Landreaallの登場人物(アトルニア王国・エカリープ領)

登録日:2011/02/13 Sun 08:00:47
更新日:2023/02/21 Tue 21:44:15
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おがきちかの漫画、Landreaallの登場人物を記載してみる項目。
見るなら先にこちらを。



必要に応じて◆(国)→<>(国内の地域)→【】(身分)と細分化します。
国、国内地域は作中での人物の主な所属地です(出身地ではない)。
また、「~編」の表記はあくまで便宜上の物ですので注意。
国や地域、施設、身分などの一部には簡単な説明をつけています。上記リンク先と合わせてどうぞ。


本項目での人物名だけの記載は、上記リンク先で説明しているキャラ、又は個別に項目を立てる(かもしれない)キャラです。



◆アトルニア王国
物語の中心となる国。

<アカデミー>
リンク先参照


<エカリープ領>
アトルニア王国西方の外れにある辺境。
かつては火竜が暴れ、多くのモンスターが跋扈する危険地帯だった。
リゲインと後に彼の妻となる傭兵ファレル、そして洞詠士(フースルー)マリオンによって火竜が封印されたあとは、モンスターも減り開拓が進んだ。
国内全域に言えることだが、今でも度々モンスターは現れる。
その為アトルニアでは、エカリープを含めた各領地を騎士が治める決まりがある。


【ルッカフォート家】
○リゲイン・ルッカフォート
DXとイオンの父にしてエカリープ領主。
豪快ながら落ち着いた性格で領民からの信頼も厚く、息子達にも慕われている。
多くの者に玉座へ就くことを望まれ、継承候補としての位階も高いが、本人はその権利を放棄している。
かつて『王の大剣』と謳われ、今は『折れた剣』と蔑称じみて呼ばれるが、あまり嫌では無い様子。
DXには剣を持つ際に必要な心構えだけを諭し、自身の剣術は教えていない。


『Landreaall』の過去にあたる短編『クレシェンド・マリオン』の主人公。
その話の中で告白するように、ある理由で先王を殺害している。
しかし、国の体制を議会制へとスムーズに移行させる為、後に議長となるオズモ卿により偽の革命が捏造された。
その内容は、精神を病んで戦争を推し進めた王に対し、やむなくリゲインたちが退位を迫ったというもの。
そして退位を拒んだ王は自害に至り、現在の空位状態を生んだ――と広められた。
(王の精神がおかしくなっていた事、戦争を繰り返したことは事実)


自身の騎士道を見失いながらもどうしても剣を手放せないリゲインは、城を出奔した後に傭兵まがいの仕事を始める。
そこで傭兵ファレル、洞詠士マリオンと出会い、マリオンの依頼を受けて3人で火竜の棲むエカリープへと赴いた。

ファレルに励まされ立ち直ったリゲインだが、直後に火竜と遭遇。竜を封印したものの、マリオンを犠牲にしてしまった。
その後ファレルと結婚し、エカリープの領主となった頃、後の物語の主人公となるDXをもうけることとなる。


ちなみにDXに同世代の友人がいないのは、この誕生のタイミングの所為だったりする。
開拓始めたばかりの危険な土地に新婚夫婦なんていないよなあ…。



○ファレル・ルッカフォート
DXとイオンの母。元傭兵。
サバサバとした性格で口より先に手を出し、よくフライパンで家族を殴っている。
息子同然に扱う六甲に対してもそれは同じで、何かすれば当然殴り、吊るす。
息子達には、自分(傭兵)とリゲイン(騎士)の中道を進み、極端な方に偏らず育って欲しいと望んでいる。

DXが名乗る偽名「ディッツ」は彼女の旧姓であり、竜と戦って生還した者の名として傭兵の間では縁起がいい。
一線を退いても鍛錬は欠かしておらず、未だ並の傭兵を歯牙にかけない実力をもつ。
夫の余暇には二人で護衛の依頼をうけていたりと、まだまだ現役。


『クレシェンド・マリオン』では、ひどい環境の家庭で育ち、家を飛び出してからは傭兵として双剣を振るっていた。
病気の母を治す薬として火竜のもつ石が手に入るかも知れないと考え、マリオンの旅に同行。またリゲインとも親交を深めていく。
中性的な顔立ちと荒い言葉使いから、初めはリゲインには男と思われていた。
道中でマリオンに頼まれ、女性的な口調で話すようになる。


火竜との戦いでマリオンを犠牲にしたことを悔やみ続けてきたが…。


○海老庵
南の大陸で名を馳せたとされるニンジャ集団の生き残り。
傷を負い、体のあちこちを失って落ち延びた果てに、当時まだ幼少の六甲と共にルッカフォート家に迎えられた。
「ホッホッホッ」と優しく笑う好々爺だが、その身に修め、また六甲に叩き込んだ業は殺戮に特化した戦闘技術である。
ちなみに、見た目ほど実際の年齢は高くないとのこと。

六甲には親心のようなものを抱き、アカデミーに出発する六甲には行く末を自分で決めるように命じ、流派に伝わる刀を受け渡した。



【その他】
○マリオン
『クレシェンド・マリオン』において、リゲイン、ファレルと旅をした盲目の洞詠士(フースルー)。
洞詠士とは、物や土地、人に宿るパルスを感じ取り、特殊な力を持った歌に転化できる天恵の持ち主のこと。
ほとんど目が見えない見でありながら、その天恵により不自由はしていない。

ちなみに、リゲインが城の騎士であった頃に彼と出会っている。
その場では先王の未来を占い、その結果が王の怒りに触れたために、ほぼ失明するほどに殴られていた。
リゲインはその時に王を止められなかったことを後悔しており、旅の道中で謝罪した。

マリオンは竜を眠りにつかせる力を持つ歌を求め、エカリープを目指していた。
ただ歌を欲しただけで使うつもりはなかったのだが、行き先で現れた火竜は彼女を警戒、襲い掛かった。

護衛のリゲイン、ファレルが危険な状態になり、彼女はその場で得た歌を用い、竜と共に眠りについた。
それ以降もたまに姿と声だけの存在として、幼いDXの前に現れることもあった。


そして、現代。DXたちの戦いのあと、開放されたマリオンは……。



○火竜(ファファニール)
かつて暴走を続け、その状態のままにマリオンと共に封印されていた竜。
エカリープ編終盤にてその封印が解け、DX、イオン、六甲と戦闘状態となる。
DX達の勝利条件は、バチカン公国でウールンの助けを得て入手した神剣を竜のあごの下にある逆鱗に届かせること。
戦いの前、神剣を(勝手に)砕いてDX用の双剣とし、残りの破片はイオンの棍の先に仕込み、また六甲の投擲道具として3人は火竜に挑んだ。


戦いが終わり、暴走状態から回復し、理性を取り戻した火竜は再びの眠りについた。
エカリープの地を守護するという約束と、DXの腕に竜創の加護を残して。



<王都>
リンク先参照


◆バチカン公国、ウルファネア国
リンク先参照



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最終更新:2023年02月21日 21:44