岩田光央

登録日:2021/04/24 (土) 18:10:28
更新日:2024/02/20 Tue 03:47:45
所要時間:約 6 分で読めます




岩田光央(いわたみつお)とは、日本声優・俳優・変態である。ファンからの愛称は兄貴

●目次

プロフィール

出身地:埼玉県所沢市
身長:165cm
生年月日:1967年7月31日(しし座)
血液型:A型
所属事務所:劇団こまどり→大沢事務所→アクロスエンタテイメント→青二プロダクション


人物

子役時代からほそぼそと活躍していたが、明確に知られるようになったのは「AKIRA」の金田(正太郎)を演じた時から。
しかし当時所属していた劇団こまどりでは声優事務所ではなく、そもそも声優の地位自体が低かったこともあって、
あまり宣伝はされず、名作映画の主演でありながら声優としての岩田光央が広まることはなかった。
しかし『ここはグリーン・ウッド』にて本格的にメディア進出を果たし、以降アニヲタ諸君にも知られるようになる。

自他共に認める下ネタ好きとして知られているが、「小野坂昌也関智一にはまだ及ばないNo.3(意訳)」と発言している。

その小野坂は名作「AKIRA」のファンであり、岩田が演じた金田正太郎のファンで、「金田やって!」「デコ助って言って!」と職権乱用する言うらしい。
しかし小野坂はツンデレ素直に褒めないため会う度に芝居の悪口を言うらしく、「初めて共演した時はカスみたいな演技やった」と酷評。
一方で「でもこれ(ビーストウォーズリターンズ)は違う、なんか活き活きとしてる」とこれまた本人のいないところで褒めていたりする。
こんな関係だが小野坂との仲は別に悪くない。

妻は同じく声優の愛河里花子であり、こちらも女性声優としてはトップクラスのヨゴレ。かつ超優等生である。
ただ当時は今以上に声優の結婚は神経質な話題だったこともあってか、長い間この事実が知らされることはなかった。
それなりにラブラブらしく(枕から加齢臭がするとか平気で騒いでいたりするが)、2006年には第一子を儲けている。ただ子供が成長した後は勉強の出来る妻に叶わず立つ瀬がないらしい。
姪の岩田陽葵も声優・女優として活動している。

子役あがり声優として有名な声優の一人であるが、一方で声優の厳しい現実もひしひしと感じていて、業界の未来を憂う至って真面目な面もある。
よって「子供は絶対声優にしない」としていたり、後に声優を志すものに対して啓蒙する書籍を出している。
本人曰くゴーストライターを利用しており、自分の話を元にまとめてくれたんだとか

特色

演技の幅は非常に広く、『勇者王ガオガイガー』では一作の中で15役も兼任していたという武勇伝を持つ*1

アドリブの多さでも知られる。特に『トランスフォーマー』シリーズが良くも悪くも前衛的だとかで、岩浪美和に重宝されている。
プリキュアに出演した際も「ふたりは…プリキュア?」とアドリブで発言したり、何故かやられてるのに笑い始めたりと、主演二人が被害を訴える程であった。
しかしそのアドリブの面白さとセンスの高さは内外で評価されている。岩波監督曰く「岩田光央のキャラはIQが下がる」。

経歴

かつては劇団こまどりに所属する子役であり、俳優として活動するのがメインだった。
子役時代の1980年にはTBSの学園ドラマ『1年B組新八先生』*2に生徒役としてレギュラー出演している。
1988年に公開されたアニメ映画『AKIRA』の主人公・金田正太郎が役者としての転機となり、声優としての知名度が急上昇するキッカケを生み出した。
しかしAKIRAではわずか14万円弱しかギャラが得られず、その後1円も入ってこない時期があったという。
90年代前半に制作・発売されたOVA「ここはグリーン・ウッド」ではメインキャラのひとりである池田光流を演じ、その後93年に放送されたラジオ番組「ここはグリーン・ウッド放送局」では、同じくメインキャラのひとりである手塚忍役の関俊彦とのコンビでパーソナリティを担当。
それから15年後に放送されたテレビドラマ版「ここはグリーン・ウッド 〜青春男子寮日誌〜」ではナレーションを務め、最終回ではカメオ出演をするなど、作品への関わりが非常に深かった。また、原作文庫版の最終巻には解説を寄せている。

特に90年代~00年代に一世を風靡した声優・宮村優子とのハイテンションコンビトークはアニメラジオ界の名コンビとして語り継がれている。
『光央と優子の爆裂!ハイテンショントーク・オリジナル』(通称:爆ジル)は人気コーナーで、CDを何枚もリリースしVステ史上最高聴取率を叩き出した。
他にラジオ大阪のラジオ番組の企画で色々なことをしておりスキー場の山頂に置き去りにして一人で下山、台風直撃の日の海岸にテントで一晩過ごしたという
97年の夏、スーパーカブ「岩田号」で国道1号線を使い東京から大阪のラジオ大阪まで1週間掛けて走る企画をしたが、その週は岩田が出演するイベントと被ってしまい普通に走ってたらイベントには間に合わなくなるので高速を使ってしまうというズルをした。
97年の冬、自動車「岩田煮号」を駆り、大阪を出たのちに北陸を渡り「爆ジル鍋」の食材探しに行ったこともある。
みやむーとは二人がレギュラーでトークを繰り広げる2019年のラジオ「宮村優子・岩田光央のおかわりできますか?」で実に18年ぶりにコンビ復活した。
2003年から同局で鈴村健一とのコンビで「岩田光央・鈴村健一 スウィートイグニッション」を担当し、2024年現在も放送が続く長寿番組となっている。
2013年には、第7回声優アワードパーソナリティ賞の受賞を成し遂げている。

主な出演作


アニメ

浅間(キャプテン)*声優デビュー作
木村(エスパー魔美)
袋田隆治(キルラキル)
楠田陸道(名探偵コナン)
ジェイ・ストライカー(ネクスト戦記EHRGEIZ)
クドラク、フェンリル、ニーズホッグ(真・女神転生デビチル)
倉田厚(ヒカルの碁)
マイク・サウンダース1世~13世、スタリオン・ホワイト(勇者王ガオガイガー)
金田正太郎(AKIRA)
ピュンマ(サイボーグ009)※2001年版
プリンプリン(コロッケ!)
ケシカス(ケシカスくん)
直次郎(クレヨンしんちゃん)
ガキ大将星人(ケロロ軍曹)
アレイスター・クロウリー三世(D.Gray-man)
サニー(トリコ)
茶所スルガ(ヒーローバンク)
池田光流(ここはグリーンウッド)
安井学(3月のライオン)
武内樹(頭文字D)
間雲漂介(おねがい☆ティーチャー)
ロードバスター(トランスフォーマースーパーリンク)
エンポリオ・イワンコフ(ONE PIECE)※二代目
斉木國春(斉木楠雄のΨ難)
クトゥルフ(ポプテピピック)
メッセモン(デジモンユニバース アプリモンスターズ)
クレイジー・クレイジー・キャビー(パンティ&ストッキングwithガーターベルト)
当真勇(ワールドトリガー)
ドロドロン(ふたりはプリキュア Splash☆Star)
さざえ鬼(ゲゲゲの鬼太郎(6期))
シャンパ(ドラゴンボール超)
うどん屋の豊さん(鬼滅の刃)
伊地知潔高(呪術廻戦)
ザボエラ(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)※2020年版
モスコ=ヴェルサー零 (EDENS ZERO)
伊賀利、バジリスク将軍(ゲッターロボアーク)
虎杖(リコリス・リコイル)


ゲーム

小林もんた(消えたプリンセス)
自来也(天外魔境 ZIRIA)
ハルセン(アラド戦記)
鋼の守護聖ゼフェル(アンジェリークシリーズ)
ケン(雷弩機兵ガイブレイブシリーズ)
KUSANAGI、霧島翔(KOFシリーズ)
イエガー(テイルズ オブ ヴェスペリア)
ショーン松田(ストリートファイターⅢ 3rd STRIKE)
メビウス・ケイ(ゼノブレイド3)

特撮


吹き替え

ローワン・ノース(ゴーストバスターズ)
ロウリー・クルーザース(ジュラシック・ワールド)
ピーター・パン(ピーター・パン)※ディズニー映画、1984年版
テディ(スタンド・バイ・ミー)
シルバーボルト(超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス)
レックガー(トランスフォーマー アニメイテッド)
ブラー(トランスフォーマー サイバーバース)
インクレディボーイ(Mr.インクレディブル)


余談


以下結構な下ネタのため、苦手な方はブラウザバック推奨












岩田氏のイチモツは包茎であるらしい。
にも関わらず、剥いた状態でトイレでタバコを吸いながら用を足していた際、
タバコを亀の頭の部分に落としてしまい…

このことで嫁に求められた時に変な病気と疑われたくなかったのか、すぐ伝えたらしいが妻の愛河女氏曰く「求める気はさらさら無かった」という。その後お子さんを生んでいるのだが。

その時の火傷の傷痕は未だに残っており、嫁に「俺の変な傷痕あるけどいい?」的に求めたとかなんとか…

…という恥ずかしい話がビーストウォーズリターンズにて語られた。


また、かつてテレビ東京系で放送されていた声優バラエティ「渋谷でチュッ」に2回出演しており、2回ともAVや嫁との話などの下ネタで観客とお笑いコンビ(当時)のジャリズムを湧かせた。

アシスタントの池澤春菜と宮村優子はドン引きだったが。


かつて唯一発売していたソロCD「話が違う」では、歌録りの後にビキニパンツ一丁で卓球台に縛り付けられ、スタッフが内緒で家族・親戚にリサーチし、当時の事務所から了解を得た岩田本人の恥ずかしい話を次々と暴露されていく「実話拷問!恥刑」なるトラックが収録されていた。先程の「亀の頭にジュッ」事件もしっかり収録されているが、まだまだ序の口だったりする。


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最終更新:2024年02月20日 03:47

*1 これはマイク・サウンダース13体分が加算されているが、それぞれ微妙に演技が異なるので、スタリーや肋骨原種とともに聞き比べてみるのもいいかもしれない。

*2 『3年B組金八先生』第1シリーズと第2シリーズの間に放送された同世界観のドラマで、主演はシンガーソングライターの岸田敏志氏。