登録日:2022/11/24 Thu 16:22:06
更新日:2024/03/18 Mon 16:05:04
所要時間:約 10 分で読めます
征服ではない。神に楯突く愚かな民に、神託を下しに行く。
【データ】
身長:54.3m(縮小時:241cm)
体重:25.0t(縮小時:111kg)
武器:粛清の矛
得意能力:運命の知らせ、三つ又の赤い闇
神罰:なし(選ばれてない)
モデル:カナン神話、若しくは
クトゥルフ神話の神「
ダゴン」
【概要】
冥府神の実質リーダーを務めている鯛を彷彿とさせる頭部を持つ神。
知り合いにブルラテスと同じ声の上司やスフィンクスと同じ声の女性隊員がいる元軍人とは無関係。
非常に厳格な性格で、闇の戒律に従い冥府神の行動を管理しており、彼より階級が上の二極神もダゴンには従っている。
闇の戒律を絶対視しており、戒律に反した者には躊躇なく制裁を下し、
サイクロプスの神罰執行中にもかかわらずドレイクが単独行動をしていた際には苛立ちを見せていた。
しかしながら自身はン・マ復活の為ならば平気で戒律を捻じ曲げて
「今は俺が戒律だ。」と言い放った、
「俺がルールだ!」を地で行く性格。
これの主な被害者は真面目なスフィンクス。
この傲慢で身勝手な性格が自業自得とはいえ、最終的には身を滅ぼすことになる。
【戦闘能力・武器】
トードを除いた冥府神の例に漏れずその実力は本物で、初登場時にナイ・メアと話していた
ワイバーンから
「一番おっかないのはダゴンかなぁ。ダゴンは…無敵だ!」と評されている。
当の本人からは「くだらんお喋りが過ぎるぞ…」と言われたが。
武器である「粛清の矛」は
イフリートや
スフィンクスを問答無用で死に至らしめ、眠りの湖へ辿り着いた
ティターンの体を貫いて絶対神ン・マの転生を成功させたほか、マジマザーの放った魔法を防いで反撃し光線でダメージを与えるなどしている。
神罰執行神に選ばれることはなかったが、もし選ばれたのであればマジレンジャーの苦戦は免れなかっただろう。
【劇中での活躍】
Stage.35では他の冥府神と共に姿を現す。
続くStage.36では「裁きの石板」により神罰執行神の一番手となったイフリートが
マジレジェンドとトラベリオンを追い詰めながらも自身が定めた闇の戒律、「塔に灯した火が消えるまで生き残れ」 を守れなかったために
「愚か者が…!」と言い放った上で粛清し、仲間の冥府神であれど容赦のない姿をマジレンジャー(と視聴者)に見せつける。
その後も神罰執行神に選ばれることはなかったが、ン・マの転生の兆しが一向にないことに疑問を感じるようになり、『嘆きの湖』へ向かうと、
ウルザードがン・マの魂を取り込んでいることが明らかに。
これを受けたStage.42ではバンキュリアに発信機になる自信の鱗を渡し、
ドレイクの神罰執行中に
裁きの石板には選ばれていないスレイプニルを介入させようと画策。
この行動にはスフィンクスに苦言を呈されるも、
「今は天空聖者などにン・マの魂が取り込まれている由々しき事態。特例だ。今は俺が戒律だ。」と言い返し、ウルザードを誘き出そうとする。
そしてスレイプニルはドレイクに加勢し、ドレイクがトラベリオンを、スレイプニルがマジレジェンドを相手にする中でウルザードが駆けつけてスレイプニルはインフェルシアへ追い返されたものの、バンキュリアが鱗をウルカイザーへ埋め込んだことによりウルザードの居場所を特定出来るようになった。
Stage.43~Stage.44ではワイバーンとティターンを率いてウルザードの前に現れ、ン・マの魂を奪い返すための戦いを仕掛ける。
自分一人でいい、と言ったワイバーンはウルザードに苦戦を強いられ劣勢となったものの、ティターンには「今日に限っては本気を出せ」と指示、凄まじいまでの実力を見せてウルザードを圧倒したところの背後を突いてン・マの魂を奪い返すことに成功する。
Stage.45~
Stage.46ではン・マの魂が神罰執行神に選ばれるも、既に神罰を解除していたティターンを依代にした。
芳香との交流により心変わりしたティターンはン・マの転生を拒否、『眠りの湖』へ向かおうとし、激戦の中で復活したウルザードファイヤーにワイバーンが
バンキュリア経由でティターンの居場所が判明してティターンの元へと向かえと命令したのにリベンジしようとして返り討ちに遭い無駄死に撃破されたが、先回りしてティターンを殺害、遂にン・マを転生させる。
Stage.47ではスフィンクスが神罰を放棄したことに激怒し、彼女の統治するマルデヨーナ世界『賢者の夜』へスレイプニルと共に赴いてン・マの命令へ背いたことを咎める。
「地上界に惑わされるとは愚かだな…」と言い、「愚かなのはン・マしか見えぬ貴方達です!」と反論されるも、「それのどこが悪い?ン・マは絶対なのだ!」と言い返してスフィンクスを殺害する。
Stage.48ではスレイプニルが神罰執行神に選ばれた中、自身も地上界へ赴く。
マジレジェンドを圧倒するスレイプニルを見て
「戦士の中の戦士。魔法使いに勝ち目はない。」と評した中で現れた
マジマザーと対峙する。
知りたいと思ったの。あなた達インフェルシアが何故、そうまでして戦うのか。そこに、何の意味があるのです?
"何故戦うのか"か…お前も血迷い滅びたスフィンクスと同じだな。絶対神ン・マの世界は完全なる闇!そこに曖昧なものは要らん。排除するだけだ!
戦わず自身を止めようとしたマザーとの言葉にも耳を貸さず交渉は決裂、戦闘を開始し
闇だけの世界には変化も成長もないはず。永遠に封じられた世界だけが望みですか!?
ン・マが望むならそれが絶対なのだ!闇の力は偉大なり!
なおも説得を続けるマザーの放った魔法を粛清の矛で弾いたところで光線を放ってマザーを圧倒する。
更にスレイプニルの攻撃にマジレジェンドが敗北、変身が解けた5人の前に迫って
魔法使い達よ。お前達が事あるごとに口にする勇気とやらはどうした?
と皆を鼓舞した中で
自らを犠牲にする。それがスフィンクスの言う、お前らの絆というやつか?
ならばお前に、インフェルシアの力を、インフェルシアの景色を見せてやる。闇の力の生き証人。
と言い、深雪をインフェルシアに拉致してしまう。
これより絶対神ン・マがもたらすインフェルシアのあるべき姿を見せてやる!
と深雪に宣言したその時、Stage.47で殺害したはずのスフィンクスが現れる。
実はスフィンクスはバンキュリアの不死身の力により助けられていたのだ。
おまけにバンキュリアはスフィンクスに仕えると宣言、これに大いに動揺した姿を見せる。
スフィンクスは
私達は実に、多くの大切な物を失ってきました…。失い、奪うのはもう良いでしょう。私は勇気と言う物を知りたい。地上の者達と一緒に…ダゴン、あなたも一緒に…
と優しく言葉をかける。だが
まだそのような戯言を…永久の闇。完全なる虚無!俺が求めるのはそれだけだ!
となおもン・マに執着する姿を見せていると、不意に放たれたウィズダムカノンの一撃で致命傷を負わせられ、死亡する。
このFinal Stageでの件は
スフィンクスの回想シーンでの出来事であり、終盤まで生き残っていた冥府神の中でもスフィンクスは改心してから一時的に退場したものの最終的には生き残る、スレイプニルは敗北寸前で勇気を理解したのに対し、終始ン・マを転生させることに執着した結果、リーダーだったにもかかわらず、最期は裏切ったスフィンクスに倒されるという非常に情けない因果応報な末路だった。
【客演】
【余談】
- モデルは新選組の土方歳三。
どこが?と思うかもしれないが、規律を捻じ曲げてでも組織を守ろうとする冷徹ぶりは勝るとも劣らないという。
wiki篭り達よ。お前達が事あるごとに口にする追記・修正とやらはどうした?
- ついに来たか。敗北を知ったン・マが驚愕してたあたり、実力は買われてたんだろうな。 -- 名無しさん (2022-11-24 16:34:17)
- ついに来たか。敗北を知ったン・マが驚愕してたあたり、実力は買われてたんだろうな。 -- 名無しさん (2022-11-24 16:36:13)
- 今思うと『闇の戒律』もバンキュリアが読もうとしてどこかに飛び去った『闇の預言書』もダゴンの自作自演だったんじゃないか?と思う -- 名無しさん (2022-11-24 17:22:42)
- メリル(スフィンクス)にやられるスネーク・・・ -- 名無しさん (2022-11-24 17:25:04)
- しかし、ダゴン....改心して欲しかったな......。でも、そーなるとン・マの味方は誰もいなくなりそうなんだよな....。 -- 名無しさん (2022-11-24 21:46:52)
- 個人の希望をタグにつけるのはどうかと思う>ようやく立った項目 -- 名無しさん (2022-12-01 11:24:00)
最終更新:2024年03月18日 16:05