」等の理由から幻想郷の古株として、妖怪の山のメンバーと関わることも多い。
珍しいところでは某シミュレーションゲームでは早苗神奈子諏訪子との支援援護台詞が互いに存在している。

携帯電話で検索して写真を探す点からエロ画像、バカ画像、くぐってはいけないワードを検索してしまいひどい目にあうネタも多い。
登場からある程度の時が経ったのだが、自機キャラとしては意外な程に二次での登場頻度が少ない。
大きな理由としては引きこもりキャラというイメージが強いのとダブルスポイラーでは文と椛の仲が悪い設定も発覚したため、文のライバルというポジションのイメージがに喰われてしまったためだと思われる。

裏表の少ない素直な子といった感じが多く、文と違いパパラッチとして煙たがれることがほとんど無い。
逆に言うとアクが少ないキャラなので、あまりメインとしては見かけずサブやチョイ役が多い。
ツッコミ要員的な扱いが主。
パパラッチキャラ、トラブルメイカーとしてもは便利過ぎるので良く登場するが、彼女は感心したりはするものの自分から問題を起こすキャラではないため
「天狗を出すなら文でいい」ということなのだろうか。

また作中の言動はそれなりに明るい少女なのだが、登場当初は「引きこもり」というイメージに引っ張られていた。
その為ネガティブで根暗だったり、普段は無口なのに好きなことには口数が多くなるといういわゆる陰キャのような描かれ方をすることも多かった。
それに加え写真のコメントで食べ物に関する物が多い為、だらしのない生活をして太ってしまう展開になってしまう事も…。


■ほたて

はじめて姫海棠 はたてとニュアンスを聞くと「姫海棠 ほたて」に聞けることから由来。
すでに多数のはたて×ほたて画像がピクシブなどに職人たちの手によりあげられている。

■余談

実はこの項目は2代目である。初代は委託販売前だったため削除された。





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最終更新:2024年01月27日 18:13