マルグリット・ピステール

登録日:2011/04/26(火) 20:55:18
更新日:2021/10/20 Wed 13:39:49
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お前に美しい花を贈ろう……



第2次スーパーロボット大戦Z』の登場人物。

■マルグリット・ピステール

年齢:23歳
搭乗機:パールネイル
声優:小島幸子
戦闘曲:真珠の落涙


■概要

リモネシア共和国外務大臣シオニー・レジス、アクシオン財団総裁カルロス、そして謎の嘘つきアイム・ライアードが秘密裏に進めていた『プロジェクト・ウズメ』によって異次元から「破界の王」ガイオウと共に現れた女性。

金髪碧眼、引き締まった口元が特徴的な美女で、自らを「インサラウムの騎士」と名乗っている。


明らかに次元獣とは別物の機動兵器を駆っているが、他の次元獣と同じようにガイオウとアイムの命令に従って行動する。

初めてクロウと戦った際には、クロウの駆るブラスタを一撃で撃墜するなど、そこらの次元獣とはレベルの違う戦闘能力を見せた。

クロウが追う「MD(モビー・ディック=白鯨)」と呼ばれる次元獣と共に現れる事が多く、何故かMDを庇うような言動を見せる事が多い。

クロウがブラスタの動力「VX」を使いこなし、MDを撃破した後は、何故かクロウを「弟の仇」として挑んでくるが……




以下、ネタバレ注意






その正体は、異なる次元に存在する国家、聖インサラウム王国の騎士。
インサラウムは作品世界とは別の多元世界に存在する国家で、地球規模の絶対君主制国家。早い話が世界国家である。

インサラウムの中でもトップエースと言える王宮警護騎士「アークセイバー」の一員にして、アークセイバーのナンバー7。
王の家族を守る王族親衛隊の隊長を務めていた事から分かるように、アークセイバーの中でもかなりの実力者である。

インサラウムも作品世界のように、異星人を初めとする脅威に幾度となくさらされ、アークセイバーはそれを打ち破ってきた。

しかし、異世界から現れたガイオウによってアークセイバーとインサラウムは壊滅状態に陥り、これまた突如現れたアイムの口利きで、彼女と先輩騎士シュバルは一命を取り留めた。


「闘う相手を次元獣に変える」というガイオウの力を目の当たりにした事、またそれによって弟シェーヌを次元獣に変えられた恐怖から、以後は屈辱を感じながらもアイムとガイオウに仕える事になる。

また、クロウが「MD」と呼ぶ次元獣はシェーヌが次元獣化したもの。
インサラウムを失ったマルグリットにとっては唯一の「生きる理由」であり、度々MDを庇っていたのはそれが理由である。

一方で、理性も自我もなくガイオウに利用される弟の姿に心を痛めており、「どんな姿でも生きていて貰いたい」という思いと、「弟の魂を解放してやりたい」という思いの板挟みに陥っていた。

図らずもその板挟みはクロウによって解消される事になるが、同時に生きる意味を失った彼女はクロウへの仇討ちを生きる拠り所にしていく。


しかし、騎士としての誇りから逆恨みを理由に戦い続ける事、またインサラウムを滅ぼしたガイオウに仕える事に耐えられなくなり、終盤ではシュバルの死を契機にアイムとガイオウに反旗を翻し、ZEXISの一員となって戦った。

……一応仲間にするには手順が必要なのだが、おっぱ……もといスパロボ魂を持つ諸兄ならば問答無用で撃墜するような事はしないだろう。多分。


再世篇では次元の向こうから襲来したインサラウム本隊に合流したものの、侵略を良しとできず最終的には離反。国を戦争へ駆り立てる奸臣アンブローンを討たんとアークセイバーを離れ、リモネシアから飛ばされてきたZEXISに合流。

そこまではよかったのだが、単独行動中のタイミングでユーサーが奮起しヘタレ王子から覚悟完了済みのイケメン王に覚醒。
駆り立てられた戦争ではなく自らの意志で戦いをはじめ、それまで腹に一物抱えた悪の奸臣でしかなかったアンブローンとマリリン、今まで王子を完全に侮っていたウェインも一転してユーサーに絶対の忠誠を誓う忠臣に変貌するという大どんでん返しが待ち受けていた。
そのため、この戦争が完全にインサラウムそのものの意志で動き始めたことに衝撃を受けるも、そのやり方を良しとできず結局は祖国と敵対。

最終的にはアークセイバーのハイナイト最後の生き残りとなり、団員達をまとめて火星の入植団に参加。第3次Zでは団長に就任しており、蒼の地球に下りてスコート・ラボに合流、トライアとAGの進めていたソーラリアン開発計画に秘密裏に協力。就航後は直衛部隊としてZ-BLUEに参加した。



高潔な女騎士という、今までいそうでいなかったオリジナルキャラクター。
女騎士弟の前では甘くなるというオイシイ女性なのだが、彼女の魅力はそう……


おっぱいである。

元々オリジナルキャラクターの胸がアホみたいに揺れるスパロボではあるが、彼女の場合はわざわざ胸の前で止まってゆっさゆっさと揺れる。
ありえねぇ……仮にノーブラでもありえねぇ……


その(間違った方向に)気合いの入りまくったカットインとデザインから、圧倒的な存在感を持っている。
その存在感は暫定ヒロイン(笑)のツンデレ不良少女を軽く凌駕している。

ただ、もうちょっとDO☆GE☆ZA…もといシオニーにも力を入れて欲しかったという意見もある。


■搭乗機


インサラウム最強の機動兵器、アークセイバーシリーズの一機。
お約束の女性型で、遠近共に隙のない性能を持つ。
必殺技「ブルーム・イン・ヘヴン」はその美しさから聖王が直々に名付けたとかなんとか。
間違いなくおっぱい見てたろ性王。


■関連人物


  • ガイオウ
異世界から来た「破界の王」。
インサラウムを滅ぼした張本人。マルグリットの気迫を見て「いい女」と言える器を持った小山。

  • アイム・ライアード
嘘つき。
次元獣の指揮権を与えられているが、いざという時の手駒としてマルグリットとシュバルを拾った。

  • シュバル・レプテール
「マァァァルグリットォォォォ!」と「ァ」と「ォ」をやたら無駄に伸ばして呼ぶオッサン。
アークセイバーのナンバー3という実力者だが、アイムとガイオウに媚びへつらう小物
あまりの小物振りに最終的にはマルグリットはかつて尊敬していた彼を見限ってクロウに協力するが、その態度は屈辱を忍んでガイオウを探る為のポーズであった。

小物かと思いきや実はれっきとした武人という変わった御方。

最終的にはガイオウに挑むも、力及ばず次元獣化した。

  • シェーヌ・ピステール
弟。
インサラウムの準騎士だったが、ガイオウに挑んで次元獣化してしまった。
しかし、他のライノダモン級と違って色が違っている等やや特殊な面があったため、もしかしたら自我が多少残っていたのかもしれない。
本編では名前のみであったが、少なくともどこぞの準騎士と違って騎士としての誇りを持った人物と思われる。


旦那候h…もとい本編主人公。

MDを討ったクロウを『弟の仇』と狙うも、自分自身その行為は『八つ当たり』に近いものであると理解していたこと、幾度となく『やりたくない戦いをするな』と説得されたことから彼への認識を改め、終盤で彼の側(ZEXIS)に付く。

仲間になってからは、弟に懺悔して涙する所をクロウに見られる、彼に慰められて騎士として再起する等フラグ全開だった。

ちなみにこの時の泣き顔はキャラクター図鑑等では見ることができないため、「お姉ちゃんなのに……!」に撃墜された諸兄は全力で網膜に焼き付けよう。





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最終更新:2021年10月20日 13:39