フライドポテト

登録日:2012/01/05(木) 20:26:26
更新日:2024/04/17 Wed 20:13:49
所要時間:約 5 分で読めます




フライドポテトとは、ジャガイモを切って素揚げにした料理。


実は和製英語であり、アメリカではフレンチフライ、イギリスではチップス、ベルギーではフリットなどと呼ばれるが、別にフライドポテトでも通じたりする。

欧米では付け合わせの定番、と言うより、三食ともに大量に食べるので、実質的に主食とすら言える国もある。
太るわけだ…。

故に、家庭には、自動ポテト切りマシンや、専用のフライヤーがあったりする。それこそ、日本の魚焼きグリルのごとく…。


日本でも、付け合わせの定番である。

ハンバーガーチェーンに行けば、セットメニューにはまず備えてあるし、
店員さんの素敵なスマイルと共に、「ご一緒にポテトはいかがでしょうか」と言われるのは、もはやテンプレである。
ハンバーガーの合間にヒョイヒョイ食べてしまい、いつの間にか無くなっている。
ポテトチップスと同様、塩分の補給にもなるとか抜かしてホイホイ食べるピザ野郎が散見される。

噂によるとチップスと同じく、塩のしょっぱさにより喉の渇きを早まる作用を利用し、追加でジュースを買わせるように仕向ける詐欺スレスレの商法という陰謀論も…

復活したウェンディーズには、ポテト用のチーズソースがあった。
チリビーンズをかければ、お供でも単独でもイケる逸品に。
(それもウェンディーズとかのメニューにあったけど……カロリー?ハンバーガーショップに入った時点で、気にしたら負けだろ)
元々は第二次大戦時のアメリカで牛肉が手に入りにくくなったためにそれを補うために付け合わせとして出したのが始まりである。現在ではシシュケバブなど他の料理でもつけられる事がある。

ファミレスのハンバーグステーキのものも良い。
少し厚めで、たまに皮つきのフライドポテトはホクホクしていて最高である。
ハンバーグについているソースをすくって食べるのは誰でもやる筈。

ああ、フライドポテトを腹いっぱい食べたい…。

トリコに出てきたポテトの泉を探した事ある人、恥ずかしがらず挙手


探して見つかるものでも無い理想郷らしいが…。

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■作り方

めちゃくちゃ簡単なので自分で作ろう。
1.洗ったジャガイモをレンジで3分チンする。その後裏返してもう3分チン。
2.食べたいサイズに切る
3.油で揚げる。たぷたぷの油でやる必要は無く、フライパンで3ミリほどの水位になれば大丈夫。
4.ジュワー きつね色になったら取り出す。これも好みの揚がり具合でいいだろう。
5.を振る
完成!
どうだろうか。大好きなフライドポテトを安価にお腹いっぱい作れるのだ。油もヘルシーなものを選べばカロリーを気にしなくて済む。

余談になるが、アメリカではトマトケチャップ、ベルギーではマヨネーズをつけるのが定番である。

■種類


◆シューストリング
イモを細長くカットしたもの。
多分フライドポテトと聞いてこれを思い出す人は多いはず、ぶっちゃけマックのポテト。
油をよく吸うのでできたての美味さは異常、冷めたときの不味さも異常。

◆ナチュラル
皮をむかずに中心から大きめにカットしたもの、半月タイプのアレ。冷凍食品でもお馴染みである。
イモ本来のホクホク食感と味わいを残したイモ好きのための一品。
だけで十分美味いが、大きさをいかしてコッテリ系のソースを使用した料理なんかに付け合わせるのもオススメ。

◆ストレート
シューストリングの太いやつ、比べるとイモイモしてる。モスバーガーやKFCのポテトはこれである。
イモ好きか油好きかで食べ分けるべし。
同じ感覚で食べると腹にたまる

◆クリンクル
ストレートと同じくらいの太さで波形にカットしたもの。
塩やソースがよくからみ油もそれなりに吸うのでかなり美味い。
シューストリングにあきたらとりあえずコレを試そう。

◆ラスポテト
オランダ発祥のフライドポテトの一種。
上記のポテト達との一番の違いは、最初に粉末状にして作る時に水で溶き容器で成形して揚げる特徴を持つ。
この説明だけだと不味そうに思えるが普通のフライドポテトとチョット違った食感・風味で中々旨い。
また粉で保存するので冷凍ポテトにする事無く常温保存可能などの利点も持つ。
アメリカや沖縄でチェーン展開している「A&W」の物が有名。

◆素揚げ
洗った皮つきのイモをそのままか半分に切って油に突っ込め。
サイズにもよるが揚げるのに10分以上はかかるめんどいやつ。
キタアカリが至高。
ただ、これはフライドポテトなのか?


■派生品


◆カールポテト
螺旋状にカールしたポテト。 カリカリして美味。
最近ではKFCが商品展開していたこともあった。

◆ハッシュポテト
マッシュポテトに小麦粉を混ぜ、成型して揚げたもの。朝マックと言えばこれ。冷凍食品でも売られている。
塩気が効いており柔らかく美味しいが、小麦粉が油をずっしり吸うのでカロリー半端無いんで注意。でも食べたい…。

◆フィッシュ&チップス
白身魚フライをシューストリング(チップス)に乗せたモノ。タルタルソースなどで頂く。
ある意味英国の名物料理の一角だが、好きな米国人も案外多いらしく駐日基地のフードコートや基地周辺の飲食店にあったりもする。
世界からの評判は、ISの1巻で一夏がセシリアへの反論に「世界一まずい料理で何年覇者だよ」と言ったように、英国の料理自体が全般的にあまり良くない。
しかし、これは“使っている油がイマイチで油の切れが悪い”のが原因の可能性もあり(元々下流階級の料理だしね)、
日本で素材を選んで作れば悪くはない……と思う。

◆プーティーン
カナダ発祥の料理。
シューストリングタイプのフライドポテトにソースとチーズをかけて温めたもの。
フライドポテトの塩気と食感、チーズのまろやかさ、ソースの味が複雑に絡み合う極上の味。
ソースはグレービーソース(肉汁ベースのソース)がメジャーだが、明太子マヨやミートソースなどもあり。
JR東日本系列のハンバーガーショップ「ベッカーズ」や、よみうりランド内の売店で扱っているものがそこそこ知られている。


追記、修正は、手を油でベタベタにしながら携帯をいじってお願いします

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最終更新:2024年04月17日 20:13