宮城リョータ

登録日:2012/10/04(木) 22:04:10
更新日:2024/02/19 Mon 13:39:34
所要時間:約 7 分で読めます




こんなでけーのに阻まれてどーする

ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!


井上雄彦の漫画とそれを原作にしたアニメ『SLAM DUNK』の登場人物。
CV:塩屋翼(TV版)/仲村宗悟(THE FIRST SLAM DUNK)


【プロフィール】

本名:宮城リョータ
性別:男性
所属:湘北高校2年
身長:168cm
体重:59kg
誕生日:7月31日
星座:獅子座
出身地:沖縄県
ポジション:PG(ポイントガード)
背番号:7→4
バスケットシューズ:コンバースアクセレレーター
桜木命名のあだ名:リョータ君→リョーちん(この他、一度だけ『リョーちんこ』とも)


【概要】



湘北高校の二年生。
同じく二年生でPGの安田靖春(ヤス)とは小学校からの仲で親友同士。
小学生の頃からポイントガードとして活躍。
ガードの実力は陵南の田岡監督からも一目置かれる程で、高校進学時に陵南含めて様々な強豪高校からスカウトが多数あったが、安西監督に憧れて湘北へ入学した。

バスケ部マネージャーの彩子に惚れており、彼女の存在がバスケを続けるか迷っていた彼をバスケ入部へと導いた。
1年目の活躍はレギュラーメンバーの中で唯一描写がなく不明である。
後に出会う事となる桜木花道とは初めはリョータの誤解から大喧嘩となるが、
後に和解して花道から「リョータ君(後にリョーちん)」と呼ばれるまでに親しくなった。


【選手としての特徴】



他のメンバーに比べ身長は無いが持ち前のドリブル技術、スピードを生かしたプレーを得意とする。
ジャンプ力も高く、10cm程度の身長差の相手ならシュートブロックも出来る。

その技量の高さは、あの陵南の田岡監督が彼の実力を県内で五本の指に入るガードと言わしめる程。
普段はケンカっぱやい性格だが、いざフィールドに立てば冷静な判断とスピードでチームを支えている。
インターハイ予選ではチームを支え、翔陽戦ではミスマッチでも互角以上に渡り合いゲームの流れを掴んだ。

海南戦では神奈川No.1プレイヤー牧紳一とマッチアップし、前半は食らいつくも後半は本領発揮した牧に圧倒されるが、この試合で10得点16アシストを記録しダブル・ダブルを達成する活躍を果たす。


決勝リーグ最終戦では あの仙道をかわしてレイアップシュートを決めた。

しかし、たまにその性格から試合中でもムキになってしまう事も。
山王戦前に山王のビデオを見た際に怖がって彩子の前で弱音を吐いてしまったりと精神的に弱い一面もある。
だが、その山王戦で決して得意ではないフリースローを土壇場で2本決めるなど、勝負強い一面を見せた。
得意でないはずなのに花道に堂々と助言していたのは見なかった事にしよう

なお初戦の三浦台で途中出場*1して以来、湘北メンバーの中で唯一試合中での退場、ないし交代の場面が見られない*2


【作中での活躍】



[彩子との出会い、そして…]
彼が彩子と出会ったのはバスケ部を見学しに行った時。
この頃のリョータはバスケを続けるか悩んでおり、そんな中での出会いだった。
そこにいた彩子に一目惚れしたリョータは入部を決断、しかしその彩子には相手にされなかった。
その為、彼女の未練を捨てようと沢山の女子生徒に告白するがフられまくる(その数10人)。

そんな中、以前から目立っていた彼は三井寿率いる不良グループに目をつけられる。
不良グループの暴行により入院してしまうが、倒すと決めた三井に集中的に攻撃した結果、三井も病院送りにした。
これが後の騒動の引き金になるのだが…


[スーパー問題児?]
退院後、他校の女子生徒に告白してフられた所を桜木軍団に目撃され
さらに翌日、その花道が彩子と一緒に歩いていたのを目撃してしまい誤解し激怒、花道と大喧嘩になった。
が、お互いに女運が無く恋い焦がれる人に振り向いて貰えない点から意気投合し和解。
ここから花道も「リョータ君」と慕うようになった。
このせいで、下の名前に漢字を当てられなくなった

その後は花道にフェイク(後のリョーちん直伝フェイク)を教えたりゴール下の練習に付き合ったりと良好な関係。
花道にとって、ゴリがゴール下の技術の師匠なら、リョータはボール運びの師匠と言える。

試合中においても縮こまった彼を上手くノセて本調子を取り戻させたり、
山王戦では「先制攻撃」として試合開始早々にアリウープを成功させるなどコンビプレーも見せている。


作中、桜木軍団以外で桜木の事を「花道」と呼ぶ数少ない人物だったりする。

なお、成績は問題児達の例に漏れず悪いが、何故か彩子に見てもらった所は次からは分かるようになる。
リョータ本人も「アヤちゃんが先生なら満点とれるかも」と言う程。

しかし、桜木軍団に初めて会った際に水戸洋平をリーダー格と見抜いたり、ケンカも強い等そっち方面では優れているようだ。
自分より体格の大きい相手にも物怖じせず、IHでは初戦で激突する豊玉の板倉にぶつかられて「見えんかったわ」と低身長を侮辱された際には「おい、切符買っとけよ。明日帰るんだろ?」*3と啖呵を切ってみせている。


最終回では、引退したゴリの後を継いでキャプテンに就任。
しかし、三井寿が冬の選抜まで残留するので、少々やりづらそうにしていた。

本編終了後を描いた黒板漫画では、リーダーシップに関する本を読み、キャプテンとしてのあり方を模索。「鬼キャプテンで行くか」と決意していた。


【余談】



[新訳・宮城リョータ]
ここまでが原作漫画で描かれた宮城リョータだが、実は彼の生い立ちやバスケをやっている背景は漫画本編内ではそれほどフォーカスされていない。
この今まで裏設定と言える部分が明らかになったのが2022年に公開された映画THE FIRST SLAM DUNKであり、この作品では桜木ではなく宮城がストーリーの中心人物・実質的な主人公として抜擢されている。
宮城が沖縄出身と聞いて驚きつつも自然と納得が行った人も多いのではないだろうか。
CVにも沖縄県出身の仲村宗悟が起用されている。

1998年に井上が描いた読み切り作品「ピアス」では幼少期の宮城と思われる人物が描かれており、この映画における幼少期の宮城も「ピアス」とほぼ同じ設定だが、「ピアス」の内容が映画でそのまま描かれているわけではない。原案のような立ち位置である。
「ピアス」はこれまで単行本に収録されておらず幻の作品と言われてきたが、先の映画の関連書籍にて初めて収録されることになった。

更に彼のその後が描かれ、渡米してアメリカのチームに所属しており、バスケの試合で沢北栄治と再び出会うことになった。

追記・修正こそアニヲタの生きる道なんだよ!!

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最終更新:2024年02月19日 13:39

*1 直前の三井達との乱闘に対する「お仕置き」(安西監督談)によるもの

*2 桜木は5ファールでの退場、交代などが、赤木は負傷による交代、三井と流川はスタミナ切れでの交代がそれぞれある

*3 要するに「俺達が勝つから帰る準備を今のうちにしておけ」という意味