天魔・紅葉

登録日:2012/07/30(月) 09:14:49
更新日:2022/05/11 Wed 23:35:39
所要時間:約 4 分で読めます





「今は龍明と……彼女はそう名乗っているのかしら?」


神咒神威神楽の登場人物。

CV:彩世ゆう/羽吹梨里 PC版/CS版





【基本】

夜都賀波岐の1柱たる女性の天魔で、豊満な肉体と花魁風の姿が特徴の穏やかな雰囲気の人物。
何故か、主柱代行の天魔・常世を娘のように扱う。
戦神たる天魔の1柱とは思えない程、理知的な性格で、不倶戴天の宿敵である坂上覇吐ら東征軍に対しても理知的な態度を崩さずに接する。
もっとも第六天波旬の走狗たる彼らへの侮蔑と憎悪は他の天魔には劣らないが。

本格的に現れたのは鬼無里にて。
摩多羅夜行、御門龍水、凶月刑士郎、凶月咲夜の前に天魔・奴奈比売と共に登場。
化外とは違い、明らかに見た目が人間である町の住民を使い、4人を捕らえる。
当時、天魔・悪路との戦いに敗れ、歪みを失ったとはいえ、卓越した武芸の持ち主の刑士郎や太極に至っている夜行ならば、たかが一般人に遅れを取る事はないハズなのだが、何故か夜行は「彼らには勝てん」と断じ、様子見に徹する事に。
夜行と龍水との問答で、何故か御門龍明を知っているという事を明かす。
龍明が波旬の細胞である彼らに何故期待を寄せるのかを知りたがるが、2人との問答の末、買いかぶりであったと断じ、改めて東征軍と敵対する事を宣言し、なんと鬼無里の住民と共に一瞬で姿を消した。この問答時に龍水に激しい敵対心を持たれる。



東外流で本格的に交戦。
彼女は里の住民を従え、東征軍を襲撃。
が、何故か龍明や龍水の術を彼らは受け付けず……。







【能力】


「……鬼。鬼の、繰り糸……っ」

太極・無間等括地獄

これは簡単に言えば死体操作の力。
紅葉の能力圏内で落命した者は彼女の太極下に下り、彼女の操り人形になる。
厳密には死体達は完全には死んではおらず、肉体に魂を固定されたまま操作されている為、一応生前の人格を持つが、完全に紅葉に操られるがままになる。
どちらかというと魂を操る力と言える。

この太極の恐るべき点は紅葉の存在強度をそっくりそのまま死体達が持つという点。
紅葉を害する力を持たない者が、幾ら攻撃しようが死体一人にすら敵わないという事。
それが数万単位で攻めてくるというのがどれほど恐ろしいかは言うまでもない。
前述の特性上、死体の増殖性も恐ろしい点である。
軍勢同士の戦いならばまさに無敵の太極である。

反面、彼女自身の戦闘力は無いに等しく(それでも初期の東征軍を上回る能力だが)、直接的な力なら常世に並んで最低レベルである。
随神相は鬼面を被った女性で人間と同じ両腕に加えて、背中から自身と同サイズの男女死体を操る異形の両腕を生やした巨人。



以下、本作ネタバレが含まれます。













かつて聖槍十三騎士団・黒円卓第十一位の座にいた魔人であった。
旧世界にて夜刀や他の英雄達と共に波旬に挑むが惨敗し、彼に取り込まれる所を夜刀に拾われ、天魔・紅葉として再構成され、死を免れた。


龍明は旧世界において犬猿の仲であると同時に掛け替えのない親友という複雑な間柄であり、東征軍を見定める紅葉の方針は龍明への信頼から来るものである。
結果的に龍明が狙っていた事は空振りに終わり、紅葉も彼女の真意が見抜けず、完全に敵対関係になってしまう。

東外流での死闘では本来の力を引き出した龍明と懸命に食らいつく龍水の奮闘に一時押されるも、かつての力の拠所である修羅曼荼羅を失った龍明は肉体を崩壊させていき、再び流れは紅葉に戻り始める。
チュー忠を誓った相手の事も忘れたか」と龍明を詰るが、逆に黄昏の世界にしがみつき停滞しきった自分達の現状について一喝され、エルボー平手打ちを受ける。

その時、龍明がかつての彼女から何ら変わってない事を知り、今の世界を変えるなら愛娘をも犠牲にしなければならない事に苦悩する。
一方で久雅竜胆の天魔覆滅に追い詰められる常世。竜胆の一矢から彼女を守る為、身を投げ出した紅葉は胸を射抜かれ、致命傷を負う。
今際の時、自分と龍明が全く同じ立場……娘を誇る母親という事に気付き、いつか娘自慢をしたいと微笑みながら消え去った。





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最終更新:2022年05月11日 23:35