ワイト(遊戯王)

登録日:2009/11/22(日) 23:42:59
更新日:2024/03/26 Tue 14:58:38
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アンデット系カードではどうにも相手にならない!

~ワイトについて 武藤遊戯


テキスト

《ワイト》
通常モンスター
☆1/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200
どこにでも出てくるガイコツのおばけ。攻撃は弱いが集まると大変。

概要

遊戯王OCGに古くから存在するカード。
遊戯王OCGの中でも最弱の部類に入り、ガチデッキなら単体ではまず採用されない、いわゆる「雑魚」、なのだが……
どういうわけか、プレイヤーからやけに愛されている有名カードでもある。
遊戯王カードwikiにも、一部に熱狂的人気があるとまで記述されていたりするほど。



「集まると大変」とあるが、別にコイツらが何体束になってこようと大変という事態にはまずならない。
戦闘破壊できるのもせいぜいライトロードお父さん正義の味方くらい。
ワイトが複数集まる方法としては「同姓同名同盟」「トライワイトゾーン」などがある。
フィールドに集まった後は「トライアングルパワー」で強化したりエクシーズ素材として使えるが、逆に言うとできることはそれだけ。

一方、能力の低さが幸いして、「ワン・フォー・ワン」、「キラー・トマト」、「ワンチャン!?」など、低ステータス用サポートカードには対応しており、手札・フィールドに持ってくるのは難しくない。


各種召喚のリリースやら素材やらにしたり、あるいは手札コストとして捨てるには悪くないカードではある。
また、その出しやすさを活かすローレベル系デッキでお呼びがかかることもある。
直接的な戦力こそ乏しいが、先述の「トライアングルパワー」のような、弱小モンスターにしか扱えないサポートカードの力を借りて相手モンスターを打ち倒せた時の爽快感もひとしお。

ただローレベルコンボにしたって、攻撃力で勝るヘルバウンドやヴォルカニック・ラット、守備力の高い大木炭18など、このカードより扱いやすいのはいくらでもいるのが痛い。
またトライアングルパワーを使っても攻撃力2300止まりで、上級モンスター相手だと戦闘で勝てず泣きを見ることも。

また、ワイト自体はフレイム・ゴーストとアンデット・ウォーリアーの融合素材でもある。
両方とも強さとしてはワイトに毛がはえた程度なので、手間のかかる融合召喚を行ってまで出すメリットは薄い。
しかし逆にこの2種を利用してワイトを「融合準備」「融合徴兵」「E・HERO プリズマー」で呼び出すことはできるため、あながち無意味でもない。


とはいえど、しょせんは一介の雑魚モンスター。
名だたる強モンスター達は軒並み3000もの攻撃力・守備力を備え、さらにはこのカードにない優秀な効果まで備えているのだ。

《ワイト》ごときでは、彼らに打ち勝つのは夢のまた夢であることは言うまでもないだろう。



追記・修正は《ワイト》を墓地に3体集めてからお願いします。





































集まっても大変になどならないと言ったな。








……いや、全くの嘘ではない。
確かにワイトが集まっても大変になどならないのだ。そこがフィールドであれば。


《ワイトキング》
効果モンスター
☆1/闇属性/アンデット族/攻 ?/守 0
(1):このカードの元々の攻撃力は、
自分の墓地の「ワイトキング」「ワイト」の数×1000になる。
(2):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地から他の「ワイトキング」か「ワイト」1体を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。



本当に大変なのは、ワイト3体が墓地に集まったとき。
《ワイトキング》が青眼の白龍にも並ぶ3000の攻撃力となって現れるのだ。
さらに、デッキに「ワイト」「ワイトキング」をそれぞれ3枚フル投入し、「ワイト」3体とフィールドに出ているのを除いた「ワイトキング」2体が墓地に集まっているなら、その攻撃力は5000に達する。*1

げに恐ろしきは、こんな化け物が《ワイト》と同じ最低レベルであるレベル1であること。
攻撃力3000、他デッキでいうエース、主力級と呼ばれるモンスターとタメを張れる攻撃力のモンスターが、「ワン・フォー・ワン」「ワンチャン!?」一枚でポンと呼び出せてしまう。
もちろんレベル1なので手札から生け贄もなしに手軽に召喚できる。*2

さらに言えば《ワイト》ともどもアンデット族なので、「ユニゾンビ」に「牛頭鬼」「ゴブリンゾンビ」などなど、墓地肥やしを中心に豊富なサポートを受けることができる。
つまり、墓地に集まるのは得意。墓地から蘇るのも得意。

ろくな耐性を持たないので倒すこと自体は難しくない、といえば救いがありそうだが、
実戦では倒しても倒しても「生者の書-禁断の呪術-」や「馬頭鬼」1枚で何度でも墓地を這い出てくるため、実戦ではその厄介なしぶとさに悩まされること請け合いである。
基本的に高攻撃力でいることが多いため戦闘破壊された場合の効果はイマイチ噛み合ってないように見えるが、オネストやら収縮やらのコンバットトリックに、効果無効・表示形式変更から突破されるなど、もしものトラブルがあった時にはこの効果が重宝する。
効果で攻撃力が変動するのでブレイクスルー・スキルなどで効果を消されると攻撃力が0になってしまう弱点があるのだが、
そのまま戦闘破壊された直後に(2)の効果で即座に蘇ってきて元の攻撃力でブン殴るという力技を使えたりもする。

ちょいとややこしいが、ワイトキングの効果で決定するのは「元々の攻撃力」、つまりカードに記されている「?」に当てはまる数字を決定するため、「巨大化」「収縮」などの元々の攻撃力に対応するカードを使うと、決定した数値を基準にそのまま計算される。ガーゼット一族と違い攻撃力が0になるわけではない(無論効果を無効にされれば0である)。
また、他のワイト一族と違い、攻撃力がフィールド以外では不確定なので、リミット・リバースやキラー・トマトなど攻撃力を参照する一部のカードには対応していない。

……という感じで、先述の「ワイト」は最弱の雑魚なんてものではなく、
それを中心にしたテーマデッキ、すなわち【ワイト】としてデッキがひとつ組めてしまう一大勢力の一角なのだ。
もう隠すこともないのでハッキリ書いてしまうが、
この【ワイト】デッキ、端的に表現するとワイトキングの圧倒的攻撃力で相手プレイヤーと相手モンスターをまとめてブチ抜く究極の脳筋デッキなのである。

ワイト一族

  • 《ワイト夫人》
効果モンスター
☆3/闇属性/アンデット族/攻 0/守2200
このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。
また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、フィールド上に表側表示で存在する「ワイト夫人」以外の
レベル3以下のアンデット族モンスターは戦闘によっては破壊されず、魔法・罠カードの効果も受けない。

ワイト夫人がいれば魔法・罠耐性が付加されるので次元幽閉エネコンも怖くない! だけどスキドレだけは勘弁な!!
夫人自体も守備力が2200と理不尽なほど高く、下級モンスターでの戦闘破壊はまず無いだろう。
レベル3なのでデブリ・ドラゴンで釣り上げればブラック・ローズ・ドラゴンシンクロ召喚する事も可能。
もう一体レベル3モンスターを並べられればリヴァイエールを絡めた蘇生コンボも狙える。

なお、耐性は相手フィールドの「レベル3以下のアンデット族モンスター」にも付与される点は注意が必要。
相手が苦し紛れにセットしていた灰流うららが突破できない……なんて事態はワイトデッキあるあるなのだとか。
一方、非ワイトデッキ相手にワイトキングを送り付けることで、攻撃力0の戦闘破壊耐性持ちという恰好の的にする戦法も存在する。


  • 《ワイトメア》
効果モンスター
☆1/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200
このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。
また、このカードを手札から捨てて以下の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●ゲームから除外されている自分の「ワイト」または「ワイトメア」1体を選択して自分の墓地に戻す。
●ゲームから除外されている自分の「ワイト夫人」または「ワイトキング」1体を選択してフィールド上に特殊召喚する。
苦手な除外を喰らってしまった場合は頼れる貴族ワイトメアの出番。
異次元鴉や混沌皿などで除外されても手札からワイトメアを捨てれば従者と貴族は墓地に、王と夫人は場に舞い戻るのだ!!
闇の誘惑で自らワイトキングを除外し攻撃力を上げつつ帰還させることも可能。

王<何度でも蘇るさ!

ワイトメア自身は墓地に捨てられるので少なくともワイトキングの攻撃力は1000は上昇する事になる。
なおテキストにある通り、こいつら2体も墓地では名前が《ワイト》に変わるので、ワイトキングの攻撃力も底上げされる。
これにより、「ワイトキング」の最大攻撃力は先ほどの5000から11000となった。


  • 《ワイトプリンス》
効果モンスター
☆1/闇属性/アンデット族/攻 0/守 0
(1):このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
「ワイト」「ワイト夫人」1体ずつを手札・デッキから墓地へ送る。
(3):自分の墓地から、「ワイト」2体とこのカードを除外して発動できる。
デッキから「ワイトキング」1体を特殊召喚する。

ワイトサポートというよりワイトキングサポートだったために
「ここまで来たら通常ワイトいらなくね?」という評価になってしまった流れを変えた、遊戯王ARC-VOCGのブースターパック『THE DUELIST ADVENT』で登場したワイト。
デッキのワイトを名指ししているために通常ワイトを使う意義が出てきた。

(2)の効果でこのカードが墓地へ送られれば墓地にワイトが3枚溜まることになる。
何処から墓地へ送るかや送る方法は問わず、タイミングも逃さないためシンクロ素材やエクシーズ素材や手札コストにしても効果が発動する。
1ターンに1度ではないため複数枚送れば高速でデッキを圧縮しつつワイトキングの攻撃力を倍プッシュできる。

(3)の効果は攻撃力3000分のワイトを除外してしまうがデッキからワイトキングを特殊召喚できる。
コストはかなり痛いため十分に墓地を肥やしてから使うか異次元からの埋葬でカバーしよう。
除外されることを利用しワイトメアやリヴァイエールに繋ぐことも狙える。


  • 《ワイトプリンセス》
効果モンスター
☆3/光属性/アンデット族/攻1600/守 0
(1):このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ワイトプリンス」1体を墓地へ送る。
(3):自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、そのレベルまたはランク×300ダウンする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

ブースターパック『レイジング・テンペスト』で登場した、お姫様のワイト。
ワイト一族では珍しく、元々の攻撃力が高く、属性も光属性である。

(2)の効果で、以前よりもスムーズに、ワイトプリンスを墓地へ送ることができる。
ターン制限がないので、1ターンに複数召還できるのならば、大量の墓地肥やしができ、ワイトプリンスの(3)の効果にも繋げやすくなる。

(3)の効果は、オネスト型の全体弱体化効果。
攻撃力が高いモンスターは大抵レベルもランクも高いため、大抵のモンスターが弱体化する。
自分のモンスターにも影響が及ぶが、ワイト一族はレベルが低く、ステータスも低いため、300ダウンしたところで特に影響はない。
それどころか、切り札であるワイトキングは、墓地にいったワイトプリンセスがワイトの1枚となるため、実質的には攻撃力が700アップしていることになる。


  • 《ワイトベイキング》
効果モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。
(2):自分フィールドのレベル3以下のアンデット族モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに手札のこのカードを捨てる事ができる。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから以下のモンスターを合計2体手札に加える(同名カードは1枚まで)。
その後、手札を1枚選んで捨てる。
●「ワイト」
●「ワイトベイキング」以外の「ワイト」のカード名が記されたモンスター

『BLAZING VORTEX』で登場した後続のワイト。
焼きたての芋を手に芋だけにホクホク顔のワイトキングという笑いを誘うイラストが目を引く新顔である。
イラストの構図はワイトキングとほぼ同一。よく見るとちゃんと焚き火の消火用バケツも用意している。キングはマナーを守るのだ。
が、シュールそのものなイラストとは裏腹に効果はそれを忘れさせるほどに普通に強い

アンデット族の身代わりとしてベイキング自身を墓地に捨てることができる(2)の効果、
ベイキングが墓地に送られた場合にデッキから「ワイト」と「ワイト」一族を合計2枚手札に呼び込む(3)の効果を持つ。
当然(2)を発動すると連鎖的に(3)の効果も起動するので、従来よりもスムーズにデッキが回転させられるように。
サーチしたカードはそのまま「その後、手札を1枚選んで捨てる」で墓地に落としても良いので、ワイトプリンスを引いて即座に落とす事でワイト夫妻を墓地に落とせる。
もう1枚はデッキからプリンスを落として更に墓地肥しを加速できるワイトプリンセス、除外されたワイト達を戻せるワイトメア辺りにすればスムーズに展開出来る。


(2)の効果の対象は「レベル3以下のアンデット族」なので、レベル1のワイトキングは勿論、夫人や「ユニゾンビ」等、フィールドに居てほしいアンデット族をも護衛することができる。


そしてやはりというべきかベイキング自身も「ワイト」として扱う効果を持っている為、墓地にいればワイトキングの攻撃力向上にもつながる。
ちなみに「MASTER DUEL」でまさかのメイト化を果たした。


  • 《ワイトロード》
効果モンスター
星1/光属性/アンデット族/攻 300/守 200
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。
(2):自分の墓地に「ワイト」か「ワイトキング」が存在する場合、
手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分の墓地の「ワイト」「ワイトキング」の数まで、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
(3):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の、
「ワイト」か「ワイトキング」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

『LEGACY OF DESTRUCTION』で登場したコスプレしたワイト。
ライトロード・パラディン ジェインに似た格好をしたワイトとライトロード・ハンター ライコウに似た鎧を纏った骨犬マロンと言うイラストで決闘者に衝撃を与えた新顔。
オマケにカード名も後述するデッキ名を意識したかの様な名前なため古参決闘者も驚愕した。
そしてベイキング同様、ギャグの様な名前とイラストとは裏腹に効果は優秀。

墓地にワイトかワイトキングがいれば自身を手札か場から墓地に送ってその数までデッキトップを墓地に送る(2)の効果、自身を墓地から除外してワイトかワイトキングを蘇生させる(3)の効果を持つ。
(2)の効果で自身を墓地に送ればそのまま(3)の効果も発動出来るため即座にワイトキングが降臨し、(2)の効果でワイト一族が落ちればワイトキングの打点が上昇し、ワイトプリンスなら追加でワイト夫妻を落とせるため更なる高打点も狙える。
ランダム墓地肥やしなので確実にワイト一族を落とせるかは運になってしまうが、墓地にワイト一族が溜まれば溜まるほど落とせる枚数を増やせるためワイト一族を巻き込みやすくなり、他の墓地発動効果を持つカードを一緒に落とせればそちらの発動も狙える。
更にこのカードも墓地ではワイトになるが、単なるワイトキングの攻撃力の参照になるだけでなく、(2)の効果で墓地に送れば自身も墓地肥やしの参照枚数にカウント出来ると言う自己完結した性能になっているのが強み。

先のプリンス、プリンセス、ベイキング、ワイトロードの登場で、「ワイトキング」の最大攻撃力は11000から23000となった。
一応言っておくが、遊戯王OCGの初期ライフ値は8000である。
もうここまでくると神だろうが決闘竜だろうが、こいつと一回殴り合っただけで戦闘破壊はおろか余波で相手プレイヤーのライフポイントまでもが完全に消し飛ぶ。つまりワイトキングに攻撃を許すのがもう死亡フラグである。




運用

これらを能動的に使用する為にカオス・ソーサラーを始めとしたカオスモンスターと共存させる型もある。

またこれらのカードをより早く大量に墓地に送る手段としてライトロードの墓地肥やし効果が役に立つ。
某お父さんやライラが手薄な除去能力を補ってくれるので一石二鳥。
通称【ワイトロード】
偶然の一致とは言え、まさかこのデッキ名が後のカード名に採用されるとは誰も予想できなかっただろう。


手札にあるワイト達は手札抹殺などの手札交換系カードか、
スナイプストーカーやサンダー・ブレイクのような手札コストの必要なカードで墓地に送ればいい。
一族が墓地に溜まっている場合、ただのワイトに守護神の矛を装備すればキング並の攻撃力を得ることができる。

また、「超高打点の低レベルモンスターを用意できる」部分に目をつけ、ジャンク・ウォリアーとのコンボでバ火力を叩きだすことも可能。

お手軽アタッカーとして【アンデット族】に入れることももちろん可能。
黄金卿シリーズやドーハスーラで制圧や除去を行い、ワイトキングでビートダウンして勝つというコンセプトであり、シンプルに強力である。
特に《隣の芝刈り》を採用するタイプとは相性がいい。

このように相性のいいカードが豊富にあり、弱点や必要要素を補えるところがネタだけどガチと言われる由縁である。

ちなみに、なぜ「ワイトと名の付く」ではなく「ワイト」指定なのかというと
「名の付く」というテキストだと「ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」などまで該当するからである。


余談

さりげなく英語名がカッコイイ
  • ワイト     《Skull Servant》
  • ワイトキング  《King of the Skull Servant》
  • ワイト夫人   《The Lady in Wight》
  • ワイトメア   《Wightmare》
  • ワイトプリンス 《Wightprince》
  • ワイトプリンセス《Wightprincess》
  • ワイトベイキング《Wightbaking》

ワイト夫人以降は「Skull Servant」ではなく「Wight」で統一されている。


原作・アニメでは社長のコレクションルームに飾られていたりもする事から実は社長もワイト信者なのでは……と云う疑惑も


案外知られていないが、主人公である遊戯に使われたカードである。
むろん、Skull Servantの方である。
引いた時の遊戯の絶望したような表情と発言「だめだ…アンデッ系カードではどうにも相手にならない!」がまた酷い。じゃあなんでデッキに入れた。
壁として召喚したはいいが結局巨大化したミノタウルスには敵わず、素手で握り潰されている。
ガイドブックでは「クビのもげ方が、いさぎよい。」とまで評されてるやられっぷりを見せた以降は使われることは無かった。


結局、なんだかんだと言っても遊戯王OCG最初期からあるこのカードが、
ネタにしろガチにしろ愛され続けているのはこのカードが放つ独特の魅力によるものなのかも知れない。

じっと見ているとその哀愁漂わせるデザインに魅了される。
のはワイト信者故か……


ワイトが描いてあるカード

こちらはよく知られている。出演カードがやけに多い。

『ゾンビ・マスター』
マスターが操っているリボーン・ゾンビを羨ましそうにみている。
キングなら蘇らせる価値があるが……

『アンティ勝負』
どうみても無理な勝負をしている。
無論、相手のカードによっては勝つことは不可能ではない。

『振り出し』
ゴブ突の方が目立つが、後ろにこっそりいる。

『魂を呼ぶ者』
変な人の呼びかけで蘇ってる。
勧誘、ダメ、ゼッタイ。何度も言うが蘇らない方がいいってのに

『ヘル・ブラスト』
吹っ飛んでる。お互いに150のダメージ。

『弱者の意地』
ワイトにも意地があるんだ。

『ダークバースト』
爆発に巻き込まれてる。

『エンジェルリフト』
天使がお迎えにきた。だから蘇らせるならキングだと

『即神仏』
ここからワイト伝説が始まったんだ……

『トライワイトゾーン』
トワイライト」でなはい。
3体のワイトが墓地から特殊召喚されている。
基本的にワイトは墓地にいてくれた方がありがたいので、使うならおジャマで。

『魔の取引』
押収の人相手に高笑いをしてる。

『大金星!?』
ワイト、ワイトキング、ワイト夫人、ワイトメアのフォーカード。
当時はワイトプリンスやワイトプリンセスがいなかったのでファイブカードにはならなかった。

『横取りボーン』
ワイトプリンスが飼っている(と思われる)骨犬マロンに足の骨を横取りされている。

『シャッフル・リボーン』
ワイトプリンスが墓地から復活している。

『リジェクト・リボーン』
深淵の冥王が復活している場面にハ・デスと共にいる。

『検疫』
ワイト一家の連れてきた骨犬マロンともう一匹が空港で検疫を受けている。
奥の方にはゾンビキャリアさんもいる。

『センサー万別』
『検疫』の続きと思われる。
プリンスと骨犬マロンは通ることができたが、キングと夫人がセンサーに引っかかっている。

『オールド・マインド』
ワイト一族や「ホワイト・ホール」等、「ワイト」と名のつくカードでババ抜きをしている。
ババに相当するのはワイト夫人。





ワイトの愛らしさに惹かれたら追記、修正が集まると大変。

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最終更新:2024年03月26日 14:58

*1 相手のワイトキングをコントロール奪取すれば最大6000。

*2 ちなみに、上で挙げた青眼の白龍のレベルは8。普通は攻撃力3000レベル8くらいがデッキに入る最高戦力であり、4000とか5000とかに到達するようなモンスターは召喚難易度があまりに高すぎるので普通は投入されない。