機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

登録日:2011/07/28 Thu 01:26:17
更新日:2024/04/05 Fri 22:00:30
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星の屑満ちる時 ガンダム再び宇宙へ


機動戦士ガンダム0083
STARDUST MEMORYジオンの残光




1991年に発売されたOVA作品。全13話。略称は「0083(ダブルオーエイティスリー)」。
機動戦士ガンダム』と『機動戦士Ζガンダム』の間の空白の期間を描いた物語。もっといえば、Ζガンダムで台頭したティターンズ設立のいきさつを描いた作品。
前作『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』にて、アレックス登場回のソフトの売れ行きが突出していたことを受け、ガンダムの出番とアクションシーンが重点的に強化されている。


脂の乗り切った90年代OVAの中でもとりわけ優れたアクションシーンや、渋い男たちの物語で人気を博している。
一方「『Ζ』より前の時代にしてはメカのオーバースペックが過ぎる」「ガンダム対ガンダムという構図の定番化」「演出がジオン贔屓じゃないか」などの方向から批判されることも多く、
特に最後については監督の他作品でも似たような傾向が見られることから槍玉にあげられがち。
また、コウとニナとラブストーリーが最悪の結果で終わったことで、恐らく製作が想定していないであろう「ニナ=悪女」という構図を作ってしまい、
描写不足で視聴者に悪い印象をもたらす後半の展開も何かと言われがち。

それでも汚れ仕事を押し付けられた挙句故郷も奪われ宇宙を流離うしかなかった海兵隊の存在や、
ジオンの蛮行のせいで環境を破壊され被害を被る地球連邦軍などジオンの闇も描写されており、決してジオンマンセー作品ではない。
当初はともかくネットや各書籍などで考察や評価された結果、ジオン側の人物は「結局はテロリスト」と言う見方となる等評価も変わりつつある。

本作における登場するMS・MAの中には、後年のグリプス戦役よりも設定的に高性能な機体が散見されるが、これに関しては、「ガンダム開発計画」を推進していたコーウェン将軍の失脚並びにコロニー落としという“不祥事”を隠蔽したかった連邦軍上層部の意向により事実上無かった事にされた(黒歴史)というのが劇中で触れられており、設定の整合性を保っている。

機動戦士ガンダムAGE クライマックスヒーロー』の作者・鷹岬諒のお気に入り作品でもある。



【ストーリー】


宇宙世紀0083年。オーストラリアの地球連邦軍トリントン基地に向かう一隻の強襲揚陸艦があった。
その揚陸艦アルビオンに積まれていた2機の試作ガンダム。トリントン基地に所属するテストパイロットの一人である青年、コウ・ウラキはその威容に目を奪われる。
一方、アナハイム・エレクトロニクスのシステム・エンジニア、ニナ・パープルトンは、ガンダム試作2号機が核装備であることを見抜いたコウの観察力に舌を巻いていた。
しかし、核弾頭を装填した直後、2号機はジオンを名乗る男に強奪されてしまう。
それと時を同じくして、突然の攻撃がトリントン基地を襲った。眼前で奪われた2号機を止めるため、コウは試作1号機に乗り込む。
基地から逃亡しようとする2号機の前に立ちはだかるコウの1号機。
2機のガンダムの対峙が、新たなる戦いの幕開けとなった。



【主な登場人物】

地球連邦軍

今作の主人公。19歳。
トリントン基地にテストパイロットとして配属され、バニングの課す訓練を受けていたが、ガンダム強奪の現場に居合わせたため、咄嗟に1号機に乗り込みガトーを追撃することに。
シリーズ初の最初から軍人の主人公で洞察力も素晴らしいのだが、猪突猛進の気がある。
ちなみにパイロットとしては珍しいぐらい、女性関係はウブ。
「ここから出すわけにはいかない!」


本作の(一応)ヒロイン。
通称紫豚
1号機、2号機専属のシステムエンジニア。
そしてガンダム三大悪女の鉄板の一人(※ちなみに三人目はよく論争が起きる)。
制作側の都合によっていいように扱われた感も否めない人。
「いやぁ!私のガンダムがぁぁっ!!」


  • チャック・キース
コウの親友でナイメーヘン士官学校時代からの悪友。眼鏡男。
どこか頼りない印象を受けるが、コウと違い女性に対してはなかなかのナンパ野郎である。
当初はヒヨッ子で、戦闘では終始怯えた様子だったが、コウがガンダム奪還の任務に就いた際は彼が行くと決めたためかMSパイロットとして乗船する。
元よりベテランジオン兵と戦って返り討ちにするなど素質はあったが、戦いの中でさらに成長していく。ついでに恋人もできた。
「ちくしょう!今更ジオンが何しようってんだよぉ!」


  • エイパー・シナプス
強襲揚陸艦アルビオンの艦長。
個人としては謹厳実直、そして艦長としても有能な人物だが、独断専行と作戦失敗と暴走行為を繰り返したあげくに後ろ盾までなくなり、アルビオンを私物化した罪に問われてしまう。
最後はもろもろの責任を負うことになった。
ただ本人にも一つだけでも銃殺刑となってもおかしくない問題行動がかなりあり*1
彼が一度でも連邦にとって有益となる判断をできたなら星の屑作戦は失敗していた可能性が非常に高い点を考えても、当然の罰を受けたと考えられる。
コーウェンと並んで逆MVP候補。だがこれについては不運な部分が多くあったことも忘れてはいけない。
ちなみに中の人はガトーの中の人のお父さん。
「……この位置からでは間に合わん!」


  • サウス・バニング
ベテランMSパイロット。階級は大尉。コウやキースの良き先輩でトリントン基地のパイロットでは一番腕がある。
一年戦争当時所属していた「不死身の第四小隊」を復活させる。
問題児ばかりの第四小隊をまとめ上げたり、ひよっこたちにも厳しいながらも優しく接する等人格者なのは間違いないが、女性にだらしない一面も持つ*2。奥さんと別居状態らしいことが仄めかされているが、おそらくはそのせいだと思われる。
「ウラキ、やりよったな。帰ったらビールを奢ってやる」


  • ベルナルド・モンシア
アルビオンの補充パイロット。階級は中尉。バニングの部下として不死身の第四小隊に所属していた。
ベテランパイロット典型的な悪癖で、態度が横柄なうえスケベ呼ばわりされたバニングよりも圧倒的にスケベ心を出している男。
しかし腕は確かで、新米がパイロットだったとはいえGP01をジムカスタムで相手にして圧倒していたところからもうかがえる。
バニングのことを心底尊敬しており、彼に大目玉を食らうと報告された時は狼狽していた。
「ちっ、二人も小便小僧はいらねぇよ」


  • アルファ・A・ベイト
モンシアと同じ元バニングの部下であった補充パイロット。階級は中尉だが、のちに戦時階級で大尉となる。
性格はモンシアと同じく素行がかなり悪い。だがそれでも多少の分別はあり、
深追いしようとするモンシアを窘めたり、バカにしながらもキースを最低限気遣うなど、見た目よりはまとも。
顎に傷があるがその由来は不明。
「鴨料理でも自前で作るかい!」


  • チャップ・アデル
同じくバニングの部下だった補充要員。階級は少尉でウラキ達と同じ。唯一円満な妻帯者でもある。
あまり目立たないが真面目かつ冷静沈着なパイロットで、ウラキをからかうための賭けからすぐ降りたり、
キースを唯一しっかりと気遣って導いていたのも彼。口ひげがトレードマーク。
余談だが目立たないことが災いしてか、過去のGジェネではゲーム内ステータスで曹長に格下げされたり、数少ない名言をキースに奪われていた。
逆にスパロボ初参戦となった第二次αでは中尉に昇進していた。
「落ち着けキース!突破されなければこちらの勝ちだ!」

ガンダム開発計画の責任者。階級は中将。
数少ない主人公サイドの理解者だが、最後まで自分の派閥者以外との連携がうまく取れずジャミトフやグリーンの邪魔をし続け、デラーズフリートのされるがままになってしまう。
また、核装備のMSを開発しようとしている面などから言っても決して善良な人格者ではない。結果的に見ればデラーズ紛争の逆MVPともいえる。
「……この一撃こそ、歴史を変える」


後のティターンズ総司令官。
今作でも味方艦もろともソーラ・システムⅡをぶっ放すなどこの頃から外道。
ただ、この作品においては状況的に仕方ない部分も大きい。
「構わん、撃て!」


後のティターンズ最高司令官。保守派閥のコリニー大将の部下。
今作ではシーマ艦隊を買収したりジョン・コーウェンを失脚させたりなど、裏で手を回しティターンズ設立のきっかけを作る。
「フ……完璧な囲みは敵に死力を尽くさせますからなぁ」


コンペイトウにて宇宙艦隊のほぼ全てを集めた観艦式の最高責任者。勘違いされがちだが、彼自身は保守派閥ではあるもののコリニー派ではない。むしろコリニーとは敵対する派閥を作っていた模様。
今作ではスペースノイド「ども」などと演説するなど矮小な人間として描かれている部分もあるが、よく考察してみると軍事的な手腕は割合まともであり、ガトー襲撃による急な状況変化に対応して、姿の見えない敵と密約を結ぼうとするなど非常に有能な人物である。
しかしながら、コーウェンと険悪だったせいかアルビオンの出現によって運命が狂ってしまう。
英国紳士の振る舞いを好み、船乗りの精神を引用して説くなど気障で洒落た面も持つ。おそらくだが紅茶が好物。
「キミ、レディは贈り物が好きだと相場が決まっている」


《デラーズ・フリート》

本作の実質的主役。「ソロモンの悪夢」の異名を持つ連邦教科書にも載るほどのエースパイロット。
ガンダムを強奪し「星の屑」作戦成功に向けて動く。
こう見えて25歳。良くも悪くも直情的かつ突っ走る性格。
「いいか、一人でも多く突破し、アクシズ艦隊へ辿り着くのだ!我々の真実の戦いを、後の世に伝える為に!!」

ジオン軍の残党デラーズ・フリートのトップ。連邦に対し宣戦布告を行う。
実は頭はスキンヘッドであって決してハゲているわけではない。
「かりそめの平和への囁きに惑わされる事なく、繰り返し心に聞こえてくる祖国の名誉の為に!ジーク・ジオン!!」

デラーズ・フリートに属するシーマ艦隊の長。腕は認められているが生意気、かつ彼女の部下はならず者が多く、信用はされていない。
終盤でデラーズを裏切り連邦軍に付く、ある意味第三の主人公。
本編だと悪い印象を持たれやすいが、実際は部下共々に暗い過去があり、一年戦争、そして「ジオンの大義」の被害者の一人。
「星の屑作」戦阻止のために尽力しており彼女が作中でもっと掘り下げられれば、本作の「ジオン贔屓すぎる」という点は解消されたかもしれない。
「あたしは、故あれば寝返るのさ!」

  • ノイエン・ビッター
元ジオン公国軍少将。
キンバライド基地からガトーを宇宙に上げるために、ブースター付きザクⅡを駆りアルビオンを攻撃する。
キンバライドの隠し基地を維持し続けていたこと、部下からも非常に慕われていたことからとても有能であることがうかがえる。MS操縦の技能も並ではない。
ガトーをして「武人の鑑」と言わしめたのは伊達ではないのだ。
「勝ったぞ……星の屑作戦に栄光あれ……!」

  • ケリィ・レズナー
元ジオン軍のパイロットだが、一年戦争時に片腕を失っている。劇中ではジャンク屋を営んでいてとあるMAをレストアしているのだが……
「ヴァル・ヴァロだぞぉっ!」


アクシズ

ミネバ・ザビの摂政でアクシズの実質的トップ。見た目はグリプス戦役当時とあまり変わらない。
大きな動きは起こさずに地球圏に先遣艦隊を送ったのみ。
ちなみにこの時点でも素晴らしい風格をお持ちだが、この時の年齢はなんと

16歳である。


16歳である。


そこらの駄目な大人はまず裸足で逃げ出すだろう。
しかも2年前までは普通に女の子してた。おいロリコンちょっとこっち来い。
「寒い……ここにあと何年……」


【登場兵器】

前半の主役機。
2号機強奪の際にコウが搭乗しそのまま彼の乗機に。
元々が地上戦に特化した装備タイプ・調整がなされていたため、宇宙空間では使用はできるものの性能はジム以下になる*3
本来は環境ごとに換装・調整することで最高峰の汎用性を得る予定だった。

  • ガンダム試作1号機フルバーニアン
中破した1号機を修復しつつ、宇宙戦に特化させて改修した機体。
戦況と1号機の状態を鑑みて完全な宇宙戦用MSに強化・改修されており、本来の1号機の宇宙戦用仕様とは異なる仕様になっている。
機体各部にバーニアが取り付けられているため、宇宙空間ではMA並の高い機動力を発揮する。
ちなみに機体スペックはこの後の時代に活躍したZガンダムよりも高いが、地上運用を考えればZガンダムの方が総合的な性能は上回ると思われる。

戦術核弾頭の運用を想定した機体。ジオン再構を望むガトーにより強奪される。
非常にゴツい見た目だが、肩の大型バインダーによって機動性自体は高い。
因みに劇中では南極条約違反と言われているこの機体だが、厳密には違反していない*4

後半の主役機。MS部分である「ステイメン」がアームドベース『オーキス』と合体した超ド級"MS"。
合体時の形状やサイズからMAで通じるが、連邦軍にMAの区分は無いため、どれだけデカかろうが「外部装備を背負ったMS」という扱い。
火力、機動力、防御力の全てが圧倒的で、接近戦にもある程度対応している。
その性能からデザイナーのカトキハジメに「オーパーツ」と言わしめた機体だが、そのデカさ故運用や整備も難しいため一概にグリプス戦役のMSやMAより優れているとはいえない。
  • GP03S「ステイメン」
GP03のMS部分。この形態での出番はOPの他にはわずか。
GPシリーズの中で唯一、劇中で一度だけコードネームの『ステイメン』の名で呼ばれた。


当時の連邦系量産機の最上位機種。劇中では特長が無いのが特徴と言われるが、アレックスのデータを参考に開発されたために性能自体は高い。
が、コストが高かったためエース用に少数生産されたのみに留まった。

一年戦争終結後にジムキャノン等のデータを元に支援用MSとして開発された機体。
生産ラインの大部分がジム・カスタムと共通。
チョバムアーマーを参考にした追加装甲があるが、アレックスのようにパージは出来ない。

皆さんご存知のザク……とは細部が少し違う。デラーズフリートが使用するが、連邦も戦後ジオンから接収したものを訓練機として使用している。

ゲルググの海兵隊仕様。シーマ艦隊に配備。しかしジムカスタム相手に旧式呼ばれされたり、地上装備の一号機に撃墜されるなど扱いは不遇。
カラーリング、武装が異なるシーマ専用の指揮官機も存在する。

破損したザクⅡF2型を改修し、なんとガトル戦闘機と組み合わせたリサイクルMS。
右腕は武器腕で、肩には丸いスラスター・ポッドを、足の代わりにプロペラントタンク兼用のスラスターを装備。
地味にカコイイ。
後にまさかのユニコーンにも登場した。

ビグロを発展させたMA。プラズマフィールドを装備し、機体表面にビームコートが貼られて遠距離からならビームライフルの直撃にも耐えられる。
劇場版では1号機との対決シーンが丸々カットに……

アナハイムが極秘裏にシーマ艦隊に譲渡した機体。
その正体は"ガンダム試作4号機"。
最後は試作3号機に串刺しにされた。

本作のラスボス機。機体シルエットがジオン公国のマークに似ている『ジオンの精神が形となった』MA。
腕には有線アームを内蔵しオールドタイプであるガトーでも擬似サイコミュとして使用できる。


【メディア展開】

1992年に総集編劇場版の「機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光」が公開された。
OVA制作当時にノベライズとコミカライズを経験している他、2000年にも松浦まさふみによる漫画『機動戦士ガンダム0083 星屑の英雄』が書き下ろしで発売された。
2014年からはガンダムシリーズの漫画の常連である夏元雅人が作画、OVA版の監督である今西隆志が監修を務め、ストーリーの補完や改変等を含めた新規コミックス連載版『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』が連載開始。全16巻。
『REBELLION」はストーリーが細かに改変されており(以降ネタバレの為反転)
・OVAで序盤に戦死したディック・アレンがしばらく生存
・3巻ラストにおいて08MS小隊のアリス・ミラー少佐、LostWarChroniclesのマット・リーヒィ(退役した模様)、ノエル・アンダーソン(トリントン基地にいた模様)が登場
・ガトーや周りに振り回されるだけであったウラキが自分の意志で戦い続ける
上述したシーマの「掘り下げ」が進められており、彼女を慕う少女兵も登場、そして何より死なずに生き残る。
単なるクズであったモンシアが、バニングを本気で慕っていたり、瀕死のウラキの為に感情的になったりと好漢となった。…ように見せかけてそのバニングに対する感情が暴走し、ウラキと同士討ちになるまでに発展。
(反転ここまで)
など、かなりストーリーが書き換えられている。




追記・修正はコロニー落下阻止に成功した方がお願いします。

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最終更新:2024年04月05日 22:00

*1 核弾頭搭載の二号機を奪われる、知らされていなかったとはいえワイアット大将とシーマの会合の襲撃、三号機強奪、友軍となったシーマ艦隊への攻撃など。特に三号機の強奪とシーマ艦隊への攻撃はウラキを止めるそぶりが全くなかった上、むしろシナプス自ら行動しているフシがある。

*2 元々いつ死ぬかわからないMS乗りのパイロットは、刹那的な癒しを求める傾向が強いらしい。ガンダム世界のオペレーターに美人が多いのも、パイロットのスケベ心を利用して少しでも士気や生還率を上げるためだと言われている。

*3 実際はコウが適当に設定してぶっつけ本番で飛び出したのが最大の原因であり、ちゃんと設定変更などが出来ていればもう少しマシだったと思われる

*4 南極条約が禁じたのは核兵器の「使用」であり、「製造」と「所持」は禁止されていない。むしろ違反しているのは、コイツをぶっ放したガトーの方である。