ゴメラ

登録日:2012/01/14(土) 03:03:34
更新日:2024/04/18 Thu 23:30:30
所要時間:約 6分で読めます




名探偵コナン』シリーズに登場する架空の特撮怪獣。

名前の由来は恐らくゴジラガメラ
制作は大宝映画。

熱線を吐いたり、背に鰭がある所から、ゴジラに近いデザインである。
ちなみに推理クイズブックにガモラと言う弟分が登場している。
また、初登場の13巻の表紙は、ゴジラVSデストロイアのワンシーンである。

高ぶった気を静めるパートナーに指輪の妖精エメラがいる。
ここらへんはモスラシリーズの小美人がモチーフだろうか。
ガメラシリーズでも、人間と心通わせていたりするが。






作中に登場した映画作品は、

「大怪獣ゴメラ」
「ゴメラの逆襲」
「ゴメラ対メカゴメラ」
「ゴメラ対キングギャオラ」
「ゴメラ対モフラ対メカゴメラ」
「キングギャオラ対モフラ対パラコン」
「ゴメラ最期の戦い」
「ゴメラよ永遠に」
「さらばゴメラ」
「ゴメラファイナル」
「大怪獣ゴメラ 野望篇」
「大怪獣ゴメラ 革命篇」*1
「大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー」



一作目公開当時はまだ新一がコナンの年齢であった頃であり、少なくとも一作目から三作目までは何度も繰り返し見たという。
その後十年の月日が流れ、コナンとして少年探偵団と共に上映に行った時は、客足も乏しく、三本同時上映であった。
そりゃあ十年前の映画流しゃ客来なくて当zゲフンゲフン…… *2


「ゴメラ最期の戦い」でシリーズは打ち切られ、当初はこの作品でゴメラが死亡する予定だったのだが、
あるスタッフが打ち切りを決めたプロデューサーの亀井を殺害する際にゴメラのスーツを使用し燃えてしまう*3
それまでの作品のフィルムを繋ぎ合わせて映画を完成させたため、死亡シーンが無くなった。
犯人自身、ゴメラの死ぬシーンは撮りたくなかったという。

ちなみにその後CG技術も交えた新作が作られ、「ゴメラよ永久に」、「さらばゴメラ」「ゴメラファイナル」とやたらラストと銘打って引っ張っている。
また、さらにそのあとには「野望篇」「革命篇」なる二部作も(とある映画のパロ)。



ゴメラ映画の関わった作中の事件


ちなみに、2016年に子供向けの5分動画『バ怪獣ゴメラ』という特撮作品が実際に制作されたが、無論関係はない。



追記・修正は、『ゴメラ』の次回作を楽しみにしながらお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 怪獣
  • 名探偵コナン
  • 終わる終わる詐欺
  • (ゴジラ+ガメラ)÷2
  • ゴメラ
  • 怪獣映画
  • 子供の味方
  • 作中作
  • 劇中劇
  • スキャンダル
  • 大宝映画

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月18日 23:30

*1 半年後に公開予定

*2 上映している映画館が地上げ屋の妨害行為で評判が落ちていたことを補記しておく。

*3 ゴメラのスーツは経費削減のために同じ物を何度も修理して使っていたため、この一体しか無かった