parasite eve(ゲーム)

登録日:2009/08/20(木) 22:45:54
更新日:2023/03/16 Thu 13:10:23
所要時間:約 6 分で読めます




最凶の敵は、自分の中にいる



この項目はゲームの項目です。
原作(設定の元)にあたる小説の項目はこちら


【Parasite EVE】

Parasite EVEはスクウェアが1998年発売したゲームである。


○あらすじ

数億年の昔から人間の細胞に寄生(パラサイト)し、核と共生してきた“ミトコンドリア”。

もし、ミトコンドリアが意思を持ち“来るべきある日”に向けて人類との共生を始めていたのだとしたら…

クリスマスイヴの夜、ニューヨーク。運命のその日、“彼女”は目覚めた。

「わたしは…わたしはイヴ」

そして今、人類とミトコンドリアの「種の保存」を賭けた最後の戦いが始まろうとしていた…

(説明書より抜粋)

前述の通りゲームのベースは日本の小説で、ゲーム中でも何回か話に出て来るので読んでみると良いと思うよ!


○登場人物

○アヤ・ブレア
ニューヨーク市警第17分署に配属されて半年の警官。最初に起こった劇場での観客発火事件でミトコンドリアが覚醒。以後超人へ…
スタイル抜群で頭に超がつく程の美女。
FFシリーズのキャラデザでお馴染み野村哲也氏がデザインしたキャラの中でも一番美しい女性と言われている。
続編ではミトコンドリアが覚醒した影響で不老。
美しい上に不老とは全世界の女性が敵に回るぞ…。
だが、普通の人間でありたいと願ってるアヤは自身の不老を嫌っている。
漫画版では何とレズ恋人がいる。

○ダニエル・Bo・ドリス
アヤの父親的存在のベテラン警官。仕事一筋過ぎて妻とは離婚し、息子を一人で育てている。考えるより行動するタイプの人。

○前田邦彦
日本の科学者。日本での事件をよく話してくる。服装とか髪型とか気にしない人。アヤに好意を持ち、何かと御守りをくれるが正直邪魔です…

○メリッサ・ピアス
新進のオペラ女優。最初の事件でミトコンドリアが覚醒し、ミトコンドリアに体を乗っ取られた。受胎したばかりの時の姿がすごく…キモいです…

○Eve
メリッサの中で覚醒したミトコンドリア。観客を火だるまにしたり、一瞬で人々をドロドロの液体みたいにできる凄い奴。


ゲーム内容はアクションRPGで、敵の攻撃を避けながら戦ったり出来るが、大抵屋内戦闘だと狭過ぎて攻撃が避けられなかったり、アヤの移動速度が鈍足過ぎてマップ移動でのストレスが溜まり易い。

武器はハンドガンからロケット砲まで色々あるが、筆者的にはハンドガンが行動が早いから最強だと思う。

主人公は覚醒によりパラサイトエナジー(いわゆる魔法)が使える。回復や攻撃、FFでお馴染みのへイストやスロウもある。正直ボス戦はへイスト無いと勝てない。

このゲームの最も凄い所はムービーの綺麗さだと思う。
当時にしては綺麗過ぎる。
下手すると最近のゲームよりもずっと綺麗かもしれない。

さすがアメリカからチーム呼んだだけあるな…


このゲームのムービーが綺麗過ぎて化け物達がめちゃくちゃグロい。苦手な人は気をつけてプレイしよう。


○ミトコンドリアとは?

ミトコンドリアとは生物の細胞内にある器官である。
この器官が作りだすATP(アデノシン三リン酸)を使い、生物は活動する事が出来る。生物内に存在するがその生物の細胞核とは違ったDNAを持つ為、独自に自己増殖する。
このような特異な関係から共生説が提唱された。


前にも書いたが原作は映画にもなった日本の小説なので、気になった人は本屋へ行こう!
既に20年以上前の作品なので今なら古本屋で安く手に入れる事も可能である。

なお、マイナーだが漫画化もされている。
こちらではアヤもイヴも惜し気もなく脱いでいるのでファンは必見。


【Parasite Eve II】

Parasite EVE発売の翌年にPSで発売された続編。
だが、こちらは前作の時よりもバイオハザード寄りのシステムのアクションゲームとなっている。

前作のストレスポイントであったアヤの鈍足ぶりも解消され、無限に弾丸が補給出来るポイントが各ステージに追加され、敵を倒す事で経験値を貯めてアヤの使うパラサイトエナジーを強化したり、資金を貯めて武器を購入するなどの新しい要素によって前作以上にRPGらしくなり、出来るだけ敵を倒さずに弾薬を節約して進むバイオハザードシリーズとの差別化がなされている。

もっとも、本家バイオハザードも4でRPGの様に装備を買ったり出来る様になったりしている。
これもある意味皮肉な結果と言うべきか。

ちなみに、中盤でのアヤのシャワーシーンのムービーがとにかくエロい。これだけでも一見の価値あり。


○あらすじ

1997年クリスマス・イヴ、カーネギー・ホールで発生した集団人体発火事件を発端に、一週間に渡ってニューヨークを震わせた『マンハッタン島封鎖事件』。

それは、数十億年の太古から細胞に寄生し、人類と共に進化してきたミトコンドリアが突然覚醒し、意思を持って活動を始めたことに起因するものだった。

凄惨を極めた事件はN.Y.市警のアヤ・ブレア刑事の活躍によって一応の解決をみたが、それはまだ、さらなる惨劇の始まりに過ぎなかった。

事件後、次第に収束しつつあるミトコンドリア関連事件を追い続けていたアヤがその事実に気づいたのは、惨劇の記憶もようやく薄れ始めた2000年、9月。

肌寒い夏の終わりの日だった…。

(説明書より抜粋)


○登場人物

○アヤ・ブレア
連邦捜査局(F.B.I.)L.A.支局「M.I.S.T.(ミトコンドリア調査・鎮圧班)」所属の捜査官。
通称N.M.C.(ネオ・ミトコンドリア・クリーチャー)ハンター。
3年前、N.Y.を未曾有の混乱に陥れたミトコンドリア「イヴ」の反乱(通称「マンハッタン島封鎖事件」)において、当時N.Y.市警の刑事だった彼女は、海軍と協力して、事件解決に多大な貢献を果たした。
しかし、その際に、自らの体細胞に眠っていたミトコンドリアも覚醒するという事態に直面し、事件解決後、仲間への配慮から市警を退職する。
やがて、極秘に創設された「M.I.S.T.」にスカウトされると、西へと広がるN.M.C.を追ってL.A.に赴任し、今回の事件に遭遇する。
覚醒したミトコンドリアにより、細胞が活性化しており、実年齢(27歳)よりもかなり若く見える。


現在PSアーカイブスとして1と2が配信中なので3の前に予習としてどうぞ。


The 3rd Birthday

2010年末に11年ぶりの新作としてPSPで発売。
製作発表がされた段階ではパラサイトイヴ3が仮タイトルだったが、従来のパラサイトイヴシリーズの要素がほぼ薄れた為、このタイトルに変更となった。

しかし、完全な新作ではなくちゃんとした続編である為、1からは前田、2からはイヴとカイルが再び登場するなど、前作との繋がりも残っている。

初回封入特典として、2011年発売のディシディア デュオデシムでライトニングにアヤの衣装を着せる事が出来るプロダクトコード付き。

今作では主人公のアヤも39歳となったが、前述の通りミトコンドリア覚醒の影響で20歳前後の美貌は未だに健在の模様。
世の女性の声「なん…だと…」




ミトコンドリアはより良い進化の為に追記・編集を求めています。

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最終更新:2023年03月16日 13:10