らんま1/2

登録日:2011/02/05(土) 02:50:25
更新日:2023/12/08 Fri 15:51:22
所要時間:約 8 分で読めます





うちの天道道場 居候
乱馬つら~い修行の 呪泉郷
水をかぶると
#女になっちゃうフザけた体質
あかねの許嫁♪

らんま1/2』は高橋留美子原作の中華テイストな格闘ラブコメであり、作者の代表作の一つ。全38巻。

前作『うる星やつら』の終了から一年を待たずして、週刊少年サンデーで1987年から1996年にかけて連載された。なお一時的に休載期間がある。

どの作品もヒットしている為気づかれにくいが高橋留美子作品の中で一番売れた作品であり、世界中で少なくとも22の国・地域で19言語版が出版されており、
またノルウェー語版・ロシア語版が出版された初の日本漫画でもある。

また設定上仕方ないことだが、とにかくキャラが脱ぐ。
全裸もさることながら、胸(乳首含む)出てこない話の方が少ないぐらい頻出

アニメはうる星やつら、めぞん一刻と同じくフジテレビ・キティ・フィルムとスタジオディーンにより制作。一部スタッフも共通している。
「うる星やつら」でアニメーターデビューした中島敦子氏のキャラデザは原作とは大きく異なるがこちらも可愛い。

実は第一期と第ニ期(熱闘編)に分かれていて、1989年4月から毎週土曜日の夜7時30分に放映された第一期は半年で打ち切られた。
理由は諸説あるが、PTAからの苦情説が有力。

…そして裏番組はなんと"おぼっちゃまくん"。茶魔語ブーム・ともだちんこ旋風で全国の子供達を味方につけたテレ朝に視聴率で惨敗。もっともあっちもPTAに苦情言われまくってたが

…あれだけ土曜の夕飯時に乳首出してればな…酷いときは揉んでたし……。

だが裏番組の"おぼっちゃまくん"の原作者・小林よしのりには、らんまファンのオタから「お前の作品のほうが下品だ!」といった抗議が殺到したらしい。

第ニ期にあたる「熱闘編」は、1989年10月20日より毎週金曜夕方5:30放送が開始された。もっともローカル枠なので地方によっては異なるが。
しかし、第一期の反省からか脱衣シーン等のお色気シーンのカットや大幅な修正がされ、
その上平日夕方枠への移動と共に制作費が削られたのか、時折作画の乱れなどが顕著になった。
また原作にアニメが追いついたせいか途中で終了しているが、一応OVAシリーズが12本制作されている。
また、劇場版も2本制作されている。
同時期のスーパー戦隊シリーズもやはり土曜日から金曜5時半に移動したため裏番組となった(ターボレンジャージェットマン)までを視聴率で押す結果となり本作終了後の『恐竜戦隊ジュウレンジャー』は平均視聴率が上がっている。ちなみにかつて「うる星やつら」も執筆し第一期でシリーズ構成を引き受けた井上敏樹は裏番組を書く為に「熱闘編」からは2話のみ執筆し降板した。

また、らんまのアニメと言えば声優が非常に豪華であることで有名。

本作で事実上初レギュラーにして初主役に大抜擢された山口勝平や、徐々に人気声優への足場を固めつつあった林原めぐみをはじめ、
日髙のり子、鈴置洋孝、山寺宏一高山みなみ井上喜久子佐久間レイ関俊彦鶴ひろみ、島津冴子、更には緒方賢一、大林隆介、永井一郎や麻生美代子、二又一成、仁内建之、脇役には千葉繁辻谷耕史子安武人石田彰などなど大物になった声優の新人時代、当時から大物だったキャストなど様々である…。
まぁ大半の声優はこの時期はまだ駆け出し~駆け出しちょっと過ぎた時代ではあるが。お姉ちゃんが17歳+84カ月の頃だし

主題歌は、三浦理恵子、羽田惠理香(現:はねだえりか)などが所属していたCoCo、永作博美などが所属していたribbon、早坂好恵、中嶋美智代といった「アイドル冬の時代」で気を吐いていた面々が多く担当していた。声優カバーVer.のほうが上手かったとは言ってやるな。
また、声優達で主題歌、キャラソンを熱唱したりアフレコの裏側を特別取材するなど今で言う「声優のアイドル化」の先駆けを行った作品でもある。

しばしば再放送され、特に静岡県では夕方5時からうる星やつらと共にローテで数年ごとに再放送されていた。

2008年には高橋留美子画業40周年記念でうる星やつら、犬夜叉と共にオリジナルキャストで新作OVAが作られた。うる星やつらとは異なりキャラクターデザインや脚本、実制作はオリジナルスタッフと共通である。


〇あらすじ
中国にある呪われた修行場・呪泉郷のせいで水を被ると女になってしまう主人公・早乙女乱馬と、
その許嫁・天道あかねを中心にその他愉快な仲間たちと繰り広げられる格闘ラブコメ・・・なのだが、
サザエさん時空なうえ、明確な目的も無いのでこれといったストーリーは無い気がする。一応「呪泉郷」にまつわる話が本筋なのだが滅多に話題にならないので……。


〇登場人物

早乙女乱馬
CV.山口勝平
水を被ると女になっちゃう主人公。
花嫁候補が4人いる。
自信過剰なかっこつけ屋でナルシスト、女性関係には一応あかね一筋だが素直になれず優柔不断(気持ちに応える気はないがシャンプーに嫌われたと誤解した時はもう一度惚れさせてやると発言、モテないと自信を無くした時には右京に言い寄り俺はモテる!と自信回復に使うくされ外道)だが、戦闘能力は作中でも上位の実力者。
どちらかと言うとスピードに寄った戦い方だが、岩を砕くくらいにはパワーもある。女になる体質になった事は事故でありいつか普通の体質に戻る事を目指してはいるが女の武器は姑息にも使いまくっている。
恐怖症だが、それが極限に達すると自ら猫化する。この時は「猫拳」を無意識に繰り出し、作中でも最強クラスの戦闘力で暴れまわるため手がつけられない。
猫化した乱馬を鎮めることができるのは、(作中で確認できたのは)たった2人だけである。

■らんま
CV.林原めぐみ
乱馬が水を被って変身した状態。原作では黒髪のまま*1だがアニメでは髪が赤くなる(後に原作のカラーイラストでも赤色になっている)。そして巨乳になる。
作中のお色気シーンの8割を担っている。数多の青少年の性癖を歪めた張本人。
ちなみに元々男なためか、下着は男性用パンツかつノーブラ。やむを得ない時はつける。
こっちだと力は落ちるがスピードは上がるらしい。巨乳なのに。
また身長が縮むので両手足のリーチが短くなる。
ホントは男だと分かっていながらも、当時の紳士は彼女に大変お世話になった

■天道あかね
CV.日髙のり子
らんまの存在により霞む事もあるがメインヒロイン。ツンデレな乱馬の許嫁で、乱馬曰く「色気がなくかわいくない寸胴体型」な天道家三女。が、これは乱馬のツンデレであり普通に男性からはモテる。
なお、大抵は乱馬の自業自得も多いとはいえ、勘違いが多い上にすぐに手が出る暴力女なので乱馬の「かわいくない」発言も嘘ではなかったり*2
怒っていない時は誰にでも優しい少女であり、作中では久能、良牙、五寸釘、劇場版のゲストキャラなどにも惚れられている。
料理が壊滅的に下手で、本人も気にしている様子。
あとカナヅチ。そして(乱馬曰く)日本一の不器用。
ちなみにバストサイズを始めスタイルもレギュラー陣+天道姉妹の中では一番悪い。とはいえそれは周りの基準が高すぎるだけで、美少女かつスタイル良しなのは間違いない。
格闘技の腕はモブ相手且つ正々堂々の勝負では男と戦っても常勝だった凄まじい力量。
ただし、明確な必殺技などが無く、技量が伴っていなかったり動きを読まれやすかったりするため主要な格闘家の中では弱い。
初期は髪が長かった(これもある事情から伸ばしていた)のだが、ある出来事がきっかけで髪を切り、以降はショートヘア―を通し続けた。これについては賛否両論。

■天道なびき
CV.高山みなみ
金こそ全てな天道家次女。
小悪魔な性格で、守銭奴。格闘能力こそ皆無だが男やあかねを手玉に取ることも辞さない。久能とは同じクラス。
出番はあんまり多くないが、某巨大掲示板にある人気投票スレでは二位だったりする。

■天道かすみ
CV.井上喜久子
家事全てを一任されてる天道家長女。
家族ですら怒ったところを見たことがないというほど、穏やかで天然な性格。
かすみさんマジ菩薩。
原作では乱馬がかすみさんの怒りを受けることになる顛末があるが…

■天道早雲
CV.大林隆介
乱馬とあかねに道場を継いでもらいたい無差別格闘天道流の天道道場の主。
娘思いの良い父親だが、実は息子が欲しかったらしい。
あかねが男嫌いということもあり、乱馬とあかねの仲に出しゃばっては、喧嘩を誘発させることばかり。
跡継ぎ(あかね)に関することを除けば基本良心的だが、師匠や親友がアレなだけに若い頃は自身もけっこう適当だった模様。
こう見えてもかなりの愛妻家で、亡くなった妻のことを想い続けている。
作中、数少ない回想シーンに出て来る妻は、三姉妹の母親だけあって負けず劣らずの美人だった。

■早乙女玄馬
CV.緒方賢一
水を被るとパンダになる無差別格闘早乙女流の開祖。
かなりいい加減な性格だが、これでも家庭持ち。息子・乱馬と、美人で物凄く天然な妻がいる。
都合が悪くなるとすぐパンダになって誤魔化そうとする。つうか、普段からほとんどパンダのままでいることが多い。
戦闘能力は修行をサボっていた為すっかり劣化していたが「地獄のゆりかご」という必殺技を開発した。
パンダになると喋れなくなるため、台詞付きの看板を取り出して会話する。

■早乙女のどか
CV.池田昌子
乱馬の母で玄馬の妻。乱馬は母親似なのがよくわかる。特にらんまの状態の時は瓜二つである。
基本的に優しい女性だが良くも悪くも物凄く一途で、一度約束したことは本気で信じ続ける、頑固で融通の利かない所が困りもの。
玄馬が彼女を家に残し幼い頃の乱馬を連れて武者修行の旅に出る際、「乱馬が男の中の男に育っていなければ父子揃って切腹する」という約束を交わしており(なお、乱馬はこのことを知らなかった)、
これを避けるために早乙女父子は天道道場に転がり込んできたという事実が物語後半に判明。
夫と息子が天道道場にいるという噂を聞きつけてやってくるが、そのときはらんまとパンダになって誤魔化された。
その後、乱馬と玄馬が先祖の墓参りに行った際に紆余曲折を経て再会。同時にらんまとパンダの正体を知ったが、らんまの素の性格が十分に男らしかったという事で許し、家族3人で暮らそうとしたらシャンプー、小太刀、右京に家を壊され、天道道場四人目の居候になってしまった。

テレビアニメでは彼女の初登場編が最終章になっており、事実上のラスボスになっている。

響良牙
CV.山寺宏一
水を被ると子豚(通称Pちゃん、あかねは正体を知らずペットとして可愛がっている)になる極度の方向音痴。大抵各地のお土産を持って登場する。家族も全員方向音痴であり家にはロクに帰れない。
中学時代からの乱馬のライバルで、作中でもかなり強く乱馬とほぼ互角。
早さの乱馬に比べパワーファイターだが、戦いの際に小物を利用したり周囲への順応も早いと器用な面もある。
また、ある修行の末に異常に打たれ強くなり、生半可なことではダメージを受けなくなった。
作中で「爆砕天結」「獅子咆哮弾」など新たな必殺技を身につけ何度も乱馬と対決している。
乱馬以外の同世代レギュラー陣相手には黒星が無い。
後半は逆転していたような気がしないでもない。
髪をうっかり切ってしまった事をきっかけにあかねに惚れ込んでしまい恋愛でも乱馬のライバルとなる。あかね一筋だったのだが終盤は…。

良牙に影響されて方向音痴キャラやった人は少なくないと思われる。

ちなみに担当声優こと山ちゃんは良牙、Pちゃん、呪泉郷ガイドの声を一手に担っている。

シャンプー(珊璞)
CV.佐久間レイ
水を被ると猫になる中国娘。
決闘をして負けた場合、相手が女ならば殺し、男ならば婿にするべしという村(女傑族)の掟に従い、当初は女のほうのらんまに負けたため命を狙っていた。
のちに男のほうの乱馬にも敗れて、二人が同一人物かつ正体は男であることを知って以来は乱馬に惚れこんでいる。
らんまの次に露出が多く、そのほとんどが全裸
乱馬、良牙、ムースの三人が入浴中の男湯に全裸で乱入するなど、羞恥心の無さでもらんまと同等かそれ以上と言える。
また、水を被って猫になると服が脱げ、お湯を被って元に戻ると…というパターンも多い。
元が男のらんまに対しこちらは純度100%の美少女なのもポイント高く、更にバストサイズは女性レギュラー陣では最大。
女性キャラの中では人気・戦闘力、共にトップクラスの実力者で、その外見とは裏腹にかなりの怪力。あかねと腕相撲勝負した際には余裕で勝てるほど。素手も強いが器械武術も使いこなせるようで、作中では様々な武器を持って戦っている。
自分のわがままを乱馬に押し付け、嫌がられると猫になって脅迫する。恋敵は殺せば良し、と戦闘民族そのものの思考回路である。
幼馴染であるムースは言動が気持ち悪い&乱馬に惚れ込んでいる為邪険に扱っているが心から嫌いな訳ではない。

■ムース(沐絲)
CV.関俊彦
水を被るとアヒルになる極度の近眼の中国人。暗器の使い手。
速さの乱馬、力の良牙に対し、技のムースといった感じだが、乱馬にも良牙にも真正面からだと負ける悲しみを背負った男。
シャンプー一筋で日本まで追いかけてきた。
ビン眼鏡をかけているが実はイケメン。
誤解されがちだが、幼い頃(曰く「みっつの時」)にシャンプーに負けたものの現在の実力は本気さえ出せればシャンプーよりも上である。
・・・なのだが今でも勝てないのはもう惚れた弱みとしか言いようが無い。

■久遠寺右京
CV.鶴ひろみ
関西弁で喋る乱馬の許嫁。男勝りで男装の麗人。作中では初登場時は皆に男と勘違いされ(乱馬は小さい頃会った時からずっと男だと勘違いしていた)、女装した男×2から求婚されている。
お好み焼き職人で、通称うっちゃん。
格闘に関しても特製のお好み焼き道具を使いこなす独特の戦法でそれなりの腕だが、流石にきちんと格闘技を修めている人間にはかなわない。
乳首の露出は一回だけ。(要確認?)
男湯に(シャンプーを追って)乱入する際にはちゃんと胸元を隠すなど、貞操観念は高め。本作の女性陣の中ではガードが固いと言えよう。また隙あらば潰そうとするシャンプーや小太刀と異なり平常時にはあかねとも仲良くしている。

■九能小太刀
CV.島津冴子
乱馬一筋の黒薔薇女学院の新体操部員。通称黒バラの小太刀。
顔立ちはキツめとはいえ黙っていれば美人で、スタイルもかなり良いのだが、基本的に変態度は兄である帯刀に負けず劣らずな上、すぐに合成写真や痺れ薬を使う卑怯者。なのでシャンプーや右京と比べると乱馬達には露骨に避けられている。
料理が上手で、乱馬ですら皮肉半分だったとはいえ「誰か(あかね)と違って料理うめーんだな、小太刀」と素直に褒める程。
ただし先述の通り薬を仕込んでいることが多いため、乱馬はおろか兄の帯刀ですら素直に食べることはない。
声はしのぶだが面堂了子のセルフパロ。

■九能帯刀
CV.鈴置洋孝
自称・風林館高校の蒼い雷(いかずち)。しかし実際のところは蒼い変態。剣道部部長。
女性に優しいが男は容赦しない。
清楚、可憐な天道あかね健康美あふれるおさげの女(らんま)(帯刀談)にベタ惚れ。どちらも一点の曇りもなく平等に愛している。
姿を見るなり抱き着くなどの猛烈なアプローチをするわりに高校生らしい健全な交際を夢見る変態紳士。残念すぎるイケメン。原作者も「ついていけない…」と思った異常者。
初期のあかねの男嫌いの原因を作った張本人。
これでも本気になればあかねより強いのだが、変態だが紳士でもあるのであかねに負け続けながらも見苦しい真似はそこまでしていなかった。
ただし本編前の話であり、乱馬達の登場により多少汚くなったりもしている。
ちなみに他のレギュラー陣には敵わない程度の実力だが、あるエピソードで修行した際には一時的に逆転し、乱馬よりも強くなっていたことがある。その時はおさげの女相手に「ここは無人島、誰も来はせん…いっそ力ずくで…」と言いながらにたりと笑ったりと、普段からは考えられない暴走をかましたりもしていた*3
後に周囲が卑怯者や変態ばかりになってきたことと、作中一番か二番目に酷いと目される父親の被害に遭っていたことも判明し、むしろ被害者の側面も強くなったり。
後、男性でありながら「17才教徒」である。(男声優もなれるじゃねえか・・・)

■八宝斉
CV.永井一郎
元祖無差別格闘なエロジジイ。そして下着泥棒
らんまへのセクハラは日常茶飯事。
こいつが出てからほとんどのトラブルの原因はこいつになった。
チビだが作中最強クラス。邪悪の塊とまで言われ乱馬たちには容赦しないが、何故かセクハラをした一般人の女性にはよく制裁されている。
このことから、一応倫理観の線引きはあるようだ(本気を出せば一般人の女性に負けるはずはないので)。
また、トライアングルを叩く猫の拳士に転生した。

■コロン(可崘)
CV.麻生美代子
シャンプーの曾祖母で、八宝斉と双璧をなす作中最強クラスの実力者。数多くの拳法を身に着けており、未だ衰え知らず。
伊達に百年は生きていない。見た目よりもずっっっっと若い。ちなみに料理も大得意。
女傑族の総帥であり、日本にやってきて中華飯店をすぐに開店していることを見ても、それなり以上の財産は持っているようだ。
あの手この手で乱馬をシャンプーの婿にしようと画策する。
また序盤は乱馬や良牙に修行を付けてやるなど師としての役も担った。
八宝斉とは若い頃からの知り合いの腐れ縁状態。若い頃はどえらい美人であった。

■小乃東風
CV.三ツ矢雄二
飄々として優しく、どこかマヌケな雰囲気も漂わせるが、凄腕の骨接ぎ屋。声はあかねから逆算した某背番号のないエース。
理由は不明だが拳法の腕前も相当らしい。乱馬をして「いきなり背後を取られた。気配を完全に消してやがった」とまで言わしめている。
ただ一つの弱点は、かすみさんにベタ惚れで、彼女の前では何をやってもトンチンカンになってしまうこと。
序盤からしばらくは、結構な重要人物でありちょくちょく出て来ていたのだが、中盤からは原作者が忘れたのか登場しなくなる。アニメオリジナル回ではたまに出て来た。
ときどきでいいから、思い出してあげてください。はて?どなた?

■パンスト太郎
CV.古本新之輔
八宝斎を追って日本に来た怪人で、水をかぶると、牛の頭に雪男の体、鶴の翼に尻尾が鰻という大きな怪物になる。歴とした中国人で、腰にパンストをベルトのように巻いている。村の掟で産湯につかわせた者がその子の名前を決めるというものがあり改名してもらう為に一応弟子である乱馬達を襲った。
名付け親は八宝斎。作中で一度自分で考えた「かっこいい太郎」に改名を成功するも、八宝斎に再び「パンスト太郎」という名に戻されてしまう。のちに呪泉郷の効力を利用して、変身後の体にタコの能力も追加してパワーアップを果たす。

■ニノ宮ひな子
CV.冬馬由美
後半から登場する乱馬達のクラスの担任。たびたび授業をエスケープ、早弁、成績最悪の乱馬をシバくために校長が呼び寄せた。

実年齢はおそらく大人だが外見・性格・言動はいずれも子供で、生徒からは「ひなちゃん先生」と呼ばれてナメられている。教育熱心ではあるが、子供っぽい性格のため居眠りしたり脱線したり全く授業にならない。一応教師としての自覚や熱意は高い。

実は「無差別格闘流」の「闘気吸引体質」を有しており、対戦相手の闘気を「八宝五円殺(はっぽうごえんさつ)」で根こそぎ吸引して無力化が可能。吸引した闘気は身体に溜めこまれ、闘気太りにより一時的に体が大人化、メルモちゃんの如くピチピチの服を着た美女に変身する。ただし口調や声も大人らしくなるが中身は変わっていない。そして貯めた闘気を光線にしてぶつけ返す「八宝つり銭返し(はっぽうつりせんがえし)」が必殺技(これを使うと子供の体型に戻る)。


〇余談

2011年12月9日に実写版スペシャルドラマが放送された。

キャスト
乱馬…賀来賢人/らんま…夏菜
あかね…新垣結衣
なびき…西山茉希
かすみ…長谷川京子
変態(帯刀)…永山絢斗
五寸釘…金井勇太
東風…谷原章介
教頭※…田山涼成
鎌鼬※…渋江譲二
玄馬…古田新太
早雲…生瀬勝久

※ドラマオリジナル

古田と生瀬の濃さとハマり具合が異常なレベル。オカマ教頭はオリジナルだが、原作にいる人達よりもむしろ原作っぽい雰囲気。
親父のパンダ姿は無論着ぐるみでアレに似ている。
そして、乱馬と変態のアーッなキスシーンもあるよ!実写だと生々しいね!
後、らんまのおっぱい




昔ここで携帯電話持ったアニヲタが溺れた悲劇的伝説あるね
以来ここで溺れた者皆・・・追記・修正してしまう呪い的泉!!

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最終更新:2023年12月08日 15:51

*1 ただし髪にキューティクルのハイライトが付く

*2 乱馬としても割と早期から憎からず思っているのだが、なにぶんお互いに張り合うことの方が多く、暴力を振るわれたり喧嘩になることも多いのでそんな時は大抵イラッとしている。当然の話だが。

*3 とはいえ、この時の九能は記憶喪失だったため、抑圧していた欲望が暴走したと考えられなくもないが。