丹羽真(電波女と青春男)

登録日：2009/11/20 Fri 00:03:15
更新日：2023/03/29 Wed 19:38:56
所要時間：約 4 分で読めます

両親の仕事の都合により、親戚である藤和家に居候するため「宇宙人が見守る町」に引っ越してきた高校二年生。
その為、現在でも前川さんなどの一部の友人や知り合いは彼のことを『転校生』と呼ぶ。

藤和エリオとは従兄弟同士という関係だが、
彼女が町中の嫌われ者であることもあり、あまり波風をたてないよう秘密にしている。

好きなものは深海魚、特技はウィリー走行など、若干変わったところがあるが基本的には普通の男子高校生。
ただ、稀に見せる度胸や行動力には目を見張るものがあり、周りの人間に大きな影響を与えている。
だが、かなり無茶苦茶な行動を選択することもあるため、同時に周りの人間を心配させたりもする。

青春ポイント(詳しくは後述)の獲得に命をかけており、彼の行動力はこれに起因する。

実は結構なお人好しで、エリオの非常識な行動に文句を言いながらも付き合っている。
彼女が社会復帰した現在では、自他共に認めるエリオの保護者。

また、エリオには多少なりとも好意を抱いているようで、もし彼女との関係が知られたり、
彼女が虐められる場面に遭遇した場合は、自分が被害を受けるとしてもエリオの味方をすることを宣言している。

ちなみに、ここでの『好意』は恋愛感情ではなく、どちらかというと父性愛の面が大きい様子。

叔母の藤和女々には、とある事情で一生分の弱味を握られており、あまり強い態度に出ることが出来ない。

『青春ポイント』について

青春ポイントの、一度の行動による最高獲得数は5点満面。

行動の一例を挙げると、1点の場合、これは休み時間に女子と他愛ない話をしたり、
学校帰りに男友達とご飯を食べるなど、学校生活を真っ当にしていれば大抵日常的に加算されるポイントと言える。

ただし青春ポイントは日々減退していくので、これだけではプラスマイナスゼロになりかねない。
その時その時は何だか楽しかったが、卒業して振り返ったら特筆する思い出がなかった、と後悔する可能性が非常に高い。

次は2点。これは先程の通り、夜の公園で同年代の女子と会話するといったものが代表的。
1点行動に『夜の』や『部活中に』といった、雰囲気と状況を加味することで加点されることが多い。
1点が基本なら、2点は応用とも言える。

続いての3点行動になると、成功率にまで随分と不確定要素が混じってくる。
例えるならばバスケットのスリーポイント。
ここ一番で決めるのは難しいが、決められればそれまでの流れさえ変えられる可能性も秘めている。

4点行為は、文化祭など機会が限定される活動に与えられることが多い。
ただし漠然と参加するのではなく、目的意識と、それに加え連れ添う相手次第で点数の減退を防ぐ必要がある。

そして5点はある意味、自己基準に大きく左右される。
個々の価値観によって「これだ」と一つ際立つ思い出があるなら、それは本人だけの5点満点になる。
トラウマと栄光の混じり合う境界線を踏み続けて疾走した人間だけが、最高点に到達出来る。

余談だが、真はエリオとともに自転車で海に高所から飛び込むことで、5点満点を獲得した。
その代償は骨折による入院。さらに学校で「自殺未遂の転校生」と噂されることだった。

丹羽真の名(迷)言

「誰がヒヤシンスの話をした！」

「いっちまっ！　ぇぇぇぇぇぇぇ！」

「じゃあギャルのパンティーくれって言ったら？」

「フラァァァァァァァァァァイ！！」

「今から一緒に空を飛んでやる。出来なかったらお前、地球人になれ」

「飛べるなら、宇宙に帰ればいいさ。そのままな」

「神秘とは希望であるべきだ」

「5点は貰ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」

「みんな仲良く。人間の理想だよ。取り敢えずこれを目指すと、色々迷わなくて済む」

「地球に来るのは二度目か？　今度は永住ビザ発行してやるよ」

「おい地球人、名を名乗れ」

「ちょっくら、ホームラン打ってきますか！」

「今の俺に足りていない栄養素は、エロだ」

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最終更新：2023年03月29日 19:38

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