牙-KIBA-の登場人物

登録日:2011/01/12 Wed 09:34:56
更新日:2021/08/09 Mon 22:35:28
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本項目ではテレビアニメ『牙-KIBA-』の登場人物を各国家ごとに紹介する。


☆テンプラー

ゼッドが始めてやってきた領地。ゼッドは基本的にここを拠点に各地を回っている。
七賢人によって統治されており、基本的に温和で平穏な環境。常に暖かな風が吹き町には風車が立ち並ぶ。
ただし、シャードキャスターのレベルが著しく低い。


◇ロペス・レドンド
CV.三木眞一郎

前年度のジャウストを制したチャンピオン。
ナルシストなイケメンで一見すると軟派な性格だが、ロイアを守ったりと基本は紳士。
常に執事のじいを傍らに寄せている。貴族であるレドンド家の御曹司だが実は既に没落しており家計は火の車。
どっかで見た設定なのは気のせい。
財政のために怪盗ノーフェイスとして暗躍した事がある。
チャンピオンなだけあって実力は確からしく、死者の多い本作の中で強敵と戦う機会は多々あれど生き残ってきた強運の持ち主。


◇ミッキー
CV.中本順久

シャードキャスター見習い。
ゼッドと一緒にデュマスの元で修行した。
序盤はゼッド、ロイアと行動を共にする事が多かったので『仮面ライダー555』の啓太郎のようなポジションに収まるかと思えば中盤、パン屋に就職。
レドンド家のメイドと恋仲になりリア充化、話に絡む事は無くなった。


◇シュクラムクス・デュマス
CV.家中宏

テンプラーのシャードキャスター。ロペス以前のジャウストのチャンピオン。
ゼッドやミッキーを指導し一般市民にも慕われていたが、その正体はジーモットのスパイだった。
中盤、テンプラー襲撃に加担するが失敗。以降はヒューと行動を共にした。
奴隷階級の出身で自分の生まれを嫌悪しており、自分の血統を払拭するためレベッカとの結婚を催促する際の顔はトラウマ物。
初登場時の印象とジーモットに渡ってからの印象の落差はある意味この作品を象徴しているとも言える。
敵になってからも実力は衰えておらずロペスを苦しめたが試練を乗り越え成長したゼッドに完敗し、その直後グラウジオの手でゴミのように殺された。


◇セバスチャン
CV.佐々木梅治

七賢人の一人。こんな名前だが執事という訳ではない。
大柄で気の良さそうなおっさんだがジーコと一緒にサラを拉致して訓練を課した外道。


◇ディミトリ・カーン
CV.有本欽隆

七賢人の指導の下テンプラーの政治を取り仕切る管理者。頭は固いが恐らく七賢人の中で一番まとも。



☆ジーモット

絶対主義国家。王家制だが強さを至上としているので下克上が真理。
カルブ・フーのような小領土を取り込んでおり領土は広いが空は暗雲に覆われているなど不気味な風土。
戦力はそれなりに整っているが上層部は実質タスクの配下であるため中盤以降はパシリのような扱いを受ける。


◇レベッカ
CV.井上麻里奈

ジーモットの旧王家の生き残り。デコ。
父を殺したヒューに復讐しようとするが実は心の底ではヒューに恋心を抱いていた。
紆余曲折の末に恋心をヒューに利用され父から託されたプロニモを奪われ放逐され一時退場。
再登場時には復讐に憑りつかれ人が変わってしまい、その後なんとか立ち直るも直後にエルメイダに殺される不憫な娘。


◇ヒュー
CV.山口勝平

獣のような口を布で隠し眼鏡をかけたジーモット三幹部の一人。言わざる。
レベッカの教育係として優し気な態度を見せていたが、本編開始前に謀反を起こしジーモットの全権を掌握、国王となった。
冷静沈着で頭も切れるがシャードキャスターとしてもかなりの実力者でありゼッドと何度も戦った宿敵。

タスクの間者であるが自分が全てのキー・スピリットを手に入れようと目論んでいる野心家。
しかし中盤アミル・ガウルに拒絶されたことで野望が潰え、以降は素顔を晒し世界の破滅を望むようになる。

脚本が井上なのでラスボスになるかと思われたがそんな事なかったぜ!


◇エルメイダ
CV.葉月絵理乃

三幹部の一人。目を布で隠している色黒の女。見ざる。
冷酷だが仲間意識はそれなりにあるらしくヒューやグラウジオを気遣うような言動を見せた。
彼女もまたタスクの間者。
ゼッドと何度も戦うが最後まで生き残りジーモットの実質的指導者の地位に納まる。


◇グラウジオ
CV.遠藤綾

三幹部の一人。耳に布を付けている。聞かざる。
まだ年端もいかない少年だが高い実力とそれに裏打ちされた残虐性を秘める。
ゼッドに敗れたデュマスを殺すも自身もゼッドに敗れ再起不能となった。


◇ヌデュー
CV.近藤隆

グラウジオの死後参入した新たな三幹部。
爬虫類のような男で陰湿だがぶっちゃけ口だけのかませ。
スピリットの収集を趣味としており五体以上所持しているが大体雑魚。


☆タスク

軍事国家。謎の多い国でシャードの力が大地に満ちているがそのせいで大地は荒れ果て荒廃している。
獣のような姿をした獣人と姿は人間だが肩に角の生えたタスク人という人種がいる。
かつて世界を創ったと言われる創造主タスカーの復活を目的にキー・スピリット収集に積極的。


◇ガリ
CV.西前忠久

タスク国王。巨大な獣人だが実はジームたち最高幹部の傀儡。
ヒューと共にネオトピアを攻めるがその言動を鬱陶しがったヒューに討たれる。


◇ミレッド
CV.森永理科

タスクの「救世主」とされる少女。
生まれながらにキー・スピリットを所持していたので大事に育てられた箱入り娘。
外の世界に憧れを抱いているがそのせいで悪い男に引っかかってしまい……
最後まで生き残るが記憶を失ってしまう。


◇ジーム
CV.近藤隆

仮面を着けたタスクの最高幹部の一人。
ヒューとエルメイダをジーモットに送った張本人。
タスカーの力でタスクの繁栄を取り戻すため、ミレッドを「真の救世主」と信じキー・スピリット収集を主導する立場にある。
ヒューの死後は自ら率先して前線に立ちキー・スピリットをすべて集めるがタスカー復活には至らず、志半ばでデュナミスに殺される。


◇デュケム
CV.武内健

最高幹部の一人。
根っからの武人気質でありタスカー復活などは二の次。割と部下想いだが無茶ブリもヒドイ人。
ゼッドを宿敵と定め敗北するが戦いに満足し逝った。


◇モーリマ
CV.寺田はるひ

女性の最高幹部。
タスク側に付きながら時にゼッドたちを助けるなど普段から目的の見えない人物。
実はタスカーを心酔しているヤンデレ気質の人。


◇ギトラ
CV.寺島拓篤

最高幹部の一人にしてジームの弟。
幹部だけあってかなりの実力を備えるが戦いを好まない変わり者。音楽や考古学に興味を持つ一方、タスカーの存在には懐疑的。
ミレッドに惹かれ彼女に外の世界を見せようとしているが、そのせいでジームに反発している。
タスクに来たゼッドと出会いミレッドを助けるため共闘。その後記憶を失ったミレッドと共に戦いから離れる。


◇ドルガー
CV.堀江一眞

終盤タスクに加わった謎の男。
寡黙だが力を渇望している。サチュラを所有しておりその正体は……


◇モロッコ
CV.麻生智久

タスクの幹部。ロイアの実の父親。
占いで将来ロイアが自分を殺すと出たのでロイアを殺そうとした人でなし。


◇ジェサラ
CV.井上麻里奈

ロイアの母。ロイアを殺そうとしたモロッコの部下デスパラに殺されるが直前にシャードの力を使いデスパラの体を乗っ取った。



☆ネオトピア

テンプラーと同盟している封建国家。ノアが滞在している。
繁栄した豊かな国家だが、規律に異常に厳しく少しの例外も認めない。ルールを破ればシャレ抜きで即一族郎党処刑or追放である。
中盤タスク・ジーモットの連合軍の侵略を受け滅ぼされてしまう。


◇ハイラム・マキシマム
CV.麻生智久

ネオトピアを治める教皇。かつて戦乱の時代にはジーコと共に戦ったこともある人物。
混乱の時代を見て来たため現在は「絶対規律」を信条としてネオトピアを統治している。
ノアの才能を見出し「ネオトピアの救世主」として目を掛ける。
しかし、ノアへの過剰な期待が徐々に状況を悪くしていき、最後は規律に則って人質になった一般市民を殺せず自ら命を絶った。


◇ダイアナ
CV.引田有美

幹部の一人。絶対規律を信じるおば…お姉さん。
ハイラムの命に従いノアをネオトピアに導き更には人死にを出す自作自演で彼を半ば洗脳し「ネオトピアの救世主」にしようとした。
しかしハイラムのやり方に疑問を覚えるようになり彼を見限る。
その後はノアに惹かれ、献身するようになった。


◇キーラ
CV.松下こみな

ネオトピアの精鋭「ネオナイツ」所属のツンデレなメガネ。
ノアに惹かれている。


◇キース
CV.奈良徹

異世界に渡ったノアが初めて会った少年。
面倒見がよく明るい性格だったが絶対規律によって村を焼かれ、後に絶対規律によってノアに殺されるなど不幸極まりない。



☆ウルバークス

絶対規律を破った者が送られる地。ネオトピアに復讐するため独自の科学技術を発展させた。
シャードキャスターの素養が無い人間もサイボーグとなることでシャードを扱えるようにしている。
万年嵐が吹いてるため大地が見えず、地というかもはや海。科学技術が発展する前はどうやって人間が生活していたのか非常に疑問。


◇ヴェンダー
CV.有本欽隆

ウルバークスのリーダーであり科学者のおっさん。
しかし研究さえできればいいという理由で簡単にタスクに寝返ったどうしようもない奴。
最期はアミル・ガウルに研究所を破壊され自分も死亡。


◇ギンガ
CV.阪口大助

チャラ男なシャードキャスター。
実はタスク人で元デュケムの部下。デュケムが恋人を殺したと思い込み復讐を目論むが後に勘違いだと判明する。
最後まで生き残った希有な奴。


◇ヘリック
CV.立花慎之介

シャードキャスター。
追放された際唯一の肉親だった幼い妹と引き離されたことからネオトピアに対する憎悪が非常に強い。しかしそれ以外では常識ある性格。
復讐のため、実験中のエクスマキーナを使用するがコントロールしきれず暴走させてしまい攻撃に巻き込まれ死亡。
実は妹はキーラだったがそれを知った直後死亡してしまった。



☆シーカーズ

光学迷彩機能がある浮遊要塞で移動する伝説の集団。タスカー復活阻止のためキー・スピリットを一カ所に集めない事が目的。


◇ゲニム
CV.中博史

シーカーズの幹部の老人。
かつてゼッドの父をカームに送り込んだ人物で、そのつながりからサラをシーカーズに迎える。


◇サギリ
CV.遠藤綾

キースの次にノアが出会った幼女。
幼いながらしっかり者で人懐っこい性格。

元々は流浪の民だがサチュラの暴走によって自分以外が命を落とし後はノアと共にネオトピアへ。
ネオトピア壊滅後はテンプラーに身を寄せていたが後にシーカーズに渡り「救世主」として祀り上げられた。
しかし、行方不明のノアを案じてゼッドにシャディンを託す。



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