カーラン・ラムサス(ゼノギアス)

登録日:2011/07/15(金) 06:02:27
更新日:2023/04/07 Fri 12:16:53
所要時間:約 6 分で読めます




……この項目は例の?

ん?……ああ。冥殿には新項目のヒナ形と伝えてある。

状態はどう?

いわゆる書き始めに入った所だ。設定を書くまでは普通の項目の倍の早さとなる。だが、いささかネタを仕込むのが難しい……

そう……ならいい方法があるわ。立て逃げしましょう。これは必要ないわ。他のネタ項目があるから。

ならば……こいつは塵だ。

塵ね。



塵……


塵……


塵……


塵……


塵……




-俺は……-
-俺は塵じゃない!-









俺の項目を立てるのは俺だ!俺は俺でしか癒されない!




ゲーム、ゼノギアスの登場人物。


Carlin Ramsus
年齢:推定29歳
身長:189cm
体重:78kg
B・W:102.5・80
靴:28cm
洋服:XL
下着:黒のビキニパンツ
搭乗機:『ワイバーン』『ヴェンデッタ』『アンフィスバエナ』『ハイシャオ』



《神聖帝国ソラリス》の外務庁、特殊部隊《ゲブラー》の総司令官。
加えて、ソラリスの特務遂行官《守護天使》のひとり。
親しい間柄の者達からは通称で「カール」と呼ばれている。

冷静で理知的、紳士的な性格。
部隊の指揮から生身の戦闘までもこなす超エリートである。


ソラリスにおいては中流階級である第2級市民層の出身。

およそ人種至上主義の塊であるソラリスでは、純血のソラリス人である第1級市民(ガゼル)以外は、ほとんど要職に就く事が出来ない。
しかしラムサスはソラリス士官学校《ユーゲント》に
入学して以降はメキメキと頭角を現していき、やがて軍内でもかなりの立場に食い込む事になった。

『能力さえあれば人種は関係がない』という思想を持っており、ソラリスの『人種主義』を『能力主義』に変えるという理想を抱く。
例え地上人や亜人であっても能力さえあるならば手厚く扱う為、部下達からの信頼は厚い。


第1級市民で次期ゲブラー総司令官候補と噂されるエリートながらも体制を疑問視していたジェサイア・ブランシュと共に精鋭部隊『エレメンツ』を発足した張本人でもあり、第3級市民であり迫害を受けていたヒュウガ・リクドウ(シタン・ウヅキ)や、人体実験を受けていたシグルド・ハーコートを引き上げたのも彼。

しかし12年前にシグルドがソラリスを脱走した事で初代エレメンツは3人となり、9年前にゲブラー総司令官になると決まったジェサイアが着任式前にソラリスから離反したため代替メンバーとしてミァンが加入したものの本来の意義が失われており実質的に初代エレメンツは瓦解、二代目エレメンツはジェサイアに代わりゲブラー総司令官となったラムサスの近衛部隊的な意味合いを持つようになった。


輝かしい経歴を持つ彼だが、それとは裏腹に人間不信の傾向が強く、それはヒュウガの目から見ても明らかだったようで、シグルドの離脱によって更に強まったらしい。

また、6年前にソラリスが行ったエルル人粛正の際、深紅のギアに襲われた事が精神外傷(トラウマ)になっている。

何故か主人公であるフェイに並々ならぬ執念を燃やし、事あるごとに倒そうとするが……

なお副官のミァンとは肉体関係を匂わせるベッドシーン(事後)があり、その時の格好が黒のビキニパンツであった。


以下、重大なネタバレ注意









その正体は、カレルレンによって造り出されたソラリス最高指導者《天帝カイン》のコピー。
正式名称は《0808191ラメセス》。


1万年の昔、戦略兵器《デウス》の部品として生まれたヒト達の中で、カインはその最初のヒトであった。その為、他のヒトを管理・統制する力を与えられており、ヒトに対して絶対的な行使力を持っている。

これは他のヒトを依代にして覚醒するミァンや、同じく原初のヒトである《ガゼル法院》も例外ではない。(つまりヒトは、カインには逆らうことができないようになっている)


カインはヒトの運命を憂慮しており、単にデウスの部品となって滅びる事をよしとしていなかった。だがそれは、デウス復活を求めるカレルレンやミァンにとっては邪魔になる。

カインを殺せるのはカインのみ。カレルレンはソラリスの指導者という立場を利用して、カインの複製であるラメセスを産み出した…が、オリジナルのカインに抗する為には、その憎しみをカインに向ける事が必要だった。
(カインの持つ絶対行使力を破るには、一点集中された強烈な感情が必要だったため)
そこでミァン(当時、フェイの母カレンを依代にしていた)はラメセスを廃棄する事を提案。

同時に『フェイ』という仮想敵をラメセスに与え、『自分が捨てられたのはフェイのせい』と思い込ませた。


廃棄されたラメセスは、偶然廃棄場に迷い込んだカーラン・ベッカー少年に取り付き、家族を殺害。
『カーラン・ラムサス』と名を変えてユーゲントに入学した。
ラムサスが過剰に能力を重視するのは、自分自身の存在意義が『超越したヒト』である事だと考えている為。
人間不信は生まれた時に廃棄された事(陰性精神外傷=ニグレト)が原因である。


フェイを憎むのは捨てられた際の記憶が原因だが、エルル粛正の際、フェイ(イドに重傷を負わされた事で決定的となった。また、本編でも自らの存在意義の為にフェイを倒そうとするが、いずれも失敗し、挙げ句イドには瞬殺された事で徐々に追い詰められていく。


一度はギア・バーラー《ヴェンデッタ》を使って、
「うひ、うひゃははは……」
と、かなりアブない状態ながらフェイを倒すも、直後に復活したフェイと《ヴェルトール・セカンド》によって再度敗北し、いよいよ進退極まってしまう。

力を求めたラムサスは、『オリジナルのせいで力が抑制されている』というミァンの甘言に乗り、その憎しみの矛先をカインに向ける。そしてカレルレンの思惑通り、カインを殺害した。

その後、メルカバーに乗り込んで来たフェイたちを迎え撃つべく、カレルレンの機体アンフィスバエナを駆り最後の対決を挑む。力及ばず敗北するがまだ倒れてはおらず、フェイとミァンの戦いの場に姿を現す。
そこでミァンからデウスに関する真実を聞かされ、自分が利用されていただけだと知ると逆上して彼女を殺害。

しかし、これこそがミァンの狙いだった。ミァンは自殺はできないため「殺してもらう」必要があったのだ。直後、今度こそ『用済み』扱いされ、存在意義を失ってしまった。
デウス覚醒後はフェイたちに保護されるも既に存在意義を失ったラムサスは生ける屍も同然だった。
かつて、自分たちにとって『希望の星』だったラムサスの腑甲斐ない姿を見兼ねたシタンは、思わず鉄拳(しょおー!)を振るう。

「塵……あなたはそうやって自分を卑しめていればいいかもしれない。でも、彼女達はどうするんです!? あなたを慕って集った彼女達も塵なんですか?
カール……あの娘達まで塵にしちゃあいけませんよ……」

「俺の……俺の求めていた物が、こんな近くにあったなんて……それに気付かずに、俺は……」


ラムサスもフェイ(イド)と同様、親から愛を与えられずに育ってしまった。
だからこそ、愛を──居場所を求めるがあまり、歪んだ精神を持ってしまったのである。

しかし、自分に無条件に『愛』を向けるエレメンツの存在に気付いた事で、初めてラムサスは存在意義を見付ける事が出来た。


その後の彼については語られないが、フェイとは戦後に一武道家として手合わせをしたのだろう。

つーかあんな可愛い娘4人はべらせてるんだから十分勝ち組?


デザインコンセプトは簡単に言うと『残念なイケメン』。
ひでぇ……

ちなみに、ラムサスはカーラン少年とラメセスの容姿を足して割った外見になっている為、オリジナルのカインもラムサス似のイケメンだと思われる。


あと黒ビキニって言った奴、あとでユグドラシルの甲板に来い。



















※余談
人によっては気分を害する内容であるため反転。

ミャンと深い関係にあったのは周知の事実だが、そもそもミャンはラムサスの創造主であり、属性的に母親と言える。更には誕生させた際の肉体は主人公のガチ母親であり、存在的にはエレハイムと概念的に同一の存在でもあるため、自分の母親・ライバルの恋人と二重の意味での母親と関係を持ったことになる。属性的観点から見た場合、コンシューマーゲームはおろか、アニヲタ界全体を見てもここまで捩じれた関係を成し得たキャラはなかなかない。一応彼にとってはミャンとの仲は本人としては純粋な馴れ初めに寄ったものであるつもりなので、意図的にこんな状況に臨んだ物では無いので念の為








どうだ! 私にだって項目は立てられる! 俺は塵なんかじゃ……


\エヘッ/


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\ゆっくりしね!!!/



!? う、うがぁあああああ!







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最終更新:2023年04月07日 12:16